聖闘士星矢 The Beginningのレビュー・感想・評価
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懐かしいさと面白さと
どんな展開になっているのかと、興味深々でみた。やっぱ、特撮のレベルは昨今ものすごく、本物っぽかった。ただ、昔読んだストーリーだったかは、全然覚えていなくて、こんなんだったかなぁ。素直に楽しめる映画だった。
やだ なにこれ? 続き観たいかも(笑)
いやぁ、全然観る気なくてVOD落ちを待つ気だったのに「銀河鉄道の父」が不完全燃焼だったので口直しに観てしまったが、、、いや、悪くないよ? 悪くないどころか、結構いいよ?これ(笑) よく、これだけ少ない原作キャラだけで1本撮ったねぇ。 星矢、星華、魔鈴さん、沙織、城戸、カシオス、一輝兄さん、、、だけ? マイロックってめちゃくちゃカッコイイけど、こんなキャラいたっけ? と、思っていたら、沙織救出に乗り込む直前にハッ!と気付きましたー! 「お前!辰巳かぁぁぁぁぁ!!!(爆笑!)」 いやぁ、もう、あまりにカッコよすぎて中盤過ぎるまで気付かなかったわー。 監督、めっちゃ狙ってるでしょ、これ(笑) カシオスもカッコ良すぎるけど、監督、どんだけ辰巳愛が強いのよ? 本作にて特筆すべき五指に入るかもしれん、この案件www (車田漫画は登場した瞬間に「雑魚敵」「かませ役」とわかる「顔」が数パターンあります。カシオスも辰巳も典型的な雑魚顔なのです。原作では実際にそういう扱いだし。) 一輝兄さんの聖衣で後ろのジャラジャラも笑っ、いやいや、良かったw 魔鈴さんの動きが、いちいちめちゃくちゃイーグルしてるのも好感がもてた。 真剣佑もなかなか良かったよ?雪代縁演った時よりずっと演技も上手くなってたと思う。 少なくとも中居正広くんの星矢より100倍良い。(あれはキムタクの演技以外は学芸会だったw) でも1番良かったのは、沙織救出の為にVTOLから飛び降りる時、シンフォニーっぽい感じの「ペガサス幻想」が流れたでしょう。 あれは本当に良かった。監督始め製作陣の原作愛を強く感じた気がした。 帰りの車の中で、ペガサス幻想 歌いながら運転してました(再び爆笑) やっぱりこの場面でこの曲が流れたから、映画全体に対する心象もめちゃくちゃ良くなったかな。 車田歴は「リンかけ」リアルタイムから。「リンかけ」「風小次」が大好きで80年代の10年間はマサミストやってました。 「スケバンあらし」「実録神輪会」「男坂」も揃えていたし、当時は幻の作品だった「雷ザジ」は雑誌を切り取って持っていた。 ローディストではないが、毎月「今月の車田正美」は必ずチェックし、車田か☆矢特集号は購入してた。 (サイレントナイト翔の打ちき、、いや終了以降、車田作品購入やめました) だから「車田の新連載開始!」って聞いた時は非常に嬉しかったし期待もしていたんだけど、漫画連載開始前から「TVアニメ化&超合金販売確定」していたのはちょっと醒めてしまった。 「なんだ、漫画連載開始前からメジャーヒットが確定してるのかよ」って、大人の汚さを感じてしまった。 それでも、☆矢のTVアニメ第1話放映日に間に合わせてビデオデッキ購入したのだけれど(家電導入がめちゃくちゃ遅い母を説き伏せるのは大変だった。小遣いから半額出す条件でようやく買ってもらえた) コミケなんて言葉が一般には知られていない時期から、☆矢本作って(2次創作同人誌)晴海で売ってた。 とゆーわけで、☆矢はジャンプ連載開始前から少し醒めた眼で見ていたので、リアルタイムにアニメを熱心に見ていたキッズ(小学生男児)よりは本作への寛容度が高いと思います。 (最初期の聖衣超合金は今でも20体以上持ってるけどw TVアニメやアニメ映画のサントラCDも持ってるけど) 城戸に奥さんいるのはなんだかなーではあるけど、アテナを守る聖闘士育てるために世界中に子供を100人近く作る原作のトンデモ設定より遥かにマシw(原作ではグラード財団に集められた青銅聖闘士候補は全員が城戸を父にもつ異母兄弟wめちゃくちゃだろ?それは) 聖衣のデザインは、最初監督やスタッフは原作通りにするつもりだったけど「こうじゃないんだよね」とストップかけたのは車田先生だそうだ。 「実際に古代ギリシャから伝わる鎧があったとしたら、どんなデザインだと思う?」というヒントを元に、監督は車田魂を受け取った。 そりゃあ、車田先生も最初っから「超合金制作可能なデザイン」って縛りを受けていたんだものな。 オリジナルの聖衣デザイン自体が、最初から本当に車田先生が描きたかったものではなかったのかもしれないな。 knights of the zodiac って事は黄道12宮までやるって事ね。 2作目で紫龍、氷河、瞬が出てきて、一輝を仲間に引き入れて。 3作目でVS黄金聖闘士ってとこかな。 ジェミニのサガをこよなく愛するワタクシとしては、本作の辰巳以上に超絶カッコいいサガを期待するものであります。 次作、震えて待て!
