ハウのレビュー・感想・評価
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犬版、山下清の放浪旅
詳しく物語を把握せずに、犬モノってだけで鑑賞→愛犬家です。想像してたのとは違ったが、これはこれで良かった。
ひょんな事から飼い主から離れてしまった犬の旅物語。
行き着くとこで出会う方々の人生が描かれている。
それぞれ面白い人生ではあるものの、2時間の中で都度話し登場人物が変わり、覚えて理解して慣れての繰り返しにちょっと飽きてしまったかな。
勿論、犬は可愛かった!
ラストシーン、やっとの再会が最後の別れなんて悲しすぎた。凄く切なかった。
なんで?言わん?
また会ってやってよーって思った。
特にここぞという泣くシーンはなかったが、終わってエンドロールが流れている内になんかジーンときて、しんみりしてしまった。
やっぱり犬ネタ映画は最高です。
ハウのロードムービー
人間と保護犬の絆を描いたロードムービー。鑑賞前に思い描いていたストーリーとはまったく違いましたが、いろいろな人間との出会いを通じて成長するハウの姿に癒されます。
最後はあっけない幕切れでしたが続編があるようなエンディング。次作は少年との物語を楽しみにしています。
2022-139
重いテーマを童話風に
いい映画 観てよかったです。
ハウのロードムービー要素が強い
この映画は突然婚約者からフラれた市役所職員が
上司の勧めを白い大型の保護犬を飼うことになり
その犬を「ハウ」と名付けて飼うことになる
最初は、田中圭が演じる主人公とハウの生活が描かれる映画だと思ったが
序盤のあたりでハウがどこかに運ばれてしまい
主人公は「事故で死んだ犬がいる」と報告されて
ハウが死んだと思いこむ
ハウは運ばれてきたところから飼い主のところに戻ろうとする
ここから、主人公はペットロスから立ち直ろうとする物語と
ハウのロードムービーが同時進行をする形になる
ハウがここから出会う人は
原発事故で避難した学生
さびれた商店街のおばあちゃん
DVにより修道院に避難をしてきた最初の飼い主
最後に新しい飼い主になった親子
という順番になる
なんとなく、社会問題を抱えた人と犬を絡ませようという
製作者の意図を感じる
映画で主人公とハウとの日常が見たい人は
この展開に肩透かしをくらうと思うし
最終的に主人公のところに戻ってこないことに意見がわかれるかもしれない
そもそも、1年以上も放浪している犬が
なかなか保護されないのは現実的ではないように思う
まあ、最初の婚約破棄するシーンもちょっとありえないとは思うけど
世の中には予想以上のことが起こる可能性もあるから仕方ないのかもしれない
ちなみに「ペットが死んだなら、また飼えばいいんじゃない」
という無神経な発言をする人に少し仕返しするシーンは
個人的には良かったと思う
全体的に主人公と犬の絆という物語的には中途半端な感じになる
ちなみにDV男が自分の妻を取り返すために
修道院に乗り込んでくる場面があったが
そこでカッターナイフを振り回すシーンで
流血している部分があるので、グロいシーンが苦手な人は
そこらへんだけ注意が必要だと思います
ロードムービー。
いやいや野球少年たち、犬が行っちゃったよって声かけて起こしてあげようよ。ボールが見つからなくて犬もいなくて、そのまま帰っちゃうって、ひどくない?先にいたのはハウたちで、場所を譲ってもらったのに。
民夫も、目の前で野球やってたんだから、人懐こくてボール遊びが好きなハウが野球ボールを追っていったんじゃないかってことくらい想像つくよね?あそこまで仲良くなってて呼んでも帰ってこないって、ボールが転がって行きそうなところで事故にあったとか考えない?なんであのお墓の先の配送センターには行かなかった?
