野球部に花束をのレビュー・感想・評価
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ちょっと古いかな。
野球をテーマにした青春コメディ。コミックの実写化だそうです。
みなさんのレビューを読ませていただきましたが、
高評価ですね。そして、「懐かしい」「昔を思い出した」
という声が多い。元野球部や運動部経験者に支持された作品のようです。
映画の中に「野球部あるある」というコラムが何度も挿入され
里崎氏が詳しく解説するのですが、これは知らない人に教えるというより、
知ってる人に、そうだそうだ、あるあると懐かしがってもらうための
演出のように感じました。完全にターゲットを
絞り込んだ作品なんじゃないかな。
で、ターゲットじゃない私の感想は、う〜ん、微妙ですね。
こういう体育会系ノリのコメディは見飽きてるので、
あまり笑えなかった。少年野球の人口がどんどん減っているという
時代につくるべき映画なのかな、という疑問も感じました。
少子化だけではなく、コーチや監督のパワハラ、練習の
厳しさも原因になってると言われてますしね。
あと、あきらかなおっさんが高校生として混ざってるのはどうなの??
野球部あるある聞いてくれ~
TELASAで鑑賞。
原作マンガは未読です。
部活モノの醍醐味のひとつは主人公の成長物語にあると思いますが、本作にそう云う展開は無く、時代錯誤な野球部あるあるを只管コミカルに披露していくと云う大変潔い構成になっていて、「これはこれでアリだな」と、とても面白かったです。
コメディなのは分かるけど…
言うて、見てる最中に感じた「これなんの時間?」ってありました。
ものすごくしつこく迫るようなやつ。
いつまで経っても次に進まないやつ。
アレって、撮影してる最中に内輪で面白いから採用したってように見えてしまって、そのおかげで冷静に戻ってしまいました。
俳優さんの考えてきた面白いネタ披露みたいな場の合戦。
だったらお笑い芸人数人、野球部出身なんていくらでもいるだろうから採用したらよかったのに。
俳優さんが素敵に見えるシーンはたくさんあったけど、それはどれもちゃんと指示があったように思える箇所だったように思える。
せっかくいい俳優(高校生にしては平均年齢高すぎw)がいるだろうに、あまりにも俳優任せではないか…?
監督の力量とは…。
きっと稽古だってしてないのだから、付け焼き刃の俳優の面白さを優先するより、演出のかかったものをみたかった。
きっとこの監督は「面白いネタをアドリブでできる人がいい俳優!」って感性なんでしょうね…。
絶対台本にないやつ、見てて分かりますよ。
配信くらいがちょうど良い気がしました。
俳優さんはみなさん頑張ってました。
あるある映画
所々出てくるバラエティめいた演出に?と思わなくもなかったが自然と爆笑していた。
コメディとしてのフリオチもしっかりしているしなにより高校生の頃こんな野球部いたなとかなんかわかるあるあるが多くて面白い。
正直ドラマでもよかったのではと思わなくもなかったが、徹頭徹尾最初から最後まで共感しながら爆笑できる快作。
終わり方が少し中途半端な感もあったが、2年生編が見てみたいと思わせる出来だった。
"部員の中におっさんがおる…"な映画
野球部員の中に1人どころか、2、3人はいた…おっさん顔が…いや、あれは確かにおっさんやった。
坊主にしてもバレバレだった。
だって、微妙に薄い箇所があった…(笑)
まぁ、そんなんも含め、なかなか楽しい青春映画でした。
これはスルーしてはいけない作品でした!
