機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のレビュー・感想・評価
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昭和
昭和に名を馳せた作家は子供を描くのが好きなんだなあ。ロボット格闘技が主眼ではない映画です。メカの動きは当世風、人の動きはとても昭和なのは、狙ったんでしょうね。
この映画のジャンルは「同窓会」です。
ゆえに、ドンピシャ世代なのにガンダムを観ていなかった自分には、やや置いてけぼりだったかな。
元が元なので…
期待もしていなかったが、やはり気になると思い鑑賞。
一話をどのように拡げて108分にしているのかは興味があった。
たまたま4Dでやっていたのでそちらに。
落ち着いたほのぼのシーンが多く1000円足して4Dにしなくてもよかったなと後悔。
キャラデザもどこか変で子供達も多い。
だがモビルスーツは綺麗で戦闘シーンもカッコいい、そこは4Dで楽しめた。
緊迫の戦闘シーンの途中ヤギのシーンで興醒め。
もったいない。
1900円の子供向けロボットアニメ
また騙された、、1900円固定です。
何度も騙されるけど、、また騙されるとは。
まさか限定価格とは。
もっと分かりやすくしておいて欲しい。
近くの映画館に行かずに、遠くの割引券のある映画館に行ってしまった。
1900円なら観なかったのに、、、と、言う人もいるだろうね。
全体的に子供向けです。無駄な子供がはしゃぐシーンとか。戦闘シーンはちょっとかっこいいけど、最近の他のアニメに比べるとそうでも無い。
ロボットアニメじゃないんだけどね。ガンダムは。
ただ、、、ガンダムはかっこいいし、モビルスーツもキャラクターも懐かしい名前が出てきて嬉しい。
うとうとと眠気に我慢している時に、ちょっとしたBGMだけで目が覚める。
最強なのは森口博子だね。
もう一度観るとイメージ変わった
劇場で観た後、あれ?って思う事が多く視聴前にBD買ったのを後悔しましたが帰って観なおすと若干の疑問点はあるものの良作と思いました。恐らくハサウェイなどの影響で観る側の期待値が上がり過ぎてたのかと思います。以降2度観ましたが観れば観るほど良いと感じてます。
名選手名監督にあらず
うーん困った。安彦さん好きなのに、これはいかがなものか。トップガンマーベリックを先に観た流れでの連続視聴の影響もあるかもしれない。でも一言で言うなら「絵がきれい」以外の良い所が無かった。設定の改変も気になったけど、一番はファーストガンダムの「全て語らない美学」が無くなり、安い邦画になった感じ。ゆえにライトユーザー向けかもしれない。自分のようなファーストは劇場よりテレビ版というマニアにはサブスクで良かったかもしれない。やはりファーストガンダムは安彦さんの絵と富野さんの演出力が合わさって名作たり得たのだなと実感。
のんびり見れます。
マクベ、以外に良いやつ?!
スレッガーさん、なにやってんの!!(笑)
ゴップもジョニーライデンの帰還に出てくるだけあって策士ぶりを披露。
アムロとドアン、島の子供達との交流とか、ドアンと元カノ的な人との関係などはもう少し掘り下げてよかったかなと思う部分も多い。
戦争は非情よって事でウルッと来ました。
ご時世的にオデーサで核が爆発しなくて良かったです。
じわじわと好きになる作品
昨年観たハサウェイは「美麗な映像で、話の雑さと言葉の浅さを誤魔化すタイプ」で苦しかった。
ガンダムは、エヴァQ的な信者たちにお布施を願うコンテンツの方向に行ってしまったのだなと。
なので、全然期待せずに(都合上観ないといけないので)観に行ったのだが、
いい意味で予想を裏切られて充分に面白かった。
・概要
テレビシリーズ15話「ククルス・ドアンの島」の翻案作品。
初代ガンダムはドアン以外にも「戦争群像劇」的な話が多く、ドアンだけがヒューマニズムを描いた特徴的な話というわけではない。8話「戦場は荒野」、14話「時間よ、止まれ」など、10回スパロボやGジェネを作ってもマップにできない話がけっこうある。
