劇場公開日 2022年11月18日

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ある男のレビュー・感想・評価

全368件中、301~320件目を表示

4.0本物

2022年11月20日
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鑑賞方法:映画館

169本目。
本物、本当探しの中に、誰もが思う自分ではない人生を、描いたのかなと。
一筋縄でいかない所、そう単純ではないって所が面白い。
でも、曾根崎って誰?が消化不良ではあるけれど、そこを掘り下げてしまうと、時間の問題もあるしなあ。
在日、在日ってとのも、最後のあれに繋がってはと思うけど、そこはなくてもいいのかなあとは思ったりで。
連ドラの方が、もっと掘り下げられた様に思える。

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ひで

3.0それぞれの人生の重し

2022年11月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

生い立ちや国籍など本人の責任でないものに左右される人生の重し。時に人生そのものを狂わせるほどの影響力がある。そんな重しを背負った人々の生き様を描いたヒューマン・ストーリー。
意味深なラストを含めて見どころの多い作品でした。
少し賛否のありそうな作品でもありますが?

98

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タイガー力石

4.5過去に引き摺られることとは

2022年11月20日
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邦画のある程度大きめな規模の作品で社会的な問題を提示してくるチャレンジにまずは拍手。
ヘイトスピーチはあるのは知っているけれど、普段の日常ではなかなか接することのない事象でしょう。臭いものには蓋をするのではなく、それを取り上げてエンタメに昇華させるのはとても正解だと感じます。話し合うことにキッカケになるから。作中にある展示会も実際には毎年行われていて、小規模で短期間なのでなかなか万人に触れることが難しいのですが、広く知られてほしいものです。俳優陣もみな素晴らしく、特に安藤サクラさんのスっと落ちる涙は値千金です

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うっか

5.0面白い

2022年11月20日
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全体的にシリアス、端々に伏線、泣かせる。秀作。
帰り時に主人公がなりすましたのかなとの話をしていたカップルがいたが、思いがけない考え方だなと思い、面白かった。

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まえあき

4.5僕って誰?

2022年11月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

予告編や宣伝の惹句からは、
〔嘘を愛する女(2018年)〕の類似のプロットとの受け取り。

長年連れ添い、子まで成したパートナーの突然の死が契機となり
その人物の経歴が、聞かされていたものとはまるっきり違っていることが判明するとの
驚天動地の展開。

ちなみに先作は
「TSUTAYA CREATERS'PROGRAM FILM 2015」のグランプリ。

そして本作は、『平野啓一郎』による2018年刊行
「第70回読売文学賞」受賞小説が原作。

とは言え、やはりプロの文筆業者による作品は
シチュエーションの設定は似ていても、
単なるサスペンスにとどまらず、今ある社会問題を複数盛り込み
より高レベルに昇華させている。

離婚をして長男を連れ故郷の宮崎に戻って来た『里枝(安藤サクラ)』は
林業に従事する『大祐(窪田正孝)』と知り合い結婚、
長女も生まれ幸せな生活をおくっていた。

しかし、『大祐』が事故で亡くなり、
彼の実家に連絡を取ったことから、
実は全くの別人だったことが判明する。

『里枝』は旧知の弁護士『城戸(妻夫木聡)』に
身元の調査を依頼するのだが、
そこからは悲しい過去が浮かび上がって来る。

彼は実際には「誰」で、戸籍を変えてまで消したかった過去とは
いったい何だったのか。

先に挙げた「社会問題」は
大まかには「差別」とカテゴライズすれば良いか。

それは民族であったり、出生地であったり、親族が犯した罪であったりと、
何れもが自身にはどうにもできない性質によるもの。

なのに個人を識別するラベルの様に、好むと好まざるとにかかわらず
執拗に一生付いて回り、当人を評価するべく機能する。

人間の本質とは、まるっきり関係の無いことであるのに。

とは言え、考えてみれば、名前も似たような性質を持っているかもしれぬ。

本来は個々人を識別するための呼称なのにもかかわらず、
なんとなく人となりさえ現わしてしまうように思えるのは、
我々が名前に対して言霊に近い殊更の価値を見い出しているからなのかもしれない。

