スイート・マイホームのレビュー・感想・評価
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不気味さの演出は良い
念願のマイホームを購入したスポーツインストラクターの賢二だが周囲で奇妙なことが起こり始め…。
斎藤工監督作品。人為的なのか霊的なのか分からない不気味な恐怖感の演出が上手い。ただよくよく考えると色々と無理があり、ラストも冗長に感じてしまいました。
児童虐待で稼ぐのやめてね‼️❓
異なる恐怖の絡み合い
ホラーは嫌いで原作も未読なのですが、サスペンス要素と齊藤工監督への期待で、公開初日に鑑賞してきました。ホラーというよりサスペンス寄りの作品で、期待どおり楽しめました。
ストーリーは、寒さの厳しい長野で妻と娘とアパート暮らしをしている、スポーツインストラクター・清沢賢二が、地下に巨大暖房設備のある一軒家を購入し、念願のマイホーム生活が始まるも、賢二の周囲で不可解な事件が続き、その恐怖がやがて家族にも襲いかかっていくというもの。
ホラーというと、ショッキングな映像や大音量を急に流して驚かせようとするお化け屋敷的なものが多いですが、本作ではそんなことはほぼないので、その点は安心して観ていられます。それでも、じりじりと追い詰められるような恐怖は感じることができ、スクリーンから目が離せません。その恐怖も、マイホームにまつわる得体の知れない恐怖、賢二の周辺人物にまつわる犯罪的な恐怖、さらには幼少期の記憶に残る恐怖と、異なる恐怖が絡み合うサスペンスフルな雰囲気が作品を盛り上げ、最後まで楽しめます。
終盤の大オチは、あっと驚かせるほどの展開ではありませんが、巧みなミスリードと俳優陣の演技に支えられてそれなりに見応えがあります。さらに、そこからもう一押しあり、最後まで恐怖を演出する展開は悪くないです。ただ、ちょっと説明や描写が不足していたような印象で、終盤に向けて煽りまくった恐怖のオチとしては、それでもやや物足りなく感じます。あと、見て見ぬふりをしていた住宅会社の経営姿勢、何者かの存在に恐怖を感じながらも新居に住み続ける妻、挙動不審な聡の存在なども、ちょっと引っかかりを感じます。とはいえ、迫真の演技で雰囲気はバッチリで、サスペンス好きにはそれなりに刺さる作品だと思います。
主演は窪田正孝くんで、恐怖や動揺を見せる演技が秀逸です。完全に彼の目線で物語を追っていたので、心が休まる瞬間がなかったです。他に、蓮佛美沙子さん、奈緒さん、中島歩さん、里々佳さん、窪塚洋介さん、根岸季衣さんらが脇を固めます。
緻密に計算された完成度の高いサスペンス
禁断のベストセラー小説を映画化したホラーサスペンス。冒頭から意味深なシーンで始まり最後まで目が離せない展開でかなり完成度の高いサスペンス。
さすがは斎藤工監督の作品という印象で緻密に計算されている数々の伏線が実に素晴らしい。エンドロール後のシーンも見逃せない。
2023-133
ホラー?ミステリー?サスペンス?
ホラーは苦手ですが、配役が良いので鑑賞です。
最後まで楽しめました。
犯人?はたぶんこの人と、わりと早めに気が付きます。なぜなら、怪しい人が多すぎるから。
それでも、この後どうなるの?と最後まで楽しめました。
終わり方は好き嫌いが出そう。わたしはとても後味が悪いと思いましたが、予想外という点ではラストシーンがいちばん「えっ?」となった。
全体的に、ハラハラさせるけど、ちょっと単調でもあります。監督は誰だろうと思ってたら斎藤工さんなのですね。
斎藤工さんはとても映画好きという作り方。いろいろと凝っているのが伝わります、、が、ちょっと凝りすぎというところもあります。この映画でもその兆候はありますが、これは善し悪しですね。強弱が欲しいかも。
キャラやシーンにいろいろと引っ掛かりがあります。その引っ掛かりが導線になっいたり、逆にミスリードがあるので楽しい。
犯人探しという意味では、とても怪しい人物が何人か出てきますが、怪しすぎて犯人では無い事が明白になるのは良くないところ。こうなると、逆に善人が怪しくなるので、犯人が絞られてきます。これは、演出にこだわりすぎているからかな、、。
また、制作に福山雅治と、、、同姓同名かと思ったら出資していたんですね。それがいちばんビックリした。ラジオも聞こう、、
辻褄合わない部分が気になる
2023年劇場鑑賞205本目。
なんだかんだで斎藤工監督長編映画作品は全部映画館で観ています。blank13は本当に好きで、何も知らずに観たほうがぜったい面白いのであまり内容を紹介できないのが残念です。ゾッキも面白かったですね。
なのでただのホラーじゃないんだろうな、まぁそもそもホラーとは言っていないんですが、普通の映画じゃないんだろうなとは思っていたのですが・・・。
銀残しの映像は普通のシーンでも不穏に映るので逆に安易であんまり好きではないですね。どうしても北欧住宅のスウェーデンハウスを連想してしまう、まほうのいえですが関係者はどういう気持ちで観ているのでしょう。
こう思わせてこう、は相変わらずでしたが、最後の落とし方はそうはならんだろ、と思いましたし、それまでもそれにしたらあの人の態度はそうしないだろ、とか色々気になりました。
ただ、窪塚洋介はサイケデリックな狂人ばかり演じているイメージでしたが、今回は障害者手帳持ってそうな狂人だったので逆に「あっちゃんと演技できるんだこの人」と変な感心をしてしまいました(笑)
オーソドックス ホラー・ミステリ まとまっている。
齋藤工さん監督【難しい齋藤だなぁ 蓮佛さんも 以後誤字ですがご了解を】
窪田正孝好演。 ただ、なぜか本題ではないだろう 窪塚洋介の 実は深い兄弟愛にほろっときた。
原作の力か 脚本監督のチカラか よくまとまった ホラー &ミステリ
故に 有料パンフは購入したが 装丁を楽しむ的ズラ
呪われたマイホーム🏠
最後はある程度納得で
速すぎも無く遅すぎも無く イイ仕上がり
ただ、やっぱり チカラワザ感はあるよね。敢えてヒントチョロ出しすると 人間椅子 かな❓
全然ネタバレでないよ。
最後若干もたついた後の驚愕もイイのではないかな
愛人のインストラクター りりかサン【実際は漢字だけど、里の次の 文字変換めんどくさい 芸名は考えようね】
最後やつれすぎて ホクロでやっと同一人と判別できた。
奈緒さんの一級建築士 と連佛【芸名考えろよ】美沙子が 遠目では輪郭が似てるのも 難点
最後の30分ぐらいにトイレに出た女性いたが、ストーリー混乱したものと思われる。
思うに、家は数年計画で構想練って買おうね。
よく暴力オヤジとの関係は不明であったが まあ許容範囲
あと昭和の刑事なら知らんが、捜査は2人以上 で 必要以上の個人判断での情報教示はあり得ない
勿論、危険が及ぶなら、公式見解での情報教示。
と 揚げ足取りしてるだけですが、まあ飽きない好作品です。
星は私の個人的好みです。
有料パンフは独自のデザインで蒐集家には欲しいところ
オーソドックス。
個人情報ダダ漏れの会社
長野県で暮らすジムのインストラクターをする男と家族が購入したマイホームで巻き起こる不穏な話。
今住んでいるアパートが寒いというのが切っ掛けになり、妻の希望もあって住宅展示場を訪れた家族が、そのハウスメーカーの勧める集中エアコンシステムに惚れ込んで家を購入する決断をすることになって行く。
とりあえず、PTSDまでは気づかなくても、閉所恐怖症ぐらい聞かなくても察して下さいね。
と思ったら、夫はまさかのクソ野郎!?w
それにしても、ハウスメーカーの方は謝罪にでも来たのかと思ったら、特にそんなやり取りもなく、子どもと遊んでいるだけだは、幼い娘がいるとか言ってたのに飯まで食ってくのか?
そして仄かに漂う新居の違和感の数々とか、まさかの人の死まで絡んできて、良く使われるネタではあるけれど、サスペンスなのかオカルトなのかとストーリーも雰囲気もとても良かった。
ただ…何でしょうかね、ツッコミどころがあるのは仕方ないにしても、エアコン本体のビジュアルとか、交通事故そこで?とか、色々妙に安っぽいし、何故か照明を設置しない地下室とか、言ってることの不自然さというか辻褄の合わなさとかが結構多くて、イマイチ納得感が薄く勿体なく感じた。
因果応報?
"声"より"目"で伝えてくる
2023年劇場鑑賞51本目 良作 62点
当方ホラー映画を劇場ではもちろん配信でも観た記憶がないくらい避けているジャンルで、今作の予告から主題歌の挿入の具合だったり作り的にホラー色のあるサスペンスで鑑賞当日の朝まで観るか迷っていましたが、結論昨今のJホラーのわかりやすい怖さは一切ないです
日本のホラーって良くも悪くも大きな音と奇妙なトーンと絵の下品な迫力の押し売りなイメージで、作品のディテールとして嫌いですが、結局そーゆーわかりやすい怖さが苦手なので、ホントに相性悪く縁がなかったですが、今作はあえてわかりやすく言うとサイコ弱スリラー×サスペンスという感じで、シーンも絵での怖さは寸前のところでカットがかかるシーンが多かったり、前述の下品な悲鳴な声、絵での伝え方はほぼしてない
印象的なのは、今作のサブテーマっぽい"目"についてで、これはその目で見えるもの映るもの記憶するものという意味もあれば、それを切り取る目の演技に配慮して意識してるのが作り手の意図としてわかる
斎藤工あらため斉藤工は映画好きでも有名だし、沢山映画観てきたんだろうなぁと、特に配役が近年の邦画をほぼ抑えてきてるようなキャスティングです
窪田正孝のジムトレーナーとしての風貌は現実的で迫真の顔の演技は勿論、わかりづらいけどあんまり自分でも自覚なさそうなクズさも出てる
窪塚のちょっとイっちゃってる様なキャラクターや奈緒の底知れぬ奥に座っている様な怖さ、モデル上がりの最近邦画界引っ張りだこで斎藤工好きそうな中島歩といいところついてきます
犯人は誰でも直ぐにわかります、配役的にも映画のテーマ的にも序盤の当人や周りの言動にしても容易です。
また随所に映画としての粗さや浅さも感じます、クライマックスから犯人が映画から退出するまでの、時間のもたせ方や用意周到なやられ方、もう一声もう数秒欲しいのに一歩手前で切るカット、良い風を装った挿絵風のシーンの多さやその描写やアングルのセンス、何ヶ所か目についたなんか違うセリフ。
本人も仰っていましたが、斎藤工が俳優だからと色眼鏡で評価せず、平等に他映画監督と同じ土俵で比べた時、やっぱり凄いんだなぁと思いました
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