「「本当は強い女」が「悪い男」やっつけるアクションは面白い。ただ複雑な悪役の背景とかカタルシスがイマイチ。」ガンパウダー・ミルクシェイク 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
「本当は強い女」が「悪い男」やっつけるアクションは面白い。ただ複雑な悪役の背景とかカタルシスがイマイチ。
アクションの連続。
カーアクション、ガンアクション、肉弾アクション
「恋愛」には生きていない「女」が「見ただけでいかにもワルな男」
を次々倒していくアクションは痛快。
でも、それでは足りないと思ったのか、「父を主人公にヤられた、でも救われた主人公」
「最後の最後は 寸止め で始末つけない分別」条理を加えている+母娘の絆。
出てくる男が「見た瞬間にワル」の人相なのだ。
逆に違和感。イヤ、悪い人相でも、イイ人いるよねぇ。
そもそも、いくら救われたとは言え、唯一の肉親ヤられた娘がその犯行者に
反発抱かないのは不自然すぎる。
でも5人の女、+娘 のたくましさ、強さを讃えるべきだろう。
イヤー今の時代、女性は強いねぇ、良いことだ。元々、「お母さん」
は父親より強いし、有能。それが今の時代カミングアウトしただけ・・・
アクションに次ぐアクション、子供に車運転させるわ、図書館の本棚だかカウンターは木製だから
というのが通じない破天荒なアクションの連続、機関銃みたいのが気持ち良い。
俺、オマージュって言葉嫌いな訳。おま・・・・ってなんか下品な想像湧くから
まあ、この監督の過去の名作へのリスペクトとのこと。
図書館が第一の舞台なのは良いが、イマイチ活かしきれていない。
でも「恋愛」から独立した女の持つ強さ、弾丸に次ぐ弾丸、アクションに次ぐアクション
それはそれでか何にも考えなければ=良い映画
ただ、悪には悪なりの理由、動機、条理、父親ヤられた娘には娘の葛藤
汗臭さというか人間くささ描写がイマイチ
なんか次々ヤラれていく男ども、悪役の「死」が軽すぎる気が・・・
ダイバーシティだけれども、カタルシスがイマイチ。
気楽にゲーム感覚で見る分には星⭐️⭐️⭐️⭐️4以上は確実
「スマッシュヒット」という表現がふさわしい。気楽に見るアクション映画。
まあ 女=善 男=粗暴な悪 という構図は好きだなぁ、俺。
お姉さんに守られたい願望だね。所詮ジジイでも男はこんなもの。
主人公役、身長180センチにビックリ‼️