映画 おそ松さんのレビュー・感想・評価
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好き勝手やってくれたな
まず最初に、私は実写化には全く興味がなくてこの映画もスルーするつもりでいました。
けれどアニメのむつごも出演とあったので、それだけでも楽しむつもりで観に行きました。
結果、出演といっても個々のキャラが個々の演じてさんを一言紹介して終わり。それを出演とか抜かして釣り針垂らした割に、原作無視の話もいいところ。
ストーリー性よりはキャラの改悪が気になりました。
このキャラはこんなことしないの連続。人気キャラには有り得ないアクションをつけてサービス満点の見せ場をつける(ただのニートがそんなアクションできるか)原作では明らかにそれをしないという行動、思考パターン完全無視。笑いが取れればそれでよしという雑さ。
タイトルおそ松さんなのに全然おそ松さんではない。スノ松さんに改名してほしいです。ただ十四松だけは唯一十四松でした。
とは言っても演じてさんに文句があるわけではありません。彼らはとてもよく頑張ったと思います。ただ、脚本が許せないんです。大好きなアニメのタイトルを借りて、人気アイドルを起用してるのにも関わらず、まるで勉強不足な小賢しい作風。お陰でますます実写化への不信感が高まりました。
実写って監督さんのオリジナル作品ではないのですよ。そこのところわきまえて欲しいです。
最後、某旗キャラをなぜああしたのか、あれは酷すぎる。ギャグだから許せるって範囲を超えています。人気キャラにだけ文句を言わせない程度に気を遣い、あとのキャラはピエロ要員に使う。ガッカリです。
別に実写が気に入らなくて、実写だから頭ごなしに否定しているわけではありません。
作品を観たうえで、とにかく酷いキャラレイプに苛立っているのです。
タイトルをお借りするのでしたら、ざっとした雰囲気だけでなく、キャラクター性やキャラ同士の人間関係にも重きを置いてほしかった。それが難しいというのなら、アニメのむつごも出演とか、アニメファンも引き入れようとする小賢しい釣り針も垂らさず、タイトルもスノ松さんとして全くの別作品でやってもらいたかったです。現にアニメだってタイトルを「くん」と「さん」で仕分けてますし。
何度も言いますが、これは演じてさんへの批判ではありません。ストーリーが許せないという評価です。
残念でした、、、
アニメ勢のスノ担です。とにかくとても長く感じた...
完全に脚本ミスだと思います。本当にアニメちゃんと見ました?キャラ理解してますか?
そんなめちゃくちゃな脚本なのにSnowManさんは本当によくやりたげてくれたなと思います。、
全体的に盛り込んでる割には6つ子の印象が薄すぎました。
クズエピ(?)が朝パチンコに並んでるくらいしかない上に、6人じゃないと!みたいなセリフが所々あるのに、最初と最後以外ずっとバラバラで、顔も背丈も違うので、兄弟!6つ子!という最大のポイントが消えてしまった感じでした。結果終わらせ師3人が印象に残ってるし面白かったです。
キャストさんに実写化は無理がある!これは設定的なことをセリフで何回も言わせるのは逃げですし、はいはいわかったわかったそんなに言うならなんで実写化したんだという気持ちでした。
(ここから下はキャラクター1人ずつアニメ勢としての視点と、スノ担としての感想を書いていきます。暇な方はどうぞ)
(終わらせ師)
まず原作にないオリジナルキャラは本当に良かったと思います!もっと見たかった!!
あべちゃんのえせ関西弁もすごく似合ってたしこれまでの可愛い阿部亮平💕とはまた違った男らしい阿部ちゃんが見れて嬉しかったです。
宮舘さんのキャラが結構雑な扱いというか1番滑り役を任されてた気がして、、、泣。でもとても器用にやられてたと思いました!もっと色んなだて様みたかったです!
個人的に渡辺さんが優勝で、なんというか演技と渡辺翔太本人の狭間で演じてる感じが個人的には凄くツボでした。後半しょっぴーの演技に笑ってしまってるキャストさんがいるのも見所です😹
(6つ子)
❤️→声の質(?)が若干アニメと似ているのでおそ松だ!って感じがしました。長男なんだから!と意気込むところも、下品なところも見れて1番アニメに近い印象です!
