BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
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原作未読ですが。
友人が原作をめっちゃ推していて気になっていた作品で、迷いに迷った末に映画の評価も良さそうなので上映終了間際に滑り込みで観て来ました。
・タイトルは『 BLUE GIANT』
・「岳」(未読)を描いていた作家さんが描いてるJAZZがテーマの作品。
・主人公は男性で、サックス奏者。
其れだけの前知識でした。
特にJAZZについての見識もなし。
音楽がテーマの作品だからどうせなら、音響的にも劇場で観るべきよねって感じで。
結果、とても良かったです。
仙台から高校卒業後にテナーサックスをお供に深夜バスで上京する主人公。
住む所も働く所も、何なら具体的な目的地も決めてない。
東京の大学に通う友人の家に凸って転がり込む…えぇぇぇ( ´A` )?
と、思ったのも束の間…物怖じしない真っ直ぐな行動力、極太で全然ブレない芯の強さ。18歳で…どえりゃぁ極太ですね…。
もっとね、迷ったり、壁にぶち当たったり、凹んで泣いて立ち上がって…って言うのを………存分に見せてくれたのは、ピアニストの雪祈さんと素人ドラマデビューの玉田君でした。
其れを支える屋台骨の主人公。。。
ビラ配りでチラシをうっかり受け取っちゃったサラリーマンも、ヘッタクソなドラムの成長をずっと見守ってたおじさんも…開店休業なJAZZBARのママさんも(多分原作ではもっと何かありそう…。)、その他袖触れ合った人々が魅了されて、寄り添って、遂に夢の舞台へ…!
で、1級(フラグ)建築士の雪祈さん。
(雪祈って名前、めっちゃ素敵やん…)
あの瞬間、周囲の座席から女性の息を飲む気配、年配男性の涙を零す気配、演奏に音に飲まれる気配…劇場内に満たされる気配がとても良かった。
上映終了後、近くの席の若い男性2人組が「JAZZカッコイイな!」って言いながら愉しそうに帰る…「映画館で観る良さ、醍醐味」を存分に満喫出来ました。
そう言う体験も込み込みで、本当に良い映画でした。
強いて難点を上げるならば…演奏シーンのCG…アレ…だったら普通にアニメーションで良かったのでは…。
音楽と映像は満点!
正直興味はなかったが、あまりにいろんな方から勧められたので、まずは漫画を拝読。
一瞬で引き込まれ、めちゃくちゃ感動した作品。
第一部(全10巻)を映画化すると聞いた時点で、ストーリーは期待せず、映像と音楽を楽しみに映画館へ。
その二つは、予想を遥かに上回る躍動感と感動が!
ストーリーはやはりだいぶ端折っているが、初めての人が最低限作品の世界観を理解できるように工夫されていて悪くない。
そこに一味。
まさかのオリジナルストーリーが終盤入ってきたのは驚きました。
賛否あるかもしれないが、個人的にはアナザーストーリーとしてはとても良き!
原作ファンも、知らない人も一見の価値ある作品だった。
思ってたより…
音楽に魂が込められていました☆
アニメ映画か💡と最初は思ってましたがアニメだと忘れてしまうぐらい、主人公の少年たちの演奏に緊張感と臨場感があって最高でした☆
また、ジャズミュージックは上原ひろみさんも演奏している曲でした😆✨個人的に大ファンなのでとても嬉しかったです🍀
ジャズチームで個人の能力を最大限にお互いが高めていきながら、チームでプレーしていくのも部活みたいで学生のときの思いの強さを感じました🥰
映画を見ると、誰もがジャズのファンになるし
楽器を演奏したくなってしまう作品だと思います😆✨
今からでも遅くない
jazz聞かなくても
普段jazz聞かない人でもこの熱量には感動するんじゃないかな。
音楽映画のあるあるなのか、なぜか大事なライブ前に誰か怪我するかなにかで当日バタバタします。
今回は交通事故。片手で弾けるはこの為の伏線だったとはね。
まぁ音楽部分は良として、ストーリーとしてはもう1つだったのが残念。
本来の漫画はもっと細かく描写してるのかな?映画サイズにする弊害ですかね。
音楽を楽しめる作品。
騒ぐ程でも。
まるでJASSライブに行ってる感覚。映画館で見る醍醐味を味わえる!
痺れました!
さすが上原ひろみ!
ただの音楽好きが、原作は読んでませんが評判を聞きつけて観に行ってきました。
オリジナル曲、かっこいい!
今までたくさん色んなライブに行ったけれど、感動するライブってアーティストと観客が一体になる…みたいな感じがあるけど、アニメの映画でここまでそんなライブの一体感とか熱量を表現出来ていることにほんとに感心しました!
