レジェンド&バタフライのレビュー・感想・評価
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結局、タイトルはなんだったのか
序盤から「最後までこの雰囲気やとキツイなぁ」ってくらい面白味が無かったけど、終盤30分くらいはそこそこ楽しめた。
1番良かったところは、環境音だけでエンドロールが始まったところ。あそこは良かった。
邦画特有のぶち壊しソングが流れなかったのは英断。
ただ、同じ歴史物でも圧倒的に『燃えよ剣』が面白かったなー
燃えよ剣は沖田や近藤さんがしっかりキャラ立ちしてたけど、キムタクの方は秀吉や明智の存在薄いんよなー
ま、信長と濃姫の関係に焦点当ててる脚本で、僕みたいな人がメインターゲットじゃないってことやろけど
でも、大作として世に出てるし、邦画ひいては映画業界を盛り上げるために赤字回避するくらいには売れてほしい。頑張れ!!!!
桶狭間を見たかったぞ。
信長と濃姫の物語がメイン、とは聞いていたけど。
比叡山をやるなら、桶狭間もやってほしかった。
まぁ最後、映画は夢を見られていいな、てことで🌈
綾瀬はるかが綺麗でカッコよかったので、星1つ、おまけ😀
タイトルは海外への展開も考えて…みたいけど、169分はきついわ💦
観たことを後悔
虐殺からのセックス⁉︎にドン引き
京都の街にお忍びで繰り出した信長と濃姫。金平糖と財布をすりとった少年を追って貧民窟へ。ここで、ひょんな事から、貧民たちの大虐殺に至ってしまうんだけど、何の反省もない(9:1で信長サイドが悪いのに)。いやー参ったね、でも追っ手はまけたんで良かったくらいの軽い感じ。で、逃走中に、信長のちょっとした優しさに心を動かされて、濃姫から信長を求める、という流れなんだが、血を見て興奮してセックスしてるようにも見える。完全に異常者。ここは本当にドン引きした。
でも、異常者路線を徹底してくれたら、それはそれで面白かったのになー。血塗られた権力者と、殺人マシーンみたいな姫の、常人には理解できない恋愛とか、見てみたい。
しかし、その殺人マシーンだった姫が、途中から、信長のストレスを気遣う優しいお姫様に変貌しちゃうんですよ。私には、この変貌が解せない。劇中で信長も言うように、これ、濃姫のプロジェクトのはずなんですよ。だったら、説明してほしいですよね。
で、ここからは、権力追求VSマイホームみたいな対立軸になっちゃって、面白くなくなっちゃってると思う。本当に残念。
ちなみに、序盤の展開は面白くて、大変期待が持てた。信長取り巻きのうつけぶりとか、濃姫のシャープな感じとかは素晴らしかった。
かっこつけ信長&強く賢い濃姫
歴史、特に戦国ものが好きなので、かなり期待していたんだけどなぁ。
タイトルに書いた通り、信長はうつけとまではいかぬが、かなりダメダメ。
逆に、濃姫はマムシの娘らしく、パーフェクト。
そんな二人の初夜は、ちょっとウケた。
その後、あの桶狭間に挑む場面を、このように描くか、という感じだった。
岐阜制圧後、将軍を上洛させるために京へ、
そこで、初めて鮮血が飛び散るシーンが描かれ、初めて二人の絆が結ばれたのに・・・
そのあとも、重点のイベントは出てくるが合戦シーンはなく。。。
浅井も朝倉も武田も姿は見れず。
ただ・・・本能寺の変への経緯、そして戦闘はなかなかの迫力。
この映画では光秀はそういうキャラ設定か、こわすぎ笑
それよりも家康のふてぶてしさ、そこまで肝が座っていたとは思えないが笑
抜け出したかと思わせるシーンは少し笑ったが、この展開ではさすがにないよな。
そのまま、幸せな余生を過ごせればよかったのだが。。。
そして、壮絶な最期。この映画らしかった。
キムタク信長はまあまあとして、綾瀬濃姫=バタフライのすごさを改めて感じた。
とんでもない女優さんだ。
感想出ず…
タイトルなし(ネタバレ)
少しばかり期待していた織田信長の格好良さは皆無。
戦国時代をテーマにしたラブロマンス。
濃姫の感じは嫌いじゃない。
離縁してから病に伏せる濃姫に「助けを求めているのは信長様のほうです」にはポロリ涙が。
少し自身を重ねてしまった‥
キムタクより綾瀬はるかを前面に出せ
良かったけど、なんか物足りない…
桶狭間、美濃攻め、浅井長政との確執、比叡山の焼き打ち、長篠合戦、そして本能寺と、信長の生涯でターニングポイントとなったイベントを、合戦シーンをほぼ排除してその前後の濃姫との関係性だけに焦点を絞って描かれた映画。
なのである程度そのあたりの歴史の知識がないと分かりにくいかも。
歴史的事実は押さえながらも、そこに様々な新解釈を挿入する描き方は歴史モノの醍醐味で楽しめた。
ただ、やはり…というか肝心の信長(木村拓哉)に、"うつけ"から"魔王"そして1人の女を愛するただの男、という振れ幅を感じないんだよなぁ…