聞き込みとかビラ配りとかまでするなら、その別れの部分は1ミリの隙もない、どうしようもない引き剥がされ方にして欲しかったな。。
青森から横浜までのロードムービー。
震災の被害にあった女の子。
シャッター商店街で独り傘屋を営むおばあさん。
DV夫からシェルターに逃げたハウの元飼い主とその夫。
道中で出会う、それぞれ傷を抱えた人にそっと寄り添って、一歩だけ、前に進むチカラを与えてそっと立ち去るハウ。
天使?天使なの?天使なんだろな。天使じゃない私は、あの場面でそんなヤツ助けなくていいのにって、ちょっと思っちゃったもん。
あんな酷いことしといて、ハウに助けられたことで心を入れ替えるとは思えないんだけど。。
そして民夫もさ〜。引っ越すのは仕方ないとして、なんで「本当のお別れ」になっちゃうかな〜。
あの場面で自分が飼ってた犬だってこと隠す必要あった?自分はマンションに引っ越してもう飼えないから?
あんなに思い続けてたハウと1年以上ぶりに再開して、あの家に戻ってきたんだってことも聞いたのに、そんな、今の飼い主に気をつかう余裕あるの?その程度の思いだったの?
民夫のところに帰ってきた天使なハウが可哀想過ぎる。。
結果的にあの子に譲るって形で良かったじゃん。時々散歩コースで会ったりしてさ。
ん〜、もっと感動できると思ってたんだけど、物語に納得できなくて、もやもやしちゃったな〜。
まぁハウがひたすら可愛かったので、観てよかったとは思います。
犬は好きになりそうだけど子供は嫌いになりそう
本当の願い
犬飼いとしては納得行かない。
1年もかけて帰って来た愛犬の気持ちはどうなんだろう。
民生と暮らすことじゃないのかな?
マイクロチップの意味は・・・
飼い主は恋人ができたら犬いらないの?
もやもやしぱなっしでした。
主人公はあまり好きになれなかったが…
この映画の主人公の民夫さんはどうにも好きになれませんでした。
何故なら犬の散歩途中で居眠りしてハウを放置するシーンがあるからです。
いくらハウが賢い犬だからって公園で子供が野球してる最中、リード離した状態で居眠りするか?
いくら初めて犬飼うからって油断し過ぎです。そりゃこんな飼い主じゃハウが行方不明にもなるわ!
ハウ自身は凄く賢くて優しくて可愛い犬で見ごたえありましたが、肝心の飼い主が余りに頼りなくてイライラしましたのでそこはマイナス。
あと途中で刃傷沙汰というか、流血シーンもあるのでそこもマイナスですね。血が苦手な方はご注意を。
プラス点はとにかくハウが可愛い。それに尽きる。
ハウ視点を中心に物語が進めばもっと良かったかな。
趣旨としては理解できるし、良い映画なのだけど…。
今年246本目(合計522本目/今月(2022年8月度)22本目)。
1日に見られる映画の本数って、5本くらいが事実上限界なのでしょうか…(開館時間、閉館時間を考えた場合)。
今日最後の投稿になります。
なお、個人的にには猫派ですが、それは犬を否定することを「意味しません」。
ここの特集、公式ホームページなどでも書かれている通り、主人公と犬のハウの交流の物語。「ハウ」という名前も「少し変」ですが、この理由は映画内でも開始5分ほどでその経緯が語られます。
ただそれだけで終わらないのがこの映画で(2時間近くあります)、犬がちょっとした不注意でいなくなり、いわゆる「ペットロス」(亡くなったと確定したわけではないが…)で落ち込む主人公と、迷って「ある場所」で主人公を思い続けるハウと(犬と猫とでは、犬のほうがこうした「人間の思いの理解」という点では長けているといわれます)のすれ違い、そしてハウは「迷った先」でいろいろな方と交流していく中で、実は「とんでもない」人と出会って…という趣旨のストーリーです。
もちろん「ネタバレあり」にして警告表示ありにしてもよいのだけど、スマホで見る方は押し間違いでも表示されるのであり、その観点で「ネタバレあり」であっても「ないように工夫してネタバレなし」で投稿するのを心がけています。
