ミスター・ランズベルギス
劇場公開日:2022年12月3日
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解説
「ドンバス」「バビ・ヤール」のセルゲイ・ロズニツァ監督が、1991年にリトアニアをソ連から独立に導いた元リトアニア国家元首ビータウタス・ランズベルギスを取材したドキュメンタリー。
ピアニストで国立音楽院の教授を務めていたランズベルギスは、祖国リトアニアの主権とソ連からの独立を訴える政治組織サユディスの指導者となる。1990年3月の第1回リトアニア最高会議で議長に選出された彼は、ソ連に対して独立を宣言し、ゴルバチョフ政権との対立を激化させていく。
独立の気運を高めた連帯「バルトの道」、経済封鎖による物価上昇と社会的混乱、首都ビリニュスで起きた軍事占拠「血の日曜日事件」など、1980年代後半から1991年9月のリトアニア独立にかけて起きた歴史的な出来事をアーカイブ映像で振り返りながら、ランズベルギスが当時の熾烈な政治闘争と文化的抵抗について語る。
2021年製作/248分/リトアニア・オランダ合作
原題または英題:Mr. Landsbergis
配給:サニーフィルム
劇場公開日:2022年12月3日
スタッフ・キャスト
- 監督
- セルゲイ・ロズニツァ
- 製作
- ウリャーナ・キム
- 共同製作
- マリア・シュストバ
- セルゲイ・ロズニツァ
- 脚本
- ビータウタス・ランズベルギス
- セルゲイ・ロズニツァ
- 編集
- ダニエリュス・コカナウスキス