劇場公開日 2022年9月23日

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LAMB ラムのレビュー・感想・評価

全277件中、241~260件目を表示

3.0#71 人間の欲望に対する罰なのか?

2022年9月24日
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鑑賞方法:映画館

冒頭は真っ暗な真冬から始まるのに、その後はずーっと白夜の世界。

最初白夜がわからなくて、こんなに明るいのになんで寝るの?って思ったもん。

その違和感は、羊の子供を自宅の部屋に連れて帰ったところから最後まで続く。

本来なら家畜として犬や猫よりも低い地位にいた羊が、主人公夫婦の感情によってのみ人間に格上げされ、それにより主人公達を違和感を感じるようになる。

大自然のなかで不自然さを表すことで世間の違和感を表現したかったのか。

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chicarica

3.5【”異形・・”子を亡くした若夫婦に突然訪れた束の間の”幸せ”と、自然が産み出した人智を越えた”畏怖すべきモノ”の所業を荒涼たるアイスランドの山間地を背景に描いたダーク・ファンタジー作品。】

2022年9月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

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NOBU

3.0「不安の種」レベルに理不尽

2022年9月24日
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weakboson

3.0深読みした方が良いのか?

2022年9月24日
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鑑賞方法:映画館

140本目。
産まれた所を見せなかった時点、そういう事かと思ったけど、成長した姿を見て一瞬コントかとも思ってしまった。
日常生活での人に見られたらとか、社会的にとかといった展開のハラハラする感じは、この環境からではね。
でも、あの大人の半獣を見た時は、宗教的な何かとは思ったけど、そんな事を考える性格ではないので止めた。

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ひで

3.0傑作まで行きつけなかった不条理もの

2022年9月24日
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悲しい

怖い

寝られる

設定は奇抜ながら、それぞれのシーンは常時不穏な空気を纏わせていて映像としての吸引力はまずまずだったと思います。

うまく脚本をコントロールすれば「極上の愛憎劇」も狙えたかもしれないです。弟さんがいろいろ問題児なので起点になるかと期待してたんですがとんだ肩透かしでした。

ラストは一気に深みがなくなり、期待していた伏線も崩壊したのであんなのなら要らない(笑)。

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やまちょう

2.0なげぇ〜

2022年9月24日
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2022年劇場鑑賞216本目。
羊飼いの夫婦にあることが起きるという話なのですが、あらすじ全部書いても三行位で終わりそうな話を約2時間かけてやるので、このカットいる?というシーンが何回もありかなり退屈な映画でした。そのくせ隠し方露骨すぎて一番の衝撃シーンは先に予想ついちゃったし。
主人公二人も出来事をあっさり受け入れて葛藤もなにもないのでそこを楽しめるわけでもなく、見どころのない映画でした。

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ガゾーサ

1.5気味が悪いが内容は・・・。

2022年9月24日
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結構期待していたのですがもっとホラーテイストかと思っていたらそういうモノでも無く内容も微妙でした。
結局は親からの復讐を受けたと言う内容なのか悪魔に魅入られたと言う内容なのか今ひとつわかりませんでした。

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しじみの短い感想文

3.0彼は何なんだ

2022年9月24日
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kawa

4.0造形が良い

2022年9月24日
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アレの造形が良い。最後のも。不思議な居心地の悪さがあって。そういうのって大事だと思う。
全般に、意図されていることとは思うが、長い。不気味な雰囲気もあれだけ長いと慣れてきちゃうな。
子羊だったり、処女受胎的に子供がやってきたり、聖書からの寓意が多々あるのだろうが、読み解けなかった。
しかし予想を大きく超えるものはなかった…

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ぱんちょ

3.5よって「件」のごとし

2022年9月24日
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悲しい

怖い

興奮

日本でも昔から「件」の存在が巷で噂に上る。

人面牛体の妖怪で、生まれると直ぐに死んでしまうのだが、
その際に一つの予言をし、それが必ず当たるとの言い伝え。

それにインスパイアされた
原作『小松左京』/漫画『石ノ森章太郎』で〔くだんのはは〕のような作品もあり。
もっともこちらは、牛の顔に人間の体と、
江戸時代の瓦版に描かれた姿とは真逆なのだが。

