恋は光のレビュー・感想・評価
全156件中、21~40件目を表示
これはちょっとした傑作かも
公開時から評判が良くて気になっていた作品だったのだが結局観れずに終わってしまい、改めて今回のタイミングになった。
評判の高さはやはり本物だった。青春ラブストーリーものとしては正直ありきたりで「王道」以外の何物でもなく、特に目新しい感じはしないのにとにかく面白い。「恋してる人が光って見える」という設定が絶妙な味付けとなって全体的な流れを作って行ったのも心地良く感じられた。原作は未読なのだが世界観はおそらく近いものがあると思われ、文学的な匂いがするのも非常に楽しめた要因だろう。主人公たちが「恋の定義」などを真剣に話す様子が何とも微笑ましかった。限りなく感覚的な事を論理的に語るって実にバカバカしくて実に楽しいんだよね。いい歳こいて自分もその輪につい入りたくなってしまう。
そして何より登場人物たちがまた魅力的過ぎる。神尾君のカタブツぶりも絶妙だったし、西野七瀬ちゃんと平祐奈ちゃんのそれぞれの可愛さったらもう信じられないほどだ。もし僕が20歳だったら、どちらを選ぶかで1週間くらいは死ぬほど悩んでしまうだろうな。そして最後の東雲さんから流れる「一筋の涙」の美しさ。若いって素晴らしい。これこそが青春映画だよなと同調すると共に、自分はもうただのオジサンなんだと唇を噛み締める。つまり何かにつけてノスタルジーを感じる世代に自分もなったという事なんだろう。ちなみに舞台となった岡山のなんと美しい事。昔ながらの風景と暮らし。これだけでもすっかり魅せられてしまったのだが、もしかしたらこれもノスタルジーなんだろうか?
馬場ふみかちゃんの存在感も良かった。主人公でもない彼女が冒頭でいきなり飲み物をぶっ掛けられてしまう理不尽なシーンから映画が始まる、というアイデアも実に面白いと思う。あと最後に流れる曲もまさにズバリでセンス良いなあと思わずにはいられなかった。「恋は光」というちょっと含みを持たせたタイトルも心にどことなく引っ掛かるものがあり、これも文学的な素晴らしいセンスだなと感心する。
僕にとって印象深い青春映画の1つとしてこの作品が加わったのは間違いない。
岡山って良いところですね。
恋とは遺伝子レベルの渇望
期待なんかしてませんでした。
西城:神尾楓珠の見た目がとにかくやぼったい。
神経質な言葉使いに線の細い人柄。
北代:西野七瀬の言葉使い。
西城との接し方。
東雲:平祐奈の言葉使いに思考回路w
宿木:馬場ふみかの言葉使いと性格と巨乳w
こうやって書くと馬鹿にしているように読めるかもしれないけど
馬鹿になどしていない。
そもそも観るものはなく、馬場ふみかか出ているし
何となく暇つぶしにはなるかと思い観た。
西城・北代・東雲の何とも言えないやり取りが
何となく心地よく、話も特に中だる無ことなく
進む。
宿木の雑な感じ。
しかし何となく切なく思わせる描写があったり。
なんか久しぶりにある意味いい映画に会えたなって気がした。
最後に。
北代・東雲・宿木3人のパジャマパーティーは
贅沢だろwww
神尾楓珠が出す騒音が不快だった!!
東雲さん(平祐奈)の丁寧な言葉遣いが良く、髪型も愛しく感じてきます。しかし他の女性との絡みも多く、特徴的なキャラなのにヒロインではないので活かしきれていない感じでした。主人公は中盤で、他人の家の玄関のドアをゴンと音を立てて閉め、また喫茶店でグラスを繰り返しコンコン音を立てて置くので不快でしたし、以降は口調や存在自体がイライラしました。これらは神尾の育ちの悪さもありますが、監督が作品に対して無頓着過ぎる気がします。
なんで光が見えるのか
はよくわからなかったけど最後強引気味なのが逆によかった。あれだけ理屈っぽく光の謎を解明しようとしていたのと先生のキメ顔との効果もあって一種のカタルシスを得られたし西野七瀬ちゃんも報われてよかった。
人物それぞれのキャラもわかりやすくてよかった。
原作がしっかりしてるんだな
美しく光っていても生殖本能のみの『ヒカルキミ』は選ばぬ様に。
『恋は本能』と結論付けたのかなぁ。
まぁ、それだけでなく、プラトンが定義付けた『Platonic love』がある。
Platonic loveは 肉体的な欲求を離れた、精神的恋愛のことである。
大学生で、3,000冊も読んでいれば、古代ギリシャ哲学も読んでいるはずだ。速読の技能にたけているだけでは、感想文も含めてそれだけの読書量は物理的に不可能だし、その割に出す答えは稚拙過ぎる。
映画は
まぁ、66歳の爺が見る映画ではないが、少女漫画なんだろうと見てみた。しかし、格好良良い男を主人公にして、品の良さを強調している。しかし、結局考えている事は、生殖行為だけだ。(特に男は)
現代の少女諸君は、こう言った稚拙な恋をするだけの知識だけで成り立っていないと思う。つまり、現代の少女はこう言った内面のしっかりした男を望んでいると解釈する。それで良いと思う。恋は育めばいずれしっかりした責任ある生殖行為に至る。落ち着いて男を選ぼう。暴力的な男は一度でも暴力をふるえば、必ずまたやる。しかし、ブ男ばかりが暴力的じゃないとは限らないのでしっかりと見極めよう。哲学を語り、知的で暴力性など皆無であっても、考えている事は生殖行為であると分かって男は選ぼう。女性が男を選ぶのだ。男に支配されるな。
なんで、京都弁喋らないのかなぁ?京都の事を何も知らない千葉県市川市辺りの男にはアイドル映画であっても簡単に作るべきではない。
『吹屋』は岡山県高梁の山奥だから、通える範囲でない。
みんな真っ白なロングヘア。東雲さんだけショートカット。京都アニメーションの『日常』を思い出した。この子が一番可愛い(あくまでも僕の主観)
『ひさかたの 光のどけき 春の日に
しづごころなく 花の散るらむ』
映画ばかり見ないで上野へ河津桜を見に行った。
なんとなんと、花が散っていた。河津桜でも散るんだ(当たり前だが)?
さぁ、ソメイヨシノの季節だ。僕はあと何回見れるだろうか。
今が旬の神尾楓珠さんと西野七瀬さんがいい演技!キュンキュン!
ポスターの印象と違い、本気でキュンときた
正直、文字数が多く野暮ったいあのポスターしかみていなかったら、手を出さなかった作品だと思う。複数の人のおすすめを目にして、アマプラの見放題に入ったと聞いたので鑑賞。
いやぁ、観てよかった!本気でキュンときた。
北代もステキだったが、東雲さんと西条の2人のシーンに特に好きな所があった。
例えば、2人で階段を登るシーン。東雲さんのスカートが風をはらむ。なんか、これから東雲さんの恋心が膨らむ予感を感じさせてキュンときた。
それから、天気雨があがった後のシーン。2人にあたる木漏れ日が、もう「恋は光」だった。
西条の佇まいや、部屋の雰囲気から感じる文豪っぽさは、原作者が舞台にした愛媛ということを意識した演出だろうか。(実際の映画は、オール岡山ロケらしいが…)by wikipedia
東雲さんの服装や実家の感じなどと合わせて、時代を超えた味わいの仕掛けが「恋」の普遍性を思わせた。
時折登場するスマホなどから「ああ、これは今の話だった」と引き戻されるくらい、いつの時代かわからなくなる曖昧さが心地よかった。
光の謎など、ストーリーの展開に合わせて考察も楽しめる。
シーロウ・キーター(笑)の名言に深く頷く一本。
<追記>
※少しネタバレに触れています。
暇に任せて、原作を一気読みした。
正直言って、ものすごい完成度の神作品。
登場人物の内面描写が、セリフ以外のモノローグで書き込まれていることもあって、それぞれに共感できる。とりわけ、自分は宿木嬢に心を動かされた。
原作ガチ勢の方々が、ラストの展開について熱くコメントを語られている理由もよくわかった。
その上で、もう一度本編を観たのだが、一回目を観た時よりも、更にこの作品が好きになった。
北代が、実は光っていたシーン。
原作ページでも泣けたが、二回目でもやっぱり泣けた。そして、その後の展開も、キチンと原作を踏まえながらの、納得の締めくくりだと改めて思った。
今もネットに残っている、原作者のインタビュー記事の中で、脚本・監督の小林さんに対して、「私以上にキャラクター理解が高い」と言ったようなコメントを残されていたが、原作愛にあふれた、とても質の高い2次創作といった感覚で、本作をとらえることも可能だと思う。
海にこそ行かないが、代わりに鮎の友釣りを取り上げるのなんかは、友人関係を少しずつ広げていく主人公たちに寄せた、映画的ないい表現だなと思ったし、シーンごとのシチュエーションは、原作と全く違っていても、出てくる大切なセリフや恋の定義の設定、そしてセンセの背景など、大事なポイントは外さず、時間内に収まるよう、見事にまとめられている脚本のすごさを感じた。
そして、ファーストシーンと対をなすように、エンディング後に挿入されたシーンで、本編では時間の都合上描き切れなかった宿木嬢の変化を押さえて終わるという目配りも素晴らしかった。
ということで、0.5追加。
恋の定義を考えてみた
…かなりオモシロい
笑った~♡
主人公の
西条には恋の光が見えるという
特殊能力?がある
ファンタジー?
西条のひとめぼれからはじまる
♡恋…とは…♡好き…とは
恋するとは
どういう感情なのか
わからなくて。
東雲は恋とは脳内ホルモン
宿木は恋とは本能だと
北代は恋とは近くて遠いものと
西条は
幼なじみの北代に
なぜか光が見えない
…謎だけど
この三人の女性たちの
関係性がまたオモシロイ
そして
何でも言い合える西条と北代の
関係が見ているだけで
…清々しく思える
この三人の女性と主人公が
いろ色と恋の定義を
考えて結論を見つけていくが…
ます々。解らなくなっていく
ひとめぼれした東雲に告白されたが
改めて今までの自分と幼なじみの北代
のことを考えた
そして…
自分の気持ちに気づいた
ベタな恋愛ものだけど
…斬新な演出の
おかげで新鮮な感覚で楽しめた
まさに…恋する頃の感覚
甘~く感じない演出が光ってます♪
自然なふたりがお似合いです
可視化する《恋心》と「脳内恋愛」を理論する。
恋に進化する一歩前の恋愛予備状態・・・
を理屈っぽく可視化した映画。
発想が面白い。
今あなたに好感を感じています。
そういう女性の身体の周りを、光の粒がキラキラ輝いたら?
有難いような、余計なお節介みたいな??
主人公の大学生の西条(神尾楓珠)は天涯孤独の生い立ちだが、
すれ違う若い女性が恋をしていと
《キラキラした光の粒》が見える特異体質だ。
彼を取り巻く女性たちとの交流で本当の恋を見つけて行く過程を
追ったストーリー。
彼を取り巻く《3人の女性》
1、西条が初めて「恋をした」と感じる東雲(しののめ=平祐奈)
東雲も素朴で奥手な恋愛経験のない女子大生。
2、幼なじみの北代(きたしろ=西野七瀬)
気が置けなくてなんでも話せる相手。
3、肉食で略奪愛にしか恋愛価値を見出せない宿木
(やどりき=馬場ふみか)
好きって感覚はわりと刹那的で、永遠に深く好きが続く
わけではない。
良い男見て、胸キュン!!
良い女見て、むらむら・・・(ムラムラはヤバいね)
それをイチイチ光が差してで見えてたら、居心地悪いし、
生きずらい気もする。
見えぬが花、言わぬが花・・・な気もする。
西条は3人の女性に愛されて戸惑いつつも、結論を出します。
恋する乙女が見える・・・と言いつつ、
やってることは恋愛未満の脳内恋愛。
恋愛マニュアル的映画の例としては、
「脳内ポイズンベリー」
「奥田民生になりたいボーイ出会う男をすべて狂わせるガール」
などがある。
この2つより清潔感があるとともに恋愛偏差値は
相当に低いと思うが、
清純モードですね。
爽やか系で、落ち着くところに落ち着く
好感の持てる脳内恋愛こじらせ系の映画でした。
この映画に恋しました❤️
全156件中、21~40件目を表示