その中で、初代のキャラデザであり作画監督もしていた安彦良和氏が特に好きなエピソードとして映画化を希望したのが15話「ククルス・ドアンの島」らしい。現在は漫画家として活躍中の安彦良和氏であり、氏の漫画『ジ・オリジン』の流れを組む映画化だが、元々アニメ監督経験もあった安彦氏がそのまま監督を務めているという気合いの入った作品。
・良かった点
元々24分の作品を2時間近くにするということで、ハサウェイのような地獄のような間延びが待っているのではないかと思っていたが、失礼な思い込みだった。冒頭からエンタメを意識した作りで、退屈させるような展開はほとんどない。あの話なのに、大迫力で見せる戦闘シーンは「けっこう多い」と感じたほど。
内容的にも、「人間の交流による感情の動き」がメインで、ガンダムやMS、連邦ジオンはあくまでも装置なので、ガンダムをまったく知らない人でも8割は楽しめるのではという内容。昔のジブリ作品的。
ただ、ガンダムと名の付いたMSが無双する、ゲームシリーズのようにガンダムが超絶アクションで敵を屠る、必殺技を撃つ、などが好きなガンダムファンは「理想と違う」と思うのかもしれない。でも1stガンダムの流れとしてはこの通りだし、もっと湿っぽい話もあるのは前述の通り。
主人公アムロは本作でも「陰キャ」なのだが、Z世代の青年(少年ではない)的な再解釈が新鮮だった。興味があることは黙々とやる、興味がないことは同僚や上司の言葉でも気にかけない。長尺でドアンとの交流を描く上で、適切な改編だと思う。オタク少年的に熱いアムロでは、このしっとりした感じ・現代感は生まれなかっただろう。
バトルは時代劇の殺陣的な演出。足さばき、間合い、地の利、ゆらゆら、まさかの宮本武蔵……美麗な映像でやるにはすこし癖のある演出にも思えたが、本作全体のスピード感と緊張感に呼応していたように思う。とはいえ、敵方はホバー機動する高機動型ザクの一隊で0080冒頭的な機動戦闘を見せてくれるので、緩急ついていて退屈にならない。
・微妙だった点
とくに前半に多く見える、昭和しぐさ。令和でも平成ではなくて昭和。具体的に言うと、会話に伴う全員の不自然に見えるオーバーリアクションや、昭和的な心情回路の言動。中盤以降はほとんど無くなるので気にならなくなるが、地上波放送や配信が行われた時には、言動の古さを感じた若者はそこで離脱するかもしれない。とはいえ、悪い点だけでなく「昭和の青年的に、自然体で情に厚いカイ」などは魅力的。順番が逆だったらよかったと思う。
敵側が、敵役というよりやられ役という点で割り切られていた点。雑魚から隊長まで北斗の拳の雑魚キャラ的な人格が乗せられてしまっているが、もう少し真剣味のある人間たちでもよかったと思う。ドアンが元々はあの集団のリーダーだった(そして戦争から逃げ、劇的に改心した)という意味はあるのだろうが。
丁寧すぎるシーン。40年ぶりの初代ガンダム・アニメ化ということで「全部書きたい」のは仕方がなかったのだろうが、ホワイトベース隊のやりとり、苦労人ブライトの描写、ドアンの子供たちとのやりとりが少し冗長に感じた。もう少しハイテンポでつないでくれた方が個人的に嬉しかった。
脚本的なツッコミとしては、幅を持たせた脚本であることで大抵のツッコミは回避できるのだが、カツレツキッカがガンペリーに乗っていくのだけはラストシーンありきの無理筋に感じた。そこだけはいろいろ丁寧な中で急激に雑。
・総評
良かったです。感動ズバーッという作品ではないけど、じわじわと「あれ、好きな作品」「あれは何気に良かった」と語られる作品だと思います。準ジブリと言うと失礼な気がするけど、1stガンダムという縛りで準ジブリ的な水準に到達していると思います。
目立たぬエピソードに込められた思い
基本的にはオリジナル版と同じ内容だが、元々が30分のアニメなので、それを2時間弱にボリュームアップするために設定とエピソードが幾つか追加されている。そのため、予めオリジナル版を観ている層でも色々と違いを比較しながら新鮮に楽しめると思う。
