少女は卒業しない

劇場公開日:

少女は卒業しない

解説・あらすじ

直木賞作家・朝井リョウの連作短編小説を原作に、廃校前の高校を舞台に4人の少女の卒業式までの2日間を描いた青春恋愛映画。

廃校を控え、校舎の取り壊しが決まっている高校。進学のため上京するバスケ部長・後藤由貴は、地元に残る恋人・寺田との関係が気まずくなっていた。軽音楽部長の神田杏子は、幼なじみの森崎に思いを寄せている。クラスになじめず図書室に通う作田詩織は、図書室の管理をする坂口先生に淡い恋心を抱いている。そして卒業生代表の答辞を務める山城まなみは、ある思いを恋人に伝えられずにいた。

「サマーフィルムにのって」の河合優実がまなみ役で映画初主演を務め、「アルプススタンドのはしの方」の小野莉奈、「ヤクザと家族 The Family」の小宮山莉渚、「かそけきサンカヨウ」の中井友望が共演。短編「カランコエの花」で高く評価された中川駿が監督・脚本を手がけた。

2023年製作/120分/G/日本
配給:クロックワークス
劇場公開日:2023年2月23日

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(C)朝井リョウ/集英社・2023 映画「少女は卒業しない」製作委員会

映画レビュー

1.5退屈の極み

2025年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

見ていて退屈でしたが、河合優実さんの演技が見たくて我慢して最後まで見通しました。

途中ハラハラしたりドキドキしたり感動したり泣いたりのエンタメ性が皆無であり、かと言って終盤での驚くような逆転劇もありません。
河合さんをはじめ役者さんたちは頑張っているのだと思いますが、誰が演じても良作にならない退屈な脚本と言わざるを得ません。

ストーリー性が弱すぎるというか展開が無さすぎです。四人の女子生徒のストーリーが並行して進行するのですが、どれもつまらない。当該四人の関係性が希薄なのもガッカリさせられたポイントです。

どこかで見たような陳腐なカメラワークにもウンザリでした。

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クネーゴ

3.5少女達にとって学校は世界の全てだった

2025年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

こうしておけば良かった、ああしておけば良かったというのはたくさんある。それでも前に進んでいく。

全体を通して少女たちの親が登場しなかったのが良かった。そこには親でも干渉できない、少女達の世界があったことが分かる。

まなみにとって学校は唯一また再開できる場所。その学校が無くなり、卒業するということはなんとも辛い。
まなみの涙に共感できる。

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ABCD

3.5桜…散りゆくサクラ

2025年4月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

…卒業式
木々交々の季節
卒業したい人したくない人
卒業生の思いはそれぞれにあるけど
"このままず~といたい"と
思う気持ちはわかる
…人生の通過点
高校の時の成長は大きい
大人になる前の一歩
それぞれのエピソードはよかった
山城まなみ(河合優実)が初々しさが
際立って見える
卒業生答辞
亡くなった彼に読み上げた時…
彼との思い出に涙したところは
感極まる

一番心に残るエピソードは
人と関われない作田(中井友望)と
坂口先生(藤原季節)のエピソード
二人の会話が微笑ましくて
暖かくもありました
この多感な時期を
後に思い出し笑って
微笑むことができたら…幸せ

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しろくろぱんだ

4.0どうだ、思い知ったか

2025年2月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

卒業という雰囲気だけで、もう泣ける。

これまでの流れが全くわからず、卒業式2日前……。
断片的にそれぞれの卒業式への心情投げつけられても……、と戸惑いながら断片を繋げて行くと全体像が視えてくる。

観てた人は皆、振り返るはずそしていろいろと重ねて、感慨にふけたくなる……。
重厚な三年間が在ったから、2時間の中にもソレを見い出せる。

留まる事は許されないからこそ、卒業したくないという感傷に浸れる。
いつまでも浸って居たくなる……。

ずいぶん昔の事だからイイのかも知れない。
また、冬の終わり頃に観たくなる作品。

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奇妙鳥