アバター ジェームズ・キャメロン 3Dリマスターのレビュー・感想・評価
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IMAX 3D体験、これは凄い!
これはお薦めである。
「映画館で観なければ、本作を真の意味で観たことにはならない」と、ジェームズ・キャメロン監督が仰せ。
まさにそのことを共感できた。
2009年は劇場で観ることができず、たしか動画配信で鑑賞したときも衝撃を受けたが、その何倍もの衝撃というか、3時間があっという間に感じた3D映像は感動もの。
ソフトに植民地化するかバードに植民地化するか
公開時みたのだけど覚えていたのはワイルドなヘリの女性となんか青い人たちが飛んだりしてたってとこだけだった。主人公が海兵隊の負傷兵という設定で意外としっかりプロットがあるんだなあと思った。ナヴィ語とか彼らの文化とか。
クラゲみたいな精霊が弓を止めるシーンがロマンチック。でもスペイン人侵略者を神様だと思って絶滅させられた人たちもいるしね。若いころなら許したけど今なら即殺すかな。
力づくで占領しようとする大佐たちが悪なのはそうとしても、英語教育や文化伝達などソフト戦略も結局のところ人間側の利益のためにやっているだけで、ナヴィたちからしたらいい迷惑だ。
わからないと思いつつも英語で話し続けたり、いきなり握手という自分たちのプロトコルで挨拶をしようとしたり、アメリカ人の傲慢さが遺憾無く発揮されていた。
彼は同化を選んだわけだけど、それは特殊ケースでしかなく、行き着く先はコストパフォーマンスに見合うかどうかになるのでは(金や人的被害を考えてもコストにみあうのであれば攻め続ける)
なんだかやるせなくなった。
映像や躍動感は素晴らしくて映画館で楽しみたい映画。バトルシーンがけっこう頻繁にあり、3時間近くずっと興奮しっぱなし。信頼を得ていく過程も丁寧でよい。
ジェイクは選ばれしものとして調和を生むのか。
続編でどう決着するのだろう。楽しみ。
IMAX(Digitalサイズ1.90:1)、3D(IMAX)、SF映画 ファン必見
初公開時、ジェームス・キャメロン監督╋画期的な3D映画ということで期待して観賞。ジェームス・キャメロン監督が寸分のスキもない最高の映画をまたまた作ってくれたと感激したものです。
今回、IMAX3DレーザーGT╋リマスター(映像HDR,音9.1ch化)╋特別映像で、IMAXで観賞できるは、願ったりかなったりの観賞に。3Dのクオリティ、画質、臨場感、音響全てにバージョンアップした古さを感じさせない今の新作と遜色ないクオリティになっています。
IMAXを最大限活かした映像にIMAXならではの3Dにしあがっているので、IMAX-GTレザー設備の映画館で観賞。今回の観賞は、STORYが今の時代とリンクしてしまい、初公開時のSFファンタジーという作品として楽しんだのと違い、今現在の世界情勢の現実味ある事が頭をよぎり、大国や軍隊が人類の歴史に多々繰り返してきた領土、宗教、民族・・・を考えてしまい、映画を楽しむと同時に、悲しさも感じじたのでした。
この作品、IMAXの良さ(映像、3D、音、画面内に入り込んだかのような体験的臨場感)で、IMAXが最大限詰まったIMAXプロモーション作品と言っても良いような映画表現作品に感じました。
★IMAX-GTレーザー観賞
★重低音 ⭐⭐
★音圧 ⭐⭐
★分離度 ⭐⭐
★移動音 ⭐
★サイド(上、後、活躍度)⭐
★サラウンド ⭐⭐
IMAXならではの厚みのあるダイナミックレンジの広い音を聴かせてくれる。
脚本演出そして映像美、全てがバランス良いです。
この映画のサムネを見ただけで「うわぁぁぁぁ(泣)」と感涙してしまうファンです。
13年経っても色褪せず、他のCG映画に劣らず。いつまでも高く高く輝く星のような映画です。
13年前、とても興味があったけれど当時子供で、観に行くことができなかった代わり、今回の2週間限定公開までの間、1日2回観るのも容易いほど大好きな作品です。
