映画 イチケイのカラスのレビュー・感想・評価
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脚本にもう少し力が欲しい
原作漫画よりも、ドラマの方がエンターテイメント性は高い。今回の映画のストーリーは、昭和30年代以降のチッソによる水俣病問題をベースにした様に思われた。
コミカルな演出はTVドラマ同様に楽しかったが、最後の寸劇は今ひとつ。
一番残念だったのは、このドラマの華であり、肝である判決を言い渡すシーン。イチケイのカラスは判決文にこそ、入間みちおの人間性が表れ、ストーリーに骨を通していると思われるが、しかし、この映画においては判決文は殆ど省略されており、その点が不完全であり、消化不良であった。
脚本家が書き切れなかったのであろうか。甚だ残念である。
とは云え、全体を通してみれば、先ず先ず楽しめる作品に仕上がっていると言って良いであろう。
ウ~ん…何とも?
前半、なかなかテンポ良く、引き込まれていったが、マンガ的なオーバーアクションは私の好みでは無いなぁ…って思っていたら、途中で寝てしまった。
何かやっぱり足りないんじゃないかな。
まあ、こういうコミック系が好きな人には面白いのかと思うが…こういう系は映画としては物足りんな。ごめんなさい。
法廷ものにリアルじゃないとコメントするのは大人の対応じゃない
法廷ものって、昔の時代劇みたいなもんじゃないかと最近思う。
決して、法律は勧善懲悪じゃないし、局面局面、視点視点で見えてくる姿も違うし、だからこそ正義という名の刀の冴を楽しむのが法廷ものなんだと感じる。
そういう視点から見れば本作は合格だし面白いんじゃないかと・・・
個人的にはDr.コトーよりは良かった。
豪快な映画化作品
一話完結型TVドラマの映画化版って前提が既にある中で作り込めるからグッと深くなることが多いけど、こらまたずいぶん大きく振りかぶった判事モノ、オイオイってなるとこも多いけど勢いよくて楽しい
田舎のいわゆる企業城下町って確かに苦しい所はこれから窮していくんだろう、結構切実で重要なテーマだと思う
名優をふんだんに登用した贅沢な構成、でもそれなら全員やり切らないと、そうでない人が酷く浮いちゃう
なかなかよかった です
原作,TVドラマ,番宣を観ておらず、ポスターもろくろく観て無くて、視聴しました。なので主役は月本信吾(斎藤工)さんだと思ってみていました。ところがまさかの途中退場。裁判官・入間みちお(竹野内豊)さんが主役だったとは途中まで気がつきませんでした。登場が遅すぎですね。ドラマもこんな感じなのでしょうか?
結論ですが、和風映画としては、なかなかよかったと思います。若干、難しい法曹界の話がでましたが、雰囲気はわかるので楽しかったです。あと、冒頭の大桃コロコロ事件が、後半に、こんなふうに伏線回収されるのか!? ということになった時には、ちょっといい意味で感動しました。伏線がいろいろと回収されていくのは面白いです。
ただ、3点突っ込みどころに気がつきましたので、そこだけ茶々を!