全ての疑問が解き明かされた時に、
主人公二人の馴れ初めのシークエンスには
実は重要なヒントが幾つも隠されていたことに今更ながらに気付く。

原作の功か、脚本の巧さかは知らぬが、
なかなかに良く出来たエピソードの埋め込み。

そして最後のシーンでは、実は人間は思いの外
容易く他人を詐称できることが示される。

ちょっとしたきっかけで、
人のエピソードを拝借する
或いは成りきるのは、普通の人でもあること。

ましてやアイデンティティーが揺らいだ時であれば、
猶更のことだろう。

要は程度問題なのだから。

冒頭とエンディングで示される絵画、
『ルネ・マグリット』の〔複製禁止〕はきわめて示唆的だ。

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ジュン一

1.5❓❔

2022年11月20日
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どういった結末か、前半であれだけ期待させといてこれかよ!って感じですね。最後も無理矢理感が否めません!ぶっちゃけガッカリです😞💨

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りょう

2.5カエルの子はオタマジャクシ

2022年11月20日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

難しい

寝られる

東劇の試写室にて鑑賞。
座席がフカフカで感動した。

役者が豪華でみんな存在感がある。
序盤は窪田正孝さんと安藤さくらさんの出会いから夫婦になるまでを丁寧に描いている。
画材屋さんでナンパとかすごいな。
自分の絵を他人に見せるって割と勇気がいることなのに、見せてくれた絵が特別に上手いとかではなくて、一生懸命褒め言葉を探している感じがリアルで笑ってしまった。

家族4人。幸せに暮らしていたのに、谷口(窪田正孝)が不慮の事故で亡くなってしまうことから物語は急展開を見せる。
彼の実兄が「これ、弟じゃないです」と遺影を見ながら言い放つ。この時も淡々と会話が進むのだけれど、会話のテンポにリアリティがある。
自分の日常だと思っていた世界が実は虚構だったと知らされて驚いてしまう。

里枝(安藤さくら)が離婚する時にお世話になった弁護士の城戸(妻夫木聡)が谷口(窪田正孝)の正体、事実を確認していく。

物語はここで2つの視点に分岐する。
1つは「夫が何者であっても、愛していけるか」
2つ目は「カエルの子はカエルなのか」

後半戦の主役は完全に妻夫木聡演じる城戸に視点が移り、在日韓国人である自身のコンプレックスや一見幸せそうに見えてるけどギクシャクした妻(真木よう子)との夫婦関係が描かれています。

生い立ちを隠して結婚生活を送っていた谷口夫妻と経済的にも安定して生活している城戸夫婦の対比も面白かったです。

妻夫木聡さんが笑うと嘘くさいのはすごいなと思う。
作り笑顔の名手だと思う。絶対裏があって、激昂してキレそうな含みのある笑顔が怖いのよ。怖いの。笑顔なのに不穏なのってすごいですよね。

ラストである男の正体が判明するのですが、二転三転する物語の展開と登場人物の多さに頭がこんがらがります。
劇中でもホワイトボードを使って関係性を整理してくれるのでありがたかったです。

原作は未読なのですが、映画版と原作ではラストが違うそうです。

原作では谷口夫婦の話に視点が置かれた結末だそうです。
映画では「ある男」の過去を消し去る方法に視点が置かれた結末でした。

個人的にはミステリー色が強くなって映画版のラストでも良かったとは思うのですが、ラストを付け加えることで蛇足感があったかなぁとも感じました。
実際のところどっちだったの?
妄想?現実?とモヤッとした気持ちが残りました。

明日を生きる自分を作れるのは今の自分しかいないので、自分の生き方に後悔しないように生きていきたいなと考えさせられる映画でした。

ミステリーかと思ったら社会問題がテーマの作品でした。
見応えのある作品ですので、邦画が好きだよと言う方にオススメです。

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@花/王様のねこ

1.5何を見させられているのか?

