スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバースのレビュー・感想・評価
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多元宇宙
この情報量をまとめる編集力に恐れ入る
ぴったりくるバンドがなかったから
自分で結成したの 古い友達とね
あんたもくる?
スパイダーパンクがかっこいい!
インド系ニューヨーク!ああそうか、ヨーローッパ人が作らなかったアメリカのディメンションもあるのか。ネイティブアメリカンが栄えたディメンションも、アフリカが蹂躙されなかったディメンションもあるよね。
マルチバースについて深く知りすぎて、なんだか仏教的だなと思う。一切は空。
多くの人たちが自由と選択肢を手に入れたので、もしあのとき別の道を選んでいたら?という物語が共感を得るようになったのだと思った。
黒人や女性がスパイダーなんて間違いだという声、自分はここにいてはいけないのでは?というインポスター症候群、親に本当の自分を打ち明けられないLGBTなど、さまざまな苦悩が暗喩されていたように思う。また、子の成長を寂しく思う親の気持ちも。
マイルスが次元を超えて辿り着いた場所
「映画好きなら必ず見ろ!!」という禁句が出てしまう作品
非常に体調が悪い時に我慢できず見に行って後悔し、普段は殆どやらない公開中に複数回鑑賞することになってしまいました。
で、二回目は体調を万全にして臨みましたが、まあ溜まっているポイントでの鑑賞だったし、本作の場合は映像情報が多過ぎるので映像重視の鑑賞のために吹替版を選択したので、二回目は大満足して見終えました。
10日後の鑑賞でしたが一回目はストーリーだけ追えただけだったようで、二回目でやっと本作の魅力を享受できた気がします。
しかしまあ、エンタメとしてもアートとしても本当に凄い作品だと思います。
最近アニメと言えば日本が世界中を席巻しているし、個人的にもアメリカのアニメ自体が低迷している様に感じていたし、特に老舗のディズニーアニメ作品は低迷というより体たらくと言った方が似合っている様な状態なので、余計に日本のアニメの勢いを感じていたのですが、本作の様な作品を見せつけられると、やはりアメリカ映画業界のプライドというのか意地というのか底力を感じずにはおれませんでした。
本当に凄いよな、アメリカのアニメクリエーター達は…まあ、第一作目を見た時も非常に驚かされたのですが、二作目も全くクオリティーが落ちないし、むしろ上がっていましたからね。本作の何が凄いかって、まずはアニメ自体の未来を示していました。
ここ何十年かの全世界のアニメ業界って、平面から立体、セル画からCGへとどんどん技術改革を進め、“技術”ばかりを先行させ“表現”そのものがかなり疎かになり、その中で日本のアニメは多様性を持たせ“表現”を重視していたからこそ世界的な評価が高まったのだと思っています。で、昨年の『犬王』とか『THE FIRST SLAM DUNK』などを見ると完全に日本のアニメが世界の最先端だと私も思っていましたが、表現として更に先を行く様な本作を見せられると、中々敵いませんよ。
更に今やありふれたマルチバースという設定を使いながらも、マルチバース(多元宇宙)そのものを多様性という(エンタメ的)物語テーマにも(アート的)表現手段にも重ね合わせるという多層構造であり、娯楽性と芸術性と表現スタイルの融合でもあるという、今回のレビュータイトルにした「映画好きなら必ず見ろ!!」という、映画ファンが聞いて最も嫌がるであろう台詞をつい言いたくなってしまうほどの作品だったと思います。どんなに私が好きな作品でも、他人に見ろって偉そうに言って嫌われたくありませんが、嫌われても良いと思えるくらいの作品だったという事です。(ちなみに、私がその台詞を言いたくなる作品って今までに『七人の侍』しかありません)
あと、私は絵画が昔から好きなのですが、モダンアートの場合は好きでも意味が分からない作家も多くいます。ロイ・リキテンスタインという画家もその内の一人でした。
要するにその表現スタイルの成り立ちや発生の歴史的条件などが作品から想像できるか否かという意味でよく分からなかった画家の一人だったのですが、前作の『スパイダーバース』を見た時に、何故かふと目から鱗が落ちたようにリキテンスタインという作家の作品の発想原理が理解できたような気がしたのです。
創作物とは“真似”という堆積物(技術)からどんどん蓄積した土台の頂上(最新技術)であり、その土台の上で今(頂上)の自分の表現方法(スタイル)を見つけ出すことがアートなんだということに思い至ったのですが、本シリーズもエンタメの世界でアートしているのが私にはハッキリと見えたのです。
スパイダーマン最高!
満漢全席
前作で衝撃を受け過ぎたので耐性がついていた為か案外冷静に楽しむ事が出来ました。前作が「動くアメコミ万歳!」だとしたら、今回は「グラフィックノベルテイストで攻めちゃうよ?」なアーティスティックな雰囲気が強目ですかね。そしてマルチバース。みんなお腹いっぱいマルチバース。それも存外スッキリしていて個人的には入り込みやすかったし、だからこそのグウェン&マイルスの其々抱える葛藤と結び付きにグッとくるわけで。後編ありきのストーリーなので、「なにぬッ!?」っとなった所でお開きになってしまいますが、「帝国の逆襲」ポジションな雰囲気だったので、私は美味しく頂けました。「ザ・フラッシュ」はああいう風に決着を付けましたが、コチラはどうするんですかねぇ。楽しみです。
僕の運命は、僕が決める
この手のモノはわりと好きなのかもしれない…。
実の処,始まりを完全にはちゃんと覚えていなかったのか?もしれないが、深い処まで掘り下げて語れないのが辛い処だが…🥵。
実写版でのピーター•パーカーが3人が出揃っちゃった時に、コレは最初のピーター•パーカー版のモノと,また次のピーター•パーカー版を観て居ない人には、訳分からずに置いてけぼり状態で詰まらんとちゃうの?何て思った時も有ったが…(イヤイヤ私には,非常に楽しめた覚えが有った事を言いたかった事と、何処の何が良いの?と言う人も居たから面白い!) 今作はソレとは全く別物での作品で有り,コレまた私には異常に楽しまさせて貰えた事は、声を大にして言いたい処。 アニメだから何が悪い⁈何て事は決して無い!
グウェンなんて非常に可愛らしくて,惹かれるキャラクターじゃんかよ!
映画化されるまでは、一番好きなアメコミヒーローはスパイダーマンだっ...
長い…かつ終わり方が………前作の方が好きです
三部作の真ん中ということを
知った上で鑑賞
けど
あの終わり方は………😢
三作目の公開される
2024.3月までモヤモヤが続きます…
作品自体も140分と長く
もう少し途中を切り詰めて
一応の敵をやっつけて終わり
しかしながら
さらなる敵が…
という終わり方の方が
よっぽど良かったと思います
たくさんのスパイダーマンが出てきて
ワクワクはさせられましたが
テンポ、シナリオ、映像美
いずれも前作の方が
私には合ってました
前作で最高だった
スタッフロール後の
お遊びもなかったし
少し残念な気持ちで
映画館を後にしました…
やっべーぞおい!
…語彙力!
前作「スパイダーバース」も充分面白かったが今作はそれを軽く超えて来た。
スパイダーマンでまだこんなに面白い新作が出て来るのか。
スパイダーマンでまだこんなに面白い映画が作れるのか。
やっぱハリウッドって凄えな~。(語彙力ってば!)
最近のハイクオリティなアニメ全般に云える事かと思うが映像を観ているだけで気持ちいい。
今作は背景の奥行も増して映像に深みが有る上にアクションシーンのカメラワークもより大胆になっていてこの映像世界に居ることが実に気持ちいい。(やはりアニメは動いてナンボだ)
ストーリーが進むに連れてまだこの世界に居たい、時間が経つのが惜しい。そんなふうに感じた映画はいつ以来だろうか。
敢えてて難点を挙げるならカメラワークが大胆過ぎて追いきれない部分が有る事だろうか。そこは何度も観りゃいいじゃんって事なのかな。
「ノーウェイホーム」も素晴らしい最高のスパイダーマン映画だったが、しっかりと楽しむにはソニー・ピクチャーズのスパイダーマンシリーズを全部観て「アベンジャーズ」の「イ」と「エ」を観ている必要が有り、その点かなり敷居の高い作品だったと思う。だからこそ最高だったとも言えるが。
その点この映画は前作1本観ておけば問題なく楽しめるので、
"アニメのスパイダーマンか~"
とか
"絵柄がどうもな〜"
と
食わず嫌いしてしまう気持ちも充分判るのだが、観て損は絶対に無い。
これ1本では完結しておらず、続きがどうなるのか全く予想出来ない映画をオススメするのもどうかと思うが、是非劇場へ足を運んで下さい。
自分が観た時ガラガラだったんだよなー。
すごいけど面白くはない
made in USA
色彩の感覚が凄かった。
他のどの国とも違うオリジナルな作風が際立つ。アメコミって分野をそのままアニメーションに落とし込んだような…日本ともディズニーとも違う新たなジャンルを見せられたようだった。
背景も含めた抽象画のような感じでもあるし、心象表現をそのまま作画に反映したようでもあるし…ホントに新機軸。
そして切り取られるアングルがいちいちエッジが効いてる。どこで止めても絵になるような…アクションのコンテなんて見事なもんだった。
本来のMARBELの土俵というか、このスタイルでアニメ化していくなら楽しみでしかない。
ただ…
2回観に行って、2回とも寝た。
俺のコンディションが悪かったせいもあるけれど…旺盛なサービス精神の成せる業なのか助長に思う部分もある。それもあっての144分…削れるだろと思える部分はありはする。
スパイダーマンの醍醐味でもある、空間の移動なんかはまさにそれで…なにも物語が動かないのにただただ移動を見せられる。爽快感がありはするものの、ステーキばかり出されりゃ飽きもする。
物語もまぁまぁややこしい。
ややこしいから説明もするのだけれど、それを“読む“のが、きっと眠気にもつながったように思う。
やはり吹替で観た方がアニメはいいように思う。
断然、絵に集中できるし…アニメーションを堪能できるような気もしてる。
物語どうこうよりも、紡がれる作画がとにかく眼福なので…いつかコンディションを整えてリベンジしたい。
あー、もったいない事をした。
続編も必ず観に行く。
クッソー、悔しいぃぃぃいッッ!!
マルチバースに頼りっきり
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はぁ、疲れた。
どっと疲れた。思考も視力も何もかもが疲れた。
マルチバース×2ってうるさいよ。
もう飽きちゃったよ。
なんでもかんでも好き勝手出来る都合のよい
空間作っちゃったから、あらゆる作品で
マルチバース出てきたじゃん。
これはもうMARVEL作品の特権にしとけばいいのにw
いや、それでももうご馳走様なんです。
まとまるものもまとまらないじゃん。
無限過ぎてごちゃごちゃしすぎて
何がなんだかわからなくなっちゃうよ。
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音楽かっこいいし、映像も斬新だし、
新たなキャラも面白いし、いろんな次元のキャラが
融合して面白いはずなのに全然楽しくなくて
一種の苦行かのように長尺140分だよ?
おまけにそれで終わらないってどうよ。
主人公がマイルスなのかグウェンなのか
これだけかっこいいエピソードできたならグウェンが
主人公のスピンオフ的な扱いにしておくれよ🤣
当然続編ありきで、もちろん続編観るけどさ。
前作が良かった分、贅沢に全部乗せした本作は
お腹いっぱいです。
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使命と宿命と運命と
「ザ・フラッシュ」と同日封切
MCUもDCも
マルチバース祭りでてんやわんやですが
まあこっちも観なきゃねということで観賞
(正直観るまで続きものとは知らず
今作見終わった後に前作を配信ですぐ
観て補完しました)
感想としては
面白かったです
スパイダーマンというジャンルで
過去にいくつも作られた作品内を
行き来するにあたって都合のいい
概念であるマルチバースってのは
あたかも作り手の都合くさくて
好きくありませんでしたが
なんか見慣れてきちゃったのも
あるのかな
バースに番号が付いて
スパイダーマン達ヒーローは
行き来しているという割り切った
設定にされると
まあそういう話かと思えてきます
これまでの作品もそうでしたが
スパイダーマンは伝統的に
大切な人を失って
力がありながらも救えない命があった
という悲しみを背負っていく
という現実をモラレスが知るシーン
彼は別バースのクモに咬まれた
ことでスパイダーマンとなった
事をスパイダーバース元締めの
ミゲルは認めていなかったし
ってことはそういう偶発的
スパイダーマン他にもいるの?
とかそうした誰かを失う運命を
変えてしまうモラレスを否定
せずとも世界が崩壊しない
道もあるんじゃないのとか
色々複雑なまんまだなーと
感じるところ
書いててややこしくなって
きましたが
とにかくまだ続きもあるし
これからの展開もあるんで
感想は書けたもんじゃないですが
どうやらこのバースは実写も
なにも関係ないようなので
やっぱり東映版のスパイダーマ!
とレオパルドンも期待しますね
NWHでも出てこなくて
不満だったので
コミックの中を歩くような映画
大量のご馳走
スパイダーマン史上最高傑作という謳い文句に偽りなしの超傑作。冒頭のバルチャーとの戦闘により異なる世界の住人が本作でどう描かれるかが示され、その後もレゴや実写に漫画風と、多くの作風が現れる。(メインにはならなかったが…)その混ざり合いが見ているだけでも楽しかった。まさに動く芸術。
そして、スパイダーマン映画としても今までにない傑作であった。
スパイダーマンといえば、犠牲。そして犠牲を避けられない運命と「大いなる力には大いなる責任が伴う」使命感。本作では、大事な人の犠牲を受け入れて大いなる責任を果たさなければならないと描写された。
そこまでならばいつものスパイダーマンと変わらないが、そもそもマイレルのスパイダーマンは生まれる運命になかったと言われれば話は別だ。これまでさんざん描写されてきた、スパイダーマンと運命というお約束を更に一つ上の次元に押し上げた。
ただ、何を言いたいかは中々筆舌に尽くしがたい。「スパイダーマンは必ず犠牲を経験する」というメタ観点をテーマに描き始めたと思ったら、更にメタ的な「スパイダーマンになるべきでなかった人間」をテーマにし始めて…といったところか。
しかし量が多い。動く芸術にも次第に疲れてくるし、運命や責任もキャラクターごとに描かれるからやたら長い。人によっては食傷かもしれない。
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