コレジャナイ感
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
原作マンガは未読、アニメ版も未見。
殆ど予備知識無しで観たわけですが、それでも分かるコレジャナイ感。星矢が覚醒するまでが冗長だし、肝心の聖闘士のバトルシーンの尺がかなり短くて肩透かし。新田真剣佑のアクションが見事なだけに、本当にもったいないと思いました。
そのフェニックスの聖闘士との対決も、なんの因縁も無いまま唐突に戦いが始まった感じで「ついに激突だ!」と云うカタルシスが皆無。戦いの決着もつかないので、よっぽど何をしてるのか分からない。もう一度言いますが、もったいない。
日本のマンガのハリウッド実写版に日本人俳優が主演として起用されるのはある意味快挙と言って良いですが(千葉真一の息子と云うネームバリューのおかげかもしれないが)、全体に漂う低予算感が悲しい。CGがイマイチでした。
原作では日本人であるキャラを外国人キャストに置き換えたことで生じる違和感を拭い切れておらず(星矢の姉なのに思いっきり外国人)、ハテナが終始ちらついて集中が妨げられたので、少しくらい説明があってもいい気がしました。
邦題は「The Beginning」ですが、本作限りかも…
[余談]
ニック・スタール氏、お久しぶりです(笑)。
役に恵まれない役者さんと云う個人的な印象があります。
「ターミネーター3」のジョン・コナーも微妙でしたし、本作の格闘家もいてもいなくても物語が成立してしまうような役であり、残念。私生活の苦労も含め、応援したくなりました。
※修正(2024/04/09)
全くの別もの。
自分は聖闘士星矢のアニメの再放送を見て育った世代だが、 とりあえずこの映画は実写版聖闘士星矢ではない。 「ナイツオブザゾディアック」という作品なのだ。 聖闘士星矢を元にした新しい別の何かなんだろう。 主人公の名前を「星矢」にしなければ★がもうひとつ増やせる。 『元にした別な作品として』だったら見れなくもない。 そもそも同じような原作と同じ展開にしない脚本だったらしいがそれはそれで成功しているのかもしれない。 別な作品にしようとしてるけど微妙に原作に寄せようとしてて中途半端な映画になってしまった印象。 エフェクトにものすごくお金をかけたらしいが内容に昇華されているかと聞かれればそうでもない。 敵の聖闘士らしき男はフェニックスなのかムカデなのか何なのだ??? そもそも星座関係ないよねこの映画? 正直よくこの脚本でOK出せたな。 聖衣のエフェクトは予想以上カッコ良かったのでその部分に★1つ。 これほどまでに「予告で全て出し切ってる」映画も少ないと思う。
ビギニング、とはいうものの…
原作もアニメも見てる当時のファンなので 、映画自体は特に問題なく聖闘士星矢 だったなーと思えた。 ただ脚本が致命的に間違ってると思う。 つまらないというか間違ってるからつまらない、そこじゃないでしょうとしか思えなかったので、なぜこの脚本でいいと思ったのかと。 前振り長い割にラストはポッと出てきたフェニックスと対決。カシオスなんかいいからどうしてもっとフェニックスのネロと星矢を絡めなかった? アテナの存在意義は語らないのに人類滅亡の敵として殺そうとしているお母さんの意味がわからない。腕を失って頭おかしくなったならともかく最後結局生きてるし、腕も元に戻ってるし、娘だといって守ってたお父さん何だったん? そういうとこが全然伝わらなくて意味が分からなかったし、星矢の修行に尺取り過ぎでしょ…ってことにしとく。 内容のバランス悪いよね。 マーク・ダカスコスが格好良かったのと真剣佑の肉体美で☆2つ。 ネロの出番が少なくて残念。
いやいや全然悪くないですよ、これ。
確かにちょっと期待した味付けではない。
では原作への愛はないのか? あるよ。ありますよ。
屋敷に出てくるギリシャの品々、
クロスの第一段階のあの星矢修行中の衣装。
鳳凰座の聖衣の羽根が投げられる仕様であること。
鳳凰聖闘士のあのダセぇモーション(アニメだ!アニメの時の動きだ!!)