2022年11月20日
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鑑賞方法:映画館

予告編を見て、面白そうなので観ました。
ううう~ん。やってしまいました。
柄本明の怪演のみ、ごちそうさまです。

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C-CUBE

5.0RE:BORN

2022年11月20日
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鑑賞方法:映画館

妻夫木聡が調べれば調べるほど自分の人生を捨てたくなっていく様が良かった。

この作品の英語タイトルは A MAN
1人の男、三人称単数、名前が本当に特定の個人を示すのではないとしたのなら、人間の存在なんてあやふやでなろうとすれば誰にでも実はなれるのかもね。

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ちゆう

4.0幽霊の正体見たり枯れ尾花

2022年11月20日
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鑑賞方法:映画館

2022年劇場鑑賞265本目。
結婚した夫の名前や経歴がでたらめだったことを知り、じゃこの人誰よ?という話。
謎を追う弁護士が妻夫木聡、妻が安藤サクラ、夫が窪田正孝です。
最初窪田正孝が成りすましているのが妻夫木聡かと思ったら全然違ったぜ!
安藤サクラは役によって美人と不細工を演じ分けられるのですごいですね。今回は思わず恋に堕ちてしまうような美人の役でした。
劇中妻夫木聡が在日の顔をしていると言われるシーンがあるのですが、実際はそういうことはないのでまぁセリフだから仕方ないけどちょっと無理あるなぁと思いましたね。

謎が謎を呼ぶ展開なのですが、真相が分かるにつれて期待が大きすぎたのか、そういうことなんだ、ふーんという感じになってしまい、カタルシスは低めでした。

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ガゾーサ

2.5もっと不安になりたかった

2022年11月20日
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石川慶監督とは相性が合わない。とても面白そうな導入部、そして決してミステリーと解決のためだけのフックでなくて、存在の不安や文学的な問いかけのある貴重な作品だと思うのだけど、やっぱりまったりし過ぎる。「愚行録」もそんな印象なのだけど、なんか文学を映画的魅力に落とし切れてない感じがしてしまう。モラビアを映画にするパゾリーニ、ゴダール、ベルトルッチとか、モラビアじゃないけどポランスキーなどのもっと幻惑的存在論を展開してきたものが過去にあるので直線的なセリフやわかりやすい回想でなく、もっと不安を感じたかった。中盤以降のいよいよXの正体のわかってくる辺りは説明を後押しするようなものだけにみえて映画としては停滞しているように見えてしまった。そして、「アーク」もそうだったけど、豪華すぎるキャストもかえってわかりやすさを演出してしまってる気がする。この辺りは深田晃司の映画のほうが圧倒的に面白みがある。

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ONI

4.5柄本明さんが表現する闇の深さは見る者の心の闇にも迫ってきます

2022年11月20日
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鑑賞方法:映画館

ええ、そうなんですよ。
高校時代はドラフト候補にも名前が上がったんですが、三年生の県予選で肘を壊して甲子園は諦めました。
その後、猛勉強で地元の国立大学に入り、研究室とちょうど立ち上げたばかりの地元の産直店のネット販売やふるさと納税とのコラボ事業を軌道に乗せたところで事業を後輩に譲渡しまして…
今度はその資金を元手に、自分の好きな映画でも作ろうかなと。主演の姉妹は長澤まさみさんと広瀬すずさん、監督はもちろん是枝裕和さんで…
(いや、それもうあるから❗️)

なんてなりすました人生を半年でいいから送ってみたい。

原作の良さをちゃんと活かしつつ、弁護士城戸の人生とある男の人生(この人生を架空と捉えるのか、3年9ヶ月の〝事実〟を含む本当の人生なのかは鑑賞者それぞれに委ねられる)をパラレルに進行させる。そして、戸籍ブローカー(柄本明さんが強烈に真骨頂を発揮❗️)を通して、この社会の闇の深さとおぞましさもまた強く印象に刻まれる。
要所要所に適材適所の実力者俳優を贅沢に配置しているから、雑と思われるようなとってつけた描写にはならないし、むしろ完成度を高めている。
(勿体なくも嬉しい限り‼️)

原作既読の上で、大変満足度の高い映画でした。

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グレシャムの法則

3.0愛の物語としては、熱量が足りない

2022年11月20日
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 ミステリーとして捉えれば、想定の範囲内の真相で特に目新しさはない。盛り上がる箇所が少なく、愛の物語として消化しようにも熱量が足りない。

 韓国籍日本在住の人を揶揄する『在日』という言葉が出てくるが、ネトウヨはともかく、エスタブリッシュメント層の人間が、あからさまに口にしたり、面と向かって差別するなんてことはまずない。もっと巧妙に排除する方法をとっているのが現実で、ステレオタイプな差別主義者が登場すると鼻白んでしまう。

