ヌーのコインロッカーは使用禁止

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ヌーのコインロッカーは使用禁止

解説

俳優・脚本家・監督として「ひとくず」「ねばぎば 新世界」などを手がけた上西雄大による、発達障害でありながらも素晴らしい絵を描く実在する青年をモデルにした人間ドラマ。

発達障害者の那須叶、通称ヌー。生まれてすぐ、母親からコインロッカーに捨てられた過去を持つ彼女は、自分と母をつなぐ唯一の場所であるコインロッカーを守りながら、毎日ロッカーの前で絵を描き続けていた。ある日、ヌーは刑務所から出所した黒迫和眞と出会う。黒迫は別れた妻子に金を送るため、ロッカーのそばで覚醒剤売買をしながら金を稼いでいた。次第にヌーに興味を持った黒迫は、思い付きでヌーの絵をSNSにアップし始める。海外の有名アーティストからヌーの絵を買いたいとの連絡が入り、高額で売ろうとした黒迫だったが、ヌーの純粋な心に触れる中で、彼の中に良心が生まれ出していた。そんな時、ヌーが白血病により倒れてしまう。

ヌー役を「ひとくず」の古川藍、黒迫役を上西が自ら演じる。

2021年製作/99分/G/日本
配給:10ANTS
劇場公開日:2023年4月7日

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(C)上西雄大

映画レビュー

3.0カーブは変化球

2023年4月8日
Androidアプリから投稿

悲しい

楽しい

幸せ

保険金詐欺で服役してチンビラに成り下がった男と赤ん坊の頃コインロッカーに捨てられていた発達障害の女性の話。

出所して高校時代の友人のヤーに紹介して貰ったクスリ売りのお仕事現場で、自分が過去に捨てられたコインロッカーを守りつつ絵を描くヌーと出会い、彼女の絵をインスタに上げてみたら大反響!?と始まって行くストーリー。

一儲けのつもりがビンタ女にもまれたりヌーのことを知っていく中で、心情が変化したり病気が発覚したりという展開で、話し自体はとても熱く悲しくかなり面白いのだけれど、宝くじレベルはまだしも?ご都合主義を通り越し、最早魔球レベルの非現実的な出来事の連続。

なんでもかんでもリアリティが~とは言わないけれど、面白ければなんでもありって言うようなものとは違うドラマなので、もうちょいがんぱって欲しかったかな。

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Bacchus