それがこの映画の主題なので、やはりここは辛いところ。
木村拓哉は雰囲気はとても良いのだけど、闇落ちの闇の深さを感じないので、脳内補完しながらでないと説得力に乏しい筋書きに感じてしまう。
その点では綾瀬はるかの濃姫にずいぶん助けられてはいる。
濃姫はある意味不変の人に設定されているので、濃姫と対峙する信長のシーンは素直に納得して観ることができた。
ただその濃姫、歳をとらないのが違和感が…(笑)
周囲の中谷美紀や伊藤英明が順調に歳をとっていくのに、綾瀬はるかが歳をとらないのは違和感が大きかった。
信長もあまり歳をとってない。
この2人の30年がこの映画の主題なのだから、そこはメイクで2人の外見の振り幅を大きくして欲しかったところ。
濃姫、病気になってもやつれないし(笑)
中谷美紀と伊藤英明の2人は素晴らしかった。この2人がこの映画を引き締めていた。
特に伊藤英明は、彼の出演映画は多く観ているけど、初めて彼を良いと思ったほど。
立ってるだけで何かが伝わってきたもの。
伊藤英明はあまり喋らない役の方が合ってるのかも(^-^*)
木村拓哉は物足りない、とは書いたけど、周りの俳優人がそれをうまくカバーして木村の長所を引き出し、見応えがある映画にはなっていた。
3時間あまりの長尺も退屈せずに楽しんで観ることができた。
あ、それと城や街、衣装や小物に至るまで、美術陣は良い仕事をしていたのでは。
岐阜城はよく知っている場所だが、そこからの岐阜の眺めなんて、いかにもそれっぽくて感動した。
でもやっぱり、綾瀬はるかをちゃんと老けさせて、かつやつれさせて欲しかったな(笑)
綾瀬はるか 唯一無二
脚本がかなり面白くてとくに日本史最大の謎とされる明智光秀謀反の動機とそこに到る安土城での家康饗応の場面はさすがコンフィデンスマン古沢良太の面目躍如である。ただ168分と長尺になるのは良いのだが綾瀬はるかが暴れるシーンが圧倒的に素晴らしいので帰蝶が一線から外れる中盤があまりにも退屈でだるい。キムタクの信長は良くも悪くもキムタクであまりにもキムタクなのでこれはどうなのだろうせっかくの信長の新しいキャラ設定がちょっともったいなくもあり主役で客を呼んだかつての東映時代劇のテイストが70周年記念作品としてはこれでふさわしかったということなのか。北大路欣也の斉藤道三が良い。京都太秦撮影所が総力を挙げて撮ったことがスクリーンの端々から伺えて古き良き時代の映画を見せられているノスタルジー感が満載で制作費20億のスケールの大きさが感じられずこじんまりとしてしまった印象。惜しい、残念。
東映70周年?
映画館で見て感動しました
薄い脚本に製作費をかけすぎた映画
上映時間約3時間を超えた作品にも関わらず、薄っぺらい内容で全く登場人物に感情移入できなかった。また、2人の関係性を描きたいのか、それとも歴史的な観点から物事を進めたいのか分からなかった。
物語としては、歴史の中でも目立った事柄を何個か取り上げて、「ここはこうしたから2人は乗り越えられました!」と観客としては置いてきぼりにされた感覚だった。
ただ役者さんの演技はみなさん素晴らしく、この出演者でなくては見るに耐えなかったと思う。
今年の大河ドラマどうする家康やコンフィデンスマンJPの脚本家だと思って期待しすぎてしまっていた。去年鎌倉殿の13人を鑑賞し、少し歴史物への抵抗感が払拭されたのかと思っていたら、ただ単に三谷さんの脚本が素晴らしいからだったと気づいた。
胡蝶の夢
興味の対象は一点、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」の古沢良太の筆になる時代劇というのはどのようなものだろう、ということ。
史実はよく知らないが、重大な決断を迫られる局面でことごとく濃姫が背中を押していたとする前半部分は、フェミニズム的な視点の新解釈が目を引いたが、濃姫の影が薄くなった後半からはほぼ従前の歴史的事件を拾っていくだけで、特筆すべきものはなかった。
ラストの本能寺からの脱出以降の流れは、あのまま終わっても良かったようにも思うが。
結婚当時、信長は15歳、濃姫は14歳だったらしいけど、さすがに木村拓哉と綾瀬はるかではそうは見えないな。
日本の時代劇を見るといつも思うのは、日本国中そこそこ文明開化が波及してしまったので、適当なロケ地がなく、ロングショットに乏しいこと。合戦シーンでもミディアムショットの接近戦ばかり見せられている気がする。「バリー・リンドン」のような壮大な合戦シーンにお目にかかってみたいものだ。
映画館で見る必要あり?
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