劇場公開日 2022年3月25日

ナイトメア・アリーのレビュー・感想・評価

全280件中、201~220件目を表示

3.5道を誤った男の最期は悲しい

2022年3月27日
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鑑賞方法:映画館

多くを望み過ぎた男の転落人生のお話
最初は獣人の秘密!
みたいな話を期待していたのですが全然違った(笑)

話の筋からカーニバル一座に拾われた男の立身出世話ではないと思ってはいたが…

いろんな罪を犯しながらも素敵な女性と出会えたんだからそれで良しとするべきであった

・誠実であれ
・他人の忠告は聞け
・身の程をわきまえろ

これを強く感じました
大人のイソップ童話みたいな感じかなぁ

人物としては
ウィレムデフォー(座長?)はやっぱり怪しい魅力あるなと思いました。ちょっとしか出てこないけど存在感が凄い😃

2時間半はちょっと長いな…カーニバルの話長過ぎねぇ?と思ったが振り返ると全部必要なエピソードだった
長く感じたけどうまく纏まっていた方じゃないでしょうか

関係ない一言
小学生の頃お祭りに『ネッシーがくる』みたいなのがあったので見にいったんだけど『昨日までなんだ。ごめんね』と残念な思い出がある。
たぶん泳ぐトカゲとかだったんだろうけど見世物的なのって非日常感があっていいなぁって思います

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きのこ

4.5危ないサーカス一座と緊張の張り詰めっぱなしの150分

2022年3月27日
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鑑賞方法:映画館

第一次世界大戦~第二次世界大戦の頃のアメリカのドさ回りのサーカス一座の中で繰り広げられる主人公のブラッドリー・クーパーと怪しい男たち。ヤクザな稼業の一味の中に入り込んでしまった彼は仕事をもらい徐々に注目を浴びる存在となっていく。
しかしそこを抜け出して、ギリギリのところで読心術を使った危ない仕事で成功を収めることになるが、予想もつかない展開に発展していく。
ギジェルモ・デル・トロ独特のドロドロとした空気感と不気味な音楽。ずっと緊張して見ていた。時代設定や画面の色合いが、一層先の見えない恐ろしさを醸し出している。
後半、相反する二人の女性とのやり取りがとてもスリリング。そして、主人公とその恋人、そしてカウンセラーと患者たちはどうなっていくのか。対面で交わす言葉と振舞とその心理描写にハラハラしてしまう。
結末は見てのお楽しみであるが、とても驚いた。
家族で一緒に楽しむ映画とは言えないが、映画好きの人には是非見てほしいギジェルモ・デル・トロワールドの世界である。

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M.Joe

3.5明日は我が身の典型

2022年3月27日
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鑑賞方法:映画館

知的

全体的に暗い情景が続き内容も重いため気が滅入ってきます。マン・オア・ビースト→獣人に移行していきますが前半の見せ物小屋🛖の導入がラストのエピソードに深く深く関わってきます。キーワードはビーストといったところでしょうか?
アカデミー作品賞としては疑問?

33

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タイガー力石

3.5ギレルモワールドではあるけれど…

2022年3月27日
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鑑賞方法:映画館

映像世界はいつものように魅力満載。ただお話がこの内容にしては長過ぎではないかと…。詐欺男の成り上がりと破滅の一代記。役者が癖アリな方ばかりでグイグイ魅せられるけど前半後半二部作的な展開でちょっと長かったな。面白かったけどね。

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peanuts

4.5人間の本質を突いている

2022年3月27日
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鑑賞方法:映画館

映像が綺麗。役者も抑えた演技で良かった。
人間の本質、罪・後悔・欲望・不安・喜・堕を感じさせられた。
占いや宗教を信じる心理が分かる。
ある意味、有意義なことかもしれないと思った。一線は超えてはいけないが。

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morihide

5.0やめときなって!

2022年3月27日
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「スタン やめときなって!」
と何度も言ったのにーー!
甘いマスクのブラッドリーなのに、演技にどんどんハマって行く「やめときなって!」

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ねこのあお

4.0起業して伸ばしていく時、

2022年3月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

時には一線を越えなければ、伸びていけない時もある
その一線が何かという事なのだが。

人としてやってはいけないことはダメなんだと、思いながら見てた。

ハッピーエンドではないが、観て良かった。

あの時代感、好き。画面良かった。

主人公男優大好き。一緒にやる、赤いドレスの女性も好き。ケイトは昔から好き

ギレルモ・デル・トロ監督、グロあるけど、これからも観たい。

映画は監督次第ですね

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昔から映画好き

3.0好みが分かれるかも

2022年3月27日
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ケイトブランシェットが好きだし、映像が面白そうだと思ったのですが、雰囲気が一本調子で残念ながらあまり惹き込まれませんでした。その割に長いし。
ケイト様の妖しい美しさと迫力は健在でしたよ!

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kokoron

3.5一人の男の数奇な運命

2022年3月27日
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ごっとん

5.0最高

2022年3月27日
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最高の作品。
「シェイプ・オブ・ウォーター」ほど面白い映画はそう出てこないと思っていたが、またもや痺れる映画を見ることができた。

時に目を覆いたくなるような場面もあるが終始画面から目を離すことが出来ないスピード感。それほど引き付け、緊張感を強いる場面の数々。

なんと言ってもブラッドリー・クーパーとケイト・ブランシェットのカッコ良さ!もう最高です!!

もしも当方にアカデミー会員の資格があったなら、作品賞のオスカーには本作品に一票。

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ニモ

5.0ギレルモ・デル・トロ監督の傑作!

2022年3月27日
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鑑賞方法:映画館

TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞。

「さすが、ギレルモ・デル・トロ監督!」と言わざるを得ない素晴らしい映画だった。
1930年代~40年代のアメリカの雰囲気を醸し出す美術・衣装、特に「見世物小屋の造形」は芸術作品に見えるオリジナリティ。

また、この映画の原作は、エドマンド・グールディング監督作『悪魔の往く町』(タイロン・パワー、コリーン・グレイ等出演)で一度映画化されているが、あの作品は当時のヘイズコードなどの制約によって、かなり限定された表現になっていた。
あの電気女シーンは有名で、ブロードウェイ版DVDのジャケ写にもなっている。

本作では、表現上の制約を取っ払って、ギレルモ・デル・トロ監督がノワールの雰囲気を漂わせながら、見世物小屋からショービズ世界へ進出する男スタン(ブラッドリー・クーパー)が連れていくモリー(ルーニー・マーラ)と順調にいきそうな姿を見せる。しかし、心理学者リリス(ケイト・ブランシェット)と出会ったことが運命を変えていく……といった物語をじっくりと見せてくれる。

夢・狂気・殺人・騙し合い・独特な造形などなど、あらゆる物をごった煮にしたように見える映画だが、筋の通った物語が素晴らしい。
しかし、デル・トロ監督は、大傑作『パンズ・ラビリンス』でもそうだったが、本作でも「目玉を使った美術」が好きだなぁ…と思う。

また、その物語を支える役者たち……ブラッドリー・クーパー、ルーニー・マーラ、ケイト・ブランシェット、ウィレム・デフォー、トニ・コレットなどの演技も良かった。
特に、ブラッドリー・クーパーはデル・トロ監督の目指した「ダーク感」を見事に体現していたと思う。

またもう1本、「何度でも観たい映画」が生まれてしまった。

滅多に買わないパンフレット(定価840円)も購入。(今年初)
このパンフレットとキネマ旬報最新号(2022年4月上旬号)の特集記事を読んで、しばらく、この映画世界に浸りたい……そんな感覚になる傑作。

<映倫No.49037>

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たいちぃ

3.0ケイト・ブランシェットが良かった

2022年3月27日
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知的

萌える

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りあの

5.0鬱映画

2022年3月27日
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タイトルの悪夢小路(ナイトメアアリー)からして暗い映画だと予想できるので、ショックを和らげるために原作読んで鑑賞。それでもやはり暗い気持ちになりました。鬱映画です。
暗い人生を予想できるキャラクターが多く、私は自分事のように思えて始終しんどかったです。見世物がテーマのため、だんだん他人を見ているのか自分を見ているのかわからなくなり、余計に深みにはまります。デル・トロ監督は全力で観客を鬱にさせようとしにきているなと思いました。

豪華なキャストについては、みんなハマり役です。主人公のブラッドリー・クーパーは目が綺麗なせいかイノセントっぽさが出ていて、どんなシーンでも不思議と子供みたいでした。デル・トロ監督らしくお手製っぽいクリーチャー(?)も出てきて謎に安心しました。

エンドロールが終わっても鬱感が抜けない絶望的な映画です。他では味わえない2時間半でした。個人的には傑作だと思います。でももう当分観なくていいかな…。

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PA

3.5雰囲気はありました。

2022年3月27日
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1940年代の街並みや車の往来等見事に再現していて美術やライティングはかなり見応えはありました。
サスペンス要素が強い人間ドラマでデルトロらしいダークファンタジーのような不気味な見世物小屋も雰囲気満点。
出演者も豪華で配役も文句のつけようがないのですが、150分の上映時間が少々長く感じました。
ブラッドリー・クーパーの演技は見事ですが、やはり外見が立派過ぎる。この役は野心はあるがうだつの上がらない風貌のさえない奴が徐々に成りあがって栄光を掴んだかに見えたが徐々に闇に落ちていき最後は無残な・・・。という方が感動できたかもという我儘な感想を言いたくなりました。
見る価値のある良心的な作品です。デルトロ監督作品が好きな方には特にお勧めです。

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Yoji

4.0人間の欲望の果てに…

2022年3月27日
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2018年に『シェイプ・オブ・ウォーター』で、アカデミー賞の作品賞を受賞した、鬼才・ギレルモ・デル・トロ監督が描く、上質なサスペンス劇場。ギレルモ監督らしい、最初から最後まで、暗く、もの苦しいトーンの中で、ストーリーも背景も展開していく。しかし、各シーンごとの映像は、隅々まで洗練されていて、ダークな中にもインパクトある色彩映像として心に刻まれていく。

舞台は、暗雲が世界を覆いつくそうとする、第2次世界大戦に突入する1940年代のアメリカ。

父親に対してトラウマを抱えた男・スタンが、人獣の見世物を売りにするカーニバル一座と合流し、団員の女性・モリ―と恋に落ちる。一方で、カーニバルの団員から読唇術を学び、都会での読唇術ショーを目指し、モリーと共にカーニバルから抜け出す。そして、スタンが備えたカリスマ性から、ショーは成功を収める。

更なる、高みを目指したスタンは、モリーの心配をよそに、魅惑的な心理博士・リリスに唆されて、大富豪や政治家を相手に、読唇術を活かした、インチキ霊媒を始めるのだが…。そこには、あまりにも悲惨な闇が、スタンを待ち受けていた。

ストーリーの前半では、田舎の怪しげなカーニバル一座のステージを描き、後半では、派手やかな都会のショー・ビジネスのステージを描くことで、明暗分かれる正反対のステージで構成されている。しかし、主人公・スタンにとって、どちらが明で、どちらが暗だったのかを交錯させるところも、監督の演出の面白さ。人間誰もが持つ、心の奥底にある強欲や傲慢を引き出し、その哀れな姿を訴えかけてくる。

本作では、出演者も豪華。主演のスタンには、『アメリカン・スナイパー』をはじめ、男くさい演技で定評のあるブラッドリー・クーパーが。それ以上に、作品を盛り上げているのが、ウイリアム・デフォー、ケイト・ブランシェット・ト二・コレット、ロン・パールマン等、それぞれ個性が強く、一癖も二癖もある俳優が脇を固めることで、耽美で、怪奇で、それでいて鮮やかなギレルモ監督がねらう物語を演出している。

ラストシーンは、最初からの布石から、何となく予想されたが、二時間半に及ぶ大作にもかかわらず、中弛は感じず、ギレルモ監督らしいサスペンス映画となって仕上がている。

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bunmei21

4.0サスペンスでもミステリーでも無い

2022年3月27日
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哀しい1人の男の人生を覗く作品であり、ハラハラドキドキを期待せずにゆったりと鑑賞するのが正解。

終着点は凡そ予想がつき、楽しいものでは無いが、良い意味で古くさい感が漂う映画に浸りたいときもあるものですわ。

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Yasu

5.0異形の者達による狂宴かと思いきや因果応報に終始する見世物小屋版『笑ゥせぇるすまん』でした

2022年3月27日
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DaiGo主演でリメイクして最後に松丸亮吾も出せばいいと思います。

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よね

4.0獣人とは

2022年3月27日
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ゆる

4.0今度は因果応報譚

2022年3月27日
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少しオールドファッション過ぎやしないだろうか、プロットも演出も。
「シェイプ・オブ・ウォーター」が『大アマゾンの半魚人』の更新であったように、今作は昔ながらの因果応報譚の再解釈に思える。ブラッドリー・クーパー演じるスタンの顛末(円環またはらせん構造)は端的にそれを現してるよね。
しかしデルトロに、『大アマゾンの半魚人』に対するような愛情があったかは疑問…。そこら辺りが出来に影響している気がする…カーニバルに対する愛情はたっぷり感じたけれども。
デルトロにはもっと偏愛を前面に出した作品を期待したいな。

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ぱんちょ