劇場公開日 2022年6月3日

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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のレビュー・感想・評価

全178件中、81~100件目を表示

3.0月がどちらに出ていようが、本作はガンプラを売る為のブースターOVA

2022年6月11日
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鑑賞方法:映画館

TV版は30年間以上鑑賞していないが、ガンダム(1年戦争)世代なので、とうぜん劇場で観ました。

TV版「ククルス・ドアンの島」でアムロ・レイの撃破数は0だったので、
1年戦争時のカウントに MS3機を加え、MS145機、艦船9隻となった。
ただし、人間的には問題アリで、
無抵抗な人間を"踏み潰す"非道ぶりは 流石「白い悪魔」と言われるだけのものがあった。
ちなみにライバル シャアアズナブル は佐官(高級将校 )であり、左遷されていた時期もあるにもかかわらず、"打倒 アムロ"に執着し過ぎて、
1年戦争時の撃破数は MS3機、艦船12隻 でしかない。
とうぜんシャアはエース(撃墜王)ではない。

ジオン公国の地球上での 最重要戦略秘密基地 での島部守備隊が、マットアングラー1隻という
あまりにもショボ過ぎて。。。
それでも基地備蓄(小麦粉等各種レトルト品)は相当あるはずなので、子供達ばかりの暮らしには事欠かないだろう。
じゃがいもと思われる丸型畑は ドアンが子供達に何かの仕事を 与える為の教育(働かざる者食うべからず)に過ぎないので、ドアンもテキトーに畑仕事をして、お茶を濁す。

「パリは燃えているか?」と言う割に、ミリタリー感覚が薄い制作スタッフだが、いくら中学生相手の映画でも
この秘密基地攻防戦に軸をおいた構成にした方が、作品的には盛り上がっただろう。

ガンタンクは嫌いではないが、原作と同じく支援用MS(ガンキャノン)2体編隊はバランスが良い。

本作での音楽センスは非常に良かった。

ガンダムシリーズなら「MS IGLO(OVA全9話)」が渋くて、大人好みでいい。

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YAS!

5.0作家としての安彦良和が解釈する寓話的ファーストガンダムとドアンの業を背負うアムロ

2022年6月11日
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鑑賞方法:映画館

ガンダムは、いわゆるTV版のファーストガンダムから劇場版とZガンダムとその劇場版と『逆襲のシャア』までが、一番好きな人間なので、オリジン・シリーズで安彦良和氏がアニメに復帰したのを歓迎しているが、オリジンのガンダムは安彦良和氏のテイストで描かれたガンダムであり素晴らしいと思う半面戸惑いもある。

冒頭で最初のガンダムシリーズの15話の翻訳との注釈が入ってから、いきなり本編に入る構成だが、一見さんの為に簡単な背景説明があった方が良かった様な気がする。(そこもネタバレだ!と怒ってSNSに書き込む相当にアレな人も出そうだが)

個人的に心配だった、CGのメカ作画も割と良好で、手書きアニメだと、細かいディテールの書き込みが大変で省略される傾向部分を、CGモデルとして作り込むことで再現されており、メカアクションの見せ場も予想より良好なり、ドアンザクとガンダムなどの殺陣もオリジンシリーズより進化しており、割と初期のガンダムシリーズに見られた誇張の効いた動きに近くて、実際には金属製のロボットにしては柔軟性ありすぎ(多くのロボットアニメも)だが、アニメのメカアクションに必要な要素であり映画としては、中々の満足のいく出来。

キャラクターの作画は、安彦良和氏のオリジンシリーズの絵を再現されており、元ジブリのアニメーターでもある新海誠作品でもメインの作画を担当した田村篤氏の健闘が貢献していると思う。(食事の場面に少しジブリ味を感じる)
子供達を筆頭にキャラクターの表情も芝居も豊かで、とても上質な出来。
特に子供の動きは安彦氏のデザインを、子供達の描写や絵に定評のある名アニメーターで『耳をすませば』の監督でもある近藤喜文氏のテイストも少し感じている。
ちなみに田村篤氏はジブリ入社時に近藤喜文氏の指導を受けていると以前観たジブリ広報動画証言あり。(しかし近藤喜文監督は亡くなるのが早すぎで本当に残念だと思う)