青く美しい見た目のナヴィと、強く逞しく、そして気まぐれで可愛いネイティリと、器空っぽの正しいことをするジェイク、2人の異種族の交流も、とても繊細で大胆で、美しいです。
クレジットの後、2の特別映像も見せてくださり、本当に濃密で、特別な時間でした。
ずっと上映していたらいいのに…、、笑
アバターを周りで小1時間語る相手もおらず、ここでしか感想らしい感想は書けないのでつらつら書いております。
まずデザインの部分で部族が言葉のほかに、感嘆文や怒りの時の「ガルルル」など、動物らしさも出ていて本当に本当に素敵なんですよね、最後ジェイクも動物らしさ剥き出しだったのが「ぁあ…最高……」と…笑
そして脚本、王道なのでほんとうに見ていない方に見てーーーーーー!!!って。おすすめしたくて…。
人間が異種族の体に変身して、その異種族たちと交流するお話!とっても綺麗、そして、ロマンスだけでは無い、と、3時間って言わずに見せたらみんな見るかな…笑
3Dより、IMAXのみで、増し増しに大迫力の映画でも良かったかなと思います。3Dメガネのレンズが黒いので、全体的に作品の明度が落ちてしまっていましたから…(^^)もったいなく。
アバター2はきっと、3D上映を考慮して、さらに没入感増し増しのストーリーになるんだろうなと思って、今から天にも昇る思いで、とても楽しみです☺️
貴重な再上映、ありがとうございました…!
3D映画上陸初期の作品を、最新リマスターでもう一度
アバターは私が高校時代に上映された。当時は3Dってなんぞや?という具合で、会場に行ったらメガネを渡されて怪訝に思ったことを覚えている。当時のスクリーンは今ほどクオリティはよくなく、シーンによってはボケて見えてしまう難点があった。しかも地方都市に辛うじて出来たような映画館だったので尚更だった。それでもその初めての感覚と映像美に驚かされたものだ。
時が移り、スクリーンは良くなり難点だった視界のボケや酔いもほぼ解消され、いまやレーザー技術でより鮮明な映像を楽しめるようになった。私も社会人となって東京の大スクリーンで見ることができるようになっている。そんな今だからこそ、このアバターはもう一度観るに値すると思う。
技術の進歩だけでなく、環境破壊が進みや社会情勢の変化により、そこに込められているメッセージ性も増している。言い換えれば、あの時代から既に叫ばれていた問題に何一つとして答えを出せていないのが今の社会だと思い知らされる。
是非ともこの機会に、この映画を体験してほしい。
美しい米映画=正しい×(自然観+正義漢)√家族愛
感想として誰もが認める超大作に申し訳ないんですが、鑑賞後、いや実は鑑賞中から↑タイトルに書いた構造のようなものが頭に浮かんでしまい、せっかくの“映像異世界”を心底は楽しめなかった。
その3D映像は、ちょっと映え加工をかけ過ぎたインスタ写真のようなキツさを感じるものの、当時も今としても実に素晴らしい。
ジェームズ・キャメロン監督は、T2今でも観るしタイタニック面白かったし(勢い余ってあのポーズを初デートの氷川丸でやってしまいのちに無事死亡)他の沢山のイイ映画に関わってるし、おまけに一人でマリアナ海溝にも行っているし、尊敬してます。
ただこの映画で私は、あのスピルバーグでさえジュラシックシリーズでその呪縛にどっぷり浸かっている上記の定式、まあポリコレと一言で断じても良いのですが、がお話しのまさしく基本構造になっている(気がしてしまう)ので、本作世界での
“正しい”自然や正義が本当にいつも正しいのか
なぜ、
愛を育む→即ち家族になる→即ちこの世の最上位価値は家族
という真理のみで、この異民族間の存続と繁栄を賭けた闘いの物語が淀みなく進むのか、観る客はそれを肯定し感動しないといけないのか、など本来娯楽のための鑑賞に余計なことを思ってしまう… なので評点も高くできない。勝手に考えすぎとは思いますが、十ウン年ぶりでもやりそう感じました。
そういえば初めて3Dで観た映画はアバターだった。当時はちょっと画面...
