チャーリー・イズ・マイ・ダーリン

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チャーリー・イズ・マイ・ダーリン

解説

ザ・ローリング・ストーンズが1965年9月3日と4日に敢行したアイルランド・ツアーを記録したドキュメンタリー。

ストーンズ初の公式フィルムである本作には、当時「サティスファクション」の世界的大ヒットで勢いに乗っていた彼らが繰り広げる熱狂のステージに加え、ツアー中のオフショットやインタビュー映像なども収録。監督は「TONITE! LET'S ALL MAKE LOVE IN LONDON」などイギリスやアメリカのサブカルチャーを記録した作品を多く手がけるピーター・ホワイトヘッド。

2011年には未編集未発表のステージ映像が新たに発見され、翌12年にその映像を加えて再編集した2Kレストア版が製作された。2022年8月、2Kレストア版を劇場公開。

2012年製作/63分/イギリス
原題または英題:The Rolling Stones: Charlie Is My Darling - Ireland 1965
配給:オンリー・ハーツ
劇場公開日:2022年8月5日

スタッフ・キャスト

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(C)2012 Because Entertainment, Inc/ABKCO Films

映画レビュー

5.0個人的には今年ベストの一作

2022年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

昨年亡くなったローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツの名を冠した本作。もともとは2012年に発表された作品だったのですが、タイトルに図らずしも追悼の意味合いが加わりました。

本作は、当時ようやく「サティスファクション」などのヒットで人気バンドとして知名度が高まりつつあったローリング・ストーンズが、1965年に行ったコンサートツアーの様子を記録したドキュメンタリー作品です。

もちろんミック・ジャガーをはじめメンバーはみな若々しく、演奏を楽しんでいる様子が映像からも伝わってきます。4Kレストア版として今年同時期公開となった『ロックンロール・サーカス』と同様、早くに亡くなったストーンズの初期メンバー、ブライアン・ジョーンズの演奏や発言が収録されており、これだけでロック史に残る重要な資料となっています。ブライアン・ジョーンズはこの頃から既に、アーティストとしての知名度の高まりに困惑し、厭世的になりつつあることが窺えることに感慨を覚えました。

2021年に亡くなったチャーリー・ワッツが、周りがどれだけ騒いでいても、ひとり物静かに佇んでいるにもかかわらず(いやそれだからこそ)、強い存在感を放っている点も印象的です。

本作最大の衝撃は、ステージに乱入した観客が暴れてメンバーが逃げ惑う中、彼だけが何事もないかのようにドラム演奏を続けていた、という場面。チャーリー・ワッツは最初から「彼でしかなかった」ことが強烈に伝わってくる映像です。実質彼が主役と言ってもいい本作、追悼の意味を含めなくとも今年ベスト級の素晴らしくかつ貴重なドキュメンタリーです。

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yui

5.0excellent

2022年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

excellent

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Namnam

3.5当時のストーンズの人気っぷりを知ることが出来る貴重な映像。楽屋やホ...

2022年8月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

当時のストーンズの人気っぷりを知ることが出来る貴重な映像。楽屋やホテルではプレスリーやビートルズを歌ってる姿もあっていい時代だったんだなとつくづく感じた。

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Yoshi K

4.0ミック・ジャガーは超好青年だった

2022年8月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

若者たちでごった返す渋谷の街を歩いて映画上映のBunkamuraに。57年前のアイルランドにタイムスリップ。そこにはイギリスの5人の若者たちのバンドと彼らに熱狂するアイルランドの若者たちがいた。
1962年に結成し1965年名曲サティスファクションで全米、全英のヒットチャートでNo.1を獲得。その直後の、それから50年以上続く伝説の始まりとも言えるモノクロドキュメンタリー映像。ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ブライアン・ジョーンズの3人はな~んか可愛い。21歳とか22歳とか実際に若いし、ミュージシャンにありがちな尖った風もなく気のいい若者という感じ(ビル・ワイマンとチャーリー・ワッツは少し大人びてて可愛いという感じではないな)。道行く人にサインを求められればにこにこしながら応じて、家族連れとは一緒に写真撮影して。ステージも僕の知ってるミック・ジャガーて感じではなく、その辺のお兄ちゃん達がバンドやってる風かな。でも若者たちの熱狂ぶりは凄かった。やっぱりローリングストーンズでした。
おまけ)ストーンズとオーティス・レディングの Pain In My Heart が同じということを知りました。まさにR&Bのカバーバンドという一面なんですね。オーティス・レディングもサティスファクションをカバーしてヒットさせてるしね。

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ゆみあり