こんにちは、私のお母さんのレビュー・感想・評価
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予習、予告未見で見て欲しい
確かに、『あっ…』と言わせるような映画だけど
これは、いい脚本だったと思う。
ストーリーも去ることながら、誰しもが思う自分への劣等感や失望感を、払拭させられるような力を持つ映画でした。
自分に自信の持てない主人公が過去に戻り高校生の母と出会う。
主役の女優さんは本来コメディエンヌ。それが脚本を書き監督をし主役を演じるとは!しかもこれが初めての作品だという。凄い才能だ!
ただ役者は別の方にお願いした方が良かったのではないかと思った。
決して下手なのでは無いのだけど、38才で肥ってらっしゃるのでとてもじゃないけど高校生には見えずおばさんにしか見えなかったです。親子を演じている時も、過去に戻ってお母さんと同級生になった時もずっと違和感を感じてしまいました。
ラストの怒涛の展開、良かったです。きっとジアは自分も人に愛される存在なんだと気付けたよね。
主人公のシャオリンは幼いころから親に褒められたことがなかった。 シャオリンは偽造された大学の合格証書を手に入れた。 親戚や知人たちを集めて盛大な合格パーティが行われたが、 バレないはずがない。
動画配信で映画「こんにちは、私のお母さん」を見た。
2021年製作/128分/G/中国
原題:你好,李焕英/Hi, Mom
配給:Tiger Pictures Entertainment、ハーク
劇場公開日:2022年1月7日
贾玲
张小斐
沈腾
陈赫
魏翔
贾玲 导演
この映画は非英語映画として歴代3位の興行収入を誇っている。
1 1950 鋼の第7中隊 9.02億米ドル 2021
2 戦狼 ウルフ・オブ・ウォー 8.70億米ドル 2017
3 こんにちは、私のお母さん 8.30億米ドル 2021
中国本土で大ヒットしている「YOLO 百元の恋」は安藤サクラ主演の「百円の恋」のリメイク。
「YOLO 百元の恋」も贾玲 が監督。
张小斐も共演している。
主人公のシャオリンは幼いころから親に褒められたことがなかった。
シャオリンは偽造された大学の合格証書を手に入れた。
親戚や知人たちを集めて盛大な合格パーティが行われたが、
バレないはずがない。
その帰り道、自転車で2人乗りしながら、
シャオリンは母親に「将来はいい車を買ってあげる」と約束し、
母親と笑いあっていた。
そこにトラックが突っ込み、母親はひかれてしまった。
入院した母親につきそうシャオリン。
彼女は突然、母親が工員をしていた1981年にタイムスリップしてしまう。
若い頃の母親と出会い、友達になる。
未来を変えようとする。
母親が将来、自分のような出来損ないを生まないように奔走する。
シャオリンは母親の自分に対する気持ちを知ることとなる。
その事を知って未来に帰ったシャオリンは
その後母親に約束した車を買うことができたが、
そこには母親は乗っていなかった。
张小斐や他にも魅力的な登場人物が多く登場する。
中国語ペラペラの西洋人とかいるんだ。
笑える場面も多く、
胸が熱くなるシーンもちゃんとある。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
号泣
こんなに泣いたのは久しぶり。こんな母親になりたかった。
3度目を観てさらに泣いた。
でも自分の娘に対してこんな親であるべきだったと反省するが時既に遅し。こんな母娘関係にはなっていない。憎たらしいときが多いし話は常に平行線。自分の母に対しては幾分ましだが。主人公のように何しても可愛がられた記憶は無い。むしろ優秀で喜ばせたほうだったかも。つくづく子供産む前や子供が小さい時に見るべき映画だと思った。やはり映画だから気持ちが高ぶるのだろう。現実ではこういう優しい気持ちが自分あるのか疑問。
nhkのラジオ講座で大体のあらすじは知っていてお母さんもタイムスリップと聞いていてそこの意味がよくわからなかった。だってお母さんタイムスリップしてきたらその時代のお母さんはどこにいるの?と。映画見たらそういった理屈が吹っ飛び疑問が愚問と気づく。お母さんが死ぬ前に昔を振り返りそこに娘を参加させたんだね。
☆☆☆★★(作品全編) ☆☆☆☆★★(エンドクレジット最初の1分)...