魔鈴さんの戦い方。(どうしても擁護できない「おもいっきりジャンプして正面にパンチ」とかもあるけど)
愛溢れるとは言いませんが、
世界観ごと作り直しつつもちゃんと端々で原作へのリスペクトも感じました。
そういう意味でハリウッド版ドラゴンボールとは違います。
少なくとも私はこの世界観の星矢たちが銀河戦争をやったり暗黒四天王と戦ったりするシーンを見てみたい。
それだけでぜんぜんアリです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でもこれだけは言わせてください。
スチルで「小宇宙をオーラのように立ち昇らせつつ星座ダンス→背景に宇宙と星座→エコーばりばりで「ペガサス!りゅーせーけん!!!」と叫ぶ」これだけで、かつての自分の中に小宇宙を感じたことがある元キッズたちの心で、もう一度小宇宙を爆発させることができたと思います。
真剣佑は悪くない
マンガ、アニメの実写化でいつものように酷い作品になるんじゃないかな~~と思いつつ聖闘士星矢の別作品と思い込んで観にいきましたが・・・・・・ 主人公の新田真剣佑は悪くない。むしろよくもまぁ体を鍛え拙い英語で頑張っていましたね。 酷いのは脚本! 氷河や紫龍、瞬等出ないのはまぁいいとして他に聖闘士いないの? 何この壮大な夫婦喧嘩? 重そうな聖衣?と色々ツッコミどころ満載ですね。 現在のクオリティでアニメのリメイク作った方が良かったんじゃないかな。 デビルマンやキャシャーンなんかと比べればまだマシなんだけど。 聖闘士星矢の別作品と思っても酷かった。 マンガ、アニメの実写化はハードルが高いけどある程度の原作改変はしょうがないと思う。 だけどもう少し原作に愛情を持って欲しい。
ネットを鵜呑みにするな!映画館で小宇宙を感じろ
2023年映画館鑑賞25作品目 5月10日(水)イオンシネマ新利府 ハッピーナイト1300円 原作は昔ちょっこっとだけ読んだ グロかった記憶 アニメの方はほとんど観ていない 原作漫画はリスペクトしていない 車田正美先生の絵は好みじゃない そのためかわりと楽しめた 久々にハリウッドの底力を感じた 『マーベルヒーロー』とか『トランスフォーマー』だと今ひとつしっくりこないが元が日本の漫画のためか世界観をスッと受け入れることはできた 『ドラゴンボール』や『ガイバー』は期待外れもいいところだけど少なくともこれはそうじゃない 大コケらしいが『カリオストロの城』だって興行的には失敗だったしテレビだけど『機動戦士ガンダム』は低視聴率で打ち切りになったがこの作品もどちらかといえばそっち側 アクションがいいね これこれこれだよ マリンとの修行のシーンが特にいいね 結局最後まで仮面を取らず素顔を見せなかったのはハリウッド映画としては意外 空にぽっかり浮かぶ崩れかけの巨大な女神の顔の石像がシュールで芸術的 アテナに覚醒したらなぜか髪の毛が全部紫に アニメっぽくなった この白人女性わりと童顔で日本人男性の多くが好きなタイプかも 聖闘士の聖衣のデザインが全く違うが僕はこっちの方が好きだな 原作のデザインはハッキリ言ってダサい それにしても真剣佑の上半身がすごい 顔と全然あってないので下手くそなアイコラみたい 決して悪くはないしむしろ良作の部類だけど『マリオ』を観るつもりで席に座ったのに始まったのは『星矢』じゃそりゃ嫌に決まってる それにしても原作ファンはなぜ懲りずに実写映画を観てしまうのか それが仕事ならともかくそうじゃないなら意味不明 その疑問にわかりやすく答える者はいない きっと本人もわからないのだろう 続きを匂わせているがたぶんないだろう 日本の漫画が原作でもエンドロールはいつものハリウッド おまけはないし本編終了したら退席する方が賢明
