夜、鳥たちが啼くのレビュー・感想・評価
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リアル私小説。こういう距離の取り方もいいんじゃないの。どうせ客少ないからあえて観た。
先日、珍しく、職場設置の読売朝刊手に取った
なぜなら
そこには現行のシネコン中心の映画興行
鬼滅とか呪術廻戦とか、トップガン とか 大興行成果作品
以外はすぐに短期で入れ替えで、上映映画件数が異常に増えているとのこと。一面トップ、記事なかったんだろけど
・・前兆ではある。
まさに本作、奇抜さも、漫画原作でもなく、完全な私小説
ウイキペディアで観ただけだけど、原作者、とっくの昔に自らこの世を去っている。
そういや本、出版物も、大ヒット作はあっても、中間的な版を重ねる作品が絶滅状態とネットで見た
男女、子供の私小説的描写が続く
わかりやすいのだが平凡な風景。
あーこういうのもありだねぇ的作品。大スクリーン公開直後週末で客4名
スクリーンがデカいし顔のアップが多いから
山田裕貴、松本まりか 俳優冥利に尽きるだろ・・
まあ感じの良い人間描写で好感は持てるが、大スクリーンでは評価が割れる
特に何も起こらないけど、気づきの私小説的作品。
あっ❗️濡れ場はあるよ、少しだけ結構濃厚。コレ【男優の方が大変だよなぁ】と思った。
お疲れ様、山田さん。
コレはコレで元がとれていいと思う。ただし時間のある人向け。
ところで主人公、母子のために、離れのプレハブで生活するんだけど
トイレはどうするんだ❓隣接してるとはいえ、いちいち鍵開けて🔑・・というのは厳しいと思う。
あと水道と空調・・・
粗探しで申し訳ない。
皆さん、映画救済のため、是非ご覧ください。
だから、「スラムダンク」と「アバター」はどうでもいいってば・・【独白】
夜、鳥たちが啼く 人も啼く
松本まりかさん主演という事で鑑賞。
なかなか盛り上がるところが少ないので、今か今かと思いながら鑑賞しましたよ。
個人的な感想です。
きっと主役の2人は才能や見た目はとても光るものがあるのでしょう。でも檻の中に閉じ込められて、閉じこもって夜になると無愛想な口調で話す(啼く)
その様子が夜、あの幼稚園で飼われている鳥たちに重ねられているのか⁉︎
なんて思いながら観ておりました。
あの鳥達もあんなに狭い檻の中で生きていくにはもったいないくらい綺麗な鳥たちだったから。
日常の一期間を切り取った物語という感じでした。
松本まりかファンとしては、色んな表情が見れて嬉しかったですね。
注目している監督さんの作品でしたが・・・
本作は城定監督によって作られています。
「アルプススタンドの~」「女子高生に~」「ビリーバーズ」と風変りな作品をうまく作る監督さんだと個人的に注目していた方です。
さて、本作、どんな作品を作りたかったんでしょうか?
若いころに文学賞を受賞したけど伸び悩んでいる男の姿を私小説っぽくこじんまりと描いた作品にしかすぎないと思います。はっきり言ってつまらないです。
主役の山田裕貴(と松本まりか)のファンの方には良いでしょうが、それ以外の方にはどうでしょうか・・
もやもや&もやもや、そののち評価変更済み
主人公2人の行き詰まり感、もやもやした気持ちはわかりました。それを引きずっていた2人のように、鑑賞後から別のもやもやを引きずっております。
心の動きを暗示しているようなタイトルに惹かれてすごく期待していましたが…
あれ?という感じに終わりを迎え、ぐっとくる何かをつかみそこなってしまったような??消化不良感で蒼暗い残像を頭に浮かべています。
こんな時こそ、みなさんのレビューを参考にしてみたいと思っています。
追記
そんな風に書いてみて数日たちました。
実は誰よりももやもやしただろう山田さん。
その演技は〝本人〟の鏡だったようにおもいます。
こどもに対する純心でやさしい瞳、鬱屈しているときの泥のような感情、傷を持つ者同士が呼び合う嗅覚みたいなものが身体から滲むように放たれているようにみえました。
いろいろな作品との出会いをまた期待したい方だなとおもいます。
趣旨は伝わるけど…。R18に近いR15なので注意。
今年359本目(合計634本目/今月(2022年12月度)12本目)。
0分差で移動しての映画がこちらです(最初の1分だけ鑑賞が切れてます)。
「結婚はしていないが、限りなく結婚に近い状態で、「ほぼ(距離的に)近い」別居状態」という奇妙な男女関係を描く映画です。
日本では親族相続の関係(民法のその部分)に関係するため、こうした状態が実際に許されるかどうかという議論もありますが(それ以外にも、課税をどうとらえるか等が複雑になってしまう)、それを論じる映画ではないのでそこは飛ばします。
