追想ジャーニー

劇場公開日:

追想ジャーニー

解説

ドラマ「神様のえこひいき」の藤原大祐が映画初主演を務め、高校生の主人公が30年後の自分と追想の旅に出る姿を描いたドラマ。

高校生の文也は母親とケンカし、勉強もしないで居眠りしてしまう。気がつくと何故か舞台の上におり、目の前には見知らぬ男がいた。やがて同級生で幼なじみのくるみとクラスメイトのゆりえが舞台上に現れ、どちらと付き合うか決めるよう迫られる。夢なのか現実なのかも分からない中、見知らぬ男はこれが現実であり、自分は30年後の文也だと話す。そして文也がいる舞台は、過去の出来事を追想してその時に選択した内容を変えられる不思議な場所だった。

「そこのみにて光輝く」の高橋和也が30年後の文也を演じ、「ヒメアノ~ル」の佐津川愛美、「ベイビーわるきゅーれ」の高石あかりが共演。「一人の息子」の谷健二が監督を務めた。

2022年製作/66分/G/日本
配給:セブンフィルム
劇場公開日:2022年11月11日

スタッフ・キャスト

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(C)「追想ジャーニー」製作委員会

映画レビュー

4.0役者と観客

2023年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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まかの

5.05万円、安かったよね!びっくりするくらいにね!!

2023年8月6日
iPhoneアプリから投稿

幸せ

よい作品!
とても気に入った。

人生には、いくつもの分岐点がある。

48年も生きていれば「過去のあのときに戻ってやり直したい」という場面を誰もが複数持っているだろう。

この映画の設定で面白いのは、主人公が「退行睡眠」によって過去のいくつかのポイントに戻り、当時の姿のままの関係者と触れ合うにあたって、48歳の自分ではなく18歳の自分に代役を努めさせるところだ。

任せきりではなく、二人三脚で過去から順におさらいをしていく。

そして48歳は自分が過去に犯した選択ミスであるのに、18歳に責任があるかのように説教臭く迫る。

ところが、33歳になった幼なじみが登場するあたりから力関係に変化が生じ、実の娘が登場したところで完全に立場が逆転する。

48歳は、実年齢に近いポイントになればなるほど、情けないほどに自分の弱さをさらけ出す。

それを見た18歳は息を吹き返したかのように、今度は48歳を後押しする存在となるわけだ。

そして、それぞれにラストシーンを迎える。

18歳は冒頭のシーンと比べて驚くほどに豹変して魅力的な少年となり、48歳は長年のトラウマであった存在から思いがけない激励を受ける。

その両方に大きく関わった存在、それは……

現実の人生では過去に戻ってやり直したり、過去の自分に言って聞かせて自分とは違う人生を歩ませたりすることはできない。

しかしおそらく、ほとんど全ての人々が望むことなのではないだろうか。

その望みを観客に代わって主人公が体験してくれる、そんな話。

話の大部分を占める「退行睡眠」シーンのチープさも、いい味を出していて心に残る。

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hiiragi428

4.0見事なシナリオ

2023年7月30日
PCから投稿

泣ける

笑える

幸せ

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雫倉紗凡

5.0「好き勝手生きちゃう」って最高じゃん。

2023年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

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パストラ

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