☃️🧡→めちゃくちゃボケなわけでもツッコミなわけでもなく、さらに標準語なので、見事に向井くんの個性が死んじゃったなと思いました、。
あの脚本でよく役にすっと入ってシリアスな演技をこなしてて、胸キュンシーンではこのまま恋愛映画見ていたいと思ってしまうほどでした。さすがドラマ班
💚→もっとヲタクな姿や下品な姿見たかったです。
ヲタクもグッズを抱えてるだけだし、○コ松!呼ばれてるけどそういったエピソードが映るわけでもなく、
真面目も、童貞さもあまり見れなくて残念でした。
ただ唯一のツッコミなのでそこだけはしっかりチョロ松を感じれました。
☃️🖤→色気がありすぎる笑。なかなかこんな声張り上げて表情豊かなめめは見れないので、新鮮でした。
後にも先にもこの作品だけなんじゃないかと思うので貴重ですね!本人とかけ離れた役なのに熱心に演じてる姿は流石プロだなあかっけぇなあとなりました。安心して見れますね。
💙→自分好きエピソードがまっっっったくない‼︎‼︎1番誰???ってなったキャラでした。TGCで自分の顔プリントTシャツ着てたのに映画では1ミリも映らないし、、、ギター引いてるとこも、みんなに痛い!といじられることもない、、、、ただのかっけぇ岩本照くんでした。
☃️💛→いやもうほんとにただのカッケェ岩本照。
自分だけ違う映画撮ってたと話してた理由がよくわかるくらい。カラ松ではないけど、映画のワンシーンとしての完成度はとても高かったです。カッケェ以外の感想がない。良くも悪くも。笑
💜→ん〜〜〜!あとちょっとーー!!むず痒い!めちゃくちゃ死んだ目も、猫背も声のトーンも完璧なのに!脚本!💢💢もっと生かせよ!!猫好きな話とか!ネガティブで冷たいけど実はめちゃくちゃ兄弟思いなとことか!!!
☃️💜→よくここまで似せてくれたなあと思います( ; ; )正直似てるのは十四松しか期待してなかったけど、ちゃんと一松でした!ただふっか担がみても満足できるかと言われると、、、んー、
💛→1番似てるし1番使えるキャラなはずなのにずーーーと別次元に飛ばされてて白黒だし、すぐ場面変わるし、十四松はシリアスにも感動系にもバカな話にも使える万能キャラなのにほったらし〜〜〜(白目)
監督さんに十四松愛がないのがよく分かりました、。
野球させとけばいいだろ感...
☃️💖→いや私はもう佐久間くんに聞きたいよ??アニメファンとしてどう???ここまで完璧に十四松なのにこんな蔑ろにされるの悔しくね?!と語り明かしたい気分です。ぶっ飛ばされるときにブォェヴァ❗️というあたりほんとにファンなんだなあ(感動)
💖→これもめっちゃ惜しい!あざと可愛いとこが少なくてずっと腹黒な印象。もっと末っ子で唯一コミュ力があってスタバで働いた経験もあるトド松をまして欲しかったなあ!お顔キュルキュルで可愛いのにもったいない。
☃️🤍→あまり背が高いなも気にならなかったし、宮野真守に見えるくらい張り切った演技と顔のうるささ(めちゃくちゃ褒めてる)に感動しました!
年頃で一生残るものなのにここまでやってくれて本当にありがとうの気持ち!!
(その他のキャラ)
高橋ひかるちゃん演じるトト子ちゃん、こんなアニメみたいな体型の子いるんだあって惚れ惚れするくらいとにかくスタイルがいい。そして可愛い。しかしひかるちゃんがすっかりキレキャラ(?)が定着してるのでそんなに意外性はなかったかなあと思いました。
チビタはほんとによかった!!!この映画の中で1番アニメに近いのはチビタ!!!!!桜田ひよりちゃんって透明感があって儚いイメージだったのに、しっかりと存在感があって、思いっきり演じててすっかりファンになりました!もっと桜田ひよりちゃん注目されてほしい!
チビタだけは本当に文句なかったです!