うーん、一言でいうと、「ちょっと何をどうみたらよいか、一見して答えを探しにくい」状態です。
映画の中では何度か鳥類は出ますので、その意味では、この映画のタイトルの趣旨はまったくないわけではありませんが、「何度か出るだけ」であり、具体的にこの映画のタイトルが何を示唆しているのかはわかりにくいところです(まさか、大人の営みで出る「声」というのが正解????)。
さらにこの映画の趣旨のわかりにくさを加速しているのが映画の事情で、いわゆる「大人の営みシーンは10分くらいから20分くらいまで、何度か(確か3回だったはず)出ますが、連続してそこそこの長さで出るので、目のやり場がない方も出てくると思います(一応、R15扱いではあるものの、R18指定されても文句は言えないだろうというレベル)。
こうした点が理解をわかりにくくさせているうえに、それぞれ(元夫、元妻)の発言もところどころわかりにくい点があり(おそらく、原作タイトルを理解すればわかるのかな?)、これに加えてさらに理解しようにも「大人の営みのシーン」がどんどん飛んでくるので、結構厳しいかなというところです。
おそらく、原作小説ファン向け映画ではないかな…というところです。他の方も書かれている通り、この映画を見てこの映画のタイトルの「真の趣旨」を理解するのは無理ではないか…というところです(本当に「大人の営みで出る「声」だったらある意味どうしようもないですが…)。
採点に関しては以下のようにしています。
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(減点0.3/趣旨が理解しがたい)
・ 私一人だけならまだしも、多くの方が書かれているので、理解の差はあっても「わかりにくい」映画なのは確かなのだろうと思います。一方で原作を読んでいればわかるのかもしれませんが、そうだとすると事実上「原作小説知っていて読んでるよね?」が前提になってしまいます。もちろんそれを否定はしませんが、そうであれば「原作小説の理解を前提にしています」程度は予告編等に入れてほしかったです。
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(減点なし/参考/人を殴るなどの行為とその相殺)
・ お互いにお互いを殴るようないわゆる「けんか」は、民法上は不法行為になりますが、不法行為による債務は、「身体を傷つけるような不法行為の場合」、お互いの同程度の行為であっても相殺ができないのがルールです。よって「どちらも何らかお金を用意してお互いに渡す」という処理になります。
※ 改正民法(2020年)前は、「あらゆる不法行為の相殺の禁止」でしたが、たとえば自動車どうしの衝突で、物損事故にとどまるような場合で「身体を傷つけるようなものでない、いわば過失的な積極的悪害のない不法行為」の場合は、相殺ができるようになりました(実際、保険会社等ではこの論点が実際にあったので処理が煩雑だった)。
だるまさんがころんだ
「ビリーバーズ」「はるヲうるひと(脚本協力)」の城定監督なので、濡れ場目当て(笑)に鑑賞。
女性を官能的に魅せるといった点ではさすが城定監督と思わせる。(この辺「あちらにいる鬼」は見習ってほしい)
ただ、ストーリーが面白いかというと微妙。
シングルマザー側の掘り下げが足りない。
原作があるようなので端折ったエピソードがあるのかもしれない。
鳥の意味がよくわからん。発情期ってのを言いたいの?
頑張っているが背伸びしたピンク映画
映画学校の卒業制作的な意味ではかなり頑張っていて、照明もカメラも大きな破綻はないし録音も問題はなかった。だけど「なんでこの人たちこんな映画を撮っているの?」が最後まで分からない映画で、男も女も適切に心理描写がされないまま終わってしまう。主人公の男がどんな小説を書いてるか、なぜ泣くか、夜の鳥が何を象徴しているのか、脚本家本人も考えないまま書いている。
「話が分からない」のが問題じゃないんだよね。分からないけどなんとなーくゲージツぽいだろとゴマかして書いてるのが問題なの。そういう覚悟の映画だから、話も終始徹底してみみっちくて貧乏くさい。
俳優は、このしょうもないせりふを最大限がんばっていると思う。
ふたつ屋根の下
2022年11月21日
映画 #夜鳥たちが啼く (2022年)鑑賞
#山田裕貴 さんと #松本まりか さんが、心の傷を抱えながらお互いを求め合う男女の心理描写を丁寧に描きます
結婚してないけど別居生活というのがちょうどいい距離感なのかもしれませんね
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
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