アバター ジェームズ・キャメロン 3Dリマスターのレビュー・感想・評価
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美しい米映画=正しい×(自然観+正義漢)√家族愛
感想として誰もが認める超大作に申し訳ないんですが、鑑賞後、いや実は鑑賞中から↑タイトルに書いた構造のようなものが頭に浮かんでしまい、せっかくの“映像異世界”を心底は楽しめなかった。
その3D映像は、ちょっと映え加工をかけ過ぎたインスタ写真のようなキツさを感じるものの、当時も今としても実に素晴らしい。
ジェームズ・キャメロン監督は、T2今でも観るしタイタニック面白かったし(勢い余ってあのポーズを初デートの氷川丸でやってしまいのちに無事死亡)他の沢山のイイ映画に関わってるし、おまけに一人でマリアナ海溝にも行っているし、尊敬してます。
ただこの映画で私は、あのスピルバーグでさえジュラシックシリーズでその呪縛にどっぷり浸かっている上記の定式、まあポリコレと一言で断じても良いのですが、がお話しのまさしく基本構造になっている(気がしてしまう)ので、本作世界での
“正しい”自然や正義が本当にいつも正しいのか
なぜ、
愛を育む→即ち家族になる→即ちこの世の最上位価値は家族
という真理のみで、この異民族間の存続と繁栄を賭けた闘いの物語が淀みなく進むのか、観る客はそれを肯定し感動しないといけないのか、など本来娯楽のための鑑賞に余計なことを思ってしまう… なので評点も高くできない。勝手に考えすぎとは思いますが、十ウン年ぶりでもやりそう感じました。
そういえば初めて3Dで観た映画はアバターだった。当時はちょっと画面...
そういえば初めて3Dで観た映画はアバターだった。当時はちょっと画面が暗い印象があったのを覚えてる。今回のリマスタリングIMAX3Dはやはりそんなことはなく、予告映像を観るに続編は比較にならないくらい鮮明になっててすごいなと。
2009年公開時に観てない
知人より、殺人シーンが多いという感想(しかも複数)を聴き、公開時は観てません。
今回初めて観ましたが、殺人シーンが多いとは思えなかった。
それは、ウクライナ戦争が現実にあり、見ていることで感性が変わったのかもしれない。
ダンスウィズウルブズを思いだしたし、同様のテーマの映画がたくさんあった。こんな素晴らしいストーリーを10年以上前に作れるのに、現実は何も進歩してない。
ポルトガルのインド侵攻、オランダ東インド会社の東南アジア支配、アメリカ新大陸移民、こんな感じだったのだろか?そして今ウクライナ戦争。ついこないだはアフガニスタン戦争。感傷的になった。
映像に関しては、CGのキャラクターにも感情移入できるほど素晴らしい。森のシーンはジブリ的で、仏教的な輪廻の考えもある。この映画で世界に伝わったのだろうか?
永和・平和から遠くなりつつある今を考えさせられる2009年の映画でした。
なんの躊躇もなく★★★★★
劇場初アバターでIMAX3Dです。壮大な惑星の自然描写に圧倒されます。イクランの飛翔シーンには打ちのめされます。バトルシーンの緊張感に心拍数が上がります。衝撃的にかっちょ良いですもん。
白人が世界中で行なって来た殺戮侵略。先住民族の自然崇拝と精神世界。整理されてて個性的なキャラ。音楽も映像も、動物のデザインも、惑星の自然も、全部魅力的。キャストも完璧にハマってます。
コレは突き抜けてます、今見ても。レベル違いすぎて、以後の作品とは比べる気が起きないくらい。凄すぎてBMになり得ませんもん。
やっぱり大画面ですね。3Dも久しぶりでしたが、コレは3Dの価値あります。
良かった。
とっても。
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10/1 4DXで鑑賞。
やっぱり、IMAXの圧勝って事で。2の特別映像はIMAX版とは違ってた、てのと。3Dメガネは、IMAX3Dと互換性が無いってのを、今更知ったw
とても引き込まれました。
初めて、この映画を観たので、ストーリーを全く知らなかったせいかもしれませんが、とても引き込まれました。
3D映像なので、専用の眼鏡をかけて観たのですが、映像が立体的に浮かび上がって見えるので、とても迫力が有りました。
アバターを観たことが無いが、何となく興味が有る方は、3D映像が公開されている今、このチャンスに観て後悔しないと思います。
映像もストーリーも最高!