☆☆☆★★(作品全編)
☆☆☆☆★★(エンドクレジット最初の1分)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』&『デジャヴ』+α
《三益愛子の母モノとか『怪しい彼女』辺り》(多分意識はしてないだろうけど)
嗚呼そうか!『時をかける少女』の要素もかなりあるのか。尤も、製作側としては全然意識はしてないんだろうけど。
2022年 1月8日 TOHOシネマズ/シャンテシネ1
※ 1 映画とは関係ないのでここで
白井貴子VS郎平
歴史的No1のアタッカーはどちらか?
これはもう、永遠に答えが出ないだろう。
※ 2 中国で大ヒット作品との事で、客席には中国の人が(おそらく)かなり多かった。
字幕が出る前から笑い声が絶えないので、乗り遅れ感を感じながら観ている感じ。
ほぼ全編でめちゃくちゃベタな笑いで来るので、それに乗れるかどうかが重要かなあ。
伏線回収でまとめた
ジアリン扮するジアシャオリンは、子供の頃から個性的でしょっちゅう母親が呼び出されていた。それ故大学の合格通知も偽装した。
中国のコメディ映画だからちょっと警戒しながら観ていたが、主演女優さんからして意外な配役だね。でも人気喜劇女優さんだそうな。
母親を喜ばせたい気持ちは分かるが、ごまかしばかりではね。突然2001年からジアシャオリンが生まれる前の1981年にタイムスリップして母親に会ったんだけど、なかなか笑える展開にはならなかったんだが、ラストまで来て伏線回収でまとめたね。
突然訪れるクライマックスに泣かずにいられない
母を喜ばせたい主人公シャオリンを見続ける前半だった。
コミカルでほどほどに笑えるし悪くはなかったけれど、何となくいい話なだけで見所のない作品になりそうな気もしていた。
しかしクライマックスで嫌でも盛り上がってしまい、序盤の、退屈かもしれないという気持ちを吹き飛ばしてくれた。
泣きながら走るシャオリンの姿に、頼むから泣かないでくれと強く願ったね。だって、もらい泣きしてしまうから。
なんてことない話といえばその通りなんだけど、こんな普遍的な当たり前すぎることで泣けてしまうんだからこのシーンの爆発力はすごい。
母は常に娘のために。出来が悪くたってそんなことは関係ない。娘が自分を喜ばせようとしているならばそれを陰ながら支える。
娘が母親に与えられた最大の喜びは生まれてきたことなんだ。
監督の経験を元に作られているらしいけれど、それって特別なことでもなんでもなくて、だからこそ誰にでも刺さる、全ての母親に捧ぐ讃歌。そんな作品だった。
必ず観ておくべき映画です
みたい映画リストにかなり温めてしまったが、やっと鑑賞。こんなに凄い映画だったのか。
残念ながら自宅鑑賞ですが、映画館だったら嗚咽していたんだろうな。
お母さんが綺麗な人。主人公(監督)は笑顔のエクボが素敵です。
必ず観ておくべき映画です。
20年前にタイムスリップして自分の母親に会い、母親のために奮闘する...
20年前にタイムスリップして自分の母親に会い、母親のために奮闘する娘。
何とかして母親を喜ばせたいという気持ちが微笑ましい。
ただ、私にはコメディ色が強過ぎて、少し合わなかった。
初めてのテレビを買うために電器店で行列ができるとか、1981年の中国はそんな感じだったのか。
コメントを含め、事前情報無しに観てほしい映画
事前情報を全く入れずに鑑賞したので、コメディータッチのタイムスリップものと思い、家族で配信を鑑賞していたら、ラストのストーリーで涙が溢れ出てしまい、他の家族の前で恥ずかしい想いをしました。
一人で、映画館で鑑賞し、心ゆくまで泣きたかった。
私にとっては、今年ベストです。
2本立て2本目。母の深い愛情。 何一つ親孝行出来なかった娘が、ある...
