映画 イチケイのカラスのレビュー・感想・評価
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令和 “月9” 1位高視聴率ドラマ映画化
またこのパターン
どうにも、ワンパターン。
TVシリーズがあった事も知らない。
骨組が何かと似てる。
全然違う題材で、全然違うキャストで、全然違う物語なのに、フジ系の作品群でよく見かける。
どうにもこのパターンに味をしめてるようで…胃もたれを感じる。
役者陣にもその諦めはあるかのようで…皆さま達者だからこそ、悪い意味で誤魔化せてしまえてるいるようだった。
まぁ、とにかくよく喋る。
全部。
あらゆる事を台詞で説明しようとする。
タンカーの内部が汚染されていたかもしれない事を裁判官が喋りだした時には、さすがに開いた口が塞がらない。いや、あんた…それこそ憶測だよね?しかも、それを証明するとまで言っちゃったよね。
揺るぎない証拠もないのに何を断言しとるんだ、キサマは。世の中の裁判官を侮辱する気か?
もう空っぽすぎてついていけない。
吉田さんが心情を吐露した時も、なんか感動を促すようなBGMがかかる。
傍聴席では鼻をすする声。脇役達も泣きの芝居をしてる。
いや、なんで?
悔しいんじゃないの?吉田さん的には。
そもそも感動できる話ではないだろう?汚染物質を垂れ流してるわけだから。言うなれば、水俣病を被害者達が容認し隠蔽してるってって事だろう?
超大手の車の工場がある地域にも同じような問題が起こってるのだろうか?それを糾弾する狼煙だとするなら見上げたジャーナリズムだとは思うが…。
それはそれとして、そんな内容の話を無理やり感動的に変換しようと取り繕ってみても無理だよ。
こっちの頭には「???」しか浮かばないわ。
主人公の裁判官が初公判で着席し、顔を上げた次のカットが吉田さんとか…これまた盛大に「???」だわ。
なんか接点あった?ただの町医者だろ?多少は綺麗だと思うが…これから裁判しますって時に、裁判官の目に留まるのが町医者なのはなんでだ?
まぁ、その後の展開でああいう告白をするからなのだけど、全く無用なサービスカットだと思う。
冒頭のタンカーにしたって、てっきり帰路だと思ってたら、どうやら積荷はまだ積んでいたようで…て事は往路になるわけで。だったら、船首を奥手にしとかんかいって思うのだけど、この辺りも腑に落ちず。どうにも物語の核の部分がおざなりなような気がするのだ。
運搬する間、その速攻性のある有害物質は撒き散らかされてたわけなのだろ?
大桃すってんころりん事件とかで済むような話でもないように思うんだが…。そもそもそんな物の処理費用は企業が絡んでないと捻出もできなかないか?
なぜ、企業は無関係って立ち位置にしたのだ?
スポンサーへの忖度か?
小雨が降ってるのに黒木さんの服も、斎藤さんの顔も黒木さんの顔にも一滴の雨もかかってないとか、なめてんのか?黒木さんとかグレーっぽい服着てたから濡れたら凄く目立つように思うんだけど、全く目立たないし。
もうちょっと面白くできそうな題材なのだけどヘボすぎるわ…。
黒木さんだけ抜群に良かった。
とある俳優さんなんかは、どうせやりたい事をやらしてもらえないからって、消化試合のような感じにも見えた。
冒頭とラストが雨に濡れた自転車。
…はぁ!?
これを求めていただろうか
黒木華はすごいね。このキャラクターを完璧に演じきってるもん。それ観てるだけで楽しい。
斎藤工は「なんで、この仕事を受けたのかな」って感じなのね。そんなにメジャーな映画に出る感じもしないし。作品のカラーにちょっと合わない気がするの。
みんなで掛け合いしながら進んでいって、そこは楽しいね。
しかし肝心の事件はどうなんだろう。「そうだったのか!」という感じはあるけど、無駄に重い話な気もする。《イチケイのカラス》にこれを求めるかな。
斎藤工を殺すかどうかは、脚本家はちょっと悩んだろうな。あんまり意味ないんだよね。ただ話をちょっと大事にしたかっただけっていう。
なんか、映画化ってことで、制作陣も気負ったのかな。軽く面白い話で良かったと思うんだけど。
微妙〜〜〜!!