 ついでに言えば、死刑反対論と加害者家族の問題がごっちゃになっていて、どうも感情移入しづらい。

 身寄りのないホームレスの戸籍を買うというならわかるが、戸籍を交換して兄弟がバッチリいる人間になりすます意味がよくわからない。

 ラストは、なんのために足したんでしょうね。

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bion

3.5小説を一旦解体して映画として再構築した点では成功している。一部不満点はあるとしても。重層的に問題提起が為されているが、突き詰めれば何が自分にとって“リアル”なのかを問う映画。

2022年11月20日
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(原作既読)①映画化に際して一番興味があったのは、原作では城戸の追跡の中や理枝の記憶の中でしか語られない大祐をどう映像化するかと言うこと。そういう意味では窪田正孝の好演もあって成功している。というか、ほとんど窪田正孝が主演の印象。その分、この物語が提起する他の問題が後ろに追いやられたきらいもあるが。
②妻夫木聡は在日三世には見えないが(ここ、私のバイアスかかってます。認めます。人に対するこのバイアスもこの映画の主要なテーマの一つ)、能動的な主演よりも傍観者というか映画の中で起こる事柄を距離をおいて見ながらいつしか自分もその事件に影響されている役柄の方が向いている、ということがこの映画を見ても良くわかる。
③安藤サクラは相変わらず上手いが(定番の泣き演技も)、上手すぎて殆ど映画の背景と言ってもいいくらい映画に溶け込んでいるのが痛し痒し。
④柄本明の怪演が凄い。妻夫木聡の受けてたった演技も大したものだがやはり貫禄負けは否めない。役柄の上でも城戸を翻弄し価値観を嘲り揺さぶる。
城戸が在日だということを顔を見ただけで分かり(ここ、私の父親が私の子供の頃、“被差別部落の人間は顔を見れば分かる”といい放ったことを思い出させる)、“在日なのに在日に見えないようにしているのが在日の証拠なんだよ”というある意味真理を突いたことをいい放つ。それに対して城戸は図らずも“もう帰化して日本人です”と返してしまい、城戸の中にあるアンコンシャス・バイアスを露呈させてしまう。
また、“あんたの一番アホなところは、私がホンモノの小見浦憲男というのがどうして分かる、というところや”という台詞。
社会生活を送る上では名前・戸籍や肩書き(仕事をしてる間だけだけど)等は必要だが、それがどれだけ脆いものか、我々がどれだけそれに依存しまた疑いを抱いていないかという現代人の認識の危うさを突いたキツイ一言。この映画の主要テーマを一言で表している台詞だ。
⑤バイアスだらけの人間も多く登場するが私たちにとって決して他人事ではない筈。
⑥あと、偽の大祐から原誠を突き止める事に殆どの尺を使ってしまったので本物の大祐の方の話がはしょられてしまって中途半端に終わってしまった。
⑦山口美也子も歳とったねえ。昔日活ロマンポルノで活躍していたのが嘘みたいなホントにそこら辺のお婆ちゃんみたいになってしまった。
池上季実子も城戸の妻の母親として1シーンだけの出演だが、“まだ映画に出てるんだ”と妙に懐かしい。
⑧真木よう子は、少ない出番ながら城戸の冷たいのか優しいのかわからない妻を演じて存在感があった。

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もーさん

4.5なぜ身分を偽らなければならなかったのか

2022年11月19日
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身分を偽って生きた男はなぜそうしたのか?
次第に明らかになる謎は見応えあり。
事件を追う者、残された者それぞれが葛藤したどり着く結末にホッとしつつザワっとする。
小籔がいたからかクスッとなるシーンもあり、シリアスになりすぎないのが良い。

この作品を観ると自分自身が何者なのか何をもって証明できるのか…モヤモヤする。

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いたかわ

4.0【注意・少しネタバレアリ】人間ドラマが分かりやすく、感情移入しやすい展開もミステリアス。合格点。ただ最後のオチと関西の闇は評価微妙

2022年11月19日
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悲しい

怖い

知的

違ってたらごめん 有料パンフ購入して眺めたけど、読んでない。

しかし安藤サクラのセリフ「・・あの人と幸せに過ごした事実は事実」が全て
映像のテンポが非常に良い好作品

【あとネタバレ気にする人はコレ以降読まない方がいい。
作品観た人だけでお願いします。】

妻夫木君が関東の人か関西人なのか不明。

後半の関西の話は平成前半までの話ね。
今の時代、属性で差別すること自体が東日本人、関西人共通認識であり得ない
ヘイトスピーチする人は「自分は変わり者」と自覚した方が良い

