もっと超越した所へ。のレビュー・感想・評価
全161件中、1~20件目を表示
悪いところがない人なんていない
終盤、急にテイストが変わりだして若干、?と困惑、置いてけぼり感はあったけど、それまでの会話劇のテンポの良さ、編集のうまさ、役者の演技の良さ、細かい伏線などもちりばめられていて楽しく見れました。人間関係って、相手の悪いところが見えたり、いやな思いをしたりするのはつきもの。一緒にいて一ミリもいやな気持ちにならないということは不可能。いやだから、逃げて向きあわない、のではなくもっと超越したところへ行くには、逃げないで向き合っていく。しっかりお互い思っていることを話し合うって難しいこと。
しゅりさんと千葉くんのコンビが面白くてすきでしたね。
感情が爆発する芝居はみんなよかったです。
ラストはいただけない
4組の男女がシンクロしながら進むストーリーは、楽しめました。
中盤からは少し飽きた部分もありましたが、ぽろっと言っちゃう言動に自身の反省と教訓として受け取っていました。
しかし、ラストはもっとうまくまとめられなかったのかというのが、感想です。
あの展開は、興醒めしたというのが事実です。
らすとが納得いく形ならば、評価はもっと高かったでしょう。
思慮深さが仇。
男性にはお米を持ってくれるから良いよね!くらいの期待しかしないで、素直に接しようと言うことらしい。
違う。お米の時くらいにしかあてにならない男を選ぶなと言いたかった。
ダメな男を作ってしまう女達なのではなくて、
女が真面目に自立しようとすると、
男などお米を持たせる時くらいしか不要になるから、
数いる男性の中で、その程度しか頼れない男とちょうど良くなるのだろう。
頼れるものは米と自分。
しっかり食べて、根性入れて、過ごすしかない。
作中のカップルは数年前は別の組み合わせで、うまくいかなかったのに、今の組み合わせだと普段はとても良い雰囲気。違和感を飲み込んで過ごす事を過去に覚えてしまったから。
今回は妥協をすることを覚えてしまった。
それが良しみたいなラスト
それで良いのかな?
彼女達は、一度言葉を飲み込んでしまう思慮深く賢い癖がある。
でも、対男性に対しては、深く考えない男には深く考えずリアクションしていかないと、自分に全てが降りかかる。
「えっなんで?」「えっそれはちょっとなー」
その場その場でレスポンスして、男性にも学習させていかないと。自分だけ学習する恋愛では片方しか成長しない。その成長を自分だけ享受してはいけないくらいに考えないと。
最後の、叫び合戦みたいなラストが、内容もテンションも、なんだかなぁだった。
あぁきっとこれ作中の彼女達と同じタイプがどうすれば良いのか考えついた解決策で展開しているんだなぁと感じさせられた。
違う!私も悪かったなぁじゃなくて、アレって人とは深入りしないこと。
・人のせいにする
・優しいけどだらしない
・卑屈
・威張れるところでだけ偉そうにする
・ヒモ、働かず人のお金を当てにする
どれも、
心の性別とか生い立ちとかを超越して、人間としてダメな気質じゃないかね?
そういうダメな人間性を許してまで付き合える、超越した器を持ち合わせた時、ふさわしい相手でないので、きっと時間の問題で別れると思う。
私もしっかり頑張ってしまう系なだけに、
それなりに学んできただけに、
その解決策、違う違う!そうじゃ、そうじゃない〜!
と感じてしまったが、
4人の彼女達が相手にぶちまける言葉の数々は、
スカッとさせてくれた。
でもそんな人と時間を過ごすほど人生短くないし、
人はそうそう変わらない。
こんな扱いされる自分ではだめだ!と瞬時に反応して、そうすることで変な男性をその場で門前払いするかその場で改めさせる、大切にされる能力を身につけて欲しい。
最後は好みが分かれるかな…?
