RRRのレビュー・感想・評価
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当たり前に長尺
しかし、その長さはこのコッテリストーリーには絶対必要。
大ドラマなのだ。
ビームとラーマの紆余曲折を経たストーリー。
一騎当千のラーマが思いやる心と目的を果たそうとする義務感の間で抗う姿。
強靭な肉体を持ちながら素直な心のビームがマッリを助けようとする思い…。
噛み合わず、お互いを裏切ってしまう展開に早く上手く行って欲しいと願ってしまう。
勧善懲悪のストーリーにイギリスのスコットとその妻が殺しても飽き足らぬ憎々しさで見事な悪役っぷりを見せつける。
この悪役の出来は上々、あれじゃあ蜂起するよ。
力づくじゃあ統治は出来んよね。
斯くしてインドは解放された。
話題になった作品であり、知らず知らず足踏みしてる自分がいた(笑)ので評価は高くしたが内容は勧善懲悪の時代劇であり、インド礼賛、統治下のイギリス人は一部を除き差別的な描かれ方をしてるので、イギリスの人の評価はどんなだろ?とは気になる。
長尺のインド映画と適度に入るダンスシーン、髭だらけのキャストに混乱せず、観られる人には最高の映画になると思います。
ちっとも伝わってこない!
インドパワー
インド映画の新たな時代‼️
インド映画は一時代を築いたことがあって、言わずと知れたタサタジット・レイ監督のオプー三部作を始めとする数々の名作によるものなんですけれども、ここにきて新たにインド映画の時代が到来しているのかもしれません‼️どうしても今までのいわゆるボリウッド映画は私の肌に合わないところがありまして、私の中ではキワモノ映画的な扱いでした‼️ところが、前作の「バーフバリ」あたりから、これは面白いじゃないかと‼️そして今回の「RRR」で完全に大衆化しましたよね‼️多国籍風で荒唐無稽なオーバーすぎるアクション‼️そして、まるでMGMミュージカルのように楽しいダンスシーン‼️そして3時間緩むことのない物語のハイなテンション‼️強引過ぎず、悪ノリし過ぎず適度なさじ加減で、世界中の老若男女にアピールできる快作ではないでしょうか‼️ただ問題はこの「RRR」に続く面白い作品が出てくるかどうかですね‼️
てんこ盛り
やべぇ…コイツらガチだ…
完璧
3時間はあっという間だが・・・大丈夫だろうか?
どこか違和感を感じました。何だろう。このざわざわ感は。
架空ではなく史実を多分誇張し、わかりやすくした二元論。重力を無視した驚異的なワイヤーアクションの浮遊感はそこからの解放とカタルシスをもたらしますが、どこか子ども時代の万能感にも通じているような・・・。
偉人たちの中にも非暴力主義で有名なガンジーは出てこなかったので、踏みにじられた自尊心を救うのは対話ではなく暴力しかないという主張なのでしょう。神話の世界との一体感で自己陶酔の中で執行されるのは容赦ない復讐です。
どこか今の分断の時代を象徴しているのかもしれませんが、大丈夫だろうか?と不安になりました。多分違和感の正体はそんなところにあったのでしょう。
被害者側から作られる映画だから成立するのでしょうが、同じような映画を日本が作ったら世界からは大ひんしゅくでしょう。
そんなことはさておき、音楽が、歌が、ダンスが、身にしみました。笑えるシーンもある。3時間はあっという間でした。今のインドの勢いを感じました。
一発の銃弾
やっと観れました。感無量・・・かな。
評判通り、評判以上、胸が熱くなり、体温は上がり
そして充実と高揚・・・ハリウッド映画以上の興奮。
スケールの大きさにビックリ、その荒唐無稽な語りを歌の台詞で
踊りまくって伝える。
インド映画は話題作を20本は観ていますが、RRRは桁外れの出来!!
《ビームとラーマの熱き友情》
《品物のように持ち去られたビームの妹マッリの奪還》
そして100年前の《インド独立戦争》を背景にして、
ビームとラーマは実在したインドの英雄をモデルにしていて、
彼ら2人はそれぞれ生きた時代が違い、出会うことはなかったけれど、
もし2人が同時代に生きていたら?
その夢が叶えられているとの事です。
《血湧き肉踊る》・・この映画を一言で言い尽くすならコレ!
心にいちばん響いた映画の台詞を書き記します。
総督が2度ほど、これでもがと言う台詞です。
・・・英国の工場で、英国の金属で製造し、
・・・7つの海を渡った、一発の銃弾は、
・・・インド人の命より尊い
・・・無駄にしてはなるものか!!
それをラーマがそっくりとその通りにお返しする、
・・・ビーム、彼の心臓に返してやれ!!…………
この映画を観ているとインドの全国民が同じ方向を見て、
笑い、怒り、燃えて一致団結してるように見えてしまう。
そんな事は無いのだろうけれど、世界最多の人口14億人のエネルギー、
製作費97億円の国力に、羨ましさを感じてしまいます。
残酷描写も多いけれど、
ビームとラーマがガッチリと握手をするシーン。
1人の少年を助けるために、オートバイのビーム、そして
サラブレッドで走るラーマの2人が、橋をワイヤーアクションで
飛び降りながらビームはインド国旗を振り、
火だるまのバイクは燃える、燃え盛る炎、
うーん、ダメ無理、とても言葉では言い表せない・・・
全国民が歌い踊ることで、貧富の差、階級差、性差別を
上手にガス抜きされているような気がしないでもないけれど、
トビキリ、ダントツ、最高のエンターテイメント映画でした。
はちゃめちゃを楽しめれば良作
いやいや、ありえない
また観るかも。
既に3度目。
一度目はストーリーについていくのが主。
展開が早くラストも爽快。
2度目は前回見落としていたところに気付く。既に観ている映画なのに楽しめる。
3度目何度も観るとより考えさせられる。
植民地では沢山の人が色々な事を経験して悲しい事や辛い事も多かったでしょう。
敵と戦うならばそれまでに学んだ事を活かして進むのみですね。
ラーマは銃の扱いと父の教え、肉体を活かし,ビームは野生動物や薬草の知識と肉体を活かす。それでもやっぱり一番必要なのはマインドかな。二人とも愛情と誇りと根性が凄かった。日々学ぶ事は大切なんですね。
個人的には二人のような友情は経験出来なくても、今そばにいる人を大切にしよう。
ポスターまんま!もうとにかく観ろ!
笑いあり、涙あり、この夏日本中を熱狂させる、全米が涙、スペクタクル大巨編、、、、、、、もうねそういう謳い文句を謳っとる映画の99%は嘘やと。嘘やんけと。大げさやったんやなと。
この『RRR』を観た後にはそう思ってしまうほど、”これぞ人間の熱量”と”パワー”と”感情の爆発”を見させられる最高のエンターテインメントだった!!!!!!
まあそれもそのはずで殆ど史実に基づくイギリスによる支配下の世界観がベースで14億のインド人達の琴線に触れる物語が紡がれていきますから、もう画面越しから伝わってくるパワーが凄いんです(笑)。
歌も全然鬱陶しく無くて、ここぞ!という場面で気持ちよく挿入されるので日本でも流行りのライブ的な映画としてまさにマッチしています。だから流行った部分も大きいでしょうね。
もうね、とにかく手を握るあそこまでは全国民に無料鑑賞させるべきです!!!鬱とか言ってる雑魚の30%くらいはあれ見たら治ります(断言)
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