余命10年のレビュー・感想・評価
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生命の尊さを映像美と壮大な音楽で魅せる
マツリは重病を患い、カズは自殺を図った。生きたくて苦しんでいた者と死にたくて苦しんでいた者が相容れることで互いが生きてて良かったと思えた人生になった。桜吹雪の映像や壮大な音楽がよりいっそう生命を感じさせる作品だった。もし身の回りの人が余命宣告されたら私は何を思うのだろうか。
#15 そこまで泣けない
主人公が淡々としてるせいか、全く泣けなかった。
映画の中でも言ってたけど、10年という期間が中途半端に長いせいかも。
確かに、死ぬ方と残される方のどっちが可哀想なのかは永遠のテーマ。
ストーリーはともかく、主役の2人が美男美女でとってもお似合い。
坂口健太郎クンの筋肉が◎
限りある人生をどう生きるか
まず、原作者の小坂流加さんのご冥福をお祈りいたします。
この難病について初耳でした。それも長いようで短い10年という余命。大好きな人との未来を描きたくても、やっぱり考えちゃいけないと自分の夢を封印しなくてはならない苦しい胸の内が痛いくらい伝わります。
茉莉とカズくんはきっと運命だったんだと思う。出会うべきして出会った。一緒にいた時間は短かったけど、2人とも同級生のみんなよりマイナス地点にいたのに、すごい成長したね。しっかり歩きだせたね。お互いを必要としてた。
大切なのは、何年生きたかじゃなくて、どう生きたかなんだと思う。一生懸命にカズくんを好きになって、一緒にずっといたくて、今まで入院していてできなかった我慢してきたことを2人で楽しんでさ、全然間違ってない。拍手を送りたい。家族だって、友達だって、カズくんだって、茉莉と一緒に過ごせた時間をありがとうって感謝してると思う。
藤井道人監督ならではの繊細であり、計算つくされたカメラワーク、必ずシーンの間に入る俯瞰的な都会の高層ビル群。それが入ることによって、私達人間の悩みなんてちっぽけだなと思えたり、頑張って生きなきゃって思えたり、いろんな効果ありますね。
何気ない日常を過ごしてる私達はそれが当たり前ではないってこと、周囲の人達に感謝の気持ちを忘れないってこと。日々忘れてしまいがちなことを思い出させてくれる作品でした。
情緒不安定とはまさにこの事。
うーーーん、こんなにも言葉にするのが難しい映画は久しぶりかもしれません。
一言でいうと身終わったあとすごく疲れました。
そのくらいこの作品に惹き込まれました。
"余命10年"
短いのか、長いのか、
それは体験した本人しかわからない時間の長さ。
主演のまつりちゃんの台詞には所々諦めが感じられるけどカズくんに出会って少しずつ"生きたい" という意思が見え始める
互いが出逢ったことで、変わってゆく。それは良い方向にも、悪い方向にも。
大きすぎる爆弾を抱えるまつり(小松菜奈)
まつりと出逢い自分が変わっていったカズくん(坂口健太郎)
まつりを支え続ける家族
どの目線からもこの物語は残酷すぎて、とても辛かった。
残酷だけど、何だろう、綺麗だなと思った自分もいた。
前半からもう涙がとまらず、物語が終盤に進むにつれて
過呼吸並に号泣してしまいました。周りからも終始、すすり泣く声が聞こえたり、見た限りほとんどの方が涙していました。
そのくらい感動しました。とても苦しくなりました。
そして何より映像が綺麗でした。撮影方法、あかりの使い方、ナレーション、主題歌。全てが完璧で、久しぶりにこんなに満足できる映画に出会えました。
映画本編でも号泣でしたが、エンドロールの時RADWIMPSさんの主題歌が流れた瞬間、涙腺崩壊してしまいました。
RADWIMPSさんを選んだ方のセンスを褒め讃えたいです。
とにかく言葉にするのが難しい
そのくらい感情移入してしまった映画です
小説の文字をこんなにも綺麗な映像にできるということにとても驚きました。もう一度見たいなと思える作品でした。
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