元野球部員の方には、なかなか泣ける映画じゃなかろうか。
90分癒され、笑かしホッとさせてくれた、とても良い作品でした。
オススメです!笑
*鑑賞するかどうか悩んだけど、観て良かった。鑑賞前は、福田雄一のような下らない悪ノリ映画だったら、どうしようかと思ったんですが、杞憂でした。
とても真面目で、時にほろっとさせてくれたりするとても良質な青春映画でした。御安心を!笑
部活動の良さ
三年生高校球児の殆どが、最後の公式戦を負けて終えるわけです。
そして、その姿は後輩達の目に焼き付くんですよね。
この映画、ふざけてるシーンも有るけれど、夏の負けた試合は全くふざけないで見せてくれます。
そして、卒業ノックのシーンもあんまりふざけてないんですよ。
上の代から下の代にいろんな物が受け継がれるのが、部活動の良さだと思うんです。
それを面白おかしく、時に真面目に、この映画は表現してくれたんじゃないかな。
それから、面白かったのが、監督の娘がグランドに来るシーン。
最初は、ほのぼのとした笑えるシーンかと思ったんです。
だけど、黒田の台詞でシーンの印象が変わったの。
監督は可愛い娘との時間を犠牲にして、野球部員達に向き合っていたんですね。
誰かの奉仕に気付けた時、その事に感謝の気持ちを持てた時、人は成長できます。
部活動を通しての成長って、そういう部分も大きいのでしょうね。
それにしても、高野連は女子部員の公式戦参加を認めても良いと思うのだけど。
女子野球部が有る学校は、まだ少ないし、野球をしたいって気持ちを尊重しても良いんじゃないかな。
少なくとも、他の部からの助っ人男子よりは、普段から練習に参加してる女子の方が、危険は少ないはずだから。
(個人的メモ)
先輩妹 浅野杏奈さん
女子部員 清田みくりさん
浅野杏奈にも花束を
いわゆる『青春部活コメディ』なんだけど、試合とか成長とかに主軸が置かれていないのが新鮮。
アホな高校生ノリの雰囲気が楽しく、何度も笑った。
正直、あるあるの演出や小沢仁志ネタがしつこく、ダレる部分もあった。
しかし監督含め、全員がちゃんと野球が好きで、大きなドラマからではなく日常の些細な会話の積み重ねで理解や絆が深まる演出は良かった。
効率的でなくても、理不尽でも。むしろだからこそ、それに耐えた、乗り越えたことは後の自信に繋がる。
逆に、些細な妥協も自身の中には必ず残る。
全肯定はしないが、ああいうやり方にも意味はあると、今では分かります。
そして、初見でしたが浅野杏奈が可愛すぎた。
あんな必死に応援して、本気で泣いてくれて、そして最後、あんな笑顔であんなポーズされたら惚れるでしょ。
他キャストについては皆さんが語ってくれてるので割愛します。笑
ひとことReview!
今までの熱血野球物語とは違った、高校野球部あるある物語か。強豪じゃなくても必死で戦う球児達の姿は、実に美しい。そう感じさせてくれる。それにしても今の時代にスパルタ系の、しかも少々チャラい監督は無いだろ。
HOMEBASS
とても面白かったです。学生時代は部活に打ち込んでいたのもあり、野球部あるある以上に部活動あるあるが体現されていてくすぐるような面白さがありました。
先輩や教師の理不尽すぎる行動や発言、それらにモヤモヤしつつもちょっと褒められると舞い上がってしまう、実体験があるだけにあるある〜!と唸ってしまいました。同級生が辞めるかも…とか、こんな状況でいいのかな…とか考えたりもしたなとしみじみ思いました。
高校野球に限らず、3年生の夏は誰にとっても最後の大会、そこへと賭ける想いは全員が全員強くあり、それをコミカルに描きつつ(小沢さんに制服を着させてみたり)も、ホロっとくる場面も描き切っていきました。そしてその後の3年生の部活訪問が嫌だなーって思うのもしっかりあったので微笑んでいました。
主人公たちが1年生から進級し、2年生になり上にも下にも挟まれるというむず痒い時期の物語も短いながら、入部当時の先輩の真似をしてしまうというのが笑いに繋がっていました。一瞬こういう事をやり続けていくのかな…と思いましたが、ちょくちょく楽しそうにしていたり、オチの付け方も上手だなと思いました。間違った買い物あるある。
ドラマ的な演出が多いのか…?と予告の段階では危惧していましたが、そんな事なく決めるとこは決め、力を抜くところは抜くというバランスの良い映画でした。電気グルーヴの主題歌も良かったです。
鑑賞日 8/12
鑑賞時間 11:20〜13:10
座席 D-9
スポ根ドラマを現代風に
高校入学と共に野球部に入部する新入生の虐げられる1年間をいまはなき世界なのかもしれないけど面白く描いてる。
そして笑顔と甘い言葉の裏にある怖さや不条理な世界なのに、そこでも楽しく過ごす1年生たちの日常を捉えてて面白かったです。
ただ終わり方が弱く、もう少し描き方があったんじゃないかなと思いました。また2年に進学し豹変させるなら、1年のときの発言をもう少し工夫して欲しかったです。
絶妙にリアルで絶妙に馬鹿馬鹿しい(笑!
