狼たちの墓標
劇場公開日:2022年5月27日
解説
韓国屈指のビーチリゾート地・カンヌン(江陵)を舞台に、開発利権をめぐる男たちの抗争を描いたノワールアクション。2018年の平昌オリンピック直前、さらなる大規模開発に沸くリゾート地のカンヌン(江陵)。土地を牛耳る組織の幹部キルソクは、安易な暴力に頼ることなく秩序と義理を重んじ、そのカリスマ性で町に安定をもたらしてきたことで、地元警察からも一目置かれる存在だった。そんな彼の前に、目的のためには手段を選ばない非情な男ミンソクが率いる新興勢力が、巨大な開発利権を狙って現れる。キルソクとミンソクの出会いが、2つの組織や警察も巻き込んだ、血で血を洗う抗争の幕開けとなる。昔気質のヤクザ者キルソクを「友へ チング」のユ・オソン、新興組織の非情なボス、ミンソクを「剣客」「愛の棘」のチャン・ヒョクが演じる。監督はこれが長編デビューとなる新鋭ユン・ヨンビン。
2021年製作/119分/R15+/韓国
原題:Tomb of the River
配給:クロックワークス
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2022年7月5日
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鑑賞方法:映画館
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平昌五輪前、韓国の地方でリゾート開発の覇権を巡り抗争し合う裏社会の人達の話。
簡単に言えばナイフで人を刺しまくる激ヤバサイコパスと、昔気質の肉体派ヤクザオジの対決。ラストの直接対決も「激"動"と静」って感じで面白かった。韓国映画って武器が結構面白かったりするけど武器がナイフと拳というシンプルさもなかなかね。
この話、会長が言うように「自分で1から作ってみないと余ることのありがたさが分からない」人達の話だった。リゾート開発の覇権を争う奴ら、会長が作ったものを奪い合ってるだけだから欲が出て全部を欲しがる。最初から仲良く分け合いっ子してればいいのに。
それが「食」にも表されてて、誰かに奢ったり奢られたりする食事のシーンが何回か出てくるけど、サイコパス野郎は人から与えられたものを絶対食べない。だから冒頭のカニバリズムか〜と思ったけど途中で鰻みたいなもの食ってたからな。冒頭のあれはただのサイコパスですって描写だったのがな(笑)
個人的に、主人公の1番の弟分がすごく春日に似てて、しかも普通に一番良い味出してた。この作品の中のちょっと笑える面白ポイントもカッコ良い部分もこの人が持って言ってた気がする。
あとこれはめっちゃ余談だが、平昌五輪前ということで飲食店で喫煙が出来なくなるみたいなことをチョロっと言ってて、韓国も同じだったんだと思った。西洋はこうだから同じように真似する姿勢が、同じアジアだ、、と思った。
2022年6月19日
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鑑賞方法:映画館
初めて見る製作会社のロゴ、見慣れぬキャスト陣、それでもいつもの韓国ノワール、安定の面白さ…
意味不明なほど殺しまくって、逮捕されないのはともかく、いくらなんでも裏社会でもやっていけないのでは?と思うほどに極悪。見た目は怖い藤木直人のようだけども…
それに対して昔気質にやっていたヤクザもエスカレートしていってしまい…とツボを外さない。
とにかく刃物とパイプ・角材でやり合い、銃器を使わないのも良かったね…
2022年6月12日
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鑑賞方法:映画館
91本目。
昨日観ようと思ったけど、いい席が空いてなくて断念。
刃物で遣り合うって、以前観た作品と似てるなあと思ったけど、慣れなのか観てて痛みを感じなくなってる。
ピリピリした感じが、あんまり感じられず、ちょっと物足りない。
2022年6月11日
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鑑賞方法:映画館
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