マッケン頑張った、のだけど
製作者達はどんな人達を対象にこの映画を撮ったんだろう?始まってすぐに感じた疑問。原作知世代ではないアニオタとか映画好きとか万人向けに撮られたはずだが、話の進め方、セリフ、つまり脚本が悪過ぎる。話がつまらない、途中で溜息が出た映画はあまりない。子供の頃、テレビでアニメを見ていた記憶があるが、全く別なイメージ。もっと仲間達もいたんじなかったか。そして単純に女神がありえない女優さん。マッケンと全く釣り合わない。もっと神秘的で魅力的な美少女っぽい人いなかった? 逆にアニメのように、バキバキのマッケンの体とキレキレのアクションが凄かったのに、芝居は英語だとこんなに大根役者みたいになっちゃう?この人はもっと役者として魅力的で光っていたはず。英語はネイティブだけど、セリフが下手でショック。芝居の演出がいまいちなんだろう。 あーもったいない。アクション、デザイン、VFXが凄くても、面白い映画にはならないのだ。
結局クロスより肉体美やん
もっとクソ映画を期待して見に行ったのですが意外に面白く良くできていました。 姉への想いやシエナ(沙織)との絆は原作よりちゃんと表現されていたのではないでしょうか。 それにしてもbeginningとか銘打っておきながら続き作る気はないのかな? シリーズの最初ならキャラ紹介のタスクがあるかと思ったのですが・・・ 瞬も紫龍も氷河もでてきませんが、アイオロスとシュラは原作通りのエピで登場(原作に忠実なのはここだけ) その他の登場人数も最低限に抑えられていて、おかげで登場しているキャラに関しては掘り下げられていたかと思います。 どんな握り方したのか、クロスはかなり原作に近いデザインでした。 技名は言わないんですね。そのあたりがbeginning? これ宣伝もうちょいやってたらもっと売れたんじゃなかろうかと、星矢のボディだけで結構な腐女子をおびき寄せることができたのではないかと
「真剣佑英語上手い」
今年60本目。 アジアの方の英語が独特でずっと聞いても飽きないのがいい。真剣佑かなり英語練習されたように見えました。女性ヒロイン1人軸のしっかりした人がいると作品が引き締まって見所。修行シーンがお気に入り。ジャンプ漫画なんで修行シーンがあると嬉しい。マディソン・アイズマン好きでした。
これは原作と違う!というだけでは片付けられないヤバメな作品
まさか実現するとは思ってもいなかった聖闘士星矢の実写化。
とても楽しみにしていた反面、ファン殺しのとんでもない作品の可能性も覚悟した上で観に行きましたが・・・
いや、これはなかなか厳しかったです😅
アテナを守るのが聖闘士という設定は生きているものの、キャラクター等の原作設定はほぼ皆無。
また、原作のメインキャラクター達もほとんど登場しません。
もうネタバレしちゃいますけど、主役級の青銅聖闘士はペガサスとフェニックスのみ・・・
紫龍も氷河も瞬も登場しません。。。
しかもフェニックスは一輝ですらない(怒)
こんな感じでメジャーキャラはほぼ出さず、でもカシオスは最後まで何度も使うという時点でかなりキツイです。
とにかく何となく原作の名前だけ使って、原作設定完全無視のやばいパターンのヤツでした😅
まず、敵がアテナの母親という時点で意味不明。尚、お父さんがアテナを守る側。(ちなみにキドさんですw)
アテナの力が暴走すると世界の危機とか言ってるけど、そんな規模の話には見えず、要は夫婦ゲンカ。
娘が家にいるのに、妻を倒すため家ごと爆破する父親。😅
あれだけ娘を襲っておいて、いざとなったらやっぱりあなたを殺せないみたいな事を言い出す母親。あなたが襲撃したせいで旦那さん死んじゃってるんだよ。
一体何がしたいのよ!???
