劇場公開日 2022年2月18日

アンチャーテッドのレビュー・感想・評価

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空飛ぶ船はプライスレス

2022年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

兄貴探しと黄金探しの話

ゲームはやったことないけど「インディージョーン」「ハムナプト」「ナショナルトレジャー」「ダビンチコード」なんかは大好物なので新シリーズとして期待して見に行きました。

いやー面白かった~

鑑賞後は童心に帰ったような気分、ワクワクとドキドキとロマンの詰まった宝箱をプレゼントしてくれた製作者に感謝。

トム・ホランド、よかったですねー
甘いマスクと筋肉!スパイダーマンだけじゃない新たな顔が見れてよかった。
「エジソンズゲーム」「ロストシティZ」なんかも見てるけれど、やっぱ好青年役が一番やね。

マーク・ウォールバーグもよかった
まだまだ第一線の俳優なのに今回はサポート役でしかも胡散臭いおっさん
あんまり出番はなかったけれどしっかり印象に残ったしラストはグッときました。
ガムもらって即捨てるのは爆笑。

アントニオ・バンデラス
彼が出てるだけでうれしいのは私だけだろうか?
もはやエクスベンダブルズだった彼ですが、今回は悪役として雰囲気ムンムンのいい男でしたね。

ソフィア・アリ
ヒロイン枠でしたがなんやかんや憎めないキュートさがありました。

ティ・ガブリエル
敵の首魁、髪型が気になりすぎてもう…
いや、綺麗な方でしたしアクションも切れ切れでかっこよかったんですが、髪型が癖強すぎ。

物語はいきなりピンチから始まり→兄との別れ→宝探しへとなる訳ですが、寸分の無駄なく冒険とアクションを楽しませてくれました。
主人公が人を極力敵を殺さないのでなんかポリコレ感はありますが、うまく隠してるんで気にならない。最初に蹴り飛ばした奴にはゴメンって言ってるし。

宝探しの冒険いいですよね
宝の地図や宝の鍵、誰も踏み込んだことのない場所もワクワクするし、隠し通路の先が普通に生活空間だったり。「グーニーズ」って偉大な作品だったんだなって実感。
いやいや本作だって凄い、アクションもスケールも最高だよ。
なにか足りない物が有るとすれば骸骨くらいですよ!
ドクロは冒険に必須!
本作には無かったのでそこだけ残念でしたかね。
それ以外は文句なし。
満足度も高かったし続編早くも期待です。
冒険成分が足りないそこのあなた「地図に無い場所」を見に行きましょう!

あれ?そういえば
「牛首村」は廃墟探検
「グッバイ、ドン・グリーズ」は森林探検
最近探検or冒険作品ばかり見てる…
冒険映画流行ってるのか?
大好きだからどんどん作成&上映してくださいませ。

最後に
冒険繋がりで「僕等地下探索団」って曲を聞きたくなりました。

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劇中セリフより

「無いんじゃない、見つかってないだけさ」

有ると信じ続けることこそが一番大事。
もしかしたら宝はそこら中にあるのかも知れない。

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フリント

3.0映画をゲームしたようなゲームが一周回って映画に!!ゲームの映画化とは何が正解なのか……

2022年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

プレイする映画をコンセプトとして開発されたゲーム「アンチャーテッド」シリーズ。それを一周回って映画化するということもあって、逆に映画として独自性を出すのが難しかったのだろう。

映画化企画が具体化したのは2009年に遡る。主演にマーク・ウォールバーグ、監督も『アメリカン・ハッスル』のデヴィッド・O・ラッセルが決まっていたが、なかなか進まず、その後も何度も何度も……企画会議を繰り返し、ついに完成に至った今作『アンチャーテッド』。

ゲームの映画化作品に対して、何度言ったかわからないが、とりあえず完成したこと自体を祝ってあげたい。

そもそも映画化する必要があるのか……という問題にぶち当たって、企画進まない作品は山ほどある。『グランド・セフト・オート』や『クレイジータクシー』などが、2000年代から映画化されると言い続けているのに、未だに実現していないのと同じこと。「ゲームの映画化」と気づいてもらえなければ、意味がないのだ。『グランド・セフト・オート』を映画化したところでギャングの抗争にしかならない。

先日公開された、『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』と違って、今作は言ってみれば『ナショナル・トレジャー』や『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』などの娯楽性の強いアドベンチャー映画としての側面が強いながらも、次から次に押し寄せる展開は、まるでゲームそのもので、ボタン操作表示がいつ出てくるかと思うほどであり、そもそも映画化する必要があったのかという疑問点はギリギリ回避できたかもしれない。

それなりの没入感もあって、自分ならどっちを選択する、どの相手を信用するかといった、アトラクション的な要素も強いが、それを感じるにも、そもそもゲームをプレイしたことがあって、いくらか忖度も必要。

そう考えると、やはり映画化する必要があったのかという疑問点に戻り、ゲームの映画化自体がノイズとして何周にも付きまとい、何が正解なのか、つくづく考えさせられる。

企画が発表されてから、すでに10年以上が経過していることもあり、マーク・ウォールバーグに加え、トム・ホランドが新たな主人公として加わったのも、不思議な師弟関係のようなものが築けて、結果的には良かったのではないだろうか。

決して駄作ではないし、娯楽アドベンチャー映画として楽しめるだけに、アクションを観るのと同じように、あまり考えてはいけないのかもしれない。

ソニーがゲーム作品のドラマや映画化を目的としたプレイステーション・プロダクションズが設立されて、第1弾となる今作。『The Last of Us』のドラマも現在撮影中で、『ゴースト・オブ・ツシマ』の映画化や『ツイステッド・メタル』のドラマ化企画もすでに進行している。

まずまずな出だしということで、大目に見て良いのではないだろうか…….

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バフィー吉川(Buffys Movie)