「ずっとさがしていた」さがす ちいかぶさんの映画レビュー(感想・評価)
ずっとさがしていた
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とても面白かったです。
佐藤二朗は福田監督の作品内でスベリ芸をしているイメージだったので、出てきた時内心「あー、佐藤二朗出てるのか、、」と思ってしまいましたが、いつもの違った雰囲気で、この人が俳優であったことを思い出しました(笑)
(正直、福田監督作品のあの独特の間が好きではないのでご容赦ください)
清水尋也は悪役が似合うなぁ、
冷たい目がかっこよくて、出てきた瞬間にザ悪役ってわかるのがいいですね。
伊東蒼ちゃんは前に「空白」を視聴した時にあまり話さず気弱な印象だったのに今回は一転気の強い関西女子であまりの憑依ぶりが天晴れでした。
関西弁上手だなぁ、と思ったらやっぱり関西出身。
新今宮・西成の辺りに住んでいる主人公らが、
意外と人情に溢れた下町で良かった。
だけどあの辺りは治安も悪いし、智は名無しに殺されただろうと思って見ていました笑笑
あとムクドリの生命力が強すぎてほんまに死にたいんか?と疑問を抱くレベル爆笑
智がだらしなくガサツな父親という描写でしたが、
最後までちょっと残念な印象。娘に山内の共犯者とバレるところもなんと爪が甘いのか、、。共犯者で自分は手を汚さず、だけどお金だけは欲しいと一丁前に欲だけはあってなんだかなぁ、と思って見てました。
奥様が死にたがっている意思を尊重して殺すのは、現代でもあり得ることだろうな、
楓が智を探していた所からなぜ過去に遡る?と思っていたのですが、全部見終わった後にはミステリーを読んだ後みたいで面白かったです。
最後の卓球のラリー、2人で話した後は球がなかったから娘の幻かなぁ?
片山慎三監督の作品はこれからチェックかも!と思いました。良い映画でした。
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