山奥に住む羊飼いの夫婦『マリア』と『イングヴァル』が、
ある羊の出産に立ち会うと、
生み落とされたのは、羊でもない、
人でもない異形の生き物。

しかし、嘗て子供を亡くしていた二人は
『アダ』と同じ名前を付け、
その者を育てる決意をする。

授乳期間を終え、二足で歩行し、
言葉も理解するようにもなり、
我が子同然に育った『アダ』を愛しみ、
幸せに満ちた暮らしが続いていた。

中途、突然訪れた、夫の弟が波風を立てたものの、
直ぐに治まり、家族は平和な日常を過ごせるはずだった、が
突然の悲劇が一家を襲う。

我が国でも、牛頭・馬頭の例があるように、
獣頭人体の存在は不吉のサインであるに違ないない。

西洋でも「サタン」の姿が、頭の両の角で描かれるように
羊頭人体は禍々しいものではないのか。

それを夫婦は知っていて、目を塞いでいたのか。

北欧で、獣人説話があるのかは知らないけれど、
本作では冒頭から、その存在が示唆され。

いつどのようなタイミングと形で姿を現すのかがサスペンスも、
今回のそれの提示のされ方は衝撃的。
思わず、ぞっとしてしまう。

とは言え、本作は
おそらく〔オーメン(1976年)〕の流れをくむものに思われ。

勿論、ディテールに地域らしい要素は混み込まれてはいるものの
斬新さには欠けるよう。

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ジュン一

0.5スリラー映画?

2022年9月24日
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予告を観て、とても興味を持ったので観たのですが、失敗したと思いました。
予告で分かる通り、羊の顔をした子供と一緒に暮らす、夫婦の物語です。
結末が悲劇なので、スリラー映画らしいですが、私には???という内容でした。

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The_Winnie

3.5羊のアダ討ち

2022年9月24日
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ラムは子羊
シープはオトナの羊
羊のお産は通常足が先。
頭が先だと、逆子?
ノオミ・ラパスがクビを引っこ抜いたのかと思いましたよ。
人間の会話より羊の鳴き声が100倍多い静かなゆったりとした映画でした。
人間の原罪的な因果応報がテーマ?
獣姦の歴史が絡んでいるのか?
キメラの獣人(獣神)が出て来ましたが、正直みたくはなかったです。
う~ん、よくわかりませんでした。
セダンから下ろされて放置される革ジャン男の正体がわかるまでがとても不気味でした。
マリアが産んだと思うよなぁ。
彼にはなんも説明ないし。
それでも、兄さんの嫁とヤろうとするのは相当なグズ野郎。ドラムは叩くし、なに?あの80年代テクノ風のMVは?
冒頭。アイスランドには野生の馬がいるんですかね?凍死しないの?
サスペンスホラーとしてはかなり異色で、ホラー映画ファンは肩透かしを食ったと感じるでしょうね。
私はノオミ・ラパスをずっと観ていられて幸せでした。

