「人気コミックの映画化!非日常が刺激される!!」カラオケ行こ! 中野祐治さんの映画レビュー(感想・評価)
人気コミックの映画化!非日常が刺激される!!
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中学生とやくざ、、!?
いきなりどういう設定なんだ!!と思っていましたが、
原作が漫画だとあとから知って、漫画も読みたくなりました。
現実ではありえないような中学生とやくざの運命の出会い、、
ロックオンされた時の緊張感からの紅でのギャップについつい笑いがこぼれてしまいました。
綾野剛さん演じるやくざはこわい反面、優しい一面とチャーミングな一面があって憎めないキャラクターですし、中学生の岡くんは変声期での心の移り変わりや思春期真っただ中で人間関係もぎこちないところが、自分自身にも同じ経験があったなと懐かしくなりました。
罰ゲームを受けたくなくてなりふり構ってられないやくざが中学生に助けを求める姿、なんだかんだ懐いてしまう中学生岡くんのやりとりはシュールですがかなり面白かったです。
大人と関わることで岡くんの心の変化や自分の成長への気持ちの置き所、それを受け入れながらも自由にさせているやくざの成田のやりとりが、最後の紅のシーンで感情がこみ上げてきました、、。
気持ちのこもった歌声は声質、音程など関係なく聴く人の心に響きました。
カラオケ大会が終わった後の日常に戻るところが、本当に夢のような時間でかけがえのないものだったんだなと感じました。
素敵な作品でした、
役者さんの歌声もとても素敵でした。
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