イヤミは場面が変わるたびにシェー!って言うだけの歯がでかいただとおじさんでした。
おフランスの話もなければ6つ子と絡むシーンもない。
人で要因かな〜くらいの印象しかないです。
俳優さんはイケオジで日常生活にまで歯をつけて慣れようとしてくれたくらい真剣に役に取り組んでくれてるのに、、、。残念すぎました。
ハタ坊は信じられないくらいきしょかったです。
なんでおじさんにしたのかも、旗をべろべろなめてるのかも謎とにかくきもかった。不愉快なきもさ。
過去シーンで出てきたハタ坊の子役の子連れてきて
「僕がCEOだじょ〜」というほうが遥かにマシ。
ひとさまにはすすめにくいけどハマれる人にはめっちゃ楽しい
映画館で声を殺して大笑いしながら見れました。笑って元気出したい時にまた見たい映画です。が、ちゃんと楽しむには見る人の前提条件が多分あって、万人ウケしそうなわかりやすいポップさに見える割に、なかなかひとさまにはお勧めにくい映画でもありました。
この映画を楽しんで見るには、アニメおそ松さんの予習が済んでいることが最低条件で、さらにメタありパロありで複雑な構造の物語なので(厳密に理解できてなくてもシーンごとに笑えますが)、そこら辺に気がつけるくらいにオタクカルチャーに染まっていると良さそうです。
そこらへんの条件クリアして世界観とかストーリーやパロがわかるようになってくると、脚本の秀逸さとか、それを成立させてる演出とか、イヤミやちび太の違和感のなさとか諸々すごいな!と思えました。笑いと感嘆でお腹いっぱいです。
言葉が出ない
正直、この映画をみるべきではなかったです。
がっかりしました。残念。
私はsnowmanのファンでもなくただ内容を見に行った者です。
ファンにとっては推しがみれるという点ではいいかもしれませんが、内容だけをみるとひどいです。酷すぎました。
実写とは、本来は実況や実景など、あるがままの様子を文章や絵で表現、またフィルムなどに写しとることであり、記録映画を指すことです。ですがこの映画は内容が全くと言っていいほど違うし、そもそもでてくる本人たちが"実写は無理がある"などの否定のセリフもあります。
そして起承転結があるものが普通の映画ですが、この作品は起承転転転転………………ずっと何かしら起こっていて、まとまりがありません。更に、6人の物語を同時進行に進めつつ、"終わらせ師"という謎キャラもでてきて見てる側からしたらこんがらがってしまい、何をしたいのか何が何だかわかりません。
まとめると、全てにおいて中途半端です。
最後の終わり方もよくわからないし、物語としてのまとまりがない。予告だけみて、少し興味を持っていましたが内容を楽しみたい方(特に映画ファン)や原作ファンの方は見ない方がいいと思います。
ほんとに酷かったです。つまらなすぎて途中で眠くなりました。こんなにもつまらないと思った映画は初めてです。
面白かった。
今日はじめて観ましたが個人的には面白かったです。
ネタバレになってしまいますが、おそ松達と顔がそっくりの息子を亡くしたお金持ちの夫婦と知り合いになり、養子として選ばれるために兄弟がそれぞれに自分磨きを始めるのですが、おそ松は東大を目指し勉強を始め、カラ松は強くなるために体を鍛え、チョロ松は脱オタして女性に慣れる為に街でナンパを始めます。一松は就活、十四松はメジャーリーガーを目指し、トド松は起業のため動き出しますが、そこで六人それぞれのストーリが展開されていきます。
この映画は数々の名作をパロディーしながらも、六つ子の本質を描いているように思います。
図書館で勉強をするおそ松は春という女性と出会い、甘酸っぱい青春物のようなストーリーが展開されるのですが、そこにナンパ師から№1ヤクザホストのチョロ松が絡んできます。
おそ松の視点で見ると日本の恋愛ドラマでチョロ松の視点に立つと韓ドラの男主人公の視点に立つことができますが、この映画はそれぞれのルートに分かれた兄弟達の個々の願望を強く反映させた設定が繰り広げられます。
おそ松は自分の為ではなく誰かの為じゃないと、動かない人なんだろうな思いました。なぜなら、ヒロインが出てくるルートはおそ松だけなんです。そこにチョロ松も絡んでくるのですが、ヒロインとの出会い方に違いがあります。
参考書(?)を取ろうと手を伸ばしたおそ松の手に重なる春の手そこから二人は意気投合し、一緒に勉強をする仲になっていきます。
初日様子を見に来たトト子ちゃんに「誰が養子になってもいいけど、寂しい思いは俺がしてやらないと」みたいなことを言っていて、彼にとっての原動力は弟達なんだと思いました。
しかし、いまは弟達は傍にいない一人だけが養子になることに対して「寂しい」と、発したおそ松はきっと、寂しがりで一人で過ごすことが苦手だから春に会えることを原動力にして図書館に通っているのではないか。でも、根幹には弟達がいるので恋愛に現を抜かすのではなく勉強を続けている。おそ松は青春みたいな恋愛に憧れているのではないだろうか。