2009年公開時に観てない
知人より、殺人シーンが多いという感想(しかも複数)を聴き、公開時は観てません。
今回初めて観ましたが、殺人シーンが多いとは思えなかった。
それは、ウクライナ戦争が現実にあり、見ていることで感性が変わったのかもしれない。
ダンスウィズウルブズを思いだしたし、同様のテーマの映画がたくさんあった。こんな素晴らしいストーリーを10年以上前に作れるのに、現実は何も進歩してない。
ポルトガルのインド侵攻、オランダ東インド会社の東南アジア支配、アメリカ新大陸移民、こんな感じだったのだろか?そして今ウクライナ戦争。ついこないだはアフガニスタン戦争。感傷的になった。
映像に関しては、CGのキャラクターにも感情移入できるほど素晴らしい。森のシーンはジブリ的で、仏教的な輪廻の考えもある。この映画で世界に伝わったのだろうか?
永和・平和から遠くなりつつある今を考えさせられる2009年の映画でした。
なんの躊躇もなく★★★★★
劇場初アバターでIMAX3Dです。壮大な惑星の自然描写に圧倒されます。イクランの飛翔シーンには打ちのめされます。バトルシーンの緊張感に心拍数が上がります。衝撃的にかっちょ良いですもん。
白人が世界中で行なって来た殺戮侵略。先住民族の自然崇拝と精神世界。整理されてて個性的なキャラ。音楽も映像も、動物のデザインも、惑星の自然も、全部魅力的。キャストも完璧にハマってます。
コレは突き抜けてます、今見ても。レベル違いすぎて、以後の作品とは比べる気が起きないくらい。凄すぎてBMになり得ませんもん。
やっぱり大画面ですね。3Dも久しぶりでしたが、コレは3Dの価値あります。
良かった。
とっても。
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10/1 4DXで鑑賞。
やっぱり、IMAXの圧勝って事で。2の特別映像はIMAX版とは違ってた、てのと。3Dメガネは、IMAX3Dと互換性が無いってのを、今更知ったw
とても引き込まれました。
初めて、この映画を観たので、ストーリーを全く知らなかったせいかもしれませんが、とても引き込まれました。
3D映像なので、専用の眼鏡をかけて観たのですが、映像が立体的に浮かび上がって見えるので、とても迫力が有りました。
アバターを観たことが無いが、何となく興味が有る方は、3D映像が公開されている今、このチャンスに観て後悔しないと思います。
映像もストーリーも最高!