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カールⅢ世

3.0イミアリイミナシイミイミ

2022年9月24日
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ブレミン

3.5羊人間より闇深きは人間の心

2022年9月24日
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ニコ

3.5不思議だけど(だから)面白い

2022年9月23日
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このゆっくりと積み上げられていくホラー風味ファンタジーはノオミ・ラパスはじめ役者陣の演技によって高められていく。そして脚本監督ヴォルディミール・ヨハンソン(だれ)の才能を証明してみせる。
見ていくうちに不気味とかじゃなく、かわいくなっていくアダ。山中で羊飼いとして暮らしながら、子を喪った哀しみを背負っている夫婦に、ある日突然訪れる生命の誕生=異物。山頂にかかる霧のように2つの要素が境も曖昧に溶け合う。言葉で説明されることなく、けどそれが結果的により効果的にこの不思議な物語に観客をじわじわと引き込んでいく。何をしでかしたのか(酒癖の悪さ?)、バンドメンバーたちによって捨てられる弟という外部の人の訪問によって異様さが際立ち問われる家族円満。そんなバンドマン弟の役割としては、そうした"異物"を人間は受け入れることができる(のだろうか)ということだろうか。
最後にやってくる正体がヤバすぎる…。多様性の中で、そうした視点を向けられる側にある人知を超えた存在からの拒絶というか好意的ではない反応。意味深な最後はもはや、山頂の霧が晴れるように心のモヤモヤがやっとある意味/本当の意味でスッキリしたのか、一種『ミッドサマー』的ですらあるとも思えた。不本意な形ではあれ肩の荷が下り解き放たれる、少なくともそう見えなくもなかった。哀しみを埋め合わせる代替のような存在にはその特異さも目に行かないのか、あるいは受け入れられるのか?そうしたものがやって来ると飛びついてしまうのが自然な人間の心情だろうけど、それすらもすべて失って初めて本当の意味で(残酷ではあるが)再出発を切れるのか?
山や家を背に/目安として歩を進めるのでなく、川の音を聞いて。そういう風に最後の最後まで明確な答えを与えてくれることはなく観客に問いかけてくる…という意味で、この作品は映画として切り取られる前からその後まで続いていく内容だなと思えてよかった。

↓※以外ネタバレ含みます↓

ゾオン系ラムラムの実を食べたガチムチイケメン羊人間が羊をはらませて、時機を見計らって(なぜかガッツリ人間に懐いた頃に?!)回収/迎えにやってくる(なぜか不機嫌そうに??!)

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とぽとぽ

3.0呆気ない

2022年9月23日
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笑える

悲しい

楽しい

とにかくもの静かな映画、セリフの分量は圧倒的羊の鳴き声で、こんなに登場人物が喋らない映画も久しぶりに見た。この後こんな展開かな?あんなかな?とか考えているうちに一気にラスト。なんとまあ呆気ない。世界観にはしっかり飲み込まれたので自分的にはよかった。この監督の次回作が楽しみ。それにしてもなんでR15?

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hihin

2.0アダ

2022年9月23日
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最初は、お父さんが羊とエッチしたのかと思っていました。
ラスト、なんで病院に電話しなかったの?

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かん

2.5最後面食らった。摩訶不思議映画

2022年9月23日
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 観終わって頭の中が「?」だらけで監督は何を伝えたかったのかサッパリわからなかった。ある意味衝撃的なラストで置いてけぼりを食らいました。
 ワンシーンがとにかく長い。台詞も少なかったので登場人物が何を考えているのかわかりにくい。ただ、怖い映画ではないので、ホラー苦手な人でも大丈夫。しかし、人間と半獣半人の生活の映像を流しているだけなので飽きるかもしれません。
 オチがとにかく強烈なので観る際は自己責任で。

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keyton

4.0想定通りの序盤を観たくはないが

2022年9月23日
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興奮

あの風景と鑑賞者の緊張感と恐怖感と期待感を意識したコマ送りはよく出来ている。

それでも時とともに不思議な生物に慣れてもっと見たくなって来る。

よく考えると欧州にはギリシャ神話のケンタウロスやピカソによく出てくるミノタウロスがあるだけにこの種の生物には違和感なく彼等は溶け込めるのだろう。

だからこそ森羅万象、
最後には生きとし生けるものを殺生してはならないことを教えられる。

予想より怖くもなく、数少ない出演者でよく出来た映画だった。

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カールのおっちゃん

3.0誰かを犠牲にした幸せは報いを受けることになる

2022年9月23日
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羊から産まれたものの正体を明らかにしないまま、日常を淡々と描いていく静謐な映像が、緊張感とサスペンスを高めていく。
それの正体が判明した後は、いくら過去に子供を亡くしているとはいえ、その子と同じ名前を付けて、それを我が子のように育てようとする姿は、やはり異常に思えてしまう。そもそも、それを、可愛いと思う前に、不気味で気持ち悪いと思う方が、普通の感覚というものではないだろうか?
しかしながら、夫が言うように、本人が幸せならばそれで良く、第三者が、人の幸せにとやかく口を挟むべきではないのかもしかれない。
ただし、妻は、それを我がものとするために、本当の母親を亡きものとし、やがて、その報いを受けることになる。
どこか寓意が感じられるラストだが、他者の犠牲の上に成り立つ幸せは、決して許されるものではないということか?

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tomato