そう、原作設定を崩しても映画として面白ければそれも有りだと思うんですが、そもそもシナリオも無茶苦茶なんです。
アクションシーンはまあカッコイイものの目新しさはない為、感動もない。
なのにここぞという時に流れる「ベガサス幻想」のテーマ。
本来なら懐かしさに感動すべきところなのだろうが、これだけ原作設定をいじっておいて、なぜそこだけ原作にこだわった???と逆に違和感しか感じませんでした😅
聖衣については、原作に寄せてしまうとコスプレにしか見えないと思うんで、あのデザインは許容範囲でしたが、どこかで読んだ記事では、監督さんが原作者である車田正美先生に聖衣のテザインについて相談したとか・・・
正直、聖衣のデザインの前にシナリオについて意見を聞いてみた方が良かったのではないかと思ってしまう。
まあ、ドラゴンボール EVOLUTIONの時も、鳥山明先生の微妙なコメントがとても印象的でしたが、それに近い臭いを感じてしまう作品でした😅
でも、聖闘士星矢ファンとしては避けては通れない道だったので、観にいった事後悔はしてません!w
ズレ
正直…微妙だった。
まず引っかかったのが照明だった。
なんかチープだ。
オープニングアクトは派手な感じであったのだけど、なんかコレじゃない感が漂う。
物語も一向に進んでくれず…なんか時間稼ぎでもされてるような印象を受ける。
原作からの改変がその都度話題にはなるのだけれど…改変後が面白ければ誰も文句は言わないのだと思う。何故、この方が面白いとなったのだろうか?
アテナの暴走は面白くもあったのだけど…冒頭に語られるのは黄金聖闘士が戦と知恵の女神であるアテナを神々から守るって話だった。
そのアテナは神々から迫害を受けてる人間を救う為とかなんとかって存在だったと思う。
まぁ…ちょっと???な感じではあって、神と人間の対立って構図があって黄金聖闘士は人間側の立ち位置と解釈する。
結構壮大な背景なのだけど、神々はカケラも出てこず、敵対してるのは母親だ。
絶大な力を持つアテナを消滅させる義務が母親としてあると言う。その為の力は黄金聖衣を解析し得たのだとか…。ここでも???だ。
つまりは人なのだ。人間の叡智ってな凄いなぁとも思うし、そんな事まで出来ちゃうお前は何者なんだと思う。
正義と正義がぶつかるって構図は原作に則ってはいるものの…黄金聖闘士が敵になってなかったりする。
母親としてはアテナの力だけを抽出したかったのだろうか?
スケール感が縮小してるような気にもなる。
アクションにおける功夫要素も不可解ではある。
印を切るような予備動作がしつこいし、体系的な功夫縛りがウザくもある。世界的にはウケるのだろうか?
CGは最早、ゲームのデモ画面のようでもあり…最新ならば良いのだけれど、なんだか一世代前のような印象を受ける。
脚本の違和感もさる事ながら…。
1番のズレは主役の芝居だった。
日本の芸能界は芸能とは程遠い存在で、ガラパゴス的な進化を遂げているのだと思われる。
外面が外れないというか…内面が見えてこない。
見られ方を制限するかのような傾向にある。
こなれ過ぎてるのだ。
こうしとけばこう見える。
そんな方程式に囚われているような印象…。
表情が動いちゃいるが、他の役者と比べれば能面のようだった。かたや海外の役者陣は、こうだからこうなってると、アプローチが真逆のようで…その差が如実に表れてたように思えて、噛み合わせが悪い。
暴走したアテナに近付いていく時、なんであんな穏やかな表情なの?必死じゃないの?覚醒したアテナにとっては枯葉のような青銅聖闘士が懸命に訴えるからドラマになんじゃないの??
イケメンの商品価値は日本にしかないなと心から思えた。アテナにパンチを食らってから立ち上がった星矢は、ボディビルの舞台にいるようであり…失笑してしまう。あの体を作り上げた努力は絶賛するも、使い所を間違ってるように思えた。
母性の戸田恵梨香さんとか凄えなぁと思ったのだけど、きっとアレが世界水準なのだろう。
日本の漫画が海外で映画化される度、別に日本人に向けて作ってる訳ではなく世界に発信する為に作ってるなんて事をよく聞くけれど、日本の漫画は既にワールドワイドな認知を受けてる。
つまりは極東の一部ってローカルな視点はもう通用しないんじゃなかろうかと思うのだ。
いつになったら原作リスペクトな風潮の作品がハリウッドで制作されるようになるのだろうか?
