僕が愛したすべての君へ

劇場公開日:2022年10月7日

僕が愛したすべての君へ

解説・あらすじ

2作を読むと互いの世界が絡み合っている様子が見えてくることで人気を集めた、乙野四方字による小説「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」を、2作同時にアニメーション映画化したうちの1作。並行世界を行き来することができる世界を舞台に、同じ名前を持つ2人の少年がそれぞれの世界でひとりの少女と恋に落ちる姿を描くラブストーリー。

両親が離婚し母と暮らす高校生・高崎暦は、クラスメイトの瀧川和音から突然声を掛けられる。和音は85番目の並行世界から来たと話し、その世界で彼女と暦は恋人同士なのだという。そんな和音にいつしかひかれていく暦だったが……。

「ムーンライト・シャドウ」の宮沢氷魚が、本作の主人公・高崎暦と「君を愛したひとりの僕へ」の主人公・日高暦の声を1人2役で演じる。「リトル・フォレスト」の橋本愛がヒロイン・和音の声を担当。「劇場版 Infini-T Force ガッチャマン さらば友よ」の松本淳が監督を務め、タツノコプロ内の新レーベル・BAKKEN RECORDがアニメーション制作を手がけた。

2022年製作/102分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2022年10月7日

スタッフ・声優・キャスト

監督
松本淳
原作
乙野四方字
脚本
坂口理子
企画
石黒研三
プロデュース
石黒研三
プロデューサー
橘佑香里
斎藤朋之
アソシエイトプロデューサー
須藤研人
宍戸潤岳
メイン演出
工藤進
荻原健
キャラクター原案
shimano
キャラクターデザイン
近藤圭一
佐々木里花
小宮山楓乃
スタイリスト
三田真一
作画監督
藤崎賢二
大前祐美子
柴田健児
美術監督
安田ゆかり
撮影監督
小西庸平
色彩設計
のぼりはるこ
編集
坂本雅紀
音響監督
今泉雄一
音楽
大間々昂
主題歌
須田景凪
挿入歌
須田景凪
アニメーションプロデューサー
大松裕
アニメーション制作
BAKKEN RECORD
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(C)2022 「僕愛」「君愛」製作委員会

映画レビュー

3.5 一本だけしか観る時間がないならこちらが良い

2022年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2本の映画の連作で、どちらを先に観るかで感動が変わるという宣伝の仕方をしていたが、僕はこちらを先に観た。でも、もう1つの『君を愛したひとりの僕へ』を先に観る方が王道の見方かなと思った。
こちらのストーリーが明白な結末を持っていて、ラストシーンのやり取りは、もう一作を先に観ていたほうが明らかに意味がわかりやすい。それでも、本作は一本の作品としてきちんと完成されているので、もし一本しか観る時間がないという人がいたら、こっちを観た方がいいと思う。
ふとした物忘れの瞬間などは、並行世界の自分と入れ替わっているというのは、面白い発想だと思う。並行世界論などは、SF的なギミックとして物語で登場する。この作品もふんだんにSF要素があるが、もっと日常生活レベルに並行世界が存在する感覚として落とし込んでいるのが新鮮。
何人も自分がいる可能性を示唆する鏡を使った演出も巧みだった。
わずかな出番で強烈な説得力ある芝居を聞かせてくれた平野文さんはすごい。

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杉本穂高

4.5 『選択の果てにある穏やかな幸せと純愛を描いた、もうひとつの物語』

2026年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

実は私は『君を愛したひとりの僕へ』(君愛)から観ました。
そちらを先に観てしまっている為、『僕が愛したすべての君へ』(僕愛)を単体で語ることは少し難しい状態なのかもしれませんのでご了承願います。

そのうえで、『君愛』の過酷な運命を見た後だからこそ、こちら『僕愛』の世界線で見られることへの嬉しさや、どこかほっとする安堵感が強く残りました。

作品全体としては純粋なラブストーリー
の側面が 『君愛』より強く出ている気がしています。

根底にはしっかりとしたSF設定が組み込まれていますが、そこまで難しく考えず「なんとなく」で観進めても物語の本質をちゃんと理解できる絶妙なバランスに纏められている印象です。

「どちらから観るのが正解か?」という議論がありますが、私自身は『僕愛』からしか観ていないため、逆の順番との比較は正直出来ません。

しかし、それこそがこの作品の恐ろしくもすごいところだと感じています。

鑑賞前、私が『君愛』を最初に選んだのは、それほど深い理由のない「なんとなくの選択」でした。

しかし、一度観終えてしまった以上、「『僕愛』を先に観る人生(世界線)」という選択肢はもう二度と手に入りません。

「日々の些細な選択がもたらす結果の不可逆性と怖さ」 「でもその選択を受け入れ、その先で自分が主体的にどう生きるか」

映画の内容だけでなく、「どちらを先に観たか」という自分自身の体験そのものが作品のテーマ(並行世界と選択)と重なり合い、深く考えさせられました。

どちらを先に観るかの結論について私は答えを出すことは出来ないのですが、『君愛』を先に観たことに対して後悔はありません満足しています。

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lockheart

3.5 【”夫々の世界で君を愛し、夫々の世界で君に愛される。”今作は、パラレルワールド内での男女の長期にわたる恋愛を描いた近未来SF作品であり、ナカナカ面白い事を考えた斬新な作品設定を考えたモノである。】

2026年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 今作のフライヤーを見ると今作「僕が愛したすべての君へ」から見ると”ちょっと切ないBitter Love Story。”とあり、同じ作者による今作のパラレルワールドでの恋愛を描いたと思われる「君を愛したひとりの僕へ」から観ると"幸せなSweet Love Story"と記載している。
  という訳で、私は、ちょっと切ないBitter Love Storyから観た訳である。
  尚、「君を愛したひとりの僕へ」は、この後に鑑賞する。-

■両親の離婚によって母親とふたりで暮らしている男子高校生の高崎暦。ある日、クラスメイトの瀧川和音に声をかけらた暦は、彼女が85番目の並行世界から移動してきたことを教えられる。さらにその世界では暦と和音が恋人だったことを告げられるのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作と「君を愛したひとりの僕へ」は、二作併せて観ると、そして見る順番で結末が大きく変わると言われた作品である。

・「僕が愛したすべての君へ」では、序盤から”パラレルワールド””オプショナルシフト””タイムシフト”などの言葉が出てくるが、SF小説はマアマア読んでいるので、問題なく鑑賞する。

・今作では、高崎暦が、クラスメイトの”85番目の並行世界から移動してきた”瀧川和音と恋に落ちると見せかけて、実は同じ世界の瀧川和音から、想いを寄せられていたという青春篇から、二人が結婚し、子供のりょうが産まれるも暴漢に襲われ亡くなった事で、哀しみを癒すためにパラレルワールドから瀧川和音が”りょう”を連れて来た事が描かれる。

・再後半の展開”交差点の幽霊”は、もう一作の「君を愛したひとりの僕へ」と繋がっているようである。

<今作は、パラレルワールド内での男女の長期にわたる恋愛を描いた近未来SF作品である。ナカナカ面白い事を考えた斬新な作品設定を考えたモノである。>

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NOBU

1.0 僕愛と君愛

2026年2月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

我慢して両方観ました。
あり得ないと感じる物語に感動は皆無。

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