恋は光のレビュー・感想・評価
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恋する女性が光って見えるとは、何とも都合の良い体質。 主人公の青年...
恋する女性が光って見えるとは、何とも都合の良い体質。
主人公の青年は終盤まで西野七瀬を女性として見ていなかったようなのがすごい。
西野七瀬と平祐奈の2人から真剣に告白されてどちらかを選ぶとか、その時点で青年に敵意がわいた。
「白湯を飲んだような温かい気持ちになりました」
初鑑賞
原作未読
漫画原作のわりに評価が高い
正直嬉しい
ラストは原作と違うらしく炎上?したらしいがサブジェクト汚染は猛烈にオタク臭く参考になることが微塵もないので無視するようにしている
監督と脚本は『ももいろそらを 』『ぼんとリンちゃん 』『殺さない彼と死なない彼女』の小林啓一
青春ラブストーリー
知的
会話劇
脚本が命
悪く言えば理屈っぽい
邦画ならわりと好き
これが海外作品だと眠くなるに違いない
不思議だ
西条と東雲は交換日記を始める
要するに西条という眼鏡イケメンが3人の女にモテる話
眼鏡をあげる仕草って本当に無駄だな
カラテカ矢部みたいに股間を弄る癖の男よりはよっぽどマシだけど
恋をしている女はキラキラしているのでその光が見える特殊能力がある西条
ぶっちゃけだからどうしたと感じてしまう
それに光のイメージが違った
プリズ魔みたいな感じで発光してように見えるのかと思いきやおめでたい酒の中で舞っている金粉のよう
とはいえだ
これは話のキモ
青春モノに特殊能力といえばハリウッドのC級作品『超能力学園Z』をまず思い浮かべるわけだがそれを思えばあれなんかよりこっちが好き
冒頭いきなり氷入りのソフトドリンクを頭頂部にかけられる女
おまけにプラスチックの空容器を頭の上へ帽子のようにのせられる
カノジョがいる男に手を出したからだ
他人のものを欲しがるジャイアンのような悪癖を持つ女
ホームランを打ったあとベンチ前で頭の上にメガホンをのせられるスワローズ時代のミューレンを思い出したが彼女は主役ではない
岡山吹屋ふるさと村のロケーションが素晴らしい
ボンネット型のトヨタバスが懐かしすぎる
金田一シリーズの撮影かよ
全体的にノリが良い
おふざけがすぎるわけでもないしだからといってクールじゃないしヤンキーっぽくもないこの感じ
電車内での北代の「ふぇっふぇっふぇ」が耳に残る
ワンピースだろうか
ほとんど若い男女でこの作品が成立している
ベテランの名脇役は登場しない
ファイターズにさえベテラン選手がいるのに
そういう類は自分的にはわりと駄作が多い気がする
しかしこれは傑作の部類
この素晴らしさをうまく表現できないのは残念でならないがそれは有能なレビュアーに求めれば良かろう
すごいぜ今泉力哉
いつのまにか映画comの写真もマヌケづらから若き巨匠っぽいモノに変更されていた
こうでなくっちゃ
あと最近コンビニでペットボトル入りの白湯が売っていてびっくりした
売るもんじゃないでしょ
白湯といえばなぜか映画『橋のない川』を思い出す
出演者
恋の光が見えるちょっと堅苦しいメガネの大学生・西条に神尾楓珠
西条の幼馴染で西条を先生と読んでいる北代に西野七瀬
西条が一目惚れした恋について思案する東雲に平祐奈
大学ではいつも女2人を引き連れている勝気気味な宿木に馬場ふみか
西条と同じように光が見えるメガネの絵描きの中学生・大洲央に伊東蒼
大洲の先輩・小笠原に宮下咲
プレゼントを貰ったことを宿木ら3人に自慢する花園に花岡咲
宿木と連んでいる春日に森日菜美
宿木と連んでいる末広に山田愛奈
画廊の店員に田中壮太郎
分かりやすいけど、直球ど真ん中で
美しい作品
スッキリ♪
「恋」の定義について色んな視点から描く面白さ
正直なところタイトルや雰囲気でつまらなそうと思いながらもレンタルした作品でした。
しかし蓋を開けてびっくり。始めから結末が目に見えているようなありきたりな少女漫画の実写映画より数百倍、数千倍面白かったです。
色んな女性の視点から描かれる深い恋の定義。
単純に捉えている女性や、哲学的に捉えている女性。