ちょっと画像が大袈裟だなぁと感じてしまうところもあったけど、実際のライブではない以上、視覚に訴えるには必要な手法だったのかな?
最後はまるでほんとにBLUE NOTEに行ったみたいでした。
原作を見ていないので、わからないですが、ラストのストーリー展開はドラマチックにするには必要だったのかもしれないけれど、ほんとに残念で。
居眠り運転はマジで良くない!!とか、色々考えちゃいました。
続編でなんとか奇跡を起こしてNYのBLUE NOTEの舞台に3人で立って欲しいなぁ。
あと、大くんはJAZZやるのにアメリカじゃ無くてドイツに行くんだぁ、とか、玉田くんドラム始めて一年ちょいで上手すぎ!って思って誰かに言いたかったけど、1人で観に行ったので、ここで書きました!
アニメというよりライブ
これはいい映画 92点
この映画はとても感動的でした。たしかに、一見するとダサいところもありますが、それが逆にカッコ良さにつながっています。具体的な根拠はないけれど、映画全体が熱い情熱と努力に満ちていました。
特にジャズの音楽が素晴らしく、実際にライブで聴いてみたいと思いました。生の演奏は何ものにも代えがたい魅力があります。
一方で、映画の3Dの描写は少し違和感がありました。それは3D技術の特性上仕方ない部分もあるのでしょうが、なかなか慣れませんでした。
王道のサクセスストーリーだけど丁寧な仕上がり
評価を聞いて観に行きました。なので原作はまったくの未読です。最初に感じたのは絵が80年代タッチで、どこか古臭く「右曲がりのダンディー」や「気まぐれオレンジロード」を思い出しました。
ストーリーもルフィの様な夢まっしぐらな主人公の王道のサクセスストーリー。なので「こんなに順調ならそろそろ落とし穴が出てくるだろう」と思ってたらその通りのわかりやすい王道ストーリー。
しかし、王道でも制作陣が一つ一つ丁寧に作られているのが感じられる。音楽はわからんがきっと凄い人たちが作ったんだろうと思うし、古い絵もジャズもあいまってオシャレにみえてくる。
制作陣が「まぁこれくらいで良いかな…」と作ったのではなく「これ観た人たちがジャズが好きになるように」という気持ちで制作したのが伝わってくる作品でした。
ノンアルクスリなしのひろみJAZZをとことん体感
この主人公は、オレはとにかくJAZZをやりたいんだ、と半端ない熱量でサックスを吹いている。
本作はあえて目指すミュージシャンを挙げていないのは何故だろうか。
演奏を聴いていると、明らかにコルトレーンを目指しているように思えるが。
実際本作の音楽担当の上原ひろみは、私見ではあるが、スタイリッシュなコルトレーンJAZZを実現している。
垢抜けしたマッコイ・タイナー(コルトレーン・カルテットのピアニスト)という感じだ。
本作でジャズのムーブメントが再び起こらないものか。
70年代、80年代と確かにあったもね。ムーブメントが。
ジャズからフュージョンに潮目は変わったけれど。
ジャズ喫茶の閉じられた世界から飛び立って
酒とクスリで破滅したコルトレーンからそろそろ卒業しなきゃね。
そうすれば、新たなJAZZの世界が・・・・・・。
その可能性を模索している作品かもしれない。
まあとりあえずは講釈抜きに、ノンアルクスリなしのひろみJAZZをとことん体感しよう。
本気の神様
ブルーに光って熱い
ぶれない熱量と届かないもどかしさ、つかまれる思い、そんないろいろなものが伝わってきた。
若くて熱くて何にでもなれる可能性がつまった濃密な時間を、しっかりつかんで堪能しているのがうらやましくなるほど。
個人的には一生懸命練習するタマダくんを応援してしまう。あの二人にはさまれて、キミは良くやってる、やり続けられることが貴方の才能だよと讃えたい。
ジャズにくわしくないけれど、映画の中の音が熱くて、映画の中の観客と同じ気持ちになれたと思う。応援上映で拍手可だったのでラストの演奏では思わず拍手してしまった。
王道のサクセスストーリーにもかかわらず、その印象がないのは音と熱を伝える画、映像と素晴らしい音、メインの俳優お三方の演技が絶妙なセッションを奏でて、観てる私を映画の中のSOBluの席につかせたからだと思う。それくらい臨場感があった。
ぜひ世界にのびた、その道を映画で観せていただきたい。
パンフレットもレコードみたいでとってもジャズで素敵でした。
音楽映画
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