翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価
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だれこの素敵な人!?って、あんさんか!
TVでやってたのをたまたま観たら、つい最後まで観てしもたがな。
「"滋賀のオスカル” 桔梗魁」が魅力的な人だなあと思っていたら杏なのか!
だれか全くわからなんだ。。GACKTの弟役として納得できるだけの気品と美形とタッパ!ヒラヒラが(GACKT以外に)これだけ似合う人いる?この映画の配役はその地域の出身者が演じているので、急いでWikiで調べたら杏は滋賀県出身でないやん!(ひょっとして宝塚歌劇出身か?と思ったがそれもない)セオリーを度外視しても杏にオファーしたというこっちゃ。いや、この演技ならわかるで!! そしてこの髪型のほうが絶対いいやん!
※片岡愛之助が堺出身やったとはしらなんだ。てっきり東京の梨園のボンボンかと。ええやっちゃ!藤原紀香も単なる玉の輿じゃなかったんか。見直したわ!
※藤原紀香、和歌山出身やったんかい!
※ちゅうか、くっきーは滋賀やったんかい!なんか阿倍野のイメージやったわ。知らんけど。
※神戸出身の二大美人女優「戸田恵梨香&北川景子」の攻撃力凄まじいな
※バイクで走ってたのは淀川の河川敷かな?葦生い茂るサイクリングロード。
※行田タワーかっけえ!
※「げじげじナンバー」がこんだけ周知されていた言葉だったとは。てっきり私の交友関係の中だけの言葉だと思っていた。。
※HOPカードと『かけっことびっこ』、ワロタで!
奈良の存在感が薄い
一発ギャグ的な作品だと思うが、勇敢(?)にも続編を制作してきた。今度は関西地方、主に滋賀県を舞台にしている。関東地方民にとって関西の自虐ネタは馴染みがないので結構新鮮に観れた。車のナンバープレートがゲジゲジと呼ばれているのは初めて知った。内容は大阪が全国制服を目論んでいて、滋賀県は虐げられている。ガクト演じる麻実麗が関西上陸して、「滋賀のオスカル」とともに滋賀を開放するというものである。杏さんの男装が素敵。
今回の悪役は大阪だ。やはりこういう時は一番大きい大都市が悪役になるのだな。片岡愛之助演じる大阪府知事はいかにも、「大阪のあくどいおっちゃん」感がでていてすごい。藤原紀香も共演しているのもまたすごい。しかも、両親が和歌山県出身だから和歌山産みたいな扱いをされている。
滋賀だけでなく関西地方をそれぞれディスっているのだが、奈良の存在感が薄い。被害を免れたというべきか、無視されたというべきか。
全体的にお気楽なノリであるのは前作から変わらないが、なんだかんだ郷土愛とは何かを考えさせてくれる面もあって、観終わった後は自分の地元の良い部分とダメな部分探してみようかな、みたいな気分になる。
しかし、こういうご当地ネタはやはり地元では、おおいに盛り上がるようで関西地方の興行が好調のようだ。映画興行はどうしても東京が中心になりがちだが、全国津々浦々で映画が楽しまれてほしいので、たまにこういう作品があるのはいいかもしれない。
“福岡vs.佐賀”の第3作をぜひ観たい
本作については当サイトの新作映画評論枠に寄稿したので、ここでは補足的なことを記しておきたい。
新作評では「男性の百美役に二階堂を配したBL要素緩和策を反復し、滋賀解放戦線を率いる桔梗魁を杏が演じている」と書いた。宣伝や事前情報では前作に続きGACKT(麻実麗役)と二階堂ふみのW主演と謳っているが、関西パートでの実質的なGACKTの相方は杏にチェンジしている。序盤で麗が和歌山に向けて旅立って以降、映画の本筋は大阪を中心とする都会勢に迫害される滋賀などのマイナー県による解放のための戦いとなり、百美が残る埼玉パートの武蔵野線をめぐる話は脇に追いやられ、本筋とのからみも弱い。体感での内訳は、GACKT&杏vs.片岡愛之助&藤原紀香の構図が中心の関西パートが6割、二階堂の埼玉パートが(GACKTもいるプロローグとエピローグを含めて)2割強、それらの筋を“伝説”としてラジオで聴く現代埼玉のパートが2割弱といったところ。ストーリーへの貢献度で言えば二階堂は5番手か6番手あたりなので、彼女目当てに鑑賞するファンは少々物足りないのではなかろうか。
