ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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莫大な金をかけた低レベルなコスプレ動画
舞台は
春秋戦国時代の中国が舞台、一国が中華統一を目指す話。
が北海道を舞台にアイヌが隠した金塊を探す話に変わっただけの話。
低レベルなコスプレをした奴らが漫画「ゴールデンカムイ」のような物語を演じている。
アシリパさんが出てきたとき、まず「デカッ」という感想。
漫画でたまにあるクスッと笑えるネタをやってみてるが、ドン滑り。
アシリパさんの顔芸もドン滑り。
漫画の良さを全てかき消している。
やはりなんでも実写化してはいけない例。
漫画原作が好きせいか、受け入れられない。
つまらない。
原作が好きな人で映画を評価している人っているんだろうか。
日本実写の衰退はこういう映画を作っていまうからだろう。
良かった点は自然風景の見せ方くらいだろう。
役者さんの味が生きている
ここからのシリーズ展開に期待
シリーズものでした
良く出来てるんだけど
55点
映画評価:55点
キャスティングが良かった。
山﨑賢人さんはどこにでもいるし、
山田杏奈さんも予想通りでしたので
まぁ、期待通りの活躍でしたが…
玉木宏さんと舘ひろしさんのダブルヒロシ採用は
意外性もあり、それでいてピッタリでした!
あとは原作を変に変えようとはせず、
リスペクトしながら作製している所に
好感がもてました。
まさにビギンズと呼ぶにふさわしい
アシリパと杉元の出会い(あと白石)
ここから本題に入っていくんだなぁと
ワクワクしてきます。
このままリスペクト作製していると
ゴールデンカムイ5くらいまでかかりそうなのが
気がかりですがね…。
他に気になるとするなら
CGのシーンが判りやすく、所々違和感に感じはしますが、総じて原作と同じくらい楽しめました。
今後に更なる期待します。
【2024.7.11観賞】
杉元がなんか違う
今まで見た実写映画でも上位3位内に入る出来
本当の意味での「埋蔵金」は…
<映画のことば>
これから北海道は戦場になる。
明治末期に作詞された鉄道唱歌の北海道編は、当時の北海道の位置づけを、次のように歌い上げました。
千里の林、萬里(ばんり)の野
四面は海に圍(かこ)まれて
わが帝國の無盡庫(むじんこ)と
世に名ざさるゝ北海道
このころには、道内には豊富な石炭の埋蔵も確認され、その石炭の本州への積み出しのため、鉄道網も整備されつつあったころです(実際、日本で最初の鉄道は新橋・横浜間ですが、その次が神戸・大阪間。それに次ぐ国内三番目の鉄道路線は、道内の三笠・手宮間で敷設されました。)。
本作は、そのころの北海道が舞台とのこと。
それこそ「無盡庫」(取り出しても、取り出しても、尽きることのない倉庫)から供給されるかのように、広大な農地から生産される大量・良質の農畜産物は食料として国民の生活を支え、豊富な埋蔵量の石炭は、後に高度成長期の日本をエネルギー資源の側面から支え、また近代国家の建設に必要な「鉄」の生産にも、燃料などとして、一役も、二役も買ってきました。
いわゆる「エネルギー革命」によって、燃料の中心は石炭から石油へと大きく変わり、石炭が燃えているところを見たことがないという方も、今の若い世代の方には少なくないとも聞き及ぶのは、かつては「黒いダイヤ」として石炭がエネルギー源の中心を占めた時代を知る者のひとりとしては、寂しい限りでもあります。
前掲の映画のことばは、直接には、存在するとされる「アイヌの人たちの原資による隠し埋蔵金」をめぐった争いのことをいうものですけれども。
評論子には、上記のように、北海道に埋もれている「本当のお宝」は、実は「これからの北海道から豊富に生産される資源」のことなのであり、これをめぐる争いを暗示しているものと、勝手に解釈しました。
「そんなの、本作のストーリーとはなんの関係もない、お前の勝手な妄想だろう」という数多(あまた)のご批判は、ここは一番、あえて聞こえないことにして。
