義足のボクサー GENSAN PUNCH

劇場公開日:

義足のボクサー GENSAN PUNCH

解説

カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した「キナタイ マニラ・アンダーグラウンド」をはじめ、「ローサは密告された」「罠 被災地に生きる」など不条理な社会のなかでもがきながら生きる人々を描いてきたフィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサが、プロボクサーを目指して日本からフィリピンに渡った青年の実話を基に描いたヒューマンドラマ。沖縄で母親と2人で暮らす津山尚生(なお)は、プロボクサーになる夢を抱いているが、幼少期に右膝から下を失い、義足であることことから、日本ではプロライセンスが取得できない。夢をあきらめきれない尚生は、フィリピンへ渡ることを決意。そこではプロを目指すボクサーたちの大会で3戦全勝すればプロライセンスを取得でき、さらに義足の尚生でも毎試合前にメディカルチェックを受ければ、ほかの者と同じ条件で挑戦できる。尚生はトレーナーのルディとともに、慣れない異国の地で夢への第一歩を踏み出す。沖縄出身で海外作品でも活躍する尚玄が主人公の尚生役を演じたほか、プロデューサーにも名を連ねた。尚生を見守る母親役に南果歩。

2021年製作/110分/G/フィリピン・日本合作
原題または英題:Gensan Punch
配給:彩プロ
劇場公開日:2022年6月10日

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(C)2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

映画レビュー

3.5プロライセンス

2023年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

子供の頃、交通事故で右膝から下を失った主人公(尚玄)、大きくなってプロボクサーを目指すが、日本ではライセンスが貰えなかった。 そこで単身、沖縄からフィリピンに渡り、アマチュアで三戦全勝すればライセンスがもらえることがわかる。 現地のボクシングジムに通いながら戦うが、トレーナーや仲間との関係に悲喜こもごも。 実際にいた人物をモデルにしており、フィリピン、日本ともに説得力があった。

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いやよセブン

3.0義足であるがゆえに日本ではプロになれない青年がフィリピンで活動する...

2023年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

義足であるがゆえに日本ではプロになれない青年がフィリピンで活動する。 海外でプロライセンスを取得しているのに日本では試合ができないなどということがあるのだろうか。 このあたりは日本の組織の頭の固さを感じる。 ただ、平仲ボクシングスクールが出て来たり、世界ランカーの三代大訓が出演していたりという、ボクシングファンには嬉しいサプライズもあった。

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省二

3.5好き嫌いが分かれそうな作品

2022年9月7日
iPhoneアプリから投稿

実話に基づく話は大抵の場合、感動の山場を作ってそこに向けて盛り上げることが多い。そして、観てる側もそこに向けて感情移入していくのだ。この作品は、ちょっとそういう実話ものとは違っていた。 ドキュメンタリー風に作っているのに、ドキュメンタリーのような解説がない。淡々と物語が進んでいき、言ってみればあっけなく終わる。感動を求めて観た人はあれ?終わり?ってなるかな。 でも、ボクシングの試合のカメラアングルが面白く、戦ってるような気持ちになれたり、淡々とした物語の中で、主人公のボクサーはボクシングが本当に好きなんだという気持ちは伝わってくる。仲間が日本でタイトルを取ったテレビを観ている尚玄の表情はものすごく彼の気持ちを語っていたように思う。私のようなボクシング好きには面白いと思う。

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ニョロ

4.5面白かったです!(^^)/

2022年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

個人的にはめっちゃボクシングをやりたくなりました(笑) チャレンジをして、成果を残しつつも、日本のボクシング協会にはプロライセンスの認証がされなかったというところで、チャレンジをしても努力だけではなかなか突破できない部分もあることに自分の中でうまく折り合いをつけないといけないときもあるのかなと感じました。

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宮崎秀朗