ウォンカとチョコレート工場のはじまりのレビュー・感想・評価
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我々が映画を観る理由
大人はたいてい夢を持っていたけど、世の中を知り現実を知って段々とその夢が廃れていきいつかは抱いていた過去のものとなってしまう。
ウォンカは純粋な心を持って希望を抱いてる少年に見えるかもしれない。しかし、心の中では気づいている。夢を持つものは周りの大人に阻まれ生きにくい世の中だと現実を知ってしまう。
この世界でウォンカのような人間がprecursor(先駆者)となって導いてくれる強いリーダーが必要だ。
映画に魔法がかかってるとはいえ世の中を変える人間がこうも葛藤するのはあまりに厳しすぎる。
成功すれば崇拝され、成功せねばいずれ淘汰される。彼は果てしない道をゆく。母との約束のために。
映画を観る理由は、現実ばかり見ると辛いことも悲しいこともたくさんあるからだ。
映画にはユーモアがあり創造的で、希望を与えてくれる。我々は映像の中に幻想を抱きたいのだ。
足りない
前作とは別物と言う前情報のみで視聴しましたが、物足りないと言うか、モヤっとした映画でした。
前作は子供向けの顔をした大人にも向けた作品。
今作は大人も楽しめるように見せかけた子供向け作品。
と言うような感想。
ミュージカルってジャンルはすごく好きなんですが、私ってバカまっすぐすぎる主人公ってあんまり好きじゃないのかなあ、、?
フォレスト・ガンプとかRRRとかは共感したり応援できたのに。
今作の主人公含めて過去を振り返る登場人物が地味に多くてヒーロー、ヒロイン、その仲間たち、悪役おじさんなど、、どれも振り返ってたら感情移入とか共感が薄れたのかな?
物語の辻褄が合わなかったり、ご都合展開だったりが多くてファンタジー世界で済ませてるかもしれないけど、そこがかなり子供騙し感強かった。
そうはならないだろ!って突っ込ませて楽しむ感じもあんまり無かった。現実的な目線で見るのが良くないんですけどね〜。
・甘党だからチョコが通貨のように賄賂として通用
・ほんとにちょい役脇役みたいな人のちょっとしたシーンで時間を使う。動物園のおじさんとかプロポーズの勇気が出ない人とか。
・殺し方が回りくどい。普通に殺せばええやろ。なんで聖堂使ってまで守ってた高価なばすのチョコレートを大量にそこで使う?
・実親あっさり解決。深まった気がした謎は大したことなかった。
・ヒーローヒロインだけの話にするかと思いきやウンパルンパも出てくる。相棒だれ。
・そこ歌いるんか。
・メインっぽい歌、なんか聞いたことあるような気がする歌。そんなに頭に残らない。
・別にクリスマスの奇跡とかない、ただの冬映画
・ヒューグラント懐かしい
・CG使い過ぎてて高予算なのか低予算なのか、、
・社会の黒幕見方いなさすぎ問題。あっさり事件解決
・主要犯人空飛んで逃亡したまま、回収せず終了
・お菓子食べて異変が起こるの観察したり、悪人が空飛ぶのはハリーポッターの受け売り?
箇条書きした違和感見ると、微妙なNetflixオリジナル映画を見た後の気持ちと似てますね。
原作が童話・昔話の新解釈ミュージカル映画です。
小学校高学年から中学生とかに向けた映画ですね、別に深い要素はないです。
ティモシーはティモシー、ジョニーはジョニー。
ティモシーシャラメが若き日のジョニーディップ?
毒気も狂気も感じないけど大丈夫??
なんて思っていた自分を恥じたい。
ごめんなさい。
そもそもこの作品は原作にない創作、ジョニーのウォンカとは全く別のお話なのだが、いかんせんアレが名作すぎたおかげで、自分のウォンカのボーダーラインがジョニーに設定されてしまっていた。だがしかし観終わってみれば、ティモシーで大丈夫?などと思った自分をお仕置き部屋に突っ込みたい。
今作のウォンカは、愛と夢と冒険と優しさの詰め合わせ。毒気も狂気も必要ない、純度100%のファンタジーだった。
私たちはティモシー扮する若きウォンカと共に、未来を信じて仲間と共に戦い、時に唇を噛みそれでも諦めず前を向き、夢を叶える1時間56分の旅に出る。
ジョニー版、延いてはジーンワイルダー版という名作を前にしても、なんら遜色のない傑作を観た。
あっぱれティモシーシャラメ。
この映画のオファーをよく受けてくれた。
彼はもうただのイケメン俳優ではない。
傑作ファンタジーの主演を張ったイケメン名優だ。
社会的弱者が事業主になるまで
俄然西川貴教似のジョニデが出てくると思いこんでいたので、端正な顔立ちの若者ウォンカにちょっぴり驚いたし、それ以上に、
ヒューグラント!!どうした?!
