わたしの幸せな結婚のレビュー・感想・評価
全307件中、81~100件目を表示
目黒漣、今田美桜が、渾身の役作りで魅せる異色のラブストーリー
予告編、タイトルから、大正・明治期(推定)のラブストーリーだと思っていたが、全く違っていた。本作は、過酷な運命に翻弄されながらも、貫かれる一途な愛を圧倒的な迫力で描いた異色のラブストーリーである。
本作の舞台は、大正・明治期の日本。幼い時に実母を亡くした異能(超能力)家系の斎森美世(今田美桜)は、継母と義妹に虐待され辛い日々を過ごしていた。ある日、彼女は異能家系の名家当主であり軍人の久堂清霞(目黒漣)への嫁入りを命じられる。彼は非情な人間として知られていた。当初、美世は彼に冷たく扱われるが、それでも献身的に彼に尽くす美世の姿に彼の心は動き、二人は次第に惹かれ合っていく。やがて、災いが起こり二人の運命は大きく変わっていく・・・。
序盤は和風シンデレラストーリーとも言える展開であり、今田美桜の演技が出色である。自身のイメージを完全に消し去り美世に成り切っている。渾身の役作りである。予告編を観た時、美世役が誰か分からなかったほどだ。目黒漣も従来のイメージを払拭して、清霞役に挑んでいる。異能を使う戦闘シーンでの鋭い眼差しに凄味がある。漢という言葉が相応しい。この二人の演技、佇まいが際立っている。作品の世界観を作り上げている。
中盤以降は、異能アクション色が強くなる。特に異能を使う戦闘シーンはCG技術を駆使し、圧倒的な迫力がある。そんな修羅場でも二人は懸命に支え合う。家系によって使える異能は決まっている。代々受け継がれていく。極めて日本的な設定である。個人より家系を重んじた大正・明治期という時代を象徴している。大島渚監督作品『儀式』が頭に浮かんでくる。
ラスト。清霞を救うため、美世は、自身にも危険が及ぶ最強の異能を放つ。戦いは終わる。災いは去る。美世の行動は、清霞への愛に溢れたものであり、熱いものが込み上げてくる。
エンドクレジット後のシーンが意味深である。続編を観たくなる。
本作は、目黒漣、今田美桜が、渾身の役作りで魅せる異色のラブストーリーである。
素敵な映画でした
石橋蓮司
主役がアイドルということで敬遠していましたが評判が良いので見てみました。
主役がアイドルということで敬遠していましたが評判が良いので見てみました。
案の定女子高生グループに囲まれながらオヤジがポツンと一人でしたが暗いので気にしない気にしない。
内容的にかなり女性寄りの恋愛表現だなー、と思ったら少女漫画になってる作品だったんですね。
イケメン揃いだし女性ならきっとキュンキュンするんでしょう。
女性向けながらヒロインがとてもかわいいので男性でも恋愛映画が好きな人なら受け入れられるんじゃないでしょうか。
少なくとも私は何度も泣きつつ感動して見てました。
ストーリーが良くできていて演出も素晴らしくとても完成度の高い作品だと思いました。
原作は読んでませんが大体内容は分かったので原作知らないと理解できないということもないですね。
ぜひ続編が見たいです。
ちなみにエンドロールの後に続編に繋がる(と思われる)エピローグがありますので早々に帰らないようにしましょう。
疑って、ごめんなさい💦
恋愛系の映画と思いながらも涙が…
演技に引き込まれる
面白い!!だが、少し駆け足?
映画のPVから気になり、漫画を先に読了。
漫画を読んでいるから話が分かるが、少し駆け足なようにも感じた。
例えば、美世の花との再会は香耶との再会後に落ち込む過程があるから、より感動的なシーンだったと思う。
実家に拉致される場面も、原作だと美世は何回もはっきりと拒絶しているようなシーンを想像していた。
と、先にマイナスな点を述べてしまったが、全体的には非常に面白かった。
最近は映像化に失敗し、原作ファンから酷評される作品も多くあるが、目黒蓮と今田美桜の演技に違和感は全くなく、清霞と美世のイメージと重なった。
展開も飽きることがないようになっており、原作未読の方も楽しめると思う。
また、展開が気になるので原作も購入したくなるような好循環になりそう。
続編がありそうな終わりだったので、期待したい!
素晴らしい作品に会えました!
シンデレラ、篤姫のストーリー、帝国華撃団(サクラ大戦)の背景。予想通りの展開で高評価出来ると思います。それと目黒蓮さんと今田美桜さんは間違いなく俳優として大成されると感じました。監督がコーヒーが冷めないうちにの塚原あゆ子さんというのも良いですね。
想定外に楽しめました
Snow Man のファンです。目黒蓮目当てです。
わざわざ主人公を男性に変えてまで何故この原作を選んだのか?