評ではまた、過去の創作から拝借し転用した見せ場として「チャーリーとチョコレート工場」と「シュレック」を挙げた。ほかに、「三国志」の戦場で視界が悪いなか藁人形で敵の目を欺いた「草船で矢を借りる」のエピソードに似た戦法も登場する。あるいは、創作というわけではないが、バリ島の有名な群舞「ケチャ」を真似た地下空間での儀式なども、ストーリー上の必然性はないもののやはり壮観で、1作目以上にやりたいことを目いっぱい詰め込んだ印象を強めている。
「第3弾が作られるなら、“都会vs.マイナーな隣県”の抗争はさらに西へ飛び火し、九州を舞台にした“福岡vs.佐賀”が最有力候補」とも書いた。惜しい点もあるが、第2作も再び大ヒットして3作目が実現することを期待したい。
メインの舞台が関東圏から関西圏になり、前作の大ヒットでスケールアップ。前作の良さを上手くフォーマット化でき成功か。
鳴り物入りで登場した第1弾「翔んで埼玉」は、ローカルな埼玉県の自虐ネタを上手く使い、関東圏を中心に口コミで大ヒットして、愛あるディスりが社会現象化しました。
このようなコメディ映画は通常、賞レースではスルーされるのが当たり前なのに、第43回・日本アカデミー賞で最多12部門受賞の快挙に。
これらの流れを受け、まさかの続編として製作された本作。
不安をよそに、第1弾のフォーマットを上手く活用することで、メインの舞台を関東圏から関西圏に移し関西圏の自虐ネタを使い「壮大な茶番劇」が成立していました。
根底にある「日本埼玉化計画」が着々と進んでいるのを実感しましたが、将来的には「世界埼玉化計画」?
「テルマエ・ロマエ」「のだめカンタービレ」の武内英樹監督であれば海外に翔んでいくのもあり得る気がします。
くだらな楽しい
期待しただけにめちゃくちゃつまらない
いろいろディスってるのはいいのだが、そもそも大阪が日本を支配するってのが話を大きくしすぎ。
ドラッグを粉モン(たこ焼き)に見立てて、中毒っぽくさせてるのもとても幼稚な発想。だったら、広島の粉モンも出して来いよ。
そもそも大阪人といっても最後の方にバラされるのように、近隣から来ていて実は大阪人ではない、というような事はよくあること。名古屋で実は岐阜とか三重だったり、というような人もよくある。
つまり、地元をマイナスにしか見てないし、それで人を判断してるってことでしょ?
変えられるモノではないのだから、気にする方が低俗では?
転勤とかで地方に行ったが、住めば都です。
その土地で良いものはたくさんあります。
地元をディスるだけの映画でよかったと思う。
出涸らし感は拭えない
本当に最高の茶番。地上波初カットなしだし一応観ておくかと
思って観たけど観てよかった!!すげー笑った。1を全然越えてる。まず副題が007なのか?って思ってたけどパリより愛をこめての方のオマージュなのか?GACKTと杏すごい画になる並び。随所面白いけど出身地対決は待ってましただし、チャリチョコも再現度やばかった。さっさと行くぞの流れまで。ご夫婦共演もいじり倒しあっててめっちゃ笑えたし。京都の本音と建前のポケトークみたいなシーンもっと欲しかった。エンドロールまであれ誰なんだ?って思ってたらカワサキマヨ。全然関東の人と思い込んでたからびびった。あと一瞬の北村一輝とずっちーな超ハイライト。伊勢谷いじりもありがとう。ハイヒールモモコさんのあのシーンは何かのパロなんだろうか。そしてゲジゲジという言葉を覚えた。
そんなバカなwwwと失礼無礼wwwのオンパレード!!!大真面目に作った最高の茶番劇
「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ」ふたたび
魔夜峰央の同名マンガの映画化第二弾。
監督は『のだめカンタービレ』の武内英樹。
【ストーリー】
埼玉のさらなる発展を目指し、壇ノ浦百美(二階堂ふみ)と麻実麗(GACKT)は、新たな計画を発表した。
放射状にのびる東京との接続鉄道を弓形につなぎ、終点をネズミーランドまで伸ばすという野心的なものである。
たが、東京への関所が取っぱらわれ、自由な行き来が可能になったことで、埼玉県民たちは持ち前の事なかれ気質を発症、まったく乗り気を見せない。
