ブレット・トレインのレビュー・感想・評価
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漫画みたいな映画、フルカラー印刷
念を入れて、伊坂幸太郎原作マリアビートルを読んでから鑑賞。
沢山登場人物皆殺し屋が出てくるので原作を見ていないと人物関係がよくわからないと思う。原作読んだ人と読んでない人でかなり印象がちがうだろう。
原作派には、OKな作品。
そしてなんか見終わったあと、なんかカラフルなマンガみた!面白かった!てのがストレートな感想。
とにかく新幹線の中で起こる数々の出来事、が、映画ではまさかの走行中のバレットトレインからはみ出ちゃったりするところかな、マンガ的要素。
プリンスが女子だったり檸檬とみかんのルックスが意外だったりラテン、ロシア、濃ゆい挿入回送シーンだったリ、映画オリジナルのアイデアも愛嬌でよろしいかと。最後のミカントラックで突っ込みリベンジ果たす檸檬、拍手。
あとはモモモン?とかいうキャラクター、新幹線に乗り込んで邪魔くさい上、なんとも東京オリンピック2020のマスコットキャラクターを思い出させる造形で邪悪ぶりを見せつける。いいねー。
そして、まあ、なんともブラピが良い味を出している。ブラピのお人柄の良さ。ドーモアリガトというとき必ず素になってしまうところもよし。こんなひどい時代日常に、気分がスッキリするエンターテイメントを見るのは良い時間の使い方。
ク◯のような疾走感がたまらん😃
なぜバレットトレインじゃないの、というところから。
内容的には3.5 日本が題材で感謝の☆4
サプライズで面白さを押し込んでくる群像劇の手法と、新幹線級のスピードアクションで無難に面白い 伏線があまりに多く2時間にねじ込まれた回収のラッシュは、正直混乱と疲れすら感じた
これでもかと後半に展開がコロコロ変わり小さな驚きの数で攻めるのではなく、大きな驚きの質で衝撃を受けたかった
贅沢なキャストの使い方をしていたり、いい点も多く面白くはあるが、絶賛というわけではなかった
笑いとバイオレンスとぶっ飛びと…。
結構、笑いが散りばめられていて、個人的には好きな方の映画なのですが、ただ、バイオレンスが苦手なので、そこがちょっとグロかったかなぁ…と思います。
私が1番笑ったのは、ブラッドピットが説明書を見て「English! English!」と言っているのは、大笑いしてしまいました。
過去に、ブラッドピットの映画で、有名どころをあげるとセブン、トロイ、マリアンヌ、ワンスアポンインハリウッド、オーシャンズ、Mr&Mrsスミスなどなど数多く観てきましたが、カッコ良さと笑いのある映画は初めてかもと思います。
サンドラブロックとのコンビも中々良かったなぁ…。
満足✨
伊坂幸太郎イズムをハリウッド風味にアレンジ、パラレルジャパンも悪くない!?
賛否両論だったものの、中学時代に伊坂幸太郎作品をチラチラ読んでいた自分にとっては、うまく伊坂イズムが入っているように感じた。それでいて楽しい。よく飛躍したテンションで作れたなぁ…。ちなみに原作は未読。
人生のオールタイムベスト映画の1つ『ゴールデンスランバー』や車好きの心くすぐる小説「ガソリン生活」などを書いてきた伊坂幸太郎氏。サスペンスに疾走感が加速し、予想できぬラストへと一気に引き込む。その中で生まれる反応や変化、感情を繊細に引き立てながら帰結するプロットは読みやすく面白い。そんな彼の原作がハリウッド化した訳だが、かなりパラレルトーキョー…。心配になるのも無理はない。
しかしながら、これが結構面白かったのだ。原作を踏襲したであろうテーマ、「運は見方による」というフレーズが連呼され、不運な男の見方を変えていく。訪れる出来事が不幸か否か。序盤から立てられたリードが安心感を引き立てつつ、コミカルにブラピが振り回される。
タイトルは「弾丸列車」となるブレットトレインだが、小説の「マリアビートル」の意味を考えながら観ていると、一段と練られた作品だったと感じる。やってる規模も展開もビジュアルもむちゃくちゃだけど、プロットの土台が固く揺るがないものだったことで、良いものを観れた感覚に。爽快感がある。
邦画には邦画らしい時間の過ぎ方があると思うが、勢いを大切にするハリウッドはこれくらいの解釈が似合う。つまり、この終点で良かったのだ。笑
原作殺し
新幹線
ラストシーンにやられます!