なんか場所の展開が、大阪→宮崎県みたいだから、あと名古屋
【傲慢な気取った東日本人】としては分かりにくい

ただ、それを補ってあまりあるくらい
導入は【ある男】に感情移入しやすくなっている。
一瞬、「幸福の黄色いハンカチ」高倉健・倍賞千恵子のやりとりと被る。

宮城県?宮崎県に聞こえたなぁ。

後半は映画、テレビシリーズ含めて「砂の器」に近い。
もっとも、「窪田正孝演ずる ある男」が求めているのは
ささやかな温もり、幸せだからこちらの方がマシ。

俺、関西ノリ大好き人間なんだけど
在日の人、被差別部落の人への差別が露骨なのはいただけない。
もっとも「東日本人は気取っていて表立っては差別を口にしない」だけで本質は同じ。
ツーか主人公の妻夫木くんと小籔さんは東京の弁護士事務所かな?
妻夫木君、関西弁語ってないから。

窪田正孝演ずるある男が、ブローカー介してでも過去から脱却したいのは理解できる。
ワシもそうするよ!その立場だったら・・

しかし仲野太賀の温泉の次男坊の理由は理解できない
最後の妻夫木君も・・・たしなめればそれでいいじゃ無いか❓❓
「父親が殺人の死刑囚」のレッテルに比べれば、世の中大したことないよ。

昔と違うから平成で部落問題なんてもう消化して誰も気にしないし

刈り上げ将軍様は許し難いが、別に在日の人全然普通の「日本人と同じ」と感ずるが・・・

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満塁本塁打

4.0ラストのモヤモヤ

2022年11月19日
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 すごいドンデン返しとかない、このぐらいのあんばいが丁度良い。面白いと思います。その上で在日のエッセンスはいるのでしょうか、犯罪者の子供や在日は謂れのない差別を受けているということをいいたいのか分からないが、両者を同列に扱っていいの?在日のくだりは無理矢理入れ込んだ感がある。無くても成立するのではないかとも思う。在日差別をいうのであれば、在日特権も併記するべきだ。
 ラスト、妻夫木さん演じる弁護士が酒場で、家族、子供の年齢を初対面の客に伝える。えっ
もしかして、というところで暗転エンドロール。それならそうとちゃんと描いてハッキリさせて欲しい。モヤモヤする。ハッキリさせたらさせたでモヤモヤするかもしれないけど。でもハッキリしたラストが観たい。

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旅行者

3.0ちょっぴり思想色のついたミステリーサスペンス映画です

2022年11月19日
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事故死した夫の戸籍は全く別人だった未亡人と、彼女から亡き夫の調査依頼を受けた弁護士が主人公の物語です。
人種とか犯罪者の家族に対する差別といった重い要素が入っています。
さらに死刑制度廃止に向けた考えがやんわり入っています。
ちょっぴり思想色(左っぽい)がついたミステリーサスペンス映画です。

思想色はさておいて、肝心のミステリーサスペンス要素はイマイチのような感じがします。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが・・・
うーん、マズい。理由書かずにこの作品ディスると自分がヘイトスピーチする輩と思わるかな。
はっきり言えば過去の描写が中抜けしていて描き足りてない・・・

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お抹茶

5.0柄本明さんがレクター博士に見えた。

2022年11月19日
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オープニングからにじみ出る芸術性。
初めから最後までその形を崩すことなく進んで行く素晴らしい作品でした!
見てよかった!

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グンダマ

4.0大人な映画

2022年11月19日
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ゴーンガールみたいな夫婦スリラー、西日本ヤクザミステリーと見せかけて、社会派な二世問題に歩を進めるのが大人でカッコいい。マイ・ブロークン・マリコの窪田の残像を思い出すが、脚本同じなんですね。それも撮影・脚本家ともに山下敦弘のチーム出身。山下敦弘は悔しいと思うのかな。こういう2000年代映画のスタッフは業界でちゃんと生き残っている。監督の方が意外とキャリア短いのかもしれない。

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タカシ