「銃がご法度のダイナーで一番強い人は銃を持ってる人」ガンパウダー・ミルクシェイク フリントさんの映画レビュー(感想・評価)
銃がご法度のダイナーで一番強い人は銃を持ってる人
裏組織から逃げる話
予告編のネオン彩色と本から銃、ダイナーでの銃撃戦、なかなか面白そうと思って見てみたけれど、なんだか不完全燃焼でした。
つまらなくは無いけれど、心が燃えるシーンが無かったかな。
女性のアクション映画の新作だけに綺麗だしカッコいいんだけれども、殺陣がなんとも…
ジョンウィックとかミスターノーバディの方がアクションも設定も数段上だった気がします。
「シューテムアップ」って映画を見た時のような気分。
内容スカスカだけどなんか雰囲気で面白いと思えちゃうような娯楽作?
何度も見たくなるような映画では無かったです。
激しい戦いは有るのだけれど、なぜか男性側が刃物や鈍器などで攻撃してくるので、
それなら銃持ってる女子の方が強いよね当然。
近接武器を使わざるを得ない状況は裏を返せば男女対決ではハンデがなきゃ勝てないって事を表してしまっている気もします。
もっと圧倒的不利、体格、武器、物量を前にしても勝つ姿が見たかった、フィクションなんだからもっと自由にやってほしかったです。
女性アクションだったら「アトミックブロンド」の方がカッコよくて強くてタフな姿を描けてたと思う。
全体的に小ぎれいでお洒落なんだけどアクションとストーリーにもっと深みが欲しかたです。
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劇中セリフより
「8歳に救われたって覚えてな」
仇への恨みと恩人への信頼、心の天秤は今後どう傾くかわかりませんね。
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