ネタバレあり

前半の導入部でアムロとブライトの関係や心境を、ブライト側から見せる場面は、有名なセリフ(殴られたあとのアムロ)とも共に安彦氏の解釈が入っているのは新鮮で興味深いが、その後中盤までガンダムを探すアムロと島の住人達のドラマがメインになり最近のアニメ映画などと比較するとあまり大きな起伏がないので、人によっては、退屈する可能性はあると思うか、個人的に描写も作画もオーソドックスだが、画造りに力があり飽きずに観れると思う。

後半で、三途の川の様な光景(破壊されたMSは死者)の海底で溺れて、死にかけてから蘇生したアムロが、海底基地に侵入してきた、ジオンのパイロットを、警告も無くガンダムで踏み潰して殺害する場面は、ショッキングで、最初は違和感でしたが、思い起こすと『逆襲のシャア』でも、偶然に出会った宿敵でもあるシャアが丸腰にも関わらずその場で射殺を試みるところなどの合理的思考(シャアは勝負こだわるロマンチスト)があり、今回の映画で、テレビシリーズの捨て回と一部で揶揄されている15話の『ククルス・ドアン島』を映画として定義する意味として、アムロを兵士として覚悟を再定義してると思う。
(兵士は軍属で、命令によって敵を倒す(殺す)者で、思想や信念を担う戦士とは異なる)

ジオンの優秀な兵士であるドアンは、兵士としての血生臭い戦場から抜け出して、難民の子供達を世話しているが、未だに過去(象徴としてのザク)を捨てきれず、業を背負った男で、今回はアムロがそれを受け継ぎ、ザクを捨てる事でドアンを解放する物語でもある。
その過程でアムロは明確に生身の人間をガンダムで殺害する事で業を背負う。

ちなみに瀕死の状態から蘇って敵を倒す復活と再生パターンは、過去に多くの活劇に取り入れられている手法でキリストの復活が、元ネタとも言われている。(クリント・イーストウッドの映画は殆ど、このパターンを取り入れている)

元々アムロは戦争に巻き込まれて、止むを得ず生きる為に戦い、少年兵としてニュータイプに覚醒して行くが、ララァと出会うまで流されていて明確な大義・思想を持たない珍しいキャラクターだが、終盤にはニュータイプを戦争道具として使うジオン(ザビ家)打倒を明確な意思で持つ戦士へと変わる。
補足ですが当時のロボットアニメの主人公としてです。(現在のキャラはもっと複雑な背景を持っている)

この後のアムロは、戦士としてのちの『逆襲のシャア』にて家庭を持たず(小説版では結婚もして子供もできる)に、戦場に消えてしまうのと、対象的にドアンは、子供達と生活を続けていくコトも暗示されたエンディングになっている。

声優について
今回のキャスティングは、オリジナルからアムロ役の古谷徹氏ととカイ役の古川登志夫氏が、衰えぬ声と演技を披露してくれて、他の配役もいわるゆるプロの声優キャストで、お馴染みのホワイトベースクルーもオリジンからの登板者で占められていたので、ノイズがなく安心して観ることが出来たのは、多分安彦氏の見識だと思う。(Zガンダムの時のゴリ押し芸能人キャストは勘弁)
特にククルス・ドアン役の武内駿輔氏の若手なのにベテランの風格と頼り甲斐のある声には脱帽する。(もっとも2021年10月期のテレビアニメ『先輩がうざい後輩の話』に偶然ハマっていたので存じておりましたが)

気になるところは、サザンクロス隊の扱いが、一応強敵感を出していて、ジムやガンキャノンを血祭りする場面があるので、一応次第点だと思ってますが、掘り下げは弱くステレオタイプなキャラ(サイコな奴とか)も見受けられるもあり、扱いも含め少しヒネリがあっても良いと思う。
ドアン達の生活場面にもう少し濃密かつリアル見えるカットが入っていた方が、難民設定にも更に深みが出たと思う。(住んでいる灯台の状況を前半にも入れたり食料や物資の不足や補充などを描写はもう少しあってもいいと思う)
一つの映画として観ると、キャラクターもあまり変化なく、アムロ以外は割とコメディリリーフになっており、ヤギ🐐の件は急にギャグ調になるのはどうなんだろうと思う。変化については元々が連続ドラマなので、ここで変化が多いとのちに辻褄問題がでるので、仕方がない部分もあるが。

メカについて
CGのメカ作画も割と良好なのだが、ガンダムとザク以外のWBのモビルスーツが殆ど役立たず状態なのは残念で特にガンキャノンの2体はもう少し見せ場が欲しかった。(最初の子供達との絡みを発展させて、子供を守るとか描写とかでもあれはヨシ!)