…人気アイドル主人公ありき、ではなかった(映画化に当たって彼を選んだ)ことを知るのは終演後パンフを読んでからでした。
秀逸なドラマを生み出した女性監督、というところに救いを求めて、大した期待もせずに席に着きましたが、重厚なVFXに圧倒され、今田美桜の可憐さ不憫さに感情移入し、気づけばあっという間の2時間弱。
目黒蓮は存在感もあり、演技もよかったけど、やはりこのお話は美世が主役だと再認識しました。それほど今田美桜が光っていました。
脇役のキャスティングを知った時点で、ただのアイドル映画じゃないな、とは思っていましたが、ここまで本格的に作られているとは。
寝不足で臨んだので、起きていられるか心配でしたが、全くの杞憂に終わりました。
ラスト(エンドロール後)カットで続編を匂わせていました。興収次第なのか、もう決まっているのか…今後に注目します。
えっ、今田美桜!?
2023年劇場鑑賞66本目。
この映画の前に参加していたイベントが押しに押して予告抜かしても15分は遅刻で入場という最悪の展開。それでもヒロインがいじめられているところから嫁ぐところは間に合ったのでそこまで内容はとんでいないはずと信じたい・・・。
キャストもろくに確認しないで観に行ったので最後まで主演二人とも誰かわからず、エンドクレジットで目黒蓮と今田美桜だったの!?と気づいたくらいいつもと印象がちがっていました。土屋太鳳と顔が近づいた時は土屋太鳳の顔が1.5倍くらいあって土屋太鳳の顔がでかいのか、今田美桜の顔が小さいのか分かりませんでしたが・・・。
シンデレラも真っ青の継母と義理の妹にいじめられているヒロインが気に入らない婚約者は斬り捨てると物騒な噂の軍人に婚約者として行くことになるのですが、どうも式神とかが普通に存在する世界のようです。見逃した部分で説明があったのでしょう。
まぁ正直そういったファンタジー部分なくてもいいかな、と思ったくらい虐げられるのが当たり前で卑屈になっている女のコが一見怖いけどめちゃくちゃ優しいイケメンにお互い心に癒やされていく展開は最高でした。多分原作の序盤な感じで「続く」という感じの終わり方だったので、是非続編を観たいと思った良い出来でした。
想像以上の面白さ
美しい映像、独特な世界感
清霞と美世がとにかく美しくて可愛いくて、ドキドキしました。ふたりとも表情の移り変わりがとても良かったです。目黒蓮くんのスタイルの素晴らしいこと!!
他の共演者さんの演技もとても良く、特に山本未來さんがとても味のある女優さんになられていて正直驚きました。衣装や建物や調度品もとても美しくて独特な世界感に引き込まれました。
異形とか独特な用語が使われるため、小説も漫画も未読だった私は少し戸惑いましたが、パンフレットを見ればわかりやすくなると思います。
小説はもっと内容が深いのだろうと思うので、映画でもさらに踏み込んだ内容の続編がぜひ見たいです。
原作知らなくても楽しめた
メインの2人が並ぶととてもお似合いだし段々とひかれあうところがうまく演じられていた。全編通して映像がとてもきれい。大正ロマン的な時代背景が好きな方には超おすすめ。複雑なテーマではなく娯楽としても楽しめる。時間的にも途中でダレることなく最後までよくまとまっていた。スノーマンのテーマ曲も作品をさらにグレードアップさせた感じがある。
久しぶりの………。
大満足
今田美桜がめっちゃ可愛い
異能を持つ家系に生まれた斎森美世は、実母を早くに亡くし、異能を持たないため継母と妹に使用人の様に扱われ、虐げられながら暮らしていた。そして、美世は厄介払いの様に名家の久堂清霞のもとへ嫁入りをさせられた。清霞は冷酷で無慈悲な性格で、これまで多くの婚約者候補が三日と耐えれず逃げ出していたと噂されていた。美世も最初は冷たくされたが、健気に接していると、彼は言われているような人ではないとわかり、清霞も美世を愛おしく思うようになり、2人は次第に惹かれあっていった。さてどうなる、という話。
明治か大正かと思える様なレトロな車が走ってる時代設定で、異能というファンタジーを絡め、継母にいじめられる娘がいて、鬼滅の刃とおしんを絡めた様なストーリーで面白かった。
継母役の山口沙弥加と妹役の高石あかりの憎たらしい名演も光ってた。
観客は9割は若い女性で男性は1割も居なくてアウェイ感を感じた。目黒蓮や大西流星などのジャニーズ目当てなんだろう。
確かに、目黒蓮のイケメンで殺陣アクションの素晴らしさや、美世のアカギレを思っての薬湯を準備させるシーンなどの優しさをみせる所など素晴らしいと思った。
しかし、個人的には美世役の今田美桜の健気な可愛さが抜群に良かった。
わずかな荷物だけ持たされて嫁いで行った時のスッピンの美世も凄く可愛かった。
今田美桜の魅力を堪能出来る作品です。
全307件中、81~100件目を表示