ローワンアトキンソン!
が1番の衝撃だった。
貧乏人はお金持ちから搾取される。
お金持ちは裏帳簿と裏チョコ(裏金)、
賄賂で揉み消しや汚職。
邪魔になる技術力のある他社は力で潰す。
他国にずかずか入り込みカカオを摘む。
小さな文字に騙される契約書。
識字は重要。
必要な末端に届かずその手前で搾取されていく。
社会の縮図やね。
子供の頃、ロアルドダールの本は群を抜いて面白くてほぼ全て読み漁ったが、こんなお話あったっけ?
マジックなのか魔法なのかよくわからない、
ウォンカの、あぶ入り、キリンのミルク入り、毛生え薬入りチョコレート。
花も籠も全て食べられるお店や工場。
カカオ豆4つからお店全体と売り物のチョコをそんなに生産できないやろ!
毛生えした消費者の訴訟は?
さっきまでチョコの貯水池で溺れそうになっていたのにどうして綺麗な服に戻っているの?
ツッコミだらけだがそこはファンタジー。
それでも、子供でも、
「自分で毛生え薬を盛ったのに、証拠を消そうとなんで飲むのかねぇ普通捨てるよねぇ」
とわかるあたり、現実的な理論性が育まれてきている子供達にまだ残る「夢」を消さずにわくわくさせるちょうど良い水準の脚本。
ウォンカもヌードルも物心つく前に父不在、母も幼少期に亡くしていて、「夢見ることから始まる」と母の言葉を忘れずにチョコレート店を目指すウォンカが、何の権力もないけれど、手作業クリーニング工場で奴隷扱い育ちの、そういう人生と諦めているみなしごヌードルに「絶望のあとの希望」を教えて守ろうとする。
子供にとってのチョコレート。
戦後ばら撒かれたチョコレート。
チョコレートはそのカカオからの成分や糖分も相まって、人にわかりやすく現実を忘れさせ、少しほっとさせてくれる。
ルンパランド=カカオ産地からすると、強奪だという視点も忘れて欲しくはないが、
汚職共から子供まで、みんなに求められるチョコレート。
そのチョコの魅力に、母子ふたりの船上生活で早々に気付いたウォンカだが、上質なチョコを貧乏人にも手の届く金額で売りたくはないチョコレート組合のチョコハイブランドの言い分もよくわかる。
原料を平和に確保できる範囲が望ましい。
カカオ農場が適正な労働となった時、日本人はチョコを口にできなくなる説、本当だろうなぁ。
世界一のチョコレートをお披露目する時、お母さんがきっとそばにいると信じて亡き母との夢を追うウォンカが、
味の秘密は何を入れるかではなく、「誰と分け合うか」。
に気が付いた。
貧富によらずチョコもお金も分け合えたら良いのに。
公認会計士、配管工、水中喋りコメディアン、電話交換手、みなしご、チョコ一筋のウォンカの6人で、汚職神父と修道士と経済界大物と貧民を劣悪雇用する雇用主を成敗する。
世界もそれぞれの専門性を本気で発揮したら、バチカンや児童売買者や戦争大好き資産家や汚職政治家達、作内で揶揄されている面々を成敗できるのかな?
難しいから大人も見ていてスカッとできる今作。
多幸感に満ちていたという批評を見たが、
「搾取される側から抜け出すには仕組みを熟知し、抜け穴から這い出す行動を起こさねばならない」
と学べる作品かなと私は思った。
子供は小説を読みたいと言い、すぐに買った。
どうぞどうぞ読んで楽しみながら、言わんとしている社会構図や不屈の気持ち、漢字でも、少しでも習得してください。この作品鑑賞の大きな成果。
ウィッシュやらパウパトやらやっているが、
この作品の隠さない現実味が好き。
私は地味に、ジョニデウォンカに出てくる、矯正歯科医お父さんの登場を楽しみにしていた。
無関係なのね!というか生い立ち変更されているのね!
