劇場上映版 エリック・クラプトン ロックダウン・セッションズ

劇場公開日:

劇場上映版 エリック・クラプトン ロックダウン・セッションズ

解説

エリック・クラプトンが2021年3月に無観客で行ったアコースティックライブの模様を映画館のスクリーンで上映。2021年、恒例となっているイギリスのロイヤル・アルバート・ホールでのライブや、その後に続くツアーが、世界中を襲う新型コロナウイルス感染症のパンデミックのため中止となってしまったクラプトン。ロックダウンの状況下でアーティストに何ができるのかを思案し、「ミュージシャンは演奏を続けることだ」と考えた彼は、ウェストサセックスのカントリーハウスに盟友のネイザン・イースト、スティーブ・ガッド、クリス・ステイントンらを集め、無観客でのアコースティックライブを開催した。無観客のクローズドなライブだからこそ可能な繊細な演奏や、クラプトンのルーツを探求するセットリストなど、特殊な状況下でこそ実現した特別なライブをあますことなく収録。劇場上映版は後日発売のDVD・ブルーレイとは一部異なる編集になっており、劇場でのみ見られる映像が15分含まれている。

2021年製作/89分/G/イギリス
原題または英題:Lockdown Sessions
配給:EASTWORLD ENTERTAINMENT、カルチャヴィル
劇場公開日:2021年10月8日

スタッフ・キャスト

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(C)Dave Tree

映画レビュー

4.0親密な空気から生まれる演奏に聴き惚れる。

2021年11月16日
PCから投稿

反ワクチン派として声を上げていることもあり、ちょっと面倒な爺さんという印象が強まっているクラプトンだが、音楽に真剣に取り組んでいることは疑うべくもない。新型コロナのロックダウンでコンサート活動ができなくなった代わりに、田舎の屋敷で最小限のメンバーでセッションをして、その模様を世界に届けようというこの企画。その規模感からもアコースティックメインの演奏が多いのだが、とにかく「エレキギターの神様」と呼ばれてきたクラプトンのアコギ力から目が離せなくなる。

リラックスした空間での4人だけの演奏だから、巨大なPAシステムを通す必要がなく、とにかくニュアンスを大切にしているのも貴重。特にドラムのスティーヴ・ガッドの、繊細な表現でどれだけ可能性を追求できるかに賭けている音楽バカっぷりに惚れ惚れする。

クラプトンがこれまでのキャリアについてコメントする時間もあり、その発言の端々からきっと面倒な人なのだろうなと想像が膨らむが、いずれにせよ、パブリックイメージとは違う角度から人柄や演奏を間近で観られるとてもありがたい企画でした。

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村山章

4.5血豆が出来そうになるまでギターを引くクラプトン

2024年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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Mr.C.B.2

4.0Steve GaddとNathan Eastのリズム隊で良くないわ...

2022年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

Steve GaddとNathan Eastのリズム隊で良くないわけがない。大きなスクリーンでGaddのブラシワークに見入ってしまいました。MIX Downされた音とはいえ、音量、バランスも素晴らしかったです。コロナ禍だからこそ実現したセッション、最高でした。

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Yoshi K

5.0映画館での鑑賞をお薦め!

2021年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

DVD,BDなどで大きなディスプレイやプロジェクターで観てももちろん良いと思うけれど、映画の大スクリーン、音響で観ると入ってくる情報量が断然多いと思う。編集も違うということなので、パッケージ版購入予定者さんにも映画館での鑑賞を是非お薦めしたい!

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さとちん