なんか全体的にナメられてる感が拭えない。
ビギニングって触込みではあるものの…どんな物語が始まるのか全くの未知数に思える。
いや…期待はしてる。
世界的に興行がよければ続編もあるのだろうし、この改変が的を得てたって事にもなる。
叶わぬ願いなのであろうか…。
あまりの酷評に見るのを迷いましたが、怖いもの見たさで見てきました。...
あまりの酷評に見るのを迷いましたが、怖いもの見たさで見てきました。 客をなめすぎてて笑ったw聖闘士星矢を見に行ったはずなんだが出てきたのは地味なストリートファイト…必殺技出さないとかどこが聖闘士星矢なんだよwこれのどこに80億円かかってるんだ? 紫龍と氷河が好きなのに出てなかったんだがどうなってんの?ありえなさすぎるだろw瞬も含めてメインの3人出さないとか製作者は頭おかしいんか?自殺行為がすぎる。一輝もパチもんみたいな出番でげんなりしたし、星矢は変な甲冑着させられてるしむしろ3人は出ない方がよかったのかも。 ていうか辰巳いらねーだろwなんでこいつが一番目立ってるんだよw 調べてみたらこの甲冑、原作者が無理やりこれに変えさせたらしくて草 どこをどうすると自分の作品の売りの一つでもある聖衣じゃなくて変な甲冑にするんだよw 聖闘士星矢として押さえておかないといけないポイントが一切押さえられてないのがすごすぎる 久しぶりにこんな大失敗作見たわ
愛の力が勇気を与える
前提:原作未読
娘を信じる父親と、制御を失う母親。
その争いに巻き込まれる、姉を失った少年。
しかし愛の力によって、今運命が動き出す。
アテナの生まれ変わりである娘シエナは、自身の運命を受け入れ、その時を待ち続けている。そんな運命を同じく受け入れつつも、運命が変わることを望む父アルマンは、娘を守る聖闘士を捜索する。一方、母グラードは、両腕を失ったことを機に自身を制御する心も失い、娘の殺害を計画する。両者による長い争いの結果、星矢は姉と生き別れ、代わりにアテナを守るという使命を与えられる。
最終的に、星矢は聖闘士としての使命を、シエナは自ら運命を変える力を、グラードは娘を信じる心と自身を制御する心(両腕)を手に入れる。
しかしながら、物語における小宇宙(コスモ)や聖衣(クロス)などに関する説明が不十分であり、物語の軸も主人公ではなく、悲惨な運命を背負った養子を巡る夫婦喧嘩である。その結果、巻き込まれてしまった主人公という側面が強く、主人公に感情移入しずらい。シリーズ化を見据えた一作ではあるとは思うが、主人公の物語が蔑ろになっている点が残念である。
とりあえず観に行ってみると
聖闘士星矢(せいんとせいや)
週650万部売った
ジャンプ黄金期を支えた
車田正美原作のバトル漫画
ギリシャ神話と星座を
モチーフにした聖衣(クロス)を
まとった少年達が
様々な必殺技を繰り出して
戦う展開に誕生日から自分の星座が
決まってる少年たちは虜
(自分はアルデバランでした)
今では珍しくない
「主人公達よりよっぽど
キャラが立ってる敵達」の
はしりの作品だったかも
しれません
自分はどっぷり原作世代で
床屋の待ち時間で単行本を
何度も読破したものです
最近またリメイクしていた
ようですが当時の
玩具のクロス付け替えれる
フィギュアとかすごい
人気でした
・・というわけでそんな
作品の実写映画化
これまでの前例からしても
いやな予感しかしません
大コケなんてニュースも
ネットで見てやっぱりなと
思うところもありました
(制作費77億!?)
でもまぁこないだのスラダン
凄く良かったし
ファーストデーだから
観に行ってやるかという
感じで観賞
どうだったか
・・いや驚くことに
「悪くなかった」です
むしろ原作であまり
掘られなかった星矢の幼少期
原作の大事なテーマ
「小宇宙」「アテナ」などの
概念を今っぽく落とし込んで
上手に解釈していたと思います
確かにキャスティング等
原作ファンは解せない
所はあるでしょうが
主演の新田真剣佑の
星矢感はなかなかのものが
ありました
もう少し聖衣のデザインが
カッコよければなんですが
そこ以外はいい線
いってます
かつて神々の戦いの中で
人類を守るために戦った
アテナの精神を宿した赤子を
守り地面に落ちた黄金聖闘士
という冒頭から始まり
自分をかばうために
行方不明になった姉を
探し続ける星矢
そこの王者カシオス
地下闘技場で殺されかけると
思わぬ力が目覚めかけ
カシオスを吹き飛ばします
原作だとペガサスの聖衣を
めぐって戦う関係にあった
カシオスがこういう形で
出てきて星矢はその謎の力に
驚きますがそこへ現れた
アルマン・キドという男が
ついて来いと手引きすると
甲冑に身を覆った追手が
迫ってきます
アルマンの部下のドレッドの
兄ちゃんが追手を食い止める
ようで一瞬でやられる見掛け倒し
なんとか逃げ切ったものの
孤島の屋敷に招かれ
そこで星矢はシエナという
娘に面会し女神アテナの生まれ変わり
だと唐突に告げられます
聖闘士がアテナを守る使命があること
アテナが強大な力を持っていること
この辺は原作に沿っています
原作ではアテナの力を恐れた
「教皇(に成りすました男)」が
赤ん坊のアテナの命を狙い
射手座の黄金聖闘士がそれを
阻止しキドに命からがら託し
青銅聖闘士が守るというような
図式だったのですが
この映画ではそこが
変えられています
この映画では赤ん坊のシエナ
を保護したキド夫妻がシエナが
制御しきれないアテナの小宇宙
パワーによって妻グラードが
両腕を失い人類を滅ぼす力と
みなしシエナの力を利用しようと
企む妻を拒絶し
アルマンは逃げ出して
シエナを実の娘のように匿う
という図式になりました
こういう部分などで原作ファン
が怒っているようですが
個人的にはこれを
結構面白い解釈だなと思いました
そもそも原作も後付しまくって
よくわからなくなっているので
設定を強がられてもどうかと思う
ところがあります(個人的な見解)
グラードは小宇宙を使える
人間を攫っては力を取り出し
人工的に聖闘士を作り出して
いるようです
星矢に負けたカシオスも
グラードによって改造を受け
人工的な小宇宙の力を手にします
ここもね
アニメ版オリジナルで
スチールセイントってのが
いたんでその辺の
再現と言えなくもないかな
と思いました
(覚えてるやついるか
知らんけどw)
全然違うようで
東映がちゃんと
関わってるんだなと感じる
ところはありました
星矢はアルマンらの説明に
イマイチ怪しむ感じではありつつも
姉が付けていたペガサスのペンダント
をアルマンが渡してきたことや
シエナといい仲になりつつある事で
ひとまず信用し力を引き出すために
白銀聖闘士の魔鈴の元で
修行をする事になります
前述しましたがこの映画の
クロスはマジでダサいです
ですが魔鈴に関しては
再現度かなり高いなと思いました
星矢を鍛える立場なのに
設定上は16歳なんですよね
ありえないですw
星矢はブースカ文句を言いつつ
徐々に力を付けますが
小宇宙を使うごとに記憶が
フラッシュバックし姉を攫った
現場にアルマンもいたことを
思い出しみんなグルだと
修行を投げ出し孤島に戻ります
シエナに合うと彼女も小宇宙
に目覚めるごとに自分が世界を
破滅させる光景をイメージし
もしそうなるなら自分を
(殺してでも)止めてと星矢に
告げます
完全に映画オリジナル設定ですが
これはこれで説得力あると思います
原作のアテナ何が何だか
わかんないまま色々あるんで
アルマンらの居場所は依然
グラードらに知られていなかった
のですが役立たずのドレッド頭が
拷問でグラードに属する
聖闘士のネロに
(どうやらフェニックスの聖闘士らしく)
幻魔拳を放たれあっさりしゃべって
しまいグラードは孤島に
総力をけしかけてきます
星矢は必死に戦いますが
小宇宙をまだ使いこなせず
聖衣がまとえず
シエナを攫われてしまいます
アルマンは自爆して孤島は爆発
(やはりショーン・ビーンは途中で死ぬ)
残骸の中で星矢はシエナ救出を
アルマンの使命継いだ部下
マイロックと誓います
マーク・ダカスコス
ランス・レディック亡き今
こういう忠実な部下役
担っていきそうですね
星矢はマイロックと
グラードの根城にカチコミを
かけますが
グラードの元で小宇宙を
残らず抽出されるシエナ
絶叫の中でグラードは徐々に
母性が目覚め作業を
やめさせようとすると
ネロははね除けます
アテナ…いやシエナを
救おうする意思も重なり
ペガサスの聖衣を身につけた
星矢はカシオスを秒殺し
ネロに迫るとついに
フェニックスの聖衣を
身につけます…
まあこれがかっこ悪いw
ヘルメットのツノとか
TV版のデザインを踏襲は
してるんですがリアル寄りに
しすぎなのとちょっと大きめ
なのもあって動きがシャープに
見えません
この映画格闘シーンの動きが
非常にいいんで非常にそこが惜しい
(まぁ原作の方が見開き当たり前の
大技の応酬で大味なんですけどね)
MCUのアーマー系のデザインは
やっぱり良く出来てます
でそんな戦いをしている内に
ついにシエナはアテナは完全覚醒
あたり一面核爆発のように
吹き飛んでネロの聖衣も
バラバラに吹き飛んでしまいます
(こういうとこは忠実に再現)
シエナがイメージに浮かんだ
世界が崩壊するのは正夢だったか
と思いきやそこへ決死で近づいていく
星矢に絆されアテナはギリギリで
正気を取り戻し破壊するだけと
思われた力でグラードの腕を修復
星矢やマイロックと脱出します
ネロはなんとか生き延び
目的の黄金聖衣を入手
含みを持たせた終わり方で
ひとまず幕を閉じます
ネロは名前といい
暗黒聖闘士だったりするのかな
とかいろいろ勘ぐるとこは
あるのですがなにせこんだけ
大コケしてると続編はあるのかと
心配になります
でも決して出来は悪くないのです
前述もしましたがぶっちゃけ
原作の方がよっぽど大味で
守るとこ無いと思うし
良い解釈してたと思います
さて続編はあるのかw
やるなら行きますよ
おたの妄想と願望を詰め込んだみたいで、実に清々しい(●´∀`●) ...
おたの妄想と願望を詰め込んだみたいで、実に清々しい(●´∀`●) プロトタイプとかは、要らないと思う トレッドヘアのにーちゃんの心配を誰もしてないのか(´・ω・`)
内容、云々では無いが…。
誰かも言っていたが,何故今更“聖闘士星矢”? 更に別の人の台詞の中の重複になるが、私も未だ若かりし頃?に見ていた少年ジャンプで見ていた様な記憶で、烏鷺(ウロ)覚えの有るもののある意味?怖いもの見たさ?(暇なだけ?)で鑑賞してみた。 あのモデル経験も有り,端正なルックス&極真空手で米ロサンゼルスで2回も優勝してるという新田真剣佑劇場を観る為の作品?とも思いつつ…。 突っ込み処も満載でもあるのかもしれないが…, まぁ何と言うか,“聖闘士星矢”自体はシナリオも別物に変えれば他の人でも出来るかもしれないが、あのままは(呼び捨てだが)真剣佑にしか出来ないんとちゃうの?と…。 ※あの鍛えてくれていた人がお姉さん⁈
コンセプトのみ
マンガ(アニメ)とは一線をおいたコンセプトのみを要した作品。ただかなり好みが分かれると思う。
聖闘士の衣装などはしっかり作られているが好みではなかった。
また戦闘機や銃器などちょい近未来感を出しつつ、他は現代的なものばかり。そこに神代的な聖闘士とアテナが混じり合う。
アクションも弾丸が通用しないキャラばかりなので、肉弾戦になるのだが、どうしてもどこかの二番煎じの域を出ないし、血が出ない。(アメリカ作品だから仕方ないのかな)
物語もツッコミどころが多く作るなら、もっと地に足の着いた作りをして欲しかった。
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