原作が好きでしたので楽しみにしながら鑑賞。いやー、単純に笑えました。自分も元高校球児でしたから、そうそうと一人で相槌打ったり、突っ込んだり。
先輩が皆小沢仁志さんになった所は笑い堪えながら見てました。
主人公たち一年生が進級して、二年生になって1年前と全く同じ先輩ムーヴをかましつつ、全く意味の無い伝統をつないで行くトコなんか全体育会部活のあるあるですよね。
監督役の髙嶋政宏さん何かぶっ飛び過ぎて、あんなんミーティング中やられたら笑うなってのが無理(笑
でも、練習シーンなんかは都立(地方は県立)高校の一般的な野球に見えるから、演者さんたちちゃんと野球の練習もしてたんでしょうね。
ちゃんと笑える作品でオススメします
【”野球部一年のアンサーは”ハイ!”のみだ!。”キツイ部活を経験した者には、クスクス笑えて、最後は少し沁みる作品。何処から見ても高校三年には見えない人も”高校三年”として、出演してます・・。】
ー 今作は、予想通り面白かったなあ。
中学時代、野球をやっていながら高校では野球をやる気が全く無かった醍醐虎汰朗演じる黒田が、いつの間にやら野球部に入学させられ、経験した様々な理不尽な事が、実に面白く描かれているからである。ー
◆感想 <個人的に面白かった所>
・作品中、ポイントポイントで出てくる里崎選手の”野球部アルアル”にクスクス笑う。
ー 野球部の伝統は、キチンと次世代に受け継がれる・・。etc. いやあ、野球部だけじゃないよね!ー
・三年生として度々登場する、小沢仁志の皺が刻まれた風貌とガラッガラの声に、脳内で爆笑する。
- ちなみに、小沢さんは”一年生から見た三年生のイメージ”として出演している。
意外と野球のユニフォームが似合っている所も笑える。-
・一年生野球部員達が、三年生野球部員達に挨拶するときは、腰の角度は90度。
そして、顔は先輩を凝視しているため、全体の姿が何だか可笑しい。
- ビシッと揃ったお辞儀のシーンは何度も出てくるが、相当練習したんだろうなあ。その姿を想像するだけで笑える・・。-
・勧誘の時には、爽やかに笑ってターゲットに近づき、ユニフォームに着替えた一年生たちを襲う”新人歓迎会”のシーンもクスクス笑える。
- 茶髪に染めた黒田の”決めた”筈の髪が、バリカンで舞い散るシーン。あー、オカシイ。-
・更に、夏予選で敗退した三年生達が行う、恒例の引退ノック。(ナント、5時間!)
- 皆へとへとになりながらも、三年生達が下級生に向かって言う言葉
”頼むぞ!”
が、少し沁みてしまったよ。-
・理不尽極まりなく見える監督(高嶋政宏:格好が、もはやヤクザである。)が言う言葉が、意外と的を得ているのも良い。
- 練習練習でプライベートな時間が無く、恋人と別れそうになったため、退部届を提出した亀井(駒木根隆介)に言った言葉を始め、結構この監督、時代錯誤的なところもあるが、金言を口にしている。
だから。野球部員たちは、この監督に付いて行っているのではないかな・・。-
<そして、黒田たちは二年に進級し、”自分達が経験した理不尽な事”を一年生に、全く違わずに行って行く姿。
だが、私はこれを負の連鎖だとは思わない。
三年間、キッツい思いをしながらも、何かをやり遂げたという事実は、大人になった時にきっと役に立つ日が来ることを、おじさんは身を持って体験しているからである。
今作はブラックな青春コメディ映画だが、後半は少し沁みる佳き作品でもある。>
ハッピーな気持ちになれる青春コメディ
厳しい練習や上下関係を耐えても
試合ではあっさり敗退。
ドキドキも感動もほぼ無いけれど
爽やかでクスクス出来て
優しい気持ちになれる青春コメディ☺️
ぽっちゃりイジられ役の亀井くんが
唯一?のリア充キャラで素敵なポジション。
最近その変態ぶりを
地上波でも隠さなくなった
高嶋政宏が昭和感溢れる監督を
活き活きと演じていました。
ちょっとだけイイことがある、という映画。何も事件は起きないけど見て...
ちょっとだけイイことがある、という映画。何も事件は起きないけど見ていられる。面白かった。
「14歳の栞」とセットでどうぞ。
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