お坊ちゃんジョニデウォンカと、川育ちウォンカは別者で、でもこの作品には川育ちウォンカだからこそ伝えられることが沢山ある。
圧倒的社会的弱者が夢を見て叶えて与える側になるまで。本当にやりたい事業まで、ルールを掻い潜り元手を稼ぐ時期。でも血の繋がりより、好きな事を突き詰める専門性と、類友で同様に勉強熱心な仲間それぞれの専門性があればなんとかなる。
ウォンカ工場が大きくなった時、ウォンカが来た時は、高級街でも放置されていた街の靴磨きの子など、そこに根付くリアルな生活水準にも雇用が生まれ豊かになったりするのかな?
でもウォンカ自身があの街では移民。
経済解決は難しい。
ただのミュージカル映画
うーん、正直ガッカリでした。
前作が大好きだったので余計に。
理由は
①前日譚ではない
ウンパルンパの外見が違うだけならまだしも、ウィリーの生い立ちも違うし、ウンパルンパとの出会いも改変されている。
②ミュージカル映画?
前作はウンパルンパだけが歌って踊っていた。その歌詞や踊りもコミコルに皮肉っぽく、とても良かった。
今作はウィリーや周りの人達も町民全員が歌っている。しかし、全く笑えない。つまらない。
え?何でそこで歌うの?という場面が多数あり、途中から飽きてしまいました。
ミュージカル好きには良いかもしれませんが、
前作と同じような映画を想像して観ると、何か違う感が否めない。
自分には合わないと思いました。
夢と幸せのチョコレートショップ
タイトルがイマイチ?
チャーリーとチョコレート工場のスピンオフみたいな映画でしたね。
同じキャラクター名なんですが、始まりからして違う。
タイトルだけ見ればチョコレート工場の始まりがどうだったのか、ウンパルンパとの関係の始まりは…
なんて思わせますが前作の設定とは全く異なるしジョニー・デップのキャラ性も全く踏襲してない。
キャラの見た目と変人のようで寂しい性格なくらい。
今回は社交性もあるし、友達もたくさんできる性格でなんだかなぁ~って感じ。
しかしながらストーリーはまあまあでミュージカル風な流れから最後まで観てしまい楽しめた作品でした。
前作がなければ星5をあげても良いかもしれませんが、前作の出来の良さを観てしまうと星を削らざるを得ません。
前作に載っかったタイトルが1番残念ですね。
観た後にチョコレートが食べたくなること間違いなし
前作でジョニー・デップが演じたことでお馴染みのチョコレート作りの天才にして奇人、ウィリー・ウォンカの若き日の物語。
「観る人にハッピーをもたらす映画」みたいなコメントをネットで鑑賞前に見たが、いやはや完全にその通りだった。
ハリポタ好きは絶対に好き!みたいなレビューも見たが、“夢追い”をテーマにしている今作はどちらかというとLALALAND好きに寄っている印象。
主演を演じるティモシー・シャラメのカジュアルで伸びやかな歌声もナイスで、ライアン・ゴズリングとまた違った魅力。(LALALAND好きとは私のことです…)
“人に何かを与えることは、自分が何かを貰うこと"ということを最後のヌードルが母と再会する場面で感じさせられた。
ウィリー演じるティモシー・シャラメの眼差しにはそう感じさせる説得力があった。
また母からチョコレートの秘密を教えてもらうシーンも素直に感動した。
とても観やすい楽しいハッピーになれるチョコレート好きの万人におすすめの素晴らしい作品でした。
警告 まさかのミュージカルメルヘン
今朝観た
ScreenX初体験!
感性が鈍くなったのかな…
すぐ切り替えよう
前情報で解ってはいたけどやっぱりすこし不気味さを期待をしてしまうし、「厳格な歯医者さんのお父さんと夢見るアクティブお母さんはどうやって出会ったの⁈」とかわくわくしてしまったけど、
今度はお父さんが居ないことになってましたw
その時点できっぱり前作とは別物!と気持ちを切り替えて「わぁ〜パディントン色強ーい♡可愛い♡」と楽しみました。やっぱりおじさん達が愉快に歌い踊るのは可愛いですわ。仲間になる人それぞれ個性があってみんな良い人。みんな幸せになれる映画。甘ーいパディントン。最後まで捻くれてジョニデチョコと違うやん思いながら観ると損しますよ
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