エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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「頭の中の自由」
昨年末に映画館で予告がよく流れていた。
ミシェル・ヨーがカンフーアクションをしている場面がフィーチャーされていて、コインランドリーを経営するさえない中国人のおばさんの冒険ファンタジーみたいな映画…という印象で、まず見ないだろうな、と思っていた。
しかし、アカデミー賞7冠ということで、チェックしておかなきゃ、と映画館へ行った。
とはいうものの、3月中旬すぎて今年2本目(1本目は昨夏公開された『スープとイデオロギー』を遅れて鑑賞)の劇場鑑賞作である。今年封切られた新作映画では僕としては初めての作品だ。
テンポよく、主人公の脳内の映像=想像=があちこちに飛んで展開。「実」は置き去りにされ、「虚」だけが広がるが、それは映画はじめ、物語のすべてに言えること。
「実」に引きずられては物語にならないのである。
「虚実ないまぜ」――それが物語の要諦である。
それが成功した作品なのだ。
ミッシェル・ヨー以外に、知る俳優もおらず、中国人がメーンキャラクター。監督も中国系。夫婦、親子関係や貧困、人種問題など、現代のアメリカ人が抱えるリアルを通底し、その上に、別世界という虚構を載せた映画だ。
最後は、ほっとさせる「物語」になっており、それが映画としての面白み、「人生賛歌」になっているのだ。
もう一度いう。
すぐれた物語=映画もそのひとつ=は、虚実をないまぜにしながら、人間を、人生を讃えあげるのだ。
下町の、シネコンで鑑賞。前3列を除きほぼ9割の入りという感じ。上映時間2時間20分は頻尿のぼくにはきつかった。
有りそうで無い異色の快作
全部いっぺんに、、?
なんとも…
アカデミー賞!またやってくれたな!
とにかく発想勝負で強烈なシーンが連続する本作 エンタメ性かなり強め...
とにかく発想勝負で強烈なシーンが連続する本作
エンタメ性かなり強めで流れはハイテンポ、軸になる話自体はすごくシンプルなんで、ひたすらこの荒波に乗って楽しむのが正しい見方
強烈なシーンで吹き荒れる最大瞬間風速は凄まじい、もう劇場で笑っちゃいましたね
ただし、結構下ネタ多いのとどちらかというとカルト映画の部類なんで、今回のオスカーの結果を受けて観に行ったカップルやファミリーは、鑑賞後に結構ダメージがあったのでは
10年後の評価は
最近そんなに映画行ける時間無いから、
どうせ行くなら「当たり」が良い。
ところが、
映画年間200本は観てるであろう友人から、
「是非観て欲しい‼️」と
今作をプッシュ。
それならばと、時間確保して向かいました。
友人からの文末は、
「責任は取らないけど😅」
でした・・・。
さあ、アカデミー作品賞、
どんなもんだろ。
心を鷲掴みされるのか、
物凄く考えさせられるのか、
・・・開始20分で記憶飛びました😱
あ❗️あぶねー💦、まだ国税局だ。
よし、ちゃんと観なきゃ👊
・・・あれ❓また記憶が無い❓
何故❓うわっ❗️1部終わっちゃった😱
2部開始。
タランティーノみたいな章立てだ👌
きっと楽しいに違いない👍
だって、作品賞取ってるし😁
・・・え❓いや、楽しくない😅
おい、キャラが似てる様で違うっ‼️
いつの間にみんな、ヘッドセットしてるの❓
あ、もうラスト❓
納税まだやったんかいっ‼️👊
寝て、いや記憶が無い自分が悪いのは、
重々承知の上で思った事、
「ツソ・ウルトラアソ」
よりつまらなかった🤣
もう一回観たら、変わるかなー❓
でもそんな勇気も時間も無いなー😭
観るとしても配信だろうなー😳
友人曰く、
「マトリックス」の様に
10年後評価される作品かもしれない❗️
いや、作品賞取ってるから。
もう評価されてるので、
貶されてナンボじゃない❓
褒めてるレビュワーの方を
心から尊敬します。
自分なんて、
睡魔、いや軽いバースジャンプしてた、
パンピーでしかないですから🙇🏻♂️
カンフー映画にあらず
予告編だけ見て勝手にカンフー映画と思い込んでました。
まあ、違ったわけですが、そんなのどうでもいいくらいにカオスな映画です。
「マルチバース」が謳い文句ですが、あんまり細かく考えられて構築された世界ではなく、敵(と思われるキャラクターたち)の行動も一貫していないので、理解しようとせずに、ふーんと見るのが良いと思います。
なんというか、「ハウス・ジャック・ビルド」や「アンダー・ザ・シルバーレイク」を見たあとのような、なんじゃコレ感が味わえます。(本作はホラーでもサスペンスでもなく、ハッピーエンドのため、ちょっと違うとも言えますが。)
最後に。
キー・ホイ・クワン助演男優賞おめでとう!