とても面白かったです。
惹き込まれるような演出、役者さんたちの素晴らしい演技力で。
ほぼ最後の方まで飽きることなく観ました。
しかし最後、まさかのファンタジーのような要素が。
あれは、ハッピーな気持ちになる人と、冷めてしまう人とで分かれるんじゃないかなあ。
僕は、四人が会ったところあたりまでは少し面白いと感じましたが…
やっぱり後悔する〜時間戻せるんじゃない〜
のあたりから、なんか冷めました。
「超越て、こういうこと…?」
と。
しかし、舞台劇が映画化されたと知り、なんとなく納得。
舞台ならば、ああいうのありそう。
ただ映画となると、僕はちょっと興ざめでした。
そしてまた別の話にもなりますが
「クズ男って、なんでこうもモテるんだろう」
と、改めて思いました。
まあとても良くできた映画だと思いますし、最後以外は本当に惹き込まれたので、星4つにしました!
美顔器5万!!!
結構面白かった!最初は、これ微妙かなとか思ってしまい申し訳ないです。
面白かったです。
最後の終わり方も斬新でコメディ感強くて初めてみました!
ただ風磨はバラエティーでパンツ出してる方がすき
それを見てるからちょっと変な風に見えて風磨は納得いかない
あと、前田のあっちゃんはかわいいよ
構成が上手くて楽しめた!!
初めは、会話が馬鹿すぎて、これが2020年代の平均的な日本人かと驚愕しましたが、徐々に女性の生きていく辛さが分かる気がしました。終盤、4人のブチギレが結集してスッキリしましたし、構成や編集の上手さを感じました。ラストは個人的には蛇足だと感じましたが、ダメ男を使える人材にするのも女の腕の見せ所なので、「超越」する為の光は見えませんし、イケメン限定でしょうがオチとしてはまあアリだと思います。このテーマで作れと言われれば、これ以上のものは無いような気がしますし、実はどのケースも男女逆でも成り立つと思います。アパートの騒音がヤバいです。前田敦子の演技や生活感も良かったです。ゲイの彼は、何かゲイっぽくないような気がしました。黒川芽以さん、昔DVDを買ったので懐かしかったです。三浦貴大の性癖は笑えました。美和が金持ちなのは謎でした。
腹が減っては戦はできないしお米は重たい
卑屈、自分勝手、根性なし、甘ったれ…いわゆるダメ男と称される4人の男たちと、彼らを引き寄せてしまう4人の女たちの物語。
男性陣がもう、鼻で笑っちゃうようなダメっぷりで、こういう人身近にいたらやだわーと思ってしまう。
男女の間に別れは付きものよねっていうラストかと思いきや、ラスト15分。女たちが自らを顧み、全部悪いのが男だけじゃないと気づき懺悔する。更には開き直って時間を巻き戻す展開はスペクタクルかつドラマチックで、まるで舞台を観ているかのようなラストだった。
過去への超越ということか。
そしてそれを経て、未来への超越ということか。
彼らにはどんな未来が待っているだろうか。
コロナ前〜コロナ禍が背景となっているけど、私たちもこの混沌とした約3年間をよく乗り越えたよねと思った。どんなことも、超えることができる。
クスッと笑えてしまう場面も多くてとても見やすかった。ホワイトデーにグリルズは欲しくないね笑
あと、前田のあっちゃん、元歌手なだけあって腹の底から叫び倒すのが超気持ちいい。本作でもそれを感じた。
恋愛のトリセツ
4組の男女のドロドロを描いている会話劇、同年代の若者が観たら、あるよね、と共感や私はそれほど馬鹿じゃないと反発を抱くでしょうね。
別々の話だと思ったら最後に一堂に会し、時間まで巻き戻し、インド映画のような歌と踊りで閉めていました。製作陣のどう、役に立つトリセツでしょうというドヤ顔が目に浮かびます。
そうきたかーー!!!!
久しぶりに邦画を!!
おすすめに出てきて、好きな方ばかりが演じられていたので!
どんなものかと見てみたら、、どんどん引き込まれていく!
4者4様のダメ男!!誰がいいとかはないですが、みなさん演技が上手なのですごくダメ感がでてる😂
菊池風磨が逆ギレするシーン!元カノから生活費を送金されていたことを指摘されて、逆ギレ!くう〜ダメー!