原作とドラマは未見です。
評価が高めなのと黒木華ちゃんが好きなので観てみました。
・・・あぁ、邦画あるあるの まわりくどい演出や理屈っぽいセリフ、泣かせようとする過剰な回想シーンなど、全てが微妙なさじ加減で見受けられ、30分ほど観て『参ったなー』と思ってたんですが、斎藤工さんのあたりから引き込まれて、一瞬入り込めたものの、吉田羊の冷酷な一言で冷めました。あれはないわー
あと、あんな大きな地場企業の死活問題なのに、社長クラスは何で出てこないの?
あと、あの程度の法律規制は改善改良で対応していくしか無いんじゃないの?どうして人殺すの?
え?公害ならもっと被害者いるんじゃないの?子供1人だけ?
など、ツッコミどころが多くてモヤモヤしっぱなし。非現実的な設定に首を傾げっぱなし。
斎藤さんは素敵。
向井理、最後にええとこどり!
あと、黒木華ちゃん、ダイエットしよか。体型やばくなってる。せっかく可愛いし演技上手いのに。
それと野球のシーンは一切いらないかなと思う。
以上!全てが微妙!
スケールを広げすぎた感はあるが良作
劇場版ということで、冒頭からイージス艦を登場させ、国を相手にするなどスケールを大きくしようという感じが伝わってきました。
ただ事件の本題はとある田舎で起こった話。無理に大臣などを登場させない方がスマートになったんじゃないかと思いました。
内容は実社会にも起こり得る話で、田舎では企業が少ないので雇用がなくなることは命取りです。
町の秘密を明らかにして良かったのか、十年先、数十年先しか分からないと思いますが、興味深く観させてもらいました。
今の世の中を暗喩した大変重要な作品である
原作もドラマも全く知りません。みちお(竹野内豊)と千鶴(黒木華)を中心として、健康損害賠償裁判を展開していく物語になっています。
私は映画を観る際、いつもこの映画が伝えたかったキーワードを探しながら観賞しています。
この映画のキーワードは「隠ぺい」と感じ、今の世の中を暗喩しているのだと思いました。
ご存知の通り、今の世の中は、政治家等によって多くの隠蔽がなされている疑いがあります。例えば、最近コロナワクチンの不都合な真実が週刊誌で報道されるようになりましたね。
そういった意味で、この映画が伝えていることは重要なことだと思います。
最後の方の人間ドラマもジーンときました。千鶴の成長も感じるドラマでした。
法律に疎い人でも分かる良作です。
盛りだくさんの事件だった
SPドラマを見てからがおすすめ!
キャラ崩壊ムービー
こんなに飄々とした竹ノ内豊さんは見たことがない。『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』など堅物な役が多く、暗い印象を持っていましたが、今作で破天荒な一面を見せてくれて非常に面白かったです。
黒木華さんもクールな印象の多い女優さんでしたが、熱血正義感バリバリの新米弁護士で尚且つ、感情的な人物という設定で、劇場を大いに楽しませてくれました。
今作で邦画俳優の固定観念みたいなイメージを変えてくれる実験的映画でもありました。
ストーリーの中心は坂間千鶴VS工場の場面が多く、イージス艦とタンカーの衝突事故は物語をよりシリアスに描くおまけのような印象でした。
伏線が多く、細かい演出もその一つがこの映画の見どころ。映画とドラマのハイブリッド作品という印象でした。
斎藤さんだぞ!
テレビから好きで1/14㈯放送のスペシャルドラマもしっかり見てからの鑑賞です。
なんか見ていてワクワクするドラマなんですよ~。本作もワクワク、クスクスしながら観ました。ラストは私の満足度メーターである背中ゾワゾワもしっかり感じて大変楽しく観られました。
途中、月本がなぜあのタイミングで殺られたのが腑に落ちなかったのですが、ラストでの月本の活躍?で納得がいきました。
私的には今年1番の作品だと思います...、まだ観たのは3本目ですけど(笑)
国家権力に立ち向かうってやり過ぎじゃない
と、思って鑑賞したら、そこは良い感じにまとめられていて、やり過ぎ感も無く良い意味でホッとしました。
TVドラマではお決まりの法廷画家が出てこないのは残念でしたが、映画としては、泣けて笑えると言うTVシリーズ同様完成度はあったかと思っています。
活躍する坂間千鶴
なんかスッキリしないし泣けないし
1 思っていたより良かった
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