あと、エンドロールでRDのおばちゃんがジェイミー・リー・カーティスと知ってびっくりした。
作品賞に惹かれたが・・・評価は分かれる
はい号泣。清々しく号泣。岩に号泣。 マルチバースの納得感もあり、ア...
最高に面白かった
これがアカデミー賞受賞した作品??
ぶっちゃけ、始まって5分ぐらいから意味がわからなくなってきます😅笑
これがアカデミー賞作品賞受賞した映画なの?みたいな感じで、
自分から言わせれば中国で製作されたB級クラスの映画でした😅笑
しかも、懐かしきグーニーズの俳優全然声変わりしてなくて不気味😅笑
わざわざお金払って映画館で観る作品じゃないです🙋♂️笑レンタルで十分です🙋♂️笑
最近、マルチバースばっかでなんかホントに別世界あるの?みたいな感じですね😅笑
アイデア100点、プロット100点、編集も100点
でもひと繋ぎのストーリーにしてみると、個々の要素は面白くても全体的にはイマイチという。
「逸脱した行為が並行世界にリンクする燃料となる」設定は、「無数の選択によって無数に世界が枝分かれしている」というSFではお馴染みの前提があるので、理屈は通らずとも感覚で理解できる……というギリギリのラインで上手いんですが、この設定が便利すぎて何度も繰り返される。すると順を追って観ている観客にとって不条理極まりない行為もあっという間に条理になってしまうのが辛いところです(13金のジェイソンだって一作中で惨殺する人数は計算しているはず)。
ベーグルのくだりも最初説明を受けて上手い!と膝を打ったものの、余りにも擦りすぎてクライマックスには味がもうなんにもしません。
ただifの世界をここまで複数同時進行で描く無謀な挑戦は本当に驚きで、一歩間違えたらすごい傑作だったと思うと色々惜しい。
インフルエンザドリーム
ガッカリ
愛しいモンスター
公開初日にIMAXで凸
賛否両論真っ二つな作品かと。つまらないという人の意見もよくわかる。伝えたいテーマに表現が辿り着いておらず、振り落とされてしまう感じ。
しかし個人的には身につまされる作品で泣けました。
壮大で素敵なSF家族ドラマだった。壮大なハリウッド版の渡る世間は鬼ばかり。元々あるジャンルの要素の掛け合わせでこんなにも可能性が広がるんだなと感嘆。
私は健全な家庭で特に苦労もなく生まれ育ったが、思春期は母親とソリが合わず、喧嘩はしないけれども、家には帰りたくないし、嘘はつきまくるし、黙ってピアス開けたり、タトゥー彫ったり、母親に心をまったく開いてなかったように思う。親子ではあるけれど、性格や趣味嗜好、すべてが真逆すぎて、母親のことセンスないし、ダサいとすら思ってました🤣自分が大人になって実家を出てからいろんなことにありがたみを感じていろんなものを理解するんですけどね。
思春期の頃の自分は母親から観るとモンスターだったかもなーと。作中だと愛しい娘のジョイである反面理解不能なモンスター、ジョブトゥパキでもあったんだろうな。それでも宇宙の果てまでモンスターを追いかける、なんだか泣けて泣けて仕方なかった。マルチバース、色んな世界線の自分達が現れて、わちゃわちゃ賑やかなんだけども本質の部分で泣かせにくる。
人生には色んな選択肢があって、これでよかったのかなんて悩んでるのがバカバカしく思わせてくれる最高の作品。ギャグセンスが少し自分とは合わなかったので笑いより泣ける要素の方が多かった。
キーホイクァンもすばらしかった。こどものころに何度も観たグーニーズやインディージョーンズに子役で出演してた俳優さん。しばらく裏方業務に徹されていたそうですが、今回のオーディションに合格されて久々に表舞台に。演じ分けがすごかった。堺雅人思い出したw
あとは魂だけが石になる場面とかは手塚治虫の火の鳥の復活編とか湯浅監督のマインドゲームも思い出したな。
あとはジョイの衣装もかーなりぶっ飛んでてかわいかった!どれも最高!
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