一方で私も行政書士の資格は持っていますので、映画を見て常に頭の中をよぎったのは民法・動物愛護法で、とにかくこの映画はこの点がキツいです。全部書くとネタバレになるどころかマイナススコアになる有様で、さすがに「そこまで厳しく言わなくてもいいでしょ」とは思うので、下記のようにしました。
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▼ 個々、細かい点の説明は省きます(法律を語る場ではないので)
※ 下記にあるように、減点1.6、加点0.4の減点1.2で4.0までにしています。
(減点0.4) 最初のホームレスの方の救助がどうこうという話。確かに勤務先であるところとの関係では「ホームレスの方を助けていたので遅刻しました」は通用しませんが、一方でホームレスの方を助ける行為は事務管理にあたりますので、適当に「大丈夫ですか?」で散らばっているものを整理するだけでは不十分です。特にこの映画は主人公をはじめとする人が地方公務員であることを考えると、正しい処理は「福祉行政につなげる」「あるいは少なくとも警察・救急を呼ぶ」であり、この事務管理は明確に不十分に思えます(事務管理は報酬はもらえない代わりに、義務は多いのが特徴です)。
(減点0.4 ※ この点は複数回に及ぶが、複数回減点するとマイナスにまで行くので一度限り) 上記のようなストーリーですので、ハウの「所有権」はかわらなくても「占有権」(所有権とは関係なく、「今」持っている人に占有権は移ります)はどんどん変わっていきますが、占有権は特殊な論点が多く、この映画でも適正ではない描写がいくつかあります(ネタバレ回避、占有訴権の論点など)。
(減点0.4) 教科書にいたずら書き、それも名誉感情を害する行為は、民法上の不法行為をなすことは、もはや言うまでもありません。
(減点0.4) 教会のシーン。ああいう行為は民法上も刑法上も問題があるのは言うまでもありません。
(加点0.4) ただ、エンディングロールを最後まで見ると、「犬の撮影にあたっては、プロの監修のもと、負担の少ないように配慮して撮影しました」と表示されます。この点に関しては高く評価しました(同趣旨の映画、たとえば先週の「ねこ物件」でもこの記述はなかった)。
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そうですね…。
犬が好きな方、また、公式サイトなどの予告でわかる範囲でヒューマンドラマなどが好きな方にはおすすめできるし、私も決して趣旨を理解しないのではないのだけど、「主人公が公務員という設定なのに適当な事務管理しかやっていない」など、妙な突っ込みどころが多くて、んんん???という展開は多いです(どういう「モラル」を想定してみたらよいか、よくわからなくなってしまう)。
…といっても、私のように「ひねくれた」評価も少ないとは思いますが、やはり気になるところは気になるところです。
犬の気持ちを踏みにじって、自己満足に浸っている主人公が、どうしようもない偽善者に見えてしまう
最初から、結末が予想できそうな話なのだが、実際には、予想とは少し違う結末になって、驚かされる。それと同時に、「それでいいのか?」と、大きな疑問が湧き上がる。
主人公が、本当にハウのことを大切に思っていたのなら、やっとのことで再会できたというその時に、ハウを手放すという選択をするだろうか?ましてや、ハウは、自分に会うために、多くの時間をかけて、長い距離を歩き続けてきたに違いないと、主人公は、恋人に話しているのである。そんなハウの気持ちを理解していながら、どうしてハウを他人に譲ることができるのだろうか?まったくもって納得できないし、何よりも、苦労して主人のもとに帰ってきたハウが可哀想である。
主人公は、猫を失った恋人や、父親を失った少年に寄り添おうとしているのかもしれないが、ハウの気持ちを置き去りにしている時点で、それは自己満足でしかないし、そんな自分に酔っている主人公の姿は、不気味ですらある。捨て犬の保護を訴える映画なのに、主人公が、犬を「モノ扱い」するとは、どういうことか!?