そして、その春に店の呼びかけで声をかけるチョロ松だがすげなく断られてしまう。もう、ドルオタではなく№1ホストのチョロ松自分に靡かない春に花より男子時代から特に韓ドラで乱用されている「面白れぇ。女」状態になります。ここで思うことは「自分が一番まとも」と、言っているチョロ松は実はヤンチャしたい気持ちがあり、ロマンチックで運命的な出会いにも憧れているということではないでしょうか。
カラ松のストーリはハリウッドドラマ仕立てで記憶を失くしたカラ松は自分をFBI捜査官と思い込みストーリが進みます。英語が解らないので他の登場人物とは会話がかみ合っていないのですが、何故かストーリは順調に進んでいきます。そのせいで悪の組織のメンバーになってしまうのですが、彼は自分が正義側というスタンスでストーリを進めていくのです。
終いにはトド松の主催するゲーム会場にチームで殴り込んできます。
きっと、カラ松は正義のヒーローになりたい男なんだと思います。
十四松はメジャーリーガになるべくバットで作ったイカダで渡米を決行するも雷に打たれて白黒の時代劇へとタイムスリップ。
多分、七人の侍のパロディーですが十四松が順応しないので時代劇ではなくタイムスリップ物になると思います。
十四松のストーリには強い願望や欲望の反映が見られなかったので自分は十四松それ以上でもそれ以下でもない。と、いうか感じに見えました。
一松は就活するものの上手く行かず、公園で飲んだくれていると真っ黒な招待状を渡されて怪しげなゲームに参加することに主催者はなんと末弟のトド松。あんなポップなプレゼンからなんでこんな禍々しい組織が生まれたのか困惑するぐらいのデスゲームを提案します。
カイジ・賭ケグルイ・イカゲームを彷彿とさせる内容。
トド松は人の上に立ちたい支配したい、思い通りにしたい。という願望が兄弟のなかで群を抜いて強い印象。でも、その我がまま具合がまさに末っ子。
この映画にはエンド・クローズ・ピリオドというオリジナルキャラが登場し、お馴染みのイヤミ、チビ太、トト子ちゃんと共にストーリーを回していきます。
オリキャラの三人は終わらせ師となのり兄弟達それぞれのストーリを終幕に導くために奮闘するのですが、一松にトド松とのゲームの為に血を抜かれたり、マグマの上に吊られている板に乗せられ、十四松と一緒に雷に打たれ時空を彷徨ったり、終いにはトド松に改造されたりと踏んだり蹴ったりな目に遭わせられます。
一松のストーリは途中でトド松と合流しますが、一度フェイドアウトして再登場する頃にはjokerのようなメイクをしており発狂しながら爆弾を投げます。
一松は訳の分からない努力を始める兄弟もいたなか就活といういちばん堅実な努力を始めたことから、根は真面目であり、切実な男なのでは無いかと思います。
そういう人が誰にも認められず、決死のゲームでも結果を出せずに狂ってしまう。
ゲームの下りはともかく、パロディー元のjokerが悪の道に堕ちていくのと似ている気がしました。
一松は承認欲求が強いのかもしれません。
おそ松が誰かを必要としているなら一松は誰かに必要とされたい人間なのかも。
終盤のクローン人間の件はちょっと、弛みますが総合的には面白かったと思います。
複数回みていけば、どんどん解像度があがっていくと思いますが映画館が近くにないので初回ですが書き込みました。
主演を務めたアイドルグループの方々の必死な様子が画面越しに伝わってきて、キャラを落とし込むのに苦労したんだろうなと感動しました。
実写化はリスペクトが無いと成り立たないので、それで言うなら数少ない成功例だと個人的には思っています。
だいぶ人を選ぶ映画ではあるが自分は好き
個人的にはどハマりして3回見ています。
率直に書くとおそ松さん好きだとしても、だいぶ人を選ぶ作品であると思います。
なぜなら、「おそ松さんの実写」ではなく、「実写のおそ松さん」だからです。
何言ってんだこいつ、一緒だろと思われるかもしれませんが、これ以外言いようがありません。
向いていると思われる方
◯B級映画好き
◯おそ松さんの空気感が好き
◯SnowManが好き
◯実写に抵抗がない方
◯何でも楽しめる方
向いていない方
×メッセージ性のあるストーリーを求める方
×おそ松さんが好きだが自己のキャラ解釈が強い方
×おそ松さんを知らず、かつある程度の映画(とくに邦画)鑑賞の素地を持たない方
×下ネタ等のギャグが苦手な方
予算のある愛のあるクソB級パニックコメディであることは間違いありませんが、笑いどころを全てを理解するにはわりと解像度を求められています。
というのもこれがメタパロなんでもありのおそ松さんだからです。何度も言いますが、SnowManを使って派生した実写で「おそ松さん」のコメディをやっているだけの映画です。
しかし、考えるな、感じろ。とは言うほどではなく、ちゃんと本筋の大きなストーリーはあります。少なくともスターウォーズのシークェルよりは一貫性があります。
1回目は何のことかさっぱりわからず、涙を流すくらい笑って情報量に脳がフラフラになりながら映画館を出ました。
2度目でストーリーラインに集中できます。多分。
3回目でようやく小ネタが拾えるところまできました。
万人にお勧めできるわけではありませんが、そもