極主夫道 ザ・シネマのレビュー・感想・評価
全17件を表示
出演者の頑張りと製作陣の本気度が熱い!!
知的でスマート。
そんなイメージの玉木宏の極道姿。
超・生真面目に極道をマンガチックに戯画化した
玉木宏のアプローチに感動。
見るからに強面。メチャメチャ怖いわ!!
そんな、かつての「不死身の龍(タツ)」と 恐れられた
伝説の極道・黒田龍。
結婚をきっかけに足を洗い現在は専業主夫として平穏な毎日を
過ごしていた。
「勘違いネタ」がてんこ盛り!!
その勘違いがベタなのですが、そこが楽しい。
あくまでもワンパターンを貫くところが潔い!!
それにしても、女性陣の頑張りに目を見張りました。
特に弟分の雅(志尊淳)の妹役の松本まりか。
可愛い顔してぶっ飛びようが凄かった。
清純派の安達祐実もびっくりするような啖呵を切るし、
稲盛いずみ姐さんの貫禄・・・ビビったわ!!
そしてCGなんかも駆使して空中戦の騎馬戦なんかも面白い。
盛り上がったのはカーチェイス・シーンですね。
ハンドルを握る安達祐実そしてバイクの松本まりか。
意外性があって中々の見どころだった。
意外性と言えば、くっきー!のアドリブ!!
俳優たちが必死で笑いを堪えてるいて、ほとんど笑っていた。
くっきー!はあのシーン、完全に場をさらっていた!!
キャストから“落ち“まで意外性のオンパレードで、
極道をエンタメ化!!
こんな映画もたまには良いですね。
面白かった。目の付け所が良い。何も考えずに笑える
楽しみにしていた極主夫道を鑑賞!
アニメ版とドラマ版視聴済。
観客は、俳優目当てと思われる若い女性客が八割。ちょっとオラついていそうな男性もいた。
一言で言うと、色々な立場の人が幸せになれる世界。
悪人がいない。陰湿な妬み嫉みもない。
強いて言うのなら、少数者・またはサイレントマジョリティーに寄り添った作り。主人公がヤクザだし…。
動物がたくさん出てくる。
コントの連続。
内容自体は、夏休みの子連れ向け。
小学生男子でも見れる。
黒田龍/ドラマ版から更に鍛え上げられた筋肉が凄かった。
役者さんのストイックさと知的さが活きていて良かった!
オールバックにスーツが似合いすぎる!
エプロンが可愛い!!
アニメ版では某イケボ声優さんが演じている大役だが、玉木宏も元々美声がウリの1つの役者さんだから、こちらもよく似合っていた。
黒田龍という役柄を通し、シリアスな笑いを体現していた。
本人は至って真面目だが、いい意味でズレているという…(笑)
ネギとハムスターが好きで好印象。
雅/「特に理由のない暴力が雅を襲う!」でした。
体を張っていてすげぇ(゚o゚;!
吹っ飛び方が面白すぎた。
まぁ、ネズミ呼びは酷い^^;笑
虎春ちゃんへの言葉が良かった。いつもとはちょっと違って真面目な表情の雅だった。顔の良さが活きていた。
玉城ティナと晴れてカップルに…良かった良かった!
虎二郎/思ったよりも出番は少なめ、滝藤賢一の活躍を見たい方はドラマがオススメ。
「特に理由のない〇〇〇への暴力」が虎二郎を襲っていた。
あれは痛い、可哀想に(笑)
虎二郎も、龍と同じく、
特に理由のない「筋肉お披露目シーン」が用意されている。
元々肉体美が評判の滝藤賢一さん、大河ドラマでも特に理由もなく脱いでいたが(笑)、今回もバキバキに仕上げていて凄かった!
体を鍛えると披露したくなるんだろうか?
カチコミの時の、龍虎の並びが非常にサマになっていた。
玉木宏と滝藤賢一で、シリアスな極道映画を見たいレベル。
演技力は折り紙付き!
観客の女性率の高さは、上記の3人が理由かもしれない。
美久/残念ながら、この映画内ではあまり良さが際立っていなかった…。(好きな俳優さんです。)
出番が少ないので感想の付けようがなかった…。
だが、極主夫道が残酷な暴力映画にならなかった理由の1つとして、怪力恐妻の彼女の存在があったのは大きい。
物騒な龍や雅のストッパーの役割を果たしていたように思う。
虎春との女の戦いも、ネチネチしていなくて素晴らしかった!
実はアニオタで、好印象。
北斗の拳のような場面があり、爆笑した。
近藤/マフィアのラスボス。
事務所に般若面とマリア像を置いており、多趣味の外国好き面白おじさんだと思われる。近藤リサイタル有り。
非常にお茶目で、いい人オーラ全開。
たぶん、龍の方がワル。
部下は売れないバンドマン顔の朴訥イケメンと、サングラスが特徴的な男装女性。(LGBTへの配慮か。)
雲雀/「彼女がシリアスな映画で極妻をするのを見たい~!」……と思う程にハマり役!
美の暴力。
着物が似合っていて素敵!!!
ふつくし~!!!
虎春/このキャラクターの為に観に行きました。
いや、松本さんはあまり詳しくないんですが……髪型と衣装が似合いすぎてて!
本編を見たら、性格も可愛すぎた。
最近あまり見かけなくなった、「純情一途で主人公の事が大好き」という王道ヒロインを、「喧嘩に強いレディース総長」で現代風(?)に味付けしている。
とてもいいキャラクターデザインですよ、男から見ても女から見てもカワイイ。
最後が切ないのも良かった。
映画館に、ギャル?かヤンママっぽい雰囲気の女性が来ていました。
このキャラが目当てで見に来ていたのかもしれない。
元声優さんだから、声の演技が上手い。運動神経が良いのか、最後の殴り合いの場面も格好良かった。
いつか、特撮もので見たいと思った俳優さん。
保育士さん/顔がハチャメチャに良い。
特報を見るとぶちギレキャラに見えますが、保育園と子供を心から愛している良い人です。
まぁ、ドM向け…(^^;)
大人の役も出来て純粋な役も出来る、無敵の俳優さんに育ちましたね。
新婚夫婦/知り合いが結婚したばかりだったので、彼らを思い出しながら見ていた。
極主夫道には珍しい、良い意味で“普通の感覚”を持ったキャラクター2人だった。
集金に来た龍に怯えて、警察に相談していた。(笑)
元々、新川さんが好きだったから嬉しかった。
絵に描いた様なバカップルで、見ていて心が和んだ。
くっきー!/アドリブ芸が面白すぎるw
極道というよりチンピラって感じで何が面白いのか分からない🤔
ドラマは未視聴ですが原作は見ました
友人の誘いで見に行きましたが、やはり邦画のコメディは見るべきではありませんね、いい教訓になりました
見に行った感想はポップコーンが美味しかったという事だけです
邦画の悪い所全部詰め込んだ様な映画で、ギャグ漫画のノリをそのまま雑に実写に放り込んだ感じの映画(原作ではない)
いくらコメディ映画とはいえストーリーに無理(何で?)がありすぎる
開始10分くらいから帰りたくなりましたが、友人と来ている以上出るに出られず拷問のような時間を過ごしました
ちなみに極道(笑)なのでそこら辺のチンピラのようにオラついてるだけで威厳など全くなく、ただひたすらにうるさいので睡眠にも向いておりません
まず最初のハムスターの下り、始まりから終わりまで全部必要ありました?カップルは勝手な事言いだすし、ハムスターポップコーン食べないし、警察に何してるか聞かれた時ハムスター見せればいいだけだろうと思いました、しかもそれらがなにかのための伏線になってる訳でもなし
広島連合会?だかなんだかの女性は族長だとかなんとか言う割に最後まで手下が出てこないので1人で言ってるだけみたいになってる(せめて保育園立て直す時に先生役として何人か出せばまだ良かったのにそれすら無し)
運動会やるといいつつやってるのは大の大人の悪ふざけ(何故か空中戦が始まる)それが終わったらやっと子供の運動会始まるのかと思ったら一瞬で終わり
誘拐されてから始まるカーアクションシーン(笑)では何故か敵は主人公が乗り込むために開けたドアを開けられたまま攻撃もせずにやりたい放題させてあげるという親切仕様(ちなみにここで小学生しか笑わないような下らない下ネタが出てきますがそれがやりたかったんでしょうね)
敵の本拠地に乗り込んでそのまま戦うのかと思いきや何故か持ち越し解散
急に何故か始まる盆踊り、その後急に場所が変わって始まる大乱闘(多分脳内設定ということでしょうが)
最後に子供を返す事になったというのに相手の両親は何故か迎えにすら来ない
オマケにメインキャラは離れたくないだとか言い出し、そのうえ結局最後まで送り届けないという始末
お前らペットの犬猫じゃないんだぞ馬鹿か?登場人物全員頭おかしいんじゃないの?と思わず言いそうになってしまいました
ちなみに登場人物全員もれなく人の話を聞かない奴ばかり、アンジャッシュのようなすれ違いギャグやりたかったのだと思うのですが、間のとり方が悪いのでギャグ漫画の1コマを読んでる感じでした
他の人が言うように玉木宏の肉体美は格好良い……格好良いんですが別にこれで見る必要ないよね
こんなクソでも友人は面白かったらしいので年齢とかにもよるのかもしれないですね、まあこれで笑えるならTSUTAYAでレンタルのお笑いでも見た方がいいと思います
これほどまでに時間とお金を無駄にしたと思った作品はありません
これでGOサイン出した監督は二度と監督をやらないで欲しいですね
せっかくシンウルトラマンで上がった邦画の評価を下げないでいただきたい
キャストが濃い
ドラマ観てました。たっつぁん最高です。眉間にシワ寄せながら真剣に家事こなしてる姿にキュンとする(笑)それから鍛えられた胸筋、キュンです。りゅうくんがまたかわいい。みんながお世話してる姿にほっこりした。今回は安達祐実、松本まりかのキレ具合が凄かった。野性爆弾のくっきーさんがいい味出してて、(笑)。演技?アドリブ?最高でした。ひまわりちゃんがたっつぁんに初めてパパと呼んだシーンよかったね。
楽しめたが、「極道コメディー」じゃなく「いかつい主夫」コメディーであってほしかった
原作マンガは大好き、実写ドラマも(オリジナルキャラ含め)楽しめた。アニメは未見。
というわけで実写映画版、さっそくカチコミに行ってきましたぜ。
――楽しめたけど、「そっちに振ったか」という残念さが大きかった。
もともとは「元ヤクザが足を洗って主夫として家事・生活にいそしむが、それを極道的に解釈してしまう」ところが面白い作品。つまり、極道作品じゃなくて、日常生活コメディー(極道風味)という位置づけのはず。
それが、本作は「コミカルな極道映画」になってしまっていた。つまり、街にやってきたヤクザ組織との対決を暴力で解決する。激闘シーンはコミカルにされていたけれども、そうじゃない。
カチコミかと思ったらBBQ、抗争かと思ったら盆踊り。それをもっともっと最後まで貫いてほしかった。
今回であれば、イタメシパスタ対決!みたいなのがほしかった。
そのポイントさえ守っていてくれれば、女性陣が空を飛ぼうが、何だっていい。
いずれにしても、一番声を出して笑ってしまったのは、くっきー!さんのモノボケ(たぶんアドリブ)。みんな笑ってしまってるけど、それでも笑ってしまう。要するにそういうことなんですよ。明らかに恐ろしい武器について、ボケ倒す。逆に、すべてのものごとを極道言葉で解釈してしまう。それがこの「極主夫道」の極主夫道たるゆえんであって、おちゃらけ極道ムービーを求めているわけではない。
役者さんの演技はどれもよかった。玉木宏も川口春奈も志尊淳も原作のイメージをそのままあるいはそれ以上に再現していると思うし、滝藤賢一・松本まりかの雰囲気もバッチリ。稲森いずみも本当にはまっているし、原作にないひまわりちゃんも原作にはないがいい味を出している。
安達祐実の豹変ぶりもさすがだと思った(もっと見たい)。吉田鋼太郎はいつもの濃さで安心して見ていられる。
それだけに「極道もの」にシフトしたのが残念でならない。映画化するためのスケール感が逆に足を引っ張った印象である。
以上、893文字。
ドラマが面白かったから期待していました
今まで見た映画の中でもトップクラスにつまらなかったです。見ていて、ぐだぐだ。
途中、なぜか女性陣が空飛ぶし。
なくていいやり取りが多すぎて、早送りしたかったです。
玉木宏が頑張ってる〜!!
時間が合ったので観た、ドラマ飛び飛びで見てた程度。
なんか玉木宏がすごかった。主役だから出ずっぱりな上にコメディなのにやたらずっとアクションやバトルやらされててめちゃくちゃ頑張ってた。そして鍛えられたボディの筋肉の美しさよ。
古川くんや滝籐さんや安達祐実が脇役の豪華さ。
でもあんまり笑えなかったな。名優さんたちが本気で熱演されてるので、その圧で笑っちゃうだけで、ギャグ自体はあまり…。でもすぐそばに座ってた中年くらいの男性はずっと笑ってたので、わたしに合わなかっただけなのかもしれない。ドラマではもう少しクスクス笑えてたので、2時間の尺には合わない作品なのかもしれない、とかも思ったり。
コメディなのに、やたら物を投げつけたりビンタするシーンが多くてしんどかったな。
しかし玉木さんアクションもギャグも真剣に頑張ってたなあ。あのアクションと美しいボディ、もっと大作にも出してあげて欲しい〜〜〜
楽しめました
運動会の騎馬戦の場面が空に上がり現実離れしていた所と、 ドラマでは暴力がないのが好きだったのに、結局最後に暴力沙汰になってしまったのが残念でした。個性的なキャラが集結していて楽しめました。続編で2人の子供が生まれる時には、ムロツヨシなど更に個性的な俳優も入れて欲しいです。
中盤長く感じて、少し眠かったです。
ずっと笑ってた気がする
ヤクザ風な隠語の聞き間違えネタから、ジャッキー映画のパロディから、吉本ネタから、とにかく笑わせようとしてきてズルい。
こんなん、絶対に笑う!
それでいてバキバキの腹筋から分かる様にアクションも凄い。
「主夫」要素がかなり少ないのが残念だけど「吉本」的な予定調和な笑いが好きな人は見て。
とにかく…痛い!
そんな作品でした。
娘と観に行ったんですけど…
笑う度に人の太ももをペシペシするのやめていただけますか!
自分の太ももをペシペシすると痛いからって人の太ももをペシペシと…
全く母親と同じ行動するのやめていただけますか?
ただでさえ、笑いでお腹が痛いんだから!
笑う度 ドスでドスドスされてる感があって
終始 ドスドス ペシペシ ドスドス ペシペシ・・・痛い!
とあま・・・終始笑いの作品です。
ドラマの劇場版の作品ですのでドラマを観ていた方なら
満足のいく作品だと思います。
そして劇場版新キャラ
新喜劇のやすえさんばりのどう喝とロリギャップの安達祐実さん
取って付けたようなブリッコヤンキーの松本まりかさん
アルデンテのペペロンチーノくらい奥深い吉田鋼太郎さん
みなさん 本当にキャラが立っていて素晴らしいです。
レギュラーのみなさんもみんなキャラが立っていて素晴らしいです。
そして特にMEGUMIさん
そうです今回のMEGUMIさんを観れてだけでお腹一杯です。
そうこのMEGUMIさんが観たかったです。 満足です。
くっきーの武器のくだりの出演者のリアクションがこのくだりって
アドリブってくらい笑える!
若干陳腐すぎる映像は邦画のお約束ってとこで流せる程度です。
大御所から中堅・若手俳優の全力のコメディに
ペシペシ ドスドスと頭がはじけたポップコーンのようになるくらい
笑えて満足です。
最後に…藤田朋子さんだよな…と思いながら観てましたが、
エンドロールで名前観てやっぱそうだっただと思いました。
公開がかぶってたかもしれませんが、別のスクリーンからトムキャットが
飛んできたんじゃないかと思いましたよ
何をしてんですか???
さすが極主夫道 ナメてはいけませんね!
Creepy Nutsが好き
※あくまで個人的感想です。
原作、アニメあり
ドラマなし
Creepy Nuts好き
前提です。
原作に忠実にする必要はないとは思う。
派手に手を加えても面白ければあり。
とは思うんですけど、この作品はあくまで元極道のタツが極っぽさを醸し出しつつもほのぼのしてるのが笑えるし、悪者っぽい人たちも可愛さがあったりするんですよねぇ。ちゃんと足を洗ってるし。
だから、そこの基本路線から外れると本当に別物だなぁと思うんですけど、まあ、だから別物だったんでしょうね。そういう意味で期待から外れたのはある。
ただ、それを差し引いても、あれ?となるポイント多い。
警察?無能なの?
だって、連絡してたよね?あれ?なんで?
とか、情が沸くのは仕方ないけど、返したくないとか。なんなら最後に家族写真飾ってるのもなぁ。
騎馬戦の空中戦もやり過ぎというか、え?え?何?そこだけSF?とか。
最初は笑えたけど、途中からは騒ぎすぎでちょっと違ったかも。
個人的にエンディングが一番よかったです。
極悪
原作を初めて読んだ際にゲラッゲラ笑って、ギャップコメディの面白さを痛感しました。そのためNetflix配信のアニメも従来のアニメの作り方とは異なるものでしたが、津田健次郎さんはじめ声優陣のハマりっぷりも見事でとても好きでした。
しかしその前に放映されたドラマ版、これがまぁ酷かったです。原作改変というか原作要素を極薄にして、娘なんか追加して一軒家に住まわせて、主夫業あまりしないし、知能指数低めでギャーギャー言っているし、妙に家族愛を語ったり、シュールなギャグじゃなくてメタギャグ多めとかいう製作陣の原作リスペクトの皆無さには驚きました。玉木宏さんのビジュアルの完成度くらいしか褒められません。
そんな中、まさかの映画化。少し前のかぐや様同様、「極主夫道」は1話完結の物語で、ストーリー仕立ての回はあまり無いのでそもそも映画向けではないですし、しかも117分とかなり長め。オリキャラを監督のラブコールでぶち込んだりと既にやりたい放題だったのでハナから期待なんてしていませんでした。こういう時にこそ無料ポイント鑑賞が活きます。
まぁ結果は分かっていましたが、非常に嫌いな作品でした。原作のタイトルとキャラの造形を借りただけの駄目な実写映画化&ドラマ映画化でした。序盤のゴキブリが乳首にはっつくくだり以降原作要素はほぼなく、製作陣の思いつきで作られた様なつまらない家族愛とかを語られて煩わしかったです。
ドラマ版よりも悪い意味でぶっ飛んでいて、とにかくキャラがうるさいです。ほとんど騒ぐほどやかましいキャラクターはいないはずなのに、どいつもこいつも教育を受けてないのかってくらいうるさいです。人気キャストに罵詈雑言言わせておけばオモロいやろ?みたいな考えが透けて見えて地獄でした。
家の前に捨て子がいてその子を育てて、保育園に通わせて、それらを通じて子供との大切な繋がりを感じるとかいうクソくだらないシナリオに仕立て上げられていてキツかったです。感動風味で作っているのも腹が立ちます。
登場人物も限られていて大人同士の騎馬戦とか面白くなさすぎて見てられなかったです。空中戦とかジョジョパロだったり、雑なCGだったりと実写映画の醜悪さをギュッと詰め込んだ様なシーンでした。暴力で笑いをとる頻度が高かったのもかなり難ありでした。ビンタはたまーに挟まれるからこそフフフって笑えるのであって、数秒ごとにパンパン叩いたり殴ったりしても訳分からなくて面白くなかったです。某福田監督みたいな変な間も取り入れてはいますが…。ウェッ。
なんか…もう実写映画としても一映画としても最悪な作品だなと思いました。エンドロールでのNG集を見る限り現場は楽しそうだなと思ったのですが、そんなことどうでも良くなるくらい内容がつまらなかったです。この監督…今年あと2本も実写映画やるのだと思うと某福田監督を彷彿とさせな2020年がチラつきます。原作を知らない人は楽しめるかもしれませんが、原作を知っている人間も楽しめる映画作りをして欲しいなと思いました。そもそも映画化しないのが一番良いんですけどね。
鑑賞日 6/3
鑑賞時間 12:00〜14:10
座席 D-8
【”愛する家族と町を守るために極道主夫は立ち上がる・・。”予想のやや斜め下を行く面白き極道コメディ。女優の方々が弱っちい男どもを、嬉しそうに叩いたり羽交い絞めにしています。”もう許してあげて!”】
■コミックが原作という事も知らずに、劇場にて鑑賞。
◆感想
・不死身の龍を演じた、玉木宏さんのドスの効いた台詞回しをコミカルに見せる演技が凄い。
・地上げ屋の社長、近藤を演じた吉田鋼太郎さんのバカバカしいまでの、吹っ切れた演技がオカシイ。
ー ”マンマ・ミーヤ!ヴォーノ!男”と勝手に脳内で命名する。
まさか、藤田朋子さんが近藤の部下として起用されるとは、ビックリであったよ。
あのビビリ感を出しつつ、サイズが合っていないずり落ちた眼鏡を掛けて、へっぴり腰で悪態をつく姿は絶品でした・・。-
・何で、龍と美久(川口春奈)は一緒になったのかな?
コミックではキチンと描かれているんだろうな・・。
ー 実は、美久さんの方が龍よりも強い!というシーンの数々も可笑しい。
美久の娘を演じた白鳥玉季さんが、登場した人物で、一番大人に見えたのは、私だけであろうか・・。-
・一見、弱弱し気な、地上げ屋に脅される保育園の園長を演じた、安達祐実さんの”巻き舌ヤンキー言葉の雨霰口撃”には、笑ったなあ。
彼女の新境地開拓ではないだろうか・・。
ー 身体が小さな、安達さんが、相手を下から舐め挙げるように見ながら”ガタガタ言わせたろうか!!”。あー可笑しい。-
・元レディース(松本まりか)の、意外に純情で初心な面や、彼女の兄、虎次郎を演じた滝藤賢一は、安定して面白い。
ー 滝藤さん、身体張っていたなあ・・。スタントかな?”キンキンキン”とか、股間フル活用である。-
■武器調達屋(くっきー!)と、龍と虎次郎が武器の扱い方を確認する妙に可笑しくて変なシーンは、絶対アドリブ多めだよね。だって、皆、笑い堪えているし・・。NGシーンでも出てたよね。
大体、武器の使い方が全然違うし・・。
・龍の子分の志尊淳扮する雅と、喫茶店員を演じた玉城ティナの関係性も面白くって。
ー 玉城ティナさんって、これまではミステリアスな役が多かった気がするんだけど、コメディエンヌとしても行けますね!
志尊淳さんも、女優陣から散々弄られて・・。可哀想だが、弄られキャラが、似合っているなあ。-
<今作の様なおバカムービーを、映画館でマスクの下でクスクス笑いながら観るのも、一興である。
コミック未読の方(私である!)は、フライヤーに記載されている人間関係図をササッと見ておくとより内容が頭に入り、宜しいかと思います・・。>
下ネタギャグがあんまり面白くなかった
原作は1巻発売頃から追ってる原作ファンです。
ドラマ版は観てませんが映画だけ1000円クーポンで観てきました。
感想としてまず思ったのが、唐突に入る下ネタギャグがどうしても受け付けませんでした。
新婚さんの聞き間違いネタとか股間をポールで攻撃するシーンとか、下ネタが不協和音のように感じてしまって笑えませんでした。
逆にくっきーさんの一人芝居のようなギャグはくすっと笑えました。
自分が極主夫道に求めているのはシュールギャグの方なので、くっきーさんの出演している場面は原作再現をしている訳ではないのに原作っぽさを感じました。
しかし全体的にギャグのテイストが原作とは完全に別物なので、原作のギャグのテイストが好きな人には余りお勧め出来ないですね…。
映画版おそ松さんのような原作改変は受け入れられたんですが、極主夫道は自分にはなんか合わなかったです。
まあ良かったところもなくはないです。姐さん役の稲森いずみさんは嵌ってたと思います。
何も考えず笑う、に尽きる。
詰め込み過ぎだったのと、メグミの会長がいつも怒鳴ってる感じがドラマのときより知的レベル下がった感じで少々残念でした。あとね、みんな乱暴な言葉過ぎるし、最後暴力で解決すんのはどーよ?
とか不満をタラタラ書きましたが、大スクリーンで観る玉木宏のミケランジェロよろしくなボディ最高。
絵ついてるけど。滝藤同じく(お尻も見たかったw)
この手の作品は細かいことを考えたり突っ込んだりするのはむしろナンセンスで、日頃の色々から頭とか解放して笑うためにあると思うので、その点で満足です。
しかしあれ、藤田朋子とは思わなかったなー。
やっぱ俳優ってスゴいんだわ。
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