ムーンフォール

配信開始日:

ムーンフォール

解説

「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」などのパニックアクション大作で知られるローランド・エメリッヒ監督が、月と地球の衝突という危機に立ち向かう人類の姿を描いたディザスタームービー。

原因不明の力によって月が本来の軌道から弾き出され、あと数週間で地球に激突するという驚くべき事実がNASA(アメリカ航空宇宙局)にもたらされる。NASAは現地調査を試みようとするが、同時に組織内部で、とある情報が隠ぺいされていたことが発覚する。地球と月を救うため、NASAの副部長ジョー・ファウラー、過去のある事件からNASAをクビになった元宇宙飛行士のブライアン・ハーパー、天文学博士を自称するKC・ハウスマンの3人が立ち上がり、未曽有の危機に立ち向かう。

ジョーをハル・ベリー、ブライアンをパトリック・ウィルソン、KCを「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・ブラッドリーが演じた。そのほかの共演にマイケル・ペーニャ、チャーリー・プラマー、ドナルド・サザーランド。2022年7月29日からAmazon Prime Videoで配信。

2022年製作/130分/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:Moonfall
配信:Amazon Prime Video
配信開始日:2022年7月29日

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(C)2022 UK MOONFALL LLP All Rights Reserved

映画レビュー

3.0無茶苦茶な内容だけど、それが気持ちいいというか、「映画って自由でい...

2022年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

無茶苦茶な内容だけど、それが気持ちいいというか、「映画って自由でいいんだな」みたいな気持ちになれる作品なので、こういうのも世の中には必要なんだ。 月が地球に落ちてくるというアイディアがすでに荒唐無稽だけど、その月は実は超技術で作られた巨大建造物だったという重ね技。それを止めるために、落ちぶれた元宇宙飛行士とオタクが立ち上がる。一応、そこに家族のドラマなんかも挟まれ物語を推進するが、それは刺身のツマ的な意味でしかない。とにかく、破壊を描くというのがこの監督のやりたいことであり破壊衝動を具現化することが目的なんだろう。 ストーリーは確かに大味である。オタクをヒーローにするのも結構使い古されたネタになりつつあるし、一つのひとつの破壊描写もエメリッヒ監督の過去作でも観たことある気がする。でも、思いついてもそんなアイディアやらんだろうというようなものを、惜しげもなくやってしまう辺りがこの監督の気持ちいい部分で、子供じみてるとかそういうことを気にしてなさそうなのが長所でもある。 破壊の快楽は確かに感じられるので、これはこれで楽しい。

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共感した! 6件)
杉本穂高

3.5スクリーンで観たいスケール感だが、この内容なら配信スルーも仕方ないか…

2022年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

ローランド・エメリッヒ監督作をタイプ分けすると、異星人や怪獣など地球を危機に陥れる未知の存在との戦いを描くSF娯楽活劇(「インデペンデンス・デイ」「GODZILLA」)と、人類滅亡につながりかねない天変地異を描くディザスター(大災害)ムービー(「デイ・アフター・トゥモロー」「2012」)という2つの大きな系統があるが、「ムーンフォール」はこの2系統を組み合わせたストーリー展開となっている。 2021年、月の公転軌道が内側にずれたことが観測され、数週間かけて地球との距離を狭めていき、最終的には月が地表に激突することが明らかになる。月の接近に伴う重力の変化によって津波や地震、地割れなどの大災害が頻発する中、かつて船外活動中に未知の物体に襲われた元宇宙飛行士ブライアン(パトリック・ウィルソン)が、元同僚で現NASA副長官のジョー(ハル・ベリー)、「月は巨大建造物」と主張する自称博士のKCとともに旧式のスペースシャトルで飛び立ち、月の軌道を元に戻す超難ミッションに臨む。 エメリッヒ監督作らしい視覚効果を駆使したド派手な場面は確かに盛りだくさんなのだが、地上でのディザスターシーンは2009年製作の「2012」からさして進歩していないようだし、月内部で回転儀の働きをする巨大構造物の描写などは「ウォッチメン」(これも2009年製作)で観たCG(うろ覚えだが、ドクター・マンハッタンが火星上に作った構造物だったような)に似ている気がするし、つまるところ、新味に乏しいのだ。このクオリティーで製作費が1億5000万ドルもかかっていることに驚くが、世界興収は6000万ドル弱にとどまっているようなので、まあ大コケの部類に入るだろう。映像のスケール感は大スクリーンで観るほうが楽しめるはずだが、ストーリー的にも深みに欠けるし、日本ではアマゾンのプライム・ビデオでの配信になってしまったのも仕方ないか。

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共感した! 8件)
高森 郁哉

3.0月は無慈悲なはりぼての女王

2024年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

寝られる

ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 4件)
レント

3.5また滅茶苦茶やってるね〜

2024年6月1日
スマートフォンから投稿

興奮

エメリッヒお得意の地球崩壊ムービー。中々酷評されてるが、どっちの言い分も分かるね。まずストーリーは悪くない、崩壊って言うか地球ヤバいってのも凄く感じられる、キャストもハルベリー以外は問題ない。でも、色々矛盾が多過ぎる(余りにも多くて書くの面倒で省くが)し、ストーリーが急展開過ぎる。上映時間をあと30分長くして色々掘り下げてくれたらまだマシになったのにな〜。リアルさが特に感じられず、月が基地で〜人間の祖先が〜遥か進歩した悪AIがEMPごときで倒せる〜とか、観客を置いてってる感が多々有り、ちょっとSF映画を理解してない層や観慣れてない層にはウケなかったよね。あとパニックムービーお約束の、落ちぶれ→離婚→家族を愛してる→地球を救う!の流れが飽きちゃったかな。 この映画の最大の見所は、やっぱりジーニアスなニャンちゃんの活躍でしょう笑 最大の失敗は、中国資本を入れたという事でしょうか怒 何回も言うが、中国資本を注入した映画でウケた作品なんて一つも無い。余計な中国ヨイショシーンを入れないで、純粋なパニックムービーを求む!

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DJ XYZ