「主人公の恋愛は果たしてどうなるのか」よりも「恋とは一体なんなのか」に重きをおいているところが非常に良かったです。
この作品ちょっと雰囲気が「町田くんの世界」に似ているなと思って観ていたんです。おそらくメガネの主人公でオドオドしている点や、主人公が不器用ながらも真正面から恋にぶつかっていく設定が被っているので似ているように感じたんだと思います。
神尾さんは普段爽やかな好青年、イケメンな学年一の人気者みたいな役柄が多いイメージがあるためか、真逆な役もこなせて凄い俳優さんだと感じました。よく考えれば「町田くんの世界」での細田佳央太さん「3D彼女」での佐野勇斗さんなど普段爽やかな役柄をこなす一方垢抜けない役柄を上手く演じられている方が多いですね。
西野七瀬さんはまだお芝居に挑戦し始めの演技下手さんの頃から拝見しており、演技が下手すぎると厳しい批判を受けているのも当時よく見ていました。
しかし西野さんは近年のドラマや映画を拝見する限り、本当にお芝居が自然で上手になられたと感じます。
演技下手なまま年齢を重ねていく方も多い中で、西野さんはお芝居が向いていたんだと思います。
この作品でのお芝居も最高に素敵でした。
個人的には馬場ふみかさんのお芝居が一等賞です。以前から本当にお芝居がお上手な方です。良い味出してます。鑑賞して良かったです。
キラキラ
出演している女優陣がかわいい
展開も思考も理に適ってる
2022年劇場鑑賞41本目 優秀作 72点
異質な恋愛映画でとりわけ楽しみにしていた作品
徐々に(ジョジョに)成長している西野七瀬ですが、まだまだ演技下手で、その中でも一番のハマり役だった気がします。
神尾くんもハイローや20歳のソウルの様なわかりやすい目立つキャラクターより、陰をもってる方があってる。
恋を理屈的に考えている女の子も確かに恋を分解して丁寧に考えてみると確かにと妙に納得してしまったし、あのお人形さんみたいな容姿がまさしくだった
馬場ふみかも適任っちゃ適任だけど、もっと遊んでそうなギャル寄りの見た目の子でもよかったかも(山本舞香とか)
総じてそれぞれのキャラクターの色や思想故に織りなす展開がちゃんと理にかなっていてよく出来た作品でした。
是非。
恋を頭で考えよう
こういう映画を観ていきたい
哲学恋愛ファンタジー
コミックを実写化した作品で原作は未読。恋の光が見える男と恋する3人の女たちの奇妙な四角関係をコメディを交えながら描いている哲学恋愛ファンタジー。恋愛を哲学的に描くという発想が面白い。
4人の演技と絡みが素晴らしくそれぞれ役柄にピッタリの印象。特に印象的なのが現在大活躍中の馬場ふみか。今回も彼女の魅力を存分に味わうことが出来ました。
2022-146
恋の定義の行方
原作コミック未読。
公開時は全くノーマークの作品でしたが、凄く評判が良いので再映を機に鑑賞しました。
恋愛映画苦手な私でもこれは面白かったなぁ~(笑)
凄く映画的(?)な作品で上手く作られていて、且つ非常にユニークで他に似た作品が無い感じで楽しめました。今後恐らく色々な国でリメイクされそうな予感がして、こういう作品を見ると日本のコミックってつくづくアイデアの宝庫なんだと思ってしまいます。
あとキャスティングも非常に良く、出てくる女子が全て可愛らしく、特に西野七瀬は大学生役には無理があるのにも関わらず凄くピッタリでしたしね(笑)
彼女を最初に観たのは『あさひなぐ』って作品で、その時は如何にもアイドル映画で下手ッピーと思ったのですが、今ではこんなに良い女優になった事にある種の感慨がありました。本作で、完全にファンになってしまいましたよ(爆)
でもポスターなどに惑わさて、本作を(邦画定番の)キラキラ青春アイドル映画を観るつもりで来ると裏切られるかも知れません。
ファンタジーであり、台詞などもちょっと時代錯誤に感じた人もいるかも知れないが、例えば時代設定を明治後期から昭和初期位に置き換えてイメージしたり、海外の作品で字幕スーパーで観ているのをイメージするなど、こうした脳内変換すればなんの違和感もなく、作品の根底にあるのはいたって真面目な恋の意味を追求する作品になっていますから…
「愛すべき小品」ってこういう作品の事を言うのでしょうね。
興奮!
