シェイン 世界が愛する厄介者のうた

劇場公開日:

解説

アイリッシュパンクというジャンルを築き上げたイギリスのバンド「ザ・ポーグズ」のフロントマンを務めるシェイン・マガウアンの型破りな人生を追ったドキュメンタリー。シェインの30年来の友人であるジョニー・デップがプロデューサーを務めた。5歳から飲酒や喫煙を経験し、10代で移住したロンドンでは全盛期のパンクシーンで活動しながらドラッグ地獄に転落、その後バンドの成功で英国ロック界のスターへと上り詰めたシェイン。映画では爆弾発言だらけのシェイン本人のインタビューをはじめ、貴重なライブ映像やアニメーションを交えながら彼の軌跡をたどる。さらに、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーやデップ本人もインタビュアーを務め、現在のシェインの心の内を聞き出していく。監督は「セックス・ピストルズ グレート・ロックンロール・スウィンドル」のジュリアン・テンプル。ピーター・バラカンが日本語字幕監修を担当。

2020年製作/130分/R18+/アメリカ・イギリス・アイルランド合作
原題:Crock of Gold: A Few Rounds with Shane MacGowan
配給:ロングライド

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(C)The Gift Film Limited 2020

映画レビュー

4.020年前と比べると歯が治った酔いどれ男。

2022年6月28日
PCから投稿
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村山章

3.5Refreshingly Interesting regardless of Music Taste

2022年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

I fretted watching this film at first, hardly being a fan of The Pogues or traditional Irish music in general; but I was pleased that this doc not only gave me appreciation for the genre, it was also a rich character study. Shane is a peculiar man with a singular laugh; always paralyzed drunk. In the film's chronicle of the band, he is revealed to be much more of a musical sage than a comic punk.

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Dan Review

4.0Irishman In London

2022年8月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

映画「バスキア」のオープニングで Fairytale Of New York が流れたとき僕はポーグス(シェイン・マガウアン)を初めて知った。聴いた瞬間に気に入ってすぐにCDを買った。そしてその美しいメロディとは裏腹にうらぶれた詞の世界にさらに魅了された。
そのポーグスが70,80年代前半にパンクバンドとして活躍していたこと。そしてパンクムーヴメントが去ったあと、彼(等)のルーツであるアイルランドの音楽を取り入れたパンクロック(アイリッシュパンク)を作り歌い人気を博したことをこの映画で知った。
シェインの10代20代のアナーキーでパンクな生きざまに僕は魅せられた(すいません、非常識で)。階級社会のイギリスにおいて下流に生まれ育った若者たちの歌い踊り熱狂する姿に、70年代に起きたパンクムーヴメントの根底にあるものが分かったような気がした。そしてシェインは30代になり人気ミュージシャンとなっても変わらない。顔自体がパンクでアナーキー(これ笑うとこ)。生きざまはまさにハチャメチャ。テレビでのインタビューでもやらかさないかとハラハラ(シェインのやらかしを期待するかのような煽り気味な司会者)。結局30代40代50代と相変わらずの酒浸り(アル中)、薬物漬けはそのまんま。今じゃ60にしてジャンキー。
彼の最大のヒット曲 Fairytale Of New York はシェイン憧れの地でもあるニューヨークに生きるアイリッシュの悲哀(なんてもんじゃない、堕ちてしまった人々を歌っている)を描いたもの。そして彼の音楽そして人生は大国イギリス、大都会ロンドンで生きていくアイリッシュの悲哀、生きざまそのものである。

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ゆみあり

4.018禁映画なんだ(笑)

2022年7月7日
スマートフォンから投稿

ポーグスは初来日と2回目のを観に行ったんだけど、その頃はもう大分ヤバくなってたんですね。クラッシュもそうだったけど、日本に来る頃にはバンドが終わりかけというのが切ないです。30年振りぐらいに聴くかも。まだ生きてたんだという驚きと、まあそうだろうなあという感じのヘタリぐあい。あれだけ無茶苦茶やっても家族に愛され、皆に愛され、還暦を迎えて美人の嫁を貰って、なんと果報者なことか。
 ロンドンパンク全盛期に有名な「客」だったって初めて知って笑えた。

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koozyy
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