今見ると、リアルに胸が苦しくなります
近年の作品にも劣らない映像美
最新技術で「映画」というものへの原点回帰。
①映画館で且つ3Dでは初鑑賞。世界的ヒットしていた時は観ませんでした。何故なら当時は私の中ではジェームズ・キャメロンの評価は凸凹だったから(仕事が超忙しくて映画館に行ってる時間が無かったというのもあるけど)。
②『殺人魚フライングキラー』(1981)△ジェームズ・キャメロンは自分の黒歴史として忘れたいみたいだけれども私は結構気に入ってます。
『ターミネーター』(1984) ◯
『エイリアン2』(1986) ◯
『アビス』(1989) △でも個人的には大好きな📽️
『ターミネーター2』(1991) ✕
『トゥルーライズ』(1994) △
『タイタニック』(1997) ✕
で、私の中ではだんだんと金は掛かっているが中身は薄い📽️を撮る監督という印象が強くなってきていたので、『アバター』(2009)もどうせ金を掛けて特撮技術が最新なだけで内容のない📽️だろうと独り合点して食指が動かなかったため。
③ところが2019年『アリータ:バトルエンジェル』(「銃夢」は読んだことないし初めは全く期待していなかったが)が完全に私のツボにはまってしまい映画館で連続14回の鑑賞。制作がジェームズ・キャメロンだったので現金ですが私の中でキャメロン株が高騰。そこで配信で『アバター』を初めて観たところ、これが本当に素晴らしいかった!食わず嫌いはダメだと改めて反省しました。
④で、今回初めての大スクリーン且つ3Dで観て再度感心・感動。あれだけ大ヒットしたからには世界中の人は少なくとも一回くらいは観て話の中身も知っているでしょうから此処では触れません。ストーリー自体はそれほど斬新なものではないし、今回観てご都合主義のところもあるのが分かったし。でもパンドラの生態系、特に人間の脳の神経細胞ネットワークに勝る🌲と🌳を結ぶネットワークをもっと掘り下げてほしかったくらい。それがナヴィの信じる“神”“精霊”と何かの関係があるのだろうし、あの鉱物とも何か関連があるのかもしれない。そして何よりも周りの自然の中に神性を感じるというのは私達日本人には馴染み深い世界観。『もののけ姫』(個人的にはあまり好きではないが)に少し似ているな、とも思いました。
⑤しかし何よりも感心するのは、『アバター』を観る楽しみは、そのままシンプルに(映画を)“観る”楽しみだと云うこと。スクリーン一杯に広がる最新特撮技術で創られた一つのワンダーランドを観ていると、映画の創成期に「映画」(動く写真)を観た人々の感激・感動を追体験しているような気持ちになる。ここで映画というのは一回りしたのかも知れません。
⑥シガーニー・ウィーヴァーが出てくるとどうしても“リプリーが出てきた!”と思ってしまうのは『エイリアン』シリーズリアルタイム世代の悲しいところ。しかしながら知的でいながらタフな女性というとやはり彼女になってしまうかな。ジョバンニ・リビシも『フレンズ』でフィービーの変人の弟役だったことを考えると凄い出世ぶり。
⑦2022.09.25. 映画館(3D&IMAX)で2回目の鑑賞。
衛星パンドラやナヴィに関するディテールと圧倒的な映像美によって、現実と錯覚してしまう。
次元が違うので正直点数をつけられない…
SFファンタジー作品の圧倒的なオリジナリティーと革新性。映像美と衝撃でいうと10年以上これを超える作品は現れてないわけなので困惑しますね。そして全くもって古びていない。2009年の映画がまるで最先端。
物語の展開だけとると王道感あるけど、ディテールの情報量が膨大なのでこのバランスが正解な気がする。初めて見るはずの衛星パンドラやナヴィに関する膨大な情報量をすーっと理解し飲み込めて、まさにそこにあることが当たり前かのような錯覚に陥る。
獲物の死骸にも祈りを捧げるナヴィの自然観、生命が大自然の中で循環している事実、それを重んじるナヴィの文化、とにかくディテールがいい。ナヴィ語を言語学者と開発したことをはじめ、新たな生命体の文化から創り上げているこの執念の仕事をリスペクトしたい。
ネイティリはじめナヴィのデザインの美しさに惚れ惚れできるクオリティーは最高だし、英雄の顔つきになっていくジェイクも魅力的でいい主人公だった。キャラクターの心の動きが丁寧に描かれていたのも入り込める要素になっていて好感を持ちました。
タイトルをナヴィとかにせずアバターにしているのもお洒落でいいです。ジェイクは兄のアバターでもあった訳ですよね。アバター全編通して皮肉が効いてるけど歴代No.1作品なのほんと不思議で面白い。
すごい!
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