2本立て2本目。母の深い愛情。
何一つ親孝行出来なかった娘が、ある出来事をきっかけにタイムスリップ。昔の母と友人になり、恩返ししようとする。なるほど、泣かせの規定路線。ただ、いかにも中国🇨🇳なのと昭和調のギャグ(面白くない訳ではない)でときたまウトウト。
やがて主人公は自身にも及ぶ辛い決断を下す。なるほどなるほど、ここがミソね。まずまずの作品かな、そう思った。
ところが終盤…そこからが大号泣。なんじゃこりゃ、とんだどんでん返しじゃねーか!なんだ、もう溢れ出る涙が止まらない。そしてラストテロップでとどめを刺された。
やられた、完全にやられた。笑って、泣いて、感動できる、こんな作品、そうはない。
『それでいいのよ。 前向きに生きて!』
内容、展開、母娘の愛、、、
皆さんのレビュー通り、本当に素晴らしく暖かい映画でした。
本筋とは別に、グッ!と来たのが、
電気屋さんでの『女座頭市』のニセ小芝居後、
テレビの販売員さんが自転車で通り過ぎるとき、
怪訝そうな軽蔑するような顔のあとに叫んだ
表題の台詞。
80年代コテコテの香港エンターテインメントならではの販売員さんブチギレ叫ぶ→主人公テヘペロ、な流れを想像してたのに、
真逆の肯定絶叫応援という最高の賛辞は、
この映画の核となる『世の中のすべての平凡で偉大な母親へ捧ぐ』素敵なエールに思えました(*˘︶˘*).。*♡
【”若くて美しい母は、”私の娘は健康で幸せなら良い”と笑って言った。”平凡で偉大な全ての母親に捧げる映画。1981年の中国は、寛容な思想に溢れた国だったのであろうなあ、と思ってしまった作品でもある。】
■元気と明るさだけが取り柄で何をしてもうまくいかず、母に苦労ばかりかけていた娘・ジア(ジア・リン)は、母リ・ホワンイン(リウ・シア)、と共に交通事故に遭ったのをきっかけに20年前の1981年にタイムスリップする。
そこで出会った若くて美しい母(チャン・シャオフェイ:中国期待の女優さんだそうである。)の将来の幸せのため、ジアは母が働く工場のトップの息子(シェン・トン)と母を結婚させるべく孤軍奮闘するが…。
◆感想<Caution 内容に触れています。>
・現代の中国。ジアは幼い時から母に迷惑を掛けながらも、母親に対する申し訳ないと思う気持ちを持って生きている。
ある日、自転車で二人乗りしていた母娘は交通事故に遭い、ジアは1981年の中国にタイムスリップしてしまう・・。
ー このイントロダクションを、後半鮮やかに活かした脚本が秀逸である。ジアが空から落ちて来た時に下敷きになった若き母の姿。-
・その後、ジアは若き母に幸せになって貰いたいがために、工場長のやや情けない七光りの息子と恋仲にしようと、奮闘するが・・。
ー ”ジアのお父さんが、可哀想じゃない・・、”と思いながらもコミカルなシーンの数々にクスクス笑いながら鑑賞する。-
・若くて美しい母リ・ホワンインが、実は娘と一緒に現代から遣ってきた事が分かるシーンからの展開は、可なり沁みる。
ー 彼女は、娘ジアの行為を総て知っていたのだ・・。ジアに縫ってあげた熊のマークの修繕箇所のアップが効果的である。-
<序盤はクスクス笑いながら見ていたが、後半は沁みた作品である。
工場長のやや情けない七光りの息子が、父親から独り立ちする事を決意するシーンや、若くて美しい母リ・ホワンインが実はジアの若き父と3年も付き合っており、3人で土手で会話するシーンも良い。
1981年の中国って、天安門事件より8年前だよね。
あの頃の中国って、もしかしたら今よりももっと住みやすくて、寛容な思想に溢れた国だったのであろうなあ、とも当時の登場人物たちを見て、思ってしまった作品である。>
なるほど、そういうことだったのね!
ネタが分かってから振り返ってみると、若き日のお母さんがシャオリンに語りかけ、見つめる視線が温かい。どのくらい過去に戻っていた設定なのかわからないけれど、お母さんと同じ時間を過ごせてよかったね。過去の中国の様子も垣間見ることができたし、登場人物も悪い人がいなくてよかった。
コメディのノリについていけなかったことと、主人公もその他の若者役も、俳優さんたちの年齢が高くて、ちょっと感情移入しにくかったことがマイナスポイントだったかな。
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