それ以前に、ハウが道中で知り合う人々との交流にも、あまり心が動かない。特に、修道院のエピソードは、偶然が過ぎるし、あんなことでDV夫が改心するのだとすれば、おめでたいとしか言いようがない。
結局、ジンときたのは、ハウがいなくなる最初の頃のシーンだけで、あとは、犬好きを狙ったあざとさだけが鼻についてしまった。
ハウの優しさに包まれたい!ジワジワと心に染みる温かい映画だ
原作未読。動物好きな私には気になる映画でした。結婚を破棄された気弱な青年の民夫(田中 圭)は、ある日、白い犬のハウと出会い、そのふれ合いを描いた物語です。
最初は星3ぐらいの映画かな、と思っていましたが、観ていくうちに奥が深いなあと思いました。
強く感じた事は2つあります。
1つ目は、「現実は厳しいんだよね」という人々の生活内容をリアルに描いていたと思います。
2つ目は、「ハウの優しさが人々に生きる希望を与えていた」ところです。
犬や猫等の動物は、愛情を注げばストレートに恩返ししてくれます。ハウの優しい行動や表情に何度も心が温まりました。
最後の方で目頭が熱くなりました。切ないような気持ちがジワジワと心に染みます。
ハウと青年の絵も心温かいですね。
数値で表せないような心温かい映画です。
白い天使ハウ、永遠に!
池田エライザさま目的です
泣けたけどイマイチ(≧∇≦)
【心に傷を負っていた人達を、迷子になった白い大型犬のハウが、次々に癒していく犬のロードムービー。石田ゆり子さんの柔らかく温かい声のナレーションが素敵な作品でもある。】
ー 民夫(田中圭)はある日、婚約者(深川麻衣:このワンシーンだけ登場。良く引き受けたなあ・・。)に一方的に婚約解消を言い渡され、傷心の日々を過ごす。新居も買ったのにね・・。-
◆感想
・そんな民夫を気遣った上司(野間口徹)とその妻(渡辺真起子起)は、保護犬だった白い大型犬を民夫に進め、彼は飼うことに・・。
ー ここら辺でも、民夫の気の弱さ、人の良さ、優しさが垣間見えるよね。-
・そんな民夫に”ハウ”と名付けられた犬もドンドン懐いて行くが、彼が郊外で午睡している時に、ハウは子供が打った打球を追いかけて、行方不明に・・。
ー 懸命に探す、民夫や上司たち。だが、見つからなくって・・。そんな彼を気遣う職場の女性、足立さん。(池田エライザ:ショートカットにして、今までの妖艶さが薄れ、可愛らしい女性になっている。)-
■ハウが旅先で、心を癒した人たち。
1.東北大震災で、福島の家に帰れなくなり、同級生から嫌がらせを受け、学校に行けなくなった少女。
- ハウは彼女と一緒に電車に乗り、校門まで一緒に登校する。-
2.シャッター街で、夫を亡くしながら傘店を営むお婆さん(宮本信子)
- 亡き夫(石橋蓮司)の姿をハウと重ね合わせてみるお婆さんの姿が印象的である。-
3.愚かしきDV夫から逃げ、修道院に身を預けた若き女性(モトーラ世里奈)
- DV夫が修道院に強引にやって来て、カッターナイフを振り回すシーン。嫌なシーンであるが、坂道を嫌がる彼女を連れてDV夫が失踪し、車が横転した際にハウがDV夫を助けた理由。それは、彼ら夫婦が且つては自分を飼ってくれて、一時的にしろ大切にしてくれたからであろう。-
・今作のナレーションは、石田ゆり子さんが担当されているが、柔らかく温かい声が作品のトーンに合っている。
<そして、700キロ以上も、ハウは民夫を目指して帰って来るが、新しい飼い主が既にいて・・。それは、父を亡くしたばかりの男の子と、母親だった・・。
民夫は、それを理解して哀しみを堪えて、ハウと別れる。
けれど、彼の元には彼を気遣ってくれる猫好きの足立さんがいるのである。
どうか、民夫と足立さんが幸せになれますように・・。
今作は、脚本にやや粗い箇所があるが、一匹の迷子の大型犬が、心に傷を負った人々を、次々に癒していく過程を綴った犬のロードムービーなのである。>
ハウ
なるほどです。
足立桃子よかったです。くっつくかなと思っていました。
長澤樹さん、よかったです。線路に寝ころがった時は、ビックリしました。
ハウ大活躍でしたね!
もう一度、ハウと一緒に出会った人に会いに行くと思っていました。
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