監督について
安彦良和監督の久しぶりの本格的映画作品としては、十分な出来で佳作だと思うが、今回の安彦氏の演出はオーソドックスで、テンポよりじっくりみせる手法なので、その辺が賛否分かれるがと思うが、子供達を描くのに昔から定評があり、原作者としても『わんぱく大昔クムクム』や『巨神ゴーグ』などの少年少女が主役の作品を手掛けており、漫画家の時の歴史大河人間ドラマ的方向のガンダムと融合していると思う。
個人的には本作と対象的なバイオレンスな見せ場とアクションを満載した初劇場監督作のSFアニメ『クラッシャージョウ』もお勧めかな。

余談ですが『巨神ゴーグ』の主役の少年に当時ギャグアニメのキャラを演じるコトがほとんどだった声優の田中真弓さんをシリアスな役柄の主役に起用して、その後の躍進に繋がったのは慧眼でした。(それ以前は、人気がなくイベントに出るとヒドいヤジを受けていたと本人の証言あり)

ファーストガンダムを簡単に知るには、80年代のテレビ版を元にした映画版3本(Netflixなどで配信されてるオリジナル公開版が絶対的のお勧め)の第1作目を観ると今回の作品に入りやすい。

本作は作家としての安彦良和が解釈する寓話的なファーストガンダム再定義とドアンの業を背負うアムロの物語を上手く纏めて、計らずも近年の戦争難民の問題ダブり観る価値は充分にある作品だと思う。

おまけ
映画版以外のファーストガンダムのテレビ版で個人的にお気に入りの回について

第8話「戦場は荒野」
民間人を下ろす為に一時的に休戦するストーリーにジオン軍兵士と故郷に向かう母子のドラマをコンパクトにまとめた人間ドラマ。
第14話「時間よ止まれ」
本国に帰還する為にガンダムに爆弾を仕掛けた、若いジオン兵とそれを除去するアムロのドラマ

どちらもククルスドアンの島にも通じる良質な戦争場秘話。

第23話「マチルダ救出作戦」
輸送部隊を襲うモビルスーツ「グフ」と要撃輸送爆撃機「ドダイYS」部隊の機動力に大苦戦するガンダムに、新型機Gファイターとのコンビで戦闘場面は作画の中村一夫氏の太く力強い絵柄とマッチしてグフとの死闘を盛り上げるアクション編。ところどころあるキレの良い動きや、ダイナミックな殺陣は、劇場版にない見せ場。(中村一夫作画はカッコいい)

第25話「オデッサの激戦」
劇場版では殆どカットされたオデッサ作戦の戦況を左右した裏側とホワイトベース部隊の激戦を描く回で、かなりの内容が詰め込まれていて、2~3回で語れる要素を、20分にまとめた力技が凄い。(しかし皆アムロに頼り過ぎ)

第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」
ジオン側のニュータイプとして登場するシャリア・ブルの政治と戦争の思惑に翻弄される男の姿を本筋と絡めて描いた良編。(安彦良和氏の漫画版とはシャリア・ブルの扱いとかなり性格が違う)

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ミラーズ

3.5やっぱりザクは量産型

2022年6月11日
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ファーストガンダムTVシリーズ15話を劇場版にリブートした作品。
しかも監督は安彦良和というすごい企画です。
物語はシリーズの中で突如入ったお伽噺のようなエピソード。
戦局とは直接関係ないのですが、何とも味わい深いんです。
何よりドアン、そしてザクがとてつも無く格好良い。やっぱりザクは量産型が一番好きですね。
それとキャストが皆オリジナルを感じさせ違和感がないのが良いです。
中でもアムロでしょう。あの頃のままの声で、声優ってすごいなって思いました。
あとスレッガーさんが完全にネタ扱いで、ジムが頭からすっ飛んでったのは劇場で吹きましたw
また、この物語を締め括る森口博子の歌がまた良い。やっぱりガンダムは彼女なんでしょうね。
今作はガンダムという悲しい枠から少し外れた物語、こんな劇場作品に出会えるとは思いませんでしたよ。とても楽しませていただきました。

次は「大西洋、地に染めて」をお願いします。

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白波

楽しくもない

2022年6月11日
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つまらないおじさん達で一生昔は良かったって言ってればいいのでは無いでしょうか

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ま

4.0懐かしさを重厚な安彦作画で補強

2022年6月10日
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子どもの頃以来、数十年振りのドアンは、記憶よりより強く、より速かった。
灯台の光が白い機体に映える。
交代したキャスト陣も、頑張り続けている初代からのキャストも、味があった。
ララァの娘さんがセイラさんなんだなぁ。
今風のアニメーションでも演出でもないと思うけど、子どもたちが支えあう姿(バイファムにも重なる)は今日性もあると思う。
良かったです。

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kawa

4.0ガンダムシリーズ

2022年6月10日
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ガンダムシリーズは面白いんだろうな、と思いながらも観る機会がなく、中学生の頃にzvszzというps2のゲームを友達の家でやっていただけだった。
ところが去年に閃光のハサウェイを観て、テロリズムに対する誠実な態度でガンダムが好きになった。実写映画で恋する寄生虫や真夜中乙女戦争でもテロを描いてたが、誠実さが桁違いだった。そこからシリーズを観れていないのが申し訳ないが、今作も素晴らしかった。予告で知った時はonodaみたいな話かと思ったが、違った。
ザクのデザインのカッコよさに痺れた。

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タカシ

4.0僕は面白かったですけどねぇ

2022年6月10日
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あまり、皆さんの評価がよろしくないのでビックリしています。私はこのククルスドアンの島の回こそリメイクには最適の回だと思っていました。やはり少しいじってもストーリーに影響がないため孤児がたくさんいたり、スレッガーさんがいたりしても違和感を感じる事なく楽しめました。
やはり、待ち望んでいたファーストのリメイクとあって今の作画のクオリティーでモビルスーツやキャラクターが私の心の中でも頭の中でも甦りました。
製作に携わった方たちに有難うを言いたいですね、本当に一生懸命考え作ってくれたと思います。安彦監督はこれが最後と言っていたけど、もう一回どこかをリメイクして欲しいなぁ。次にリメイクするとしたら、やはり最終回しかないでしょう!和平交渉に動いたデギンザビ暗殺あたりからやって欲しいな。アバオアクー脱出までが最終回だけど、そこからホワイトベースクルーがそれぞれの新しい人生に入っていくまで見たい、あの脱出カプセルに乗って何処に行って皆どんな風にサヨナラしたのか気になるんですよね。あとシャアがキシリアを暗殺してどうやって生き延びたのかも!
こんな色んな妄想も後からできてしまうのもガンダムならではなんでしょうね、

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世界の尾張名古屋

3.5安彦さん終わりか

2022年6月10日
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ククルスドアンを選んだの彼らしいかも
次のガンダムはどこから❓️
相変わらす森口博子さんはいいねー

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れこほた

4.01stの作画崩壊の鎮魂果たす

2022年6月10日
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萌える

ガンダムごっこで、『ドムは装甲が厚いから今のはやられてない』というやりとりの小競り合いをしていた世代だが、ここでの星が伸びてないので『ククルス・ドアンの島』は上手くいかなかったのかなと思っていたが、いざ鑑賞してみると見応えある作品となっていた。

子供達が多く出てきてジブリのようとの一部批判があるが、リアルでは東欧で戦争が泥沼化している時節柄、意図した訳ではないでしょうが反戦のメッセージとなっていて、これはこれで良かったと思う。1st世代にとってホワイトベースの面々の見せ場が一通り入っているのも好感を持った。

ラストのドアンのザクをアムロのガンダムが葬るストーリーは、1stの15話を踏襲していた。制作時に安彦監督が病欠で有名な作画が崩壊したシーンだが、本作はこれが答えだとばかりそれを払拭した写実的なシーンとなっており、富野由悠季監督と共に全共闘時代とアニメ初期の戦場のような厳しい現場を駆け抜けた安彦監督の鎮魂の目的は果たしていると感じた。純然な1stの制作者が首班のガンダムが事実上最後となると、1st世代にとって少し寂しい。

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bluewavesky

1.5良くも悪くもガンダム

2022年6月10日
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期待していなかったのでまぁまぁ楽しめた。細かいツッコミは多くある中、やはり敵が弱すぎだし、ドアンが軍を裏切るきっかけ等入れたほうが良かったのでは。島の暮らしやガンダム探しはいらない。
ガンダムがザクを海に投げ捨てるメッセージが胸糞悪い。戦争をなくす意味があるなら、ガンダムが海に沈むべき。それが出来ない、やると負けるし、だから戦争をしなければいけない。アムロに言わせるべきだったのでは。

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ゆう

3.0ジブリ版ガンダム

2022年6月10日
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いい意味でのジブリ版ガンダムって感じ
最後には若干哀愁もあるし個人的には好きかな

今の映像技術で1年戦争の戦闘シーンが見れたのは良かった
特に市街戦での褐色のサザンクロス隊には惚れる
あのザクカッコ良すぎやろ!
もちろんドアンザクも好き

最近の映画(ハサウェイとかユニコーン関係)を期待して行くとかなり残念な事になる
まぁそれくらいみんな分かってるかな
全くに別物として見るのがいいね

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w_MAXL_rose

2.5昭和

2022年6月10日
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昭和に名を馳せた作家は子供を描くのが好きなんだなあ。ロボット格闘技が主眼ではない映画です。メカの動きは当世風、人の動きはとても昭和なのは、狙ったんでしょうね。
この映画のジャンルは「同窓会」です。
ゆえに、ドンピシャ世代なのにガンダムを観ていなかった自分には、やや置いてけぼりだったかな。

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てりら

4.0ヒーロー風

2022年6月10日
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楽しい

興奮

幸せ

なんとなくヒーロー風なガンダム
知ってる物語とはいえ、
新型ザク・新たな設定は、
素直に楽しめた。
所々で懐かしい音楽も楽しめた。
欲を言うなら、
もう少しガンダムの活躍がら、
観たかったかな。

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トラベラーおっさん

2.5元が元なので…

2022年6月10日
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期待もしていなかったが、やはり気になると思い鑑賞。
一話をどのように拡げて108分にしているのかは興味があった。
たまたま4Dでやっていたのでそちらに。
落ち着いたほのぼのシーンが多く1000円足して4Dにしなくてもよかったなと後悔。
キャラデザもどこか変で子供達も多い。
だがモビルスーツは綺麗で戦闘シーンもカッコいい、そこは4Dで楽しめた。
緊迫の戦闘シーンの途中ヤギのシーンで興醒め。
もったいない。

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24歳社会人

3.01900円の子供向けロボットアニメ

2022年6月9日
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単純

興奮

寝られる

また騙された、、1900円固定です。
何度も騙されるけど、、また騙されるとは。
まさか限定価格とは。
もっと分かりやすくしておいて欲しい。
近くの映画館に行かずに、遠くの割引券のある映画館に行ってしまった。
1900円なら観なかったのに、、、と、言う人もいるだろうね。

全体的に子供向けです。無駄な子供がはしゃぐシーンとか。戦闘シーンはちょっとかっこいいけど、最近の他のアニメに比べるとそうでも無い。
ロボットアニメじゃないんだけどね。ガンダムは。

ただ、、、ガンダムはかっこいいし、モビルスーツもキャラクターも懐かしい名前が出てきて嬉しい。
うとうとと眠気に我慢している時に、ちょっとしたBGMだけで目が覚める。

最強なのは森口博子だね。

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だるまん

5.0やっぱりファーストガンダムが1番!

2022年6月9日
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凄く良かったです!

可能ならファーストの他の名話回も劇場版として作って欲しいです!!

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sokkoh

2.0名選手名監督にあらず

2022年6月9日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

うーん困った。安彦さん好きなのに、これはいかがなものか。トップガンマーベリックを先に観た流れでの連続視聴の影響もあるかもしれない。でも一言で言うなら「絵がきれい」以外の良い所が無かった。設定の改変も気になったけど、一番はファーストガンダムの「全て語らない美学」が無くなり、安い邦画になった感じ。ゆえにライトユーザー向けかもしれない。自分のようなファーストは劇場よりテレビ版というマニアにはサブスクで良かったかもしれない。やはりファーストガンダムは安彦さんの絵と富野さんの演出力が合わさって名作たり得たのだなと実感。

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ばるすパパ

4.0のんびり見れます。

2022年6月9日
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マクベ、以外に良いやつ?!
スレッガーさん、なにやってんの!!(笑)
ゴップもジョニーライデンの帰還に出てくるだけあって策士ぶりを披露。
アムロとドアン、島の子供達との交流とか、ドアンと元カノ的な人との関係などはもう少し掘り下げてよかったかなと思う部分も多い。

戦争は非情よって事でウルッと来ました。

ご時世的にオデーサで核が爆発しなくて良かったです。

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EizoG

3.0目立たぬエピソードに込められた思い

2022年6月9日
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 基本的にはオリジナル版と同じ内容だが、元々が30分のアニメなので、それを2時間弱にボリュームアップするために設定とエピソードが幾つか追加されている。そのため、予めオリジナル版を観ている層でも色々と違いを比較しながら新鮮に楽しめると思う。

 ただ、舞台設定や各キャラクターの説明などは一切省いているので一見さんにとってはやや厳しい内容かもしれない。アムロの回想で過去が一瞬だけフラッシュバックされるが、初見の人にはこれだけでは分かりづらいだろう。

 監督はテレビシリーズのキャラクターデザインを手掛けた安彦良和。氏はそのテレビシリーズをリメイクした「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の総監督も務めており、本作はその流れから製作された作品と考えられる。

 とはいえ、何故に「ククルス・ドアンの島」をリメイクすることになったのか。観る前はそこが非常に不思議だった。
 オリジナル版は本筋とは余り関係のない話で、こう言っては何だが当時でもファンの間では余り話題にならなかった番外編的な作品である。作画的にも粗が目立ち黒歴史扱いされており、ガンダムシリーズでも決して人気が高いエピソードとは言い難い。それを改めて現代に蘇らせた意味とは何なのか?それが最大の謎だった。
 しかし、映画を観終わってその疑問は解消された。今回の映画版「ククルス・ドアンの島」には安彦監督の強い思いが込められているような気がした。

 まず、本作はいわゆる戦災孤児の話でもある。
 ドアンと共同生活をする子供たちが置かれている状況は実に悲惨的なものである。しかし、そんな悲しみを感じさせないほど、彼らは慎ましやかな暮らしの中で夫々に助け合いながら活き活きとした表情を見せる。子供たちの数はオリジナル版よりも大幅に増やされており、彼らが強く生きる姿は安彦監督が今作で描きたかった最大のポイントだったのではなかろうか。

 今作で強く感じたトピックはもう一つある。それは脱走兵であるククルス・ドアンの過去を大きくクローズアップした点である。彼はジオン軍のサザンクロス隊の元隊長で、戦災に晒される市民の姿を目にして戦場から遠ざかる決心をした。そのサザンクロス隊が彼を追いかけて島に上陸してくる。サザンクロス隊は今回の映画のために新しく作られた設定で、それによってドアンの過去に具体的な奥行きが生まれることとなった。そんなドアンが子供たちを守るためとはいえ再び戦いに身を投じていくのは、一度血塗られた過去は決して消すことが出来ないということを如実に物語っている。

 このように、この「ククルス・ドアンの島」という作品には、テレビ番組の1話分だけでは描き切れない普遍的で重厚なメッセージが隠されているのだ。安彦監督はそれをリメイクという形でブラッシュアップしたかったのではないだろうか。そう考えると、本作が製作された意図というもの理解できる。

 映像についても、もちろん大幅にクオリティアップされている。先述したように、オリジナル版は作画に粗があったが、それを逆手に取ってドアンが搭乗するザクのデザインがオマージュされていたのは秀逸だった。3Dで表現された戦闘シーンは迫力と重々しさが感じられ、2Dで描かれたキャラクターは安彦良和らしい温もりが感じられた。この二つが違和感なく融合していたところは感心するばかりである。

 ヘビーなテーマながら、かなりユーモアを配した作りになっている点も今回のリメイクの特徴だろう。島での日常シーンには、ある種児童映画的なテイストも感じられ、おそらく子供が観ても親しみやすいように敢えて確信犯的にやっているのだろう。
 但し、クライマックスの戦闘シーンに一部ユーモアを取り入れた点はいささか戸惑いもあった。

 キャストはオリジナル版の声優が少なくなってきており、かなり刷新されている。主人公のアムロ役の古谷徹やホワイトベースのクルー、カイ役の古川登志夫は当時と変わらず馴染んでいた。そのほかの新キャストも概ね違和感なく聴けた。

 音楽も刷新されているが、一部で当時のものをアレンジしたものが流れてきて懐かしく感じられた。

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ありの