(1)映画の紹介に「史上最年少の防衛大臣に対する傷害事件を担当することに。事件の背後にイージス艦の衝突事故が関係していることに・・・」とあったので、防衛大臣が地元大企業の工業用水汚染問題の黒幕か!? とよんでいたのですが、思いっきり外しました。
(2)地元大企業の工業用水汚染問題ですが、「法律で規制されたから、対処方法が無く・・・・」という言がありましたが、ここはおかしいと思いました。あれだけの疾病者がでているのなら、工場の製法を変えていないのであれば、法律で規制される前の過去から、疾病者が多数出ていたはずです。
(3)ストーリー中に坂間千鶴(黒木華)さんが、自分の貯金を下ろして、土壌汚染の調査をしているかのような言がでてきましたが、通常(?)このようなことはありません。民事事件なので調査費用は依頼者の負担となります。なので、約1000万円を企業から損害賠償として受け取っても、土壌汚染の調査経費と、弁護士の着手金・成功報酬で半分近くは、原告からお金が飛んでいくと思います。民事の原告にはなるもんじゃありませんね。勝っても負けても大損です。
補足
自分の評価基準に従うと、3.5と4.0の間なのですが、「主人公※が 頑張って ピンチになりながらも努力して 最後に目的を達成する体の作品」を自分が好きなため、ちょっとプラス評価ギミにしました。
(※:厳密には主人公ではない、坂間千鶴(黒木華)さん、月本信吾(斎藤工)さんが頑張ったのですが、まぁーよしとしています)
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
映画なので少し展開早め
イージス艦が衝突事故から話が始まっていきますが
それは最初と最後あたりだけ、、
中盤は工場の環境汚染の話になります笑
入間みちおさんは相変わらず周りを振り回します
いきなり裁判長を外されたのはびっくりしました😳
そこで一旦、イージス艦衝撃事故は終わりました、、
そこから工場の環境汚染についての話に移りました
月本さんは最初は裏切りますが
最後には関係者を説得に動いて命を落としてしまいます、、
「委員長、自転車返したよ」
という台詞がなんとも言えない気持ちになりました
いろんな人が加担していて若干ガリレオっぽいなと思いました笑
吉田洋さんが出てたからかな🤔
最後にはそういうことで3つの事件が絡むんだと思いました!
途中から
「職権を発動します」
って言ってないのに捜査して大丈夫かな?
と思ったし偏りすぎだよとも思ってしまいました笑
入間みちおと坂間千鶴の掛け合いは
ドラマと同じく面白かったです!
いつか続編ないかな〜と個人的に思ってます笑
とても楽しめました😊
面白い映画をありがとうございました☺️
TVサイズではありますが飽きずに楽しめました!
金曜レイトショー『イチケイのカラス』
月9でやってた時から裁判官版のHEROって感じで外さない感じの物語
テンポも良く面白かったので、劇場版も楽しみでした。
独特の思考感性と間をを持つ竹野内豊演じる入間みちおと黒木華演じる超真面目な裁判官・坂間千鶴のやり取りが面白い。
今回は、お互いに地方勤務になっていながらもまさかの再会・・・・
2つの事件が交差して行きながら物語は進む!
WOWOWの”ふたりのアキラ”の向井理&斎藤工が、大臣と弁護士で対峙する!!
他の出演者の顔ぶれでだいたい展開は読めてしまいますけど最後まで飽きずに安定の面白さでした。
今晩SPドラマがあるので、ドラマと映画の比較を楽しみたいと見たいと思います。
しかし最近、津田健次郎さん出過ぎくらいに出てますね。
映画館では職権の発動は禁止です。
ドラマは毎週楽しく観てました。映画になってどんなバージョンアップするんだろうと思いながら着席。
あら、岡山県の話。知らない町の名前だけど、倉敷の近くかな。で、そこにやってきた、黒木華演じる坂間弁護士、え?裁判官が経験を積むために弁護士になるって?そんな事本当にあるの?ま、検事よりは人に寄り添う感じはあるけど、必要ある?
近所にもう1人、竹野内豊演じる入間がやって来る。こりゃ運命的だわ。もしかして恋愛モードもありか?って思ってたら、斎藤工演じるやり手弁護士の月本登場。坂間と組んで事件に挑む。なんかカッコいいぞ。こいつかぁって思ってたら坂間と同じで騙されてた。正義の定義って難しいな。
話としては裁判官の入間が担当する事件と坂間の担当事件が別だったので、どこでまとまるのかモヤモヤしてたら、ジワジワ真相が明らかになっていきます。
でも、こんな裁判あり得ないよね。裁判官が裁判しながら自分の考えをぶつけるなんてね。
自分の利益の為ではなく町を守る為に、違法な情報を隠すって、犯罪なんだろうか?難しい。
テレビと同じで入間の言動で結構笑えます。で、もやっとしていた月本の事件が最後に伏線回収されてウルウル。
楽しかったです。
期待以上の面白さで満足
劇場版としての醍醐味を感じる秀作。テレビシリーズはチラ見でしたがとても良い作品だと思います。
二人の関係性ややり取りがコミカルで全体的に軽快でリズミカルな雰囲気がでています。内容も納得できるもので展開やテンポもとても良いと思いました。
今夜のテレビシリーズ新作も楽しみです。
是非映画館で🎦
6
タイトル浮かびません🤔
ドラマシリーズは1話目30分ももたず消してしまい観てません。
竹野内豊さんはロンバケ時代から大好きで色々ドラマ出てるけどロンバケ、ビーチボーイズのあのワイルドな感じが好きです!