だが麗がさらに打ち出した、埼玉に海を引く構想に、埼玉県民たちは海を欲する本能からの憧れに背中を押され、またもや団結する。
浜の砂は千葉県のように鉄分たっぷりの黒いものではいけないと、近畿地区の辺境、純白の砂をもつ和歌山県白浜から輸入すると決定。
麗を先頭に船団を組み、埼玉県民たちは一路太平洋を南下、一気に和歌山へとつきすすむ。
だが嵐に遭遇、慣れぬ船の揺れに埼玉県民たちはひどく酔い、船団は全滅してしまった。
気がつくと、麗は浜に打ち上げられていた。
そこは白浜。
大阪人の避暑地にして、植民地主義の犠牲となった、海水浴客が関西で最も多い、和歌山が誇る観光ビーチであった。
「ご存知ない方も多いと思いますが、東京都のとなりに埼玉県という所があります」
という、とってもひどい(ほめ言葉)一文からはじまる、魔夜峰央の大ヒットマンガ『翔んで埼玉』全一巻、その、ある意味では忠実? な、実写映画化。
ご当地あるあるネタ満載で、
「これは……魔夜峰央でなければ、しかられるレベルのケンミン性暴露ではないか……?」
と心配になるほどのやりたい放題ぶり。
ご安心めされよ。
ご本人のインタビューによると、今はもう魔夜峰央でもダメなもよう。
とにかくご当地ネタをこすってこすってこすりたおすその意地悪、おっとプロ根性に脱帽。
前作は「埼玉県ごめんなさい」
今作は「大阪ご愁傷様」
ご本人のコメントも、ユーモアあっていいですね。
さすがギャグマンガの大家。
一応注釈の一つも入れておきますと、故中嶋らもさんの本によると、元々の大阪商人は殿様商売でゆったりした気質であったとか。
そこに滋賀からやってきた近江商人が、広い見識とバイタリティで、一気に彼らを追い落としたそうです。
歴史に詳しくもないので、真偽のほどはわかりませんが、近江商人といえば現在にもその名を残すような大企業のルーツも多く、大きな商売勢力だったことだけは確かです。
滋賀県、個人的にはとても好きです。琵琶湖あるし。ひこにゃんいるし。
住民は気骨ある人、多いですよ。
ラストは前回と同じくはなわが歌い、スタッフロールではミルクボーイの滋賀埼玉ハイブリッド漫才も楽しめる、バラエティ感たっぷりの内容。
あと、船で乗り出した海の場面、CGめっちゃよかったですね。
使われ方は短かったものの、記してのこしておきたい、いいお仕事でした。
このシリーズ、海外でも評判がおよろしく、英語版タイトルも秀逸。
『FLY ME TO THE SAITAMA』
ちょっ、笑
おバカでおしゃれで、もう脱ぐシャッポもないほど脱帽ですわ。
関西出身でないとね
1作目のインパクトとはほど遠い出来
東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、麻実麗率いる埼玉解放戦線の...
東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、麻実麗率いる埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れた。
麗は「日本埼玉化計画」を推し進め、埼玉県人の心をひとつにするため、越谷に海を作ることを計画。そのために必要な白浜の美しい砂を求めて和歌山へと向かう。
そこで麗は、関西にもひどい地域格差や通行手形制度が存在しているのを目の当たりにする。そして大阪のめぐらせた陰謀が、やがて日本全土を巻き込む東西対決へと発展していく(解説より)
当方、埼玉人である。
まず、続編を作ろうと思ったことがすごい。
1作目の反響は高かったのであろうが、2作目のストーリーをどうするのかは困難であったように思う。
しかしながらその点は見事にクリア。
滋賀県には犠牲に(?)なってもらったが、境遇が同じような都道府県を選定し、うまくストーリーとして成り立たせていた。
出演者は本当に(ムダに)豪華。
主演がガクトという点は非常に大きい。
こんなふざけたストーリーをガクトが真顔でやっているのだから、それだけでもう充分エンターテイメントとしておもしろい。
続編作ろうと思えば作れるのだろうが、このへんで終いにしておくのがベターか。
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