2009年に公開された映画『アバター』の続篇が公開されるのを機に、前作のリマスター版が2週間限定で上映された。前作は劇場で観られなかったので、非常に期待していた。
冒頭のシーンから度肝を抜かれた。これまでの3D映画とはまったく違う奥行きのある映像、そして明るさ。IMAXと3Dの相性の良さに驚き、古さをまったく感じないキャメロンの映像に酔った。ストーリーは最初と最後のシーンしか覚えていなかったが(^^;)。
続篇の公開が待ち遠しい。
今見ると、リアルに胸が苦しくなります
『ロードオブザリング』に続くかのように、またも揺るぎない名作にして革命的な大作がIMAXで再上映。
となれば劇場に行かないわけには参りません。
今見ると、どうしても力でねじ伏せようとする大佐(なんと❗️ドントブリーズのあのご老人ではないですか⁉️)がプーチンとダブって見えてしまい、何も学べていない我々人間の愚かさが身にしみて辛くなります。
指輪の魔力に負けてしまうのも、エルフやドワーフやホビットではなく、人間でした。
共生や調和よりも支配欲が勝る人間の罪深さ。
21世紀になってもなお帝国的支配を希求して止まない軍事独裁国家に囲まれた、極東の島国の行く末もなんだかとても気になるのでした。
近年の作品にも劣らない映像美
映画「アバター」自体は2009年に公開されたのにも関わらず、4KリマスターとHFRによりさらに映像の美しさが増したと実感しました。
今回IMAX 3Dで鑑賞しましたが、映像については非の打ち所がなかったです。
13年の技術革新が分かる最後の特典映像は必見!
最新技術で「映画」というものへの原点回帰。
①映画館で且つ3Dでは初鑑賞。世界的ヒットしていた時は観ませんでした。何故なら当時は私の中ではジェームズ・キャメロンの評価は凸凹だったから(仕事が超忙しくて映画館に行ってる時間が無かったというのもあるけど)。
②『殺人魚フライングキラー』(1981)△ジェームズ・キャメロンは自分の黒歴史として忘れたいみたいだけれども私は結構気に入ってます。
『ターミネーター』(1984) ◯
『エイリアン2』(1986) ◯
『アビス』(1989) △でも個人的には大好きな📽️
『ターミネーター2』(1991) ✕
『トゥルーライズ』(1994) △
『タイタニック』(1997) ✕
で、私の中ではだんだんと金は掛かっているが中身は薄い📽️を撮る監督という印象が強くなってきていたので、『アバター』(2009)もどうせ金を掛けて特撮技術が最新なだけで内容のない📽️だろうと独り合点して食指が動かなかったため。
③ところが2019年『アリータ:バトルエンジェル』(「銃夢」は読んだことないし初めは全く期待していなかったが)が完全に私のツボにはまってしまい映画館で連続14回の鑑賞。制作がジェームズ・キャメロンだったので現金ですが私の中でキャメロン株が高騰。そこで配信で『アバター』を初めて観たところ、これが本当に素晴らしいかった!食わず嫌いはダメだと改めて反省しました。
④で、今回初めての大スクリーン且つ3Dで観て再度感心・感動。あれだけ大ヒットしたからには世界中の人は少なくとも一回くらいは観て話の中身も知っているでしょうから此処では触れません。ストーリー自体はそれほど斬新なものではないし、今回観てご都合主義のところもあるのが分かったし。でもパンドラの生態系、特に人間の脳の神経細胞ネットワークに勝る🌲と🌳を結ぶネットワークをもっと掘り下げてほしかったくらい。それがナヴィの信じる“神”“精霊”と何かの関係があるのだろうし、あの鉱物とも何か関連があるのかもしれない。そして何よりも周りの自然の中に神性を感じるというのは私達日本人には馴染み深い世界観。『もののけ姫』(個人的にはあまり好きではないが)に少し似ているな、とも思いました。