なのでちょっとイチケイのキャラはちょっとなって感じ。
だけど黒木華さんとのおふざけの絡みのシーンは面白くて良かった!
竹野内豊さん演じる入間みちおの仕事スタイル!自分が納得するまで徹底的にやる(調べる)のスタイルは好き!リアルでもそうだけど
こういう奴に悪い仕事する奴はいない!と俺は思ってる。
ゆっるー
11本目。
SHE SAID観て、この上映始まる迄15分位。
速攻コーヒー、レビュー書いてギリギリ。
ドラマ観てないけど、まあいいかといつもの感じ。
相関図は、すぐに分かったけど、なんだこの緩さ、そして茶番な感じ。
さっき観た作品との比較になってしまってるから、余計尚更。
ドラマファンは、楽しめる作品なのかな。
安定感
ドラマは見ていませんでしたが問題ありませんでした
ここのところフジテレビはドラマの映画化を量産してますね
ガリレオでも町人役に吉田羊がおりましたが
今回も日尾美の産業医に吉田羊が
なんかちょっとダブるというか
そんな印象もあったり
作品自体は安定という感じで
気軽に見るにはちょうどいい作品でございました。
昭和的メンタルの集大成
ドラマとして悪くはないんだけど、引っかかることが多くてライドすることはできなかった。
企業城下町の公害という題材も昭和で起こった問題だし、秋名市に住む人々のメンタルも昭和的ないものを引きずったまま。
それと裁判の判事と弁護士がなれ合って倫理的に問題ないの?
委員長と呼ばれる黒木華が斎藤工にガチ惚れしそうになった自転車のシーンはめちゃくちゃ面白い。もっとアップデートされたテーマだったらよかったのに。
正義とは、法律とは
多くの人にとって有益なことが正義なのか、それとも法律によって決められたことが正義なのか、そんなことを考えさせられる内容。
ドラマの時からこの作品は緊張と緩和があって好きですが、今回はちょっと笑えるとこは少なめだったかなとは思います。
みな演技が安定していてよかったです。未亡人田中みな実もなんかいいですね。
初見でも大丈夫
TVドラマは観ていなかったが入間裁判官と坂間千鶴(他職経験により)弁護士のコミカルな予告を見て気になり劇場に足を運んだ。初見でも二人の関係性や法律に向き合う姿勢はすぐに把握する事ができ、やがて二つの事件がひとつの接点により解明されて行く様が笑いの中にも社会性を含みつつ涙を誘う結末に導かれていく。
法廷物は元々好きなジャンルだが新たな発見と共に好きな作品のひとつになった。
映画版は....
面白くないことの方が多いのですがこれは面白かった。
というよりはもっと作り込んで連続ドラマとしてみたかったの印象。
もっと重厚に作り込んだら白い巨塔なみに面白くなったんじゃって感じ
ちょっとダイジェスト的に進行が進みすぎたのは時間的制約だよなぁ。
そこが少し残念でした。
HEROの久里生とコラボしてほしいな
小日向さんは兄弟かなんかで2役でφ(..)
悩んで悩んで…悩む~こと
裁判ものに99.9やHEROなどが
ありますがその類いになるのかな
このドラマはみてませんでした
竹野内豊がおもしろそうだったのと
もう一人黒木華とのやりとりもオモシロイ
他のメンバー
山崎育三郎や柄本時生そして西野七瀬の
三人が笑いを担当していて笑えます
…特に育三郎さんは
軽いノリがいいですね
他の映画で笑える役をやっていて
驚いたのを覚えています
竹野内豊はどちらかというと
傍聴席の人達に穏やかに話していく感じで
…雰囲気が田村正和ぽいな~
田村ほど癖はないですが。
人間味を感じます
ただちょっと事件の案件が
国、民間企業の隠蔽工作
そして住民が鍵となっていて
どこかで取り扱った様なおはなし
新鮮味がなかったかなという印象です
余談…
竹野内さんのキャラ好きだな~
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