原作未読。
ずっと気にはなってたんだけど、近所の映画館の最終上映日にちょうど時間がハマって、コレは運命だと思って見に行きました。
(決して時間つぶしではないです。ちょっと寝不足で寝ちゃったらごめんと思ってたけど決して時間つぶしではないです)
めっちゃ面白かった!
いや面白いを通り越して、めっちゃ興奮してました!
物語の大枠はありふれたカタチの恋愛モノだけど、その恋愛をあんな切り口で見せてくるって斬新!
ありふれてるから北代さんのセリフを一言一句違わずに先読みできちゃう場面もあったけど、それがまた「そうだよね!そう思うよね!」って、ずっと恋バナしてるみたいな楽しさの中でワクワクしながら観てました。
平祐奈ちゃん、すっごい綺麗だったなぁ。今までちゃんと注目したことなかったけど、元々品の良い人なんだろうな。東雲さんの品のある感じがすごく自然だった。いいお芝居しますね。
西野七瀬ちゃんが良かったですね〜。キャラ立ちするところのない、いわゆる"普通"の北代さんを、すごく"普通"に演っていて、彼女とならちょうどいい距離感の友達になって恋バナできそうって、この映画を観た女子はみんな思ったんじゃないかな。
かく言う私もこの映画の間中、彼女と恋バナしてたし(←こわ)
伊東葵ちゃんも良かった。恋のキラキラが一番ちゃんと出てたのは彼女じゃない?
その彼女の最後の告白が意外だった。そこからまた考察を進める東雲さんが切なかったよ。。
本当に観て良かった。
運命的に時間が合って、ホント良かったです。
登場人物がみんな素直で魅力的
恋が光で見えるというところから、通常の恋愛映画とは違う切り口で思っ...
恋する女性が光って見える主人公と、彼を巡る女性3人の恋の物語。映像表現が綺麗です。
恋する女性が光って見える という
主人公の設定(能力)が面白いと思って鑑賞しました。
お話の内容はというと…
あるところに一人の大学生(男)がおりました。
彼には少し変わった能力がありました。
恋する女性が光ってみえる というのです。
そして彼の周りには3人の女性が。
その男を昔から見守る女性 (北代さん)
その男が初めて恋した女性 (東雲さん)
その男を略奪愛したい女性 (宿木さん)
大学を舞台に繰り広げられる4人の恋模様。
自分は光っていない と昔言われた北代さん
恋とはどういうものか が分からない東雲さん
他の女性を好きな男にしか魅力を感じない宿木さん
そんな3人の女性の視線の先にいる西条くん。
ノートを拾ったことをきっかけに
東雲さんと恋に関する交換日記を始める。
そんな二人を見て気持ちが騒ぐ北代さん
そんな北代さんを見て西条を気にする宿木さん
三角関係 いや
四角関係の始まりか というお話。
◇
ファンタジーな展開になるでもなく
ドロドロな愛憎劇になだれ込む訳でもないのですが
恋とは何 ?
光って見えるはなぜ ?
光らないのは、どうして?
お話の途中から
そんなコトを脳内で考え続けてしまい
登場人物への共感がしづらかった気がします。
そこは少し残念でした。
とはいえ
女性が光って見える映像表現や
街並みや、風景がすごく綺麗に撮られていて
そこはとても好印象を持ちました。
考えながら観る作品 ではなく
画面から色々と感じ取る作品なのかな
そんな風に思います。
◇ あれこれ
風景の映像が綺麗
日本情緒のある街並みがたくさん出てきて
みていて楽しかったです。
鮎釣りのできる川 …四万十川? 長良川?
山奥の集落 …飛騨の合掌造?
路面電車の走る街 …色々な所にありそうですが
うーん
最初は岐阜県辺りかと思ったのですが
この作品の舞台って、いったい何処なのでしょう?
赤ペン先生 (いいのか?)
冒頭、教室に落ちていた手帳を拾う主人公。
その手帳には本の感想がびっしり と
赤ペンを取り出して文章の添削を始める …って
それはダメでしょっ
と思ったのに、全く気にしていない東雲さん。
うーん
いいのかなぁ…
(最後まで気になっちゃいました…)
宿木さん
西条君
北代さん
東雲さん
「南」がいないなー と思っていたら
宿木さんの名前が 「南」 でした。
東西南北、揃ってました。 良かった良かった。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで
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