ただ、舞台設定や各キャラクターの説明などは一切省いているので一見さんにとってはやや厳しい内容かもしれない。アムロの回想で過去が一瞬だけフラッシュバックされるが、初見の人にはこれだけでは分かりづらいだろう。
監督はテレビシリーズのキャラクターデザインを手掛けた安彦良和。氏はそのテレビシリーズをリメイクした「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の総監督も務めており、本作はその流れから製作された作品と考えられる。
とはいえ、何故に「ククルス・ドアンの島」をリメイクすることになったのか。観る前はそこが非常に不思議だった。
オリジナル版は本筋とは余り関係のない話で、こう言っては何だが当時でもファンの間では余り話題にならなかった番外編的な作品である。作画的にも粗が目立ち黒歴史扱いされており、ガンダムシリーズでも決して人気が高いエピソードとは言い難い。それを改めて現代に蘇らせた意味とは何なのか?それが最大の謎だった。
しかし、映画を観終わってその疑問は解消された。今回の映画版「ククルス・ドアンの島」には安彦監督の強い思いが込められているような気がした。
まず、本作はいわゆる戦災孤児の話でもある。
ドアンと共同生活をする子供たちが置かれている状況は実に悲惨的なものである。しかし、そんな悲しみを感じさせないほど、彼らは慎ましやかな暮らしの中で夫々に助け合いながら活き活きとした表情を見せる。子供たちの数はオリジナル版よりも大幅に増やされており、彼らが強く生きる姿は安彦監督が今作で描きたかった最大のポイントだったのではなかろうか。
今作で強く感じたトピックはもう一つある。それは脱走兵であるククルス・ドアンの過去を大きくクローズアップした点である。彼はジオン軍のサザンクロス隊の元隊長で、戦災に晒される市民の姿を目にして戦場から遠ざかる決心をした。そのサザンクロス隊が彼を追いかけて島に上陸してくる。サザンクロス隊は今回の映画のために新しく作られた設定で、それによってドアンの過去に具体的な奥行きが生まれることとなった。そんなドアンが子供たちを守るためとはいえ再び戦いに身を投じていくのは、一度血塗られた過去は決して消すことが出来ないということを如実に物語っている。
このように、この「ククルス・ドアンの島」という作品には、テレビ番組の1話分だけでは描き切れない普遍的で重厚なメッセージが隠されているのだ。安彦監督はそれをリメイクという形でブラッシュアップしたかったのではないだろうか。そう考えると、本作が製作された意図というもの理解できる。
映像についても、もちろん大幅にクオリティアップされている。先述したように、オリジナル版は作画に粗があったが、それを逆手に取ってドアンが搭乗するザクのデザインがオマージュされていたのは秀逸だった。3Dで表現された戦闘シーンは迫力と重々しさが感じられ、2Dで描かれたキャラクターは安彦良和らしい温もりが感じられた。この二つが違和感なく融合していたところは感心するばかりである。
ヘビーなテーマながら、かなりユーモアを配した作りになっている点も今回のリメイクの特徴だろう。島での日常シーンには、ある種児童映画的なテイストも感じられ、おそらく子供が観ても親しみやすいように敢えて確信犯的にやっているのだろう。
但し、クライマックスの戦闘シーンに一部ユーモアを取り入れた点はいささか戸惑いもあった。
キャストはオリジナル版の声優が少なくなってきており、かなり刷新されている。主人公のアムロ役の古谷徹やホワイトベースのクルー、カイ役の古川登志夫は当時と変わらず馴染んでいた。そのほかの新キャストも概ね違和感なく聴けた。
音楽も刷新されているが、一部で当時のものをアレンジしたものが流れてきて懐かしく感じられた。
期待しすぎたかな
ま、現代風にすると、ってことですね。
最初に、翻案、って表示ありますし。
設定としては面白いしストーリー的にも無理矛盾なくよかったです。
ただ、こども達…あんな多人数必要かなあ?