⑤しかし何よりも感心するのは、『アバター』を観る楽しみは、そのままシンプルに(映画を)“観る”楽しみだと云うこと。スクリーン一杯に広がる最新特撮技術で創られた一つのワンダーランドを観ていると、映画の創成期に「映画」(動く写真)を観た人々の感激・感動を追体験しているような気持ちになる。ここで映画というのは一回りしたのかも知れません。
⑥シガーニー・ウィーヴァーが出てくるとどうしても“リプリーが出てきた!”と思ってしまうのは『エイリアン』シリーズリアルタイム世代の悲しいところ。しかしながら知的でいながらタフな女性というとやはり彼女になってしまうかな。ジョバンニ・リビシも『フレンズ』でフィービーの変人の弟役だったことを考えると凄い出世ぶり。
⑦2022.09.25. 映画館(3D&IMAX)で2回目の鑑賞。
衛星パンドラやナヴィに関するディテールと圧倒的な映像美によって、現実と錯覚してしまう。
次元が違うので正直点数をつけられない…
SFファンタジー作品の圧倒的なオリジナリティーと革新性。映像美と衝撃でいうと10年以上これを超える作品は現れてないわけなので困惑しますね。そして全くもって古びていない。2009年の映画がまるで最先端。
物語の展開だけとると王道感あるけど、ディテールの情報量が膨大なのでこのバランスが正解な気がする。初めて見るはずの衛星パンドラやナヴィに関する膨大な情報量をすーっと理解し飲み込めて、まさにそこにあることが当たり前かのような錯覚に陥る。
獲物の死骸にも祈りを捧げるナヴィの自然観、生命が大自然の中で循環している事実、それを重んじるナヴィの文化、とにかくディテールがいい。ナヴィ語を言語学者と開発したことをはじめ、新たな生命体の文化から創り上げているこの執念の仕事をリスペクトしたい。
ネイティリはじめナヴィのデザインの美しさに惚れ惚れできるクオリティーは最高だし、英雄の顔つきになっていくジェイクも魅力的でいい主人公だった。キャラクターの心の動きが丁寧に描かれていたのも入り込める要素になっていて好感を持ちました。
タイトルをナヴィとかにせずアバターにしているのもお洒落でいいです。ジェイクは兄のアバターでもあった訳ですよね。アバター全編通して皮肉が効いてるけど歴代No.1作品なのほんと不思議で面白い。
すごい!
かつて、字幕版、吹き替え版両方観た記憶。今観てもすごい!(リマスター込みでも)
最近、動画配信が流行っているがやはり、映画館でしか味わえない非日常の体験です!
当時は映像すごい!が先に立ったけど、年とって観ると違う見方ができますね。
サム・ワーシントンの全盛期、アバターもちゃんと本人に見える!そして「ドントブリーズ」のオッチャンも出てたんだな。ミシェル・ロドリゲスは相変わらず男前。続編楽しみになりました!
今でも最高の体験の一つ。
当時劇場でアバターを観たときは小学生。
あのときはただただ映像美に感動と興奮を覚え、今となってはあの日を境にIMAXの素晴らしさと劇場で映画を観ることが好きになった気がする。
あの日は父親と観に行き、映像に気を取られてストーリー解釈は置き去りになってしまったが、帰りの車内で映像の綺麗さやこのあとどうなるんだろう、続きはありそうだけどね〜なんて話をしたのも思い出した。
それから時が経ち、さらに綺麗になった映像をIMAXで観れて嬉しい…というか泣きそう…
当時と違うのはこのリマスターを一人で観に行っていることと観ながらにしてストーリーを理解してきちんと映画に向き合えていること。
それだけ時が経ってしまったがあの頃とまるで変わらない気持ちにさせてくれるアバターは自分の中では特別な映画であることは間違いない。
この続編を素晴らしい環境(IMAX)で観れるなんて今から12月16日が楽しみで仕方ない!!!
映画を好きにさせてくれてありがとう!!!
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