見終わった時、もっと早く観ていれば良かったと思いました。まさに鬼滅の刃の列車の脱線のオマージュのようでした。ですので途中まで3.9の評価でしたが爆上がりです。作品のベースは、エンタメと、機知の飛んだ箴言と、ギャグの応酬と、ヤクザの世界と、激烈アクションでしょうか。箴言として重要なものが三つほどありました。人生は全て運命通り(シナリオ通り)である。人生は因果応報の繰り返しである。運命の良し悪しは、その人が決めることである(精神世界の金言)。そのセリフが語られた時、思わず拳を突き上げたくなりました。そしてあっぱれなほどのラストシーンの卓抜さ。血流がハイになるほど興奮しました。それにしても音楽もめちゃくちゃ楽しすぎます。30年、40年前に大ヒットした曲(サタディー・ナイト・フィーバー、ヒーロー等々)がバンバン流れると、中年世代は懐かしさに自然と涙が滲みます。あっという間に2時間が終わりますので、ものすごく至福の時だったと思い返しています。追記 日本の文化に対する思い込みで作られたものが結構画面出てきますが、作品のストーリーの進行においては、ほとんど気になりませんでした(笑)。
日本人が描く日本っぽいなにか
伊坂氏の小説は何作か読んでるけど、全体的にシリアスに見せかけてウソくささ満載のコメディだと思う。
今作もそのようで全ての場面でウソくさい、というか作話的で都合が良すぎる展開。全てに伏線と辻褄があって終盤でそれらが明かされていくところは感心するのかも知れんが、正直これを日本を舞台にしている時点で日本人にはそう捉えのは難しいんじゃないか?
軽快かつ派手な展開もあって映像としては面白いが、いかんせん一番の現実である新幹線があまりに荒唐無稽すぎてどこもかしこも不自然としか見えない。いや、面白くはある、ただ腑に落ちない、というのが感想。
東京ー京都間はこだまで3時間半。京都手前で日の出だと東京発が深更。そんな便ないわ。
真田広之さんでスンッ!!
●9月1日 一回目
最初は、デフォルメされ過ぎた日本の違和感での
気の散り具合から集中できず、
映像になのか、ストーリーになのか
「わあー、とっちらかってるー、ついてけるかなー?!」
と不安を感じたのですが…
真田広之さんが登場して、特にファンでもなかったけれど、
画が締まったというか、空気が変わった気がして、
「わっ、カッコイイ!」って、自然に心で呟きがでて!
そこからかなー、
どんどん引き込まれて行きました。
ラストに向けて、とっちらかりそうだった話の小枝がひとつの大木に繫がっていて、
そこにアクションも加わって、観終わった後は、満足感しかなかったです。
なんだろなー、ちょっと温かい気持ちにすらなったもの。
ブラピは、安定の演技力と画面映えで、
下手したらB級の単館上映になりそうな所を、さすが!ハリウッドへ誘いますな。
もちろん、サンドラ・ブロックもね。
タンジェリン、レモン、キムラなどなど、
他の俳優もとても良かったなー。
でも、この作品で、いちばんは、やっぱり、風が吹いた真田広之さんでした!!
海外で活躍してることを改めて納得させられました。
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●9月24日 2回目
一回目より、楽しめた!
全部のキャラクターが立ってて、まとまってて、
タランティーノより軽くて見やすいしー。
音楽もいいしー。
58歳のブラピが可愛く見えるのは反則!!笑
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