お久しぶりに見た千葉ちゃん!かわいい!相変わらずかっこいい!次の人とは上手くやりたいからダメだったところを教えてって!ダメー!
子供できてなくて喜ぶのダメー!女の子の身体心配して!!元カノにもおろせなんてこと言うなー!
自分のことを詮索されてキレるのダメー!プライド高い!人に押し付けるな!ダメー!
そしてちょっとずつ、関わりがある4組の相関図!誰が誰とだっけ?と整理しながら観ていました。
舞台みたいな終わりとレビューを見て、ハテナでしたが納得!!えっここで終わっちゃうのと思っていたら🫣
女性陣がそれぞれの相手に言い返すシーン!はっきりどっしり話されていて痛快だ〜!!カッコ良すぎる!!
久しぶりにこんなテンポよく進むストーリーを見ました!
最後の出演者のオフショットよすぎ👏
aikoの歌よすぎ👏
楽しい映画でした🤭
色んなパターンのクズ男。
これで終わりかーいがほんとに
これで終わりかーい!から始まるラスト!笑
それぞれが元カレ元カノになってるパターンの表し方みたとき、おもしろ!って感じました!
最後の部屋の構造が全部繋がってるのも、おおお!って感じです。
色んなパターンのクズ男が登場します。
いいところも悪いところも見えたり見えなかったり。
どの男が1番クズだと思うかは、人それぞれ違うんですかね。
オカモトレイジさんが何故か憎めなかったです。
子供のことに関してだけ責任感がゼロって感じで
産んでほしくないということは、今は結婚も子供も考えていない同じ気持ちの女性と付き合っていたらめちゃくちゃうまく行くなぁーの目で見てましたが、もしも仮に妊娠した場合あの態度取られたら最悪ですね。
オカマさんに関しては、わりとお互い様じゃない?ってなりました。オカマだって最初から言ってるのに勝手に好きになって、大事な友人関係崩してきたのもはや女性側からじゃん?ってなります。
俳優男は永遠プライド高いし、一言一言がすごく失礼で、DV気質も感じ、1番人として見て嫌でした。
ヒモ男に関しては、女性がいいなら別にいんじゃ無い?って感じでした、何こいつの瞬間は何度もありましたが、浮気するわけでも無いし、DV気質もないし、彼女大好きマンで、ただただヒモ男だったから、言動で人を傷つけてきてはないのかなーと思いましたが、クズには変わりありませんね。
結局最後は結局クズ男に超絶ぬまるダメ女4人達の映画でした!
ホントにこういうの大好き!
2022年に劇場鑑賞済みで、また観たいと思っていたところ、Huluで配信になったので早速視聴。
いやぁ、面白い!
演劇的な演出が冴え渡っているけれど、やっぱり映画でなければ表現できない部分が丁寧に描かれているからこそ、その超越っぷりが生きてくるんだなと、改めて思った。
後半のたたみかけるような展開に次ぐ展開が、自分は大好き。
「あっぱれ!」と心の中で思いながら、きちんと涙腺も緩んでエンディングを迎えた。
今回びっくりしたのは、自分にとってのコロナの受け止め方が、知らず知らずのうちに、もう日常になっていたことに気づいたこと。
「この映画、こんなにコロナのこと真正面に描いていたっけ」と思うほど、コロナに関わる部分が目に止まり、「ああ、そういえばあの頃はそうだった」という思いで観た。
コロナ禍に対する人々の対応を記録しているという意味でも、とても貴重な映画になると思う。
映画とは直接関係ないのだが、テーマ曲のaikoの「果てしない二人」のMVは、自分がこの映画を鑑賞した上田映劇で撮影されている。
とっても風情のある映画館なので、このレビューを読まれた方は、aikoのMVを是非チェックしてみてください。
舞台作品だったのね
知らずに見てて、最後の展開が???舞台モノっぽいと思ったらそうだった。
口喧嘩の応酬が迫力あって見入った。クズ男達がそれぞれ出てってサヨナラ〜で終わりかと思ったら、そこから急に舞台っぽくなった。
全161件中、1~20件目を表示