本作は、上記の意味では佳作と評しておきたいと思います。
現に北海道人であり、北海道LOVEの評論子的には。
(追記)
この時代の北海道は、明治5年の開拓使設置に始まり、いわゆる「三県一局」のいわば分権体制を経て、北海道開拓の強力なエンジンとなるべき旧北海道庁(今の地方自治体としてのそれではなく、明治政府の北海道地方の出先機関としての北海道庁)が新たに設置され、本格的に北海道の拓殖が始まろうという時代背景だったと思います。
それは、日清・日露の両戦役という時代背景を経て、明治政府が国策として掲げた「富国強兵」を実現するためには、未開地・北海道の開発は不可欠であり、そこから豊富に産出される資源を有効に利用することが絶対に必要と理解されたことによるものでしょう。
そして、本作のストーリーに絡まる「混沌」は、その時代背景を、よく捉えているとも思いました。
評論子は。
(追記)
原作は漫画もアニメも見ていません。
おそらくは、原作を前提にするとかなりビントの外れたものとなっているとは思うのですけれども。
純粋に「映画作品としての本作」という立場からのレビューということて、ご理解いただきたいと思います。
なお、この手の作品では、シリーズ化されている『ロード・オブ・ザ・リング』も、『キングダム』も観ていないという、実は映画ファンの風上にも置けない(?)とんでもない「うつけもの」(『身代わり忠臣蔵』)ということにになりそうですけれども。
本作のシリーズを観ていくほか、これをきっかけとして、上記のようなシリーズにも食指を伸ばしてみようかとも思います。
そう思わせてもらえたことも、本作の真価の一つと言えると思います。
評論子的には。
漫画のストーリーを忠実に再現しており、漫画の映画化としては大成功か...
漫画のストーリーを忠実に再現しており、漫画の映画化としては大成功かと思います。一番は、マンガ同様、アイヌや北の歴史、文化を丁寧に描いている点で、非常に好感が持てました。ただ、配役は、個人的に玉木宏以外はそんなにハマっているとは思えません。冒頭のナレに尾形の声が流れてしまったり、山崎賢人の杉本なんて全体的に線が細すぎ。「それなら俺は特等席だ!」の言い回しも違うよね・・・って。しかも映画開始前の予告編で「陰陽師」の山崎賢人が何度も映し出されて・・・なんか興ざめしました。
予算の使い方が抜群に上手い!!
原作の漫画を読みましたが、アニメ版はあまり好きになれなくて見ていませんでした。
実写化されるに当たって、結構原作漫画だとグロいシーンが多いので、年齢制限がかかるんじゃないかと思っていましたが、そういったシーンを極力画面から排除して、グロいシーンが苦手な人でも見られる様になっているのは良かったな、と思います。
それから、予算の使い方が抜群に上手いな、と。
昨今の日本映画で、特に漫画やアニメの実写化だと微妙な予算感でCGを多用したり、妙に安っぽかったり、ただのコスプレ学芸会になったりすることが多いですが、この作品ではそういった感じはありませんでした。
特に、予算をかけるシーンでは思い切り使って迫力のあるシーンを作り出し、そうでないシーンではお金を掛けなくても「うまい画」が撮れる様に工夫されていて、こういう作品でありがちな、チープさのあまり現実に引き戻される、といった感じはありませんでした。
役者の演技も、若干過剰ではありましたが、世界観が異常なのでそこまで気にならず、むしろ一部のキャラクターの怪演もあって、非常に見ごたえがある作品でした。
公開前に言われていた。アシリパが大人すぎる点も、映像で見ているとあまり違和感がありませんでした。
原作を基にしたギャグも入っていて、笑える作品ではありましたが、流石に漫画のテンポ感を実写で表現することは不可能なので、その点だけは少し残念でした。
続きはWOWOWでドラマ化されるとのことですが、そちらも見たいと思わせてくれる出来の作品だと思います。
最高だった〜🥹
素人脚本と素人監督の駄作
原作大人買いしたいなぁ
んとね・・・原作本全31巻買うと、19,000円ほどになっちゃう(汗)
てか、金の問題よりも・・・本の置き場所が←そこかい!
アイヌ民族の莫大な金塊を巡る争奪戦ってことくらいしか、まったくどんな話か知らなかったので、土方歳三の出現に「ん?あれ?おや?」って感じで。仮に土方歳三が生きていたら、80歳に手が届く年齢のはず。。。ま、演者である舘ひろしがもうすぐ74歳だからなぁ。
フィクションとノンフィクションであるアイヌ民族の文化(暮らし)の融合がなかなかうまくいったと思います。
話は31巻中の最初の3,4冊目くらいかな?「キングダム」と同じように山崎賢人のライフワークになるかもしれません。山田杏奈がとてもいいですね。原作よりも10歳ほど年上だけど(笑)
一生懸命が伝わっってくる
漫画もアニメも大好きです。
原作漫画ではそんなにページを割かずにやってる旅順の所をシッカリやっていて意外でした。時間に限りがある映画という媒体なので、いい加減な映画ならサラッとやったり飛ばしたりする所ですが、杉本の行動原理の根幹の所なので、シッカリ描いて印象付け、漫画のように都度都度描かなくても良いようにしたのかと思いました。アクションシーンもスローうまく使ったりしていい感じに仰々しくてもあり、実写ならではの迫力感もあり、漫画と実写の丁度間をとったような、原作への愛が詰まった作品だと思いました。それは、原作の持つ、食への感謝、異文化(アイヌ)への敬意、戦争のもつ悲劇、人の愛と狂気を残さず描こうとされていた所からも、そう感じえました。
それらを、実写映画の映画っぽさ、実写映画のオリジナリティを出しながら表現しようと一生懸命されていたと思います。アシㇼパのおばあちゃんのフチのあの感じは、原作に対する真摯さが溢れていてちょっと泣きそうになりました。
ゴールデンカムイの面白さは『シリアス』と『おふざけ(笑い)』の絶妙感だと思っています。
『おふざけ(笑い)』が秀逸で絶妙な間で入ってくるので、お話に緩急がついて『シリアス』パートの説得力が増し、伝えたい事がグッと入って来て物語にも入っていける気がします。
実写化で一番懸念してたアシㇼパもCMで見たときに「あっ、アシㇼパ」と思いましたし、『17才の帝国』『荒ぶる季節の乙女どもよ』でも、いい感じだったので期待はしてましたが、山田杏奈は予想以上でした。アシㇼパのオソマの時のなどにみせる『変顔』も漫画ぽかったですし、台詞回しもアニメの白石晴香の感じを何処となく感じさせられて、他メディアからも吸収して自作に活かし自身オリジナリティにしようとされている気がしました。それをしても芯が振れないシッカリしたとってもいい女優さんだと思いました。
鶴見中尉は「アニメに劣らないいい声の人がやってる~」と思いました。
極道主婦のときの感じのON/OFFをよりアップさせて演じられていて玉木宏版鶴見中尉流石でした。
アシㇼパと違う意味でキャラ作りが大変であろう白石もキャラを掴み方が絶妙でした。矢本悠馬、もともと目を引く俳優でしたがとても良かったです。バッチリです。このキャラが活きないとこの原作は一気に駄目になっていく気がするのでとても良かったです。
原作愛が詰まっている作品で良かったのですが、シリアスからコミカルへのON/OFFの落差がもっと行って欲しいなと思いました。欲張りですみません。ですが、白石とアシㇼパの掛け合いは何かいい感じでした。
これから変人、狂人が出て来て、それをコミカルに悍ましく描く、野田サトルの原作をどう実写映画してくれるか、とても楽しみにしています。
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