映画 イチケイのカラスのレビュー・感想・評価
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キャラ崩壊ムービー
こんなに飄々とした竹ノ内豊さんは見たことがない。『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』など堅物な役が多く、暗い印象を持っていましたが、今作で破天荒な一面を見せてくれて非常に面白かったです。
黒木華さんもクールな印象の多い女優さんでしたが、熱血正義感バリバリの新米弁護士で尚且つ、感情的な人物という設定で、劇場を大いに楽しませてくれました。
今作で邦画俳優の固定観念みたいなイメージを変えてくれる実験的映画でもありました。
ストーリーの中心は坂間千鶴VS工場の場面が多く、イージス艦とタンカーの衝突事故は物語をよりシリアスに描くおまけのような印象でした。
伏線が多く、細かい演出もその一つがこの映画の見どころ。映画とドラマのハイブリッド作品という印象でした。
斎藤さんだぞ!
テレビから好きで1/14㈯放送のスペシャルドラマもしっかり見てからの鑑賞です。
なんか見ていてワクワクするドラマなんですよ~。本作もワクワク、クスクスしながら観ました。ラストは私の満足度メーターである背中ゾワゾワもしっかり感じて大変楽しく観られました。
途中、月本がなぜあのタイミングで殺られたのが腑に落ちなかったのですが、ラストでの月本の活躍?で納得がいきました。
私的には今年1番の作品だと思います...、まだ観たのは3本目ですけど(笑)
国家権力に立ち向かうってやり過ぎじゃない
と、思って鑑賞したら、そこは良い感じにまとめられていて、やり過ぎ感も無く良い意味でホッとしました。
TVドラマではお決まりの法廷画家が出てこないのは残念でしたが、映画としては、泣けて笑えると言うTVシリーズ同様完成度はあったかと思っています。
活躍する坂間千鶴
なんかスッキリしないし泣けないし
1 思っていたより良かった
凝ってる
ドラマを全然知らずに鑑賞したけど、
黒木さんの出演作久しぶりに鑑賞しましたが、いや、面白かったです。流石です。配役が、皆んな良かったし。
話が大きいのがオーバースケール気味でしたが、最後の是非の結果が考えさせられます。
最後にプラント経験者ですが、30年前なら兎も角、この様なことがあればすぐバレます。
テンポが微妙
ヌハハハハ
ドラマは未鑑賞ですが、「コンフィデンスマンJP」の田中亮監督ということでそこそこ期待していたのですが、期待通りの力作でした。ドラマの映画化は近年失敗しがちですが、今回は中々良かったんじゃないでしょうか。やっぱりすごいよ、田中監督。
入間みちおと坂間千鶴というキャラクターの名前、一生忘れない気がする。名前のインパクトもそうだし、個性強くて、竹野内豊と黒木華の演技が最高で、愛しさ100%の人物でした。「素敵な選TAXI」といい、本作といい、竹野内豊は何考えているか分からない能天気な役柄が超似合う。入間みちお見たさにドラマも見てみよっかなと思えるくらい、いいキャラしてました。
序盤の面白いものが始まるぞ感にはテンション上がったし、名前の紹介の仕方、笑い、カメラワークなど、田中亮監督らしい演出にはコンフィデンスマンを思い出して鳥肌。この監督の上品さには見とれちゃう。テンポもいいし、開始1分にして見応えもあるし、これドラマ見ていたらなお最高だったろうなぁと思いました。まさかの人物の登場には驚きを隠せませんでしたし笑
斎藤工も向井理も良さが引き出せており、Good。ドラマ見てないけど、劇場版としての落とし込みがなかなか上手いように感じられました。シリーズ化出来そう。しかしながら、後半から一気に失速しちゃったのはすごく勿体なかったな。痛快、爽快さに欠けるし、急に作りが粗い。感動もできないしね。
あまりしっくり来ないラストで、頭に?が浮かんだままだったけど、エンドロール中の追加カットには笑えて、後味はスッキリ。田中組常連の小日向文世と桜井ユキも、最後までチョイ役としていい味を出していました。
こういう裁判もので安定した面白さを提供できるのはすごい。誰でも笑えて楽しめるエンターテインメントとしては、かなりいい作品なのではないでしょうか。原作・ドラマファン、そして見ていない人も是非。
ベタだけど予想外の展開、笑いと涙
テレビドラマなしでも楽しめると思いますが、やっぱりテレビドラマ見てからがオススメです。
一昨年のテレビドラマと、1/14のスペシャルドラマを見てから鑑賞がオススメです。
映画になるということで、録画していた過去のテレビドラマ録画番組から掘り起こしてまずはドラマ見ました。法廷ドラマということですので、いわゆる裁判シーンも見ものですが、このドラマはヒューマンドラマで、(ほぼ)毎回泣いてしまいました。予想通りの展開もありますが、予想外の展開にもなりつつ、いろいろな人の想いで涙でした。
入間みちおと坂間千鶴のホンワカして、ラブコメ要素も良いです。
入間みちおはまさに竹野内豊のハマり役で少年のような大人、、、と言うよりは、大人風の少年です。坂間千鶴も、やっぱり黒木華のハマり役で、とても真面目だけど可愛らしい役です。どちらも愛すべきキャラクターでした。
小日向文世もとてもハマり役。
それぞれ当て書きされたようなキャラクターでした。
映画はその流れをそのままで、ストーリーや配役がパワーアップしています。ドラマと同じく、笑いあり涙あり、展開も土地までは予想通りで途中から予想外の展開になるところもそのままです。
まさかそんな展開とは、、、後半に行くにつれて良い展開でした。
あの人のあのセリフ、刺さりました。
今回は、黒木華の涙が良かった。
西野七瀬が脇役すぎて、もうちょい見たかったです。
テレビドラマから、スペシャルドラマ、そして映画と、日本のテレビドラマからの延長線なので、テレビドラマのままでも良いのでは?とも思いますが。
テレビであれば十分なVFXも、映画だとちょっとしょぼいですし、重さというか重厚感というか、、映画としてはあと1歩と思う点もあります。
でも、やっぱりこの流れはテレビ好き映画好きとしては嬉しいです。
続編あるといいですね。
物語のフォーカスが甘いです
真実を追求する裁判官を描いて人気を博したイチケイのカラス。昨日はテレビスペシャルも放送されて期待も高かったのですが、この映画に関してはストーリーのまとめ方が甘い感じです。
イージス艦と運搬船の衝突の話から始まり、工場汚染の話と絡んで物語が進みます。しかしイージス艦の衝突は余計な話で、工場による汚染の話だけで充分な内容ではないかと。わざわざ政治がらみにする必要性はなかったと感じます。政治の話は工場の件とは全く別の話で、しかも大した内容のない真実。個人的には、これに時間をかけるくらいなら斎藤工が演じた弁護士の過去の話を詳しくした方が良いのになと思いました。
メインとなる工場汚染の話も実はよくわかりません。それほどに毒性の強いものなら、もっと大量に被害が出ているように思いますし、具体的な被害も不明確。隠しているのも町ぐるみなのか私的なものなのか?人が死んだり、放火があったり、政治的圧力があったり、盛りだくさんだけど消化不良みたいな感想。駄作とまでは言いませんが、正直に言うとテレビシリーズ、テレビスペシャルの方がずっと良い出来栄えと思いました。
ドラマ未見ですがわかりやすく面白かった
複雑な謎解きをすっきり見せる手腕はさすが!動機はとても日本的だと感じた。
公開3日目に、八木勇征君を大画面で観たくて鑑賞。
出演時間は短いのですが、印象的な役で、ファーストシーンで驚いて飛び上がってしまった…。
あ、すみません、映画の話をば。
コンフィデンスJPが好きな人には、ハマると思う。
あの作品ほど複雑ではないものの、着地点どうするんだろうとワクワクしながら最後まで鑑賞。
法廷物は重い雰囲気になりがちだけど、真実が明らかになり、それぞれの人がきちんと罪に向き合う終わり方は、よかった。
斎藤工さん演じる月村弁護士がとても魅力的で、生きていて欲しかったなと思った。
過去の成功は、今の状況には適合しない。
未来から見たら明らかに誤った選択も、当時の人たちにとっては必然だったのかもしれない。
でも、道はひとつと思考停止になってそこに突っ込む前に、せめて、選択肢はいくつか用意しようよと思う。
結果的に犯人たちは何を守りたかったのか…いたずらに苦しみを持続させる延命治療にどんな意味があったのか。
新しいことに挑戦するのは怖いけど、過去を踏襲するだけでは未来はない。
舞台となった町の再生は、長い道のりになりそうだった。
50年後の日本も世界も、私の予想を簡単に超えているんだろうな。
ゆせくんの見た目のアンドロイドに介護してもらうのは・・・心臓がもたない(汗)。
でも、そんな世界も見てみたいなとは思う。
うーん惜しい‼️❓尺が足りないのだろうか‼️❓
前半は、久しぶりに、血湧き🩸肉踊る🕺展開に、身震いした、のですが。
後半で、なんだか、巨悪ではなく、尻すぼみでの、モヤモヤする結末、何かに忖度したのか、風呂敷の広げ過ぎを回避したのか。
この映画の特色は生かしてるので、次第点です、前半が良過ぎました。
ちなみに企業の環境汚染は組織ぐるみがほとんどで、隠蔽は幹部が保身の為にするのが多いので、こんなケースはあり得ません。
も一つ、防衛省こそ、なんか悪いことするとしたら、幹部個人の責任回避しかあり得ません、こんなことはあり得ません、本当に、エンドロールの監修のオンパレードはなんのエクスキューズでしょうか、トホホ。
でも、全体の雰囲気と演技は素晴らしいものがありました、昔懐かしいハリウッドの重厚さみたいなものは感じました。
いつものドラマの映画化のドタバタやスペクタクルの無理矢理が無くて、丁寧に作られてるのは好感度が高い佳作でした。
余談ですが、黒木華がパンツスーツで、胸ブルブル、お尻ゆさゆさ、エロく走るのは演出でしょうか、また、みなみさんの目が死んでるのは演技でしょうか地なんでしょうか、不思議でした。
なかなか良い映画でした、是非。
訴訟物でよくある話だが斬新な結末
2023年劇場鑑賞9本目。
イチケイのカラスは映画をやると聞いて年末に一気に録画してあったドラマを観ることに。面白くてサクサク消化できました。
コメディタッチのやりとりがいいですよね。
前日譚のテレビスペシャルも夜中に観ました。毎回フジテレビは公開してから前日譚を流すのでアホかと思います。なんで一週前に流してそのまま初日を迎えないのか理解に苦しみます。
それはそれとして。イチケイのお家芸、関係ない事件が一つの事件になって別の裁判で真実が明らかに、というのは健在。入間と他の面々のコメディタッチなやり取りも健在でしたが、今回は主役陣がなかなか追い詰められて緊迫感もあります。
特に今回のメインになる工場の環境汚染問題。普通は企業が隠蔽、圧力をかけて真実が明らかにならない・・・というのがお決まりパターンなのですが、今回のパターンは少なくとも自分は知らなかったので斬新でした。最後は斎藤工に泣かされ大満足の一本でした。
ドラマは見ていたほうが数倍楽しめるでしょうね・・・。
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