呪呪呪 死者をあやつるもの

劇場公開日:

呪呪呪 死者をあやつるもの

解説

「新感染 ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督が原作・脚本を手がけ、呪いによってよみがえったゾンビ集団に立ち向かうジャーナリストと少女呪術師の戦いを描いたアクションホラーエンタテインメント。

閑静な住宅街で凄惨な殺人事件が発生。被害者の傍らに横たわっていた容疑者らしき死体は、なぜか死後3カ月が経過していた。そんな中、ジャーナリストのジニが出演するラジオに、犯人を名乗る男から電話が掛かってくる。男は自分が死体を操って被害者を殺したと告白。ジニは警察と協力して事件の調査を進めるうちに、ある大企業の陰謀が関係していることに気づくが、強大な呪いによってよみがえったゾンビ集団が「3つの殺人」を果たすべく襲いかかってくる。ジニは旧知の呪術師ソジンとともに、ゾンビ集団とその黒幕に立ち向かうが……。

ジニを「ソウォン 願い」のオム・ジウォン、ソジンを「パラサイト 半地下の家族」のチョン・ジソが演じた。

2021年製作/110分/G/韓国
原題:The Cursed: Dead Man's Prey
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2023年2月10日

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映画レビュー

3.0呪呪呪戦隊!呪術師じゃー!

2024年5月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

視聴してすぐに前作があるのかな?
と思ったんですが、やはり前作があるんですね。観といた方が色々理解骨太になるのでしょうね。とはいえ話はこっちはこっちだけで全然
わかります。

どっちかっていうとゾンビ系の洋画寄りホラー
作品でした。ホラー色もライト。ストーリーも
大変王道。良く言えばわかりやすい。
悪く言えば捻りが無く重厚さは無いです。
色々な唐突感と都合の良さは残念ながら
感じました。
前作観てないせいも大きいのでしょうが
観終わって
「1本の映画観た!」
っていう感じは無いです。
戦隊モノシリーズの途中の1話だけ観た時の感じに近いな…。

が作品自体安っぽい感じはしないし、
ダンス大国ならではのキレのある
動きはこれこれ!韓国ホラー!って感じです。

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keys

3.0じぇじぇじぇ

2024年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

萌える

 『新感染』シリーズの監督であるヨン・サンホが脚本担当ということなので期待値は上がったけど、映画館の予告編ではそれほどの魅力を感じなかったため見送った作品。今回はアマプラで視聴となりましたが、イム・ジニの妹分である謗法師ソジン(チョン・ジソ)が神秘的・魅力的・呪術的なためもっと見たくなってきた。『パラサイト半地下の家族』に出てた子。

 ライブ配信をする都市探偵で夫が刑事であるイム・ジニ。そして助手のジェシー。このジェシーも眼鏡っ子なので魅力満載。内容はスンイル製薬という会社の悪事を暴くものなので社会派好きの俺好み。だけど、ゾンビが無敵でみんな足が速すぎ!ゾンビはノロノロ歩いた方が怖い派なので、この点でやはりマイナス。そしてカーチェイスシーンで加点。ゾンビがここまで車の運転出来るんですね・・・

 ちなみにドラマの『謗法~運命を変える方法~』ではソジンは対象の写真、漢字名、所持品だけで呪い殺すことができるという設定。それを知らなきゃ最後の意味がわかんないよ!てなことで、またサブスクチャンネルを増やそうか迷ってしまう・・・

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kossy

4.5かなりの見ごたえ

2024年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

前作があるようで、これはその続編らしい。
作品の中に登場する韓国語の意味がわかりにくいのが難点。
ホウボウ師とかジェチャウとか… 日本語の造語にしてくれた方がよかった。
しかしながら、プロットはいい出来で、見るものを飽きさせない。
日本のアニメを韓国が実写化したのかと思ったが、どうやらオリジナルのようだ。
100人のゾンビが全速力で追いかけるシーンや、ゾンビがタクシーを強奪してターゲットを執拗に追いかけるシーンは本当に見事で、恐ろしさを通り越して笑ってしまうほどだ。
あの執拗さはピラニアをも上回っている。
そして目的を果たすとゾンビたちは土に還っていくという設定はなかなか面白い。
そのシーンをテレビ局が多数カメラを回しているが、現実的にそれは恐怖以外感じないだろう。つまり即謝罪で「終了」だ.
あれを見てしまえば、主人公のキム記者も夜中に研究所跡地になど出掛けるはずはない。
ターゲットが自分ではないというのが大前提になっていて、すべき行動を起こしていくのは、不可能に思えてならない。
このように異形世界を描く作品は、妙な専門家のような人物が登場するが、彼が正しいことを言っているのかどうかなどわかるはずはない。
UFOをもし見たら、矢追健一さんやムーの編集長に聞くだろうか?
この変な定石はもう卒業すべきなのかもしれない。
また、最初の殺人事件で警察は、「犯人は3か月前に死んだ人」と発表しているが、どう考えても「事件現場に2体の死体があった」となるはずだ。
ここから物語が急発進し始めるが、そこは「ちょっと待って」と言いたい。
主人公がいる組織「都市探偵」の設定は「ムー」に似ているが、そう置き換えて想像すれば相当ハチャメチャになってしまう。
しかし、
死者からのメッセージは明確でわかりやすく、そこに登場するスンイル製薬は韓国社会を投影しているのがよく分かる。
悪しきもの=財閥系企業 そして彼らがすべての「ターゲット」なのだ。
この映画が2023年ということは、韓国はいまだこの概念を根強く持っていることが伺える。
本編が終わってすぐに娘常務と主人公が対峙するが、「証拠は揃ったのでお前を逮捕できる」ことを示唆しているほど徹底していて、そこに妥協はない。
そしてエンドロールの最後にあったのは、最初の犠牲者だろうか? 名前の記憶がないのが残念だった。
薄々わかってはいたものの、ジェシーが大どんでん返しだった。
彼女は目的を果たす前にソジンによって呪縛が解けて土になってしまうが、彼女の流した涙のシーンはぐっと心が熱くなった。
ソジンがドゥクン(呪者?) の中に潜入した時、彼が「心の中の鬼に執着するのではなく、愛するものに焦点を当てろ」という言葉を遣ったのはよかった。
人を呪うことは、自部自身への怒りであるというようなセリフがあったが、そこもまた真理だ。
見事なプロットや仕掛け、伏線、そして新しい形のゾンビ。そして明確な主張と真理の言葉。映画としては最高だが、日本人の私の勝手な見方だが、少し俯瞰して考えると、この作品は韓国社会の闇を巨大財閥の所為にしている自分たちへ向けた警告なのかもしれないし、ブーメランだったのかもしれない。その両方考えられる作品に仕上がっているということをわかっていますか?と尋ねてみたい。

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R41

3.0鑑賞動機:あらすじ9割、ヨン・サンホ1割

2024年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

これも何かの続編なのですね。特に問題なし。そしてまたしてもインドネシアからみ。
ホラーとアクションとミステリと社会派要素をそつなくまとめて、単体でも楽しめるように仕上げてる。
ゾンビというよりアンデッド系モンスターの一種と言った方がしっくりくる。

『女神の継承』とかこういうのを観てしまうと、『ガダラの豚』を誰か映画化しないかな、と改めて思う。

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なお
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