はっきり言って鬱陶しくて、集中しづらい。
こども達に労力をさくよりも、ドアンの過去をもっと描いてほしかった。
コミックのドアンを読んだ方がいいですね。
ちょっと説明不足では有るけど、面白い作品。
基本的な構成は、大陸弾道核ミサイルを世界中に落とさない為に、プログラムを変え大気圏外で爆破させる作業をしていた元ジオン軍人が、何故か戦争被害児達を守って育てている所にアムロ達が調査に来て一回負け、ガンダムを隠されて、しゃあなくドアン達と生活を共にした話。説明不足(子供達をどうやって集めて、島に連れて来たのか?多分潜水艦だと思うが、ここら辺が説明不足。)、矛盾点(サザンクロス隊の隊長が部下と一緒に三人がかりで連携すれば、ドアンを倒せたのではないか?、最後のアムロのセリフの戦争の匂い=ザクで有り、ザクを捨てれば敵が来なくなるのではなくて、敵が来てた原因は、大陸弾道核ミサイルじゃないの?や戦災孤児をホワイトベースに乗っけてもっと安全で清潔な場所に連れて行けたのでは無いか?等)が有ったりと、完璧では無い。とは言え、MS戦闘が多く、心理描写も沢山有り見応え有ります。BGMにも機動戦士ガンダムの音楽が使われていて、コアなファンにも評価は高いと思います。ガンダム初見の方(MSと言う単語が分からない人)は、用語の事で辛いと思います。
歴代ガンダム映画史上最高のMS重厚感
絶対見た方が良いかと言うとそうでもないです(笑)
ただ、MSの重厚感は最高でした。
ガンダム、ザクが18m相応に感じられます。
もっとこう見せて欲しかったって場面は色々あるけどこれはこれで良いと思いました。
時間に余裕のある無印ガムダム世代の方々は見ても良いかも?
絵や動きは素晴らしいです。
ファーストガンダム世代です。
今作は絵も動きもオリジン並みにとても綺麗です。
オリジナル15話は作画崩壊が過ぎて繰り返して観る気はおきないので、現在のアニメのクオリティであらためて観れたのは嬉しい事でした。
ただし、やはり20数分の話を108分にかさ増しするのは少し無理があったかも。つまらなくはないけど、中弛みはあるかな。
安彦監督のアニメのキャラクターはとても線が柔らかいのと、動きや表情がかなりデフォルメが入るので←好きですけどね、リアリティの部分で緊迫感が損なわれるような気がします。
ストーリーは説明不足な点もあり、あの人達の関係は?とかドアンの島の戦略的重要性とかがすごくふわーっとした感じで語られていくので、もう少し深く描いてもらえたらたぶんもっと緊張感溢れるガンダムになったのではなかろうか。
ぜひもう一つの番外編第14話「時間よ、とまれ」もリメイクしてくれないかな。
絶対にしてはいけない行為があった
ファーストガンダムファンです。
ガンダムが人間を踏み潰す行為がありました。例えるなら、戦車で人間を撃ち殺す行為と同じです。外道行為です。もともと子ども向けのアニメなので、とても残念です。
ザクのヒートサーベルは、トリプルドムのようで格好良かったです。
ジブリのような映画でした。
あと、殿様商売は止めましょう。
ガンダム楽しかった。
ククルスドアンの島 おもしろかった。
懐かしさと新しさが交差して込み上げてくるものがあった。アムロの成長とMS戦やっぱりガンダムもザクもカッコいい そしてガンダムは連邦の白いヤツは 恐ろしい兵器なのだ。
ファーストガンダム世代は観に行っちゃ駄目
ファーストガンダムリアル視聴世代の老害です
声優さんの違和感はまあ仕方ないにしろ、
ミノフスキー粒子下で通じる通信
歳のわりに(確か18だよね)本部の将官に態度のデカいブライト
広島カープだか智弁和歌山だかの帽子
ビームサーベルを持つザク
豪華すぎる食事(みんな言ってる)
10分に1度のつっこみどころ
安彦さんのORIGINって富野さんの独特な台詞回しがないから、どうしても薄っぺらなんだよね
よかった
この映画を見た後、テレビ版を見ると、子どもが4人くらいで本当に小さな話だ。ガンダムがバズーカをもって出撃したと思ったら次のカットではビームライフルになっているなど作画の乱れもあり、制作の苦しい状況が伝わる。アムロはランニングとパンツで島をうろつき回る。
映画版は豪華なつくりで、スケールが大きな話になっていて、小さい話だからこその良さがない。しかしそうでないと映画にならないのだろう。スラッガーの声が変だ。表情や身振り、セリフ回しが大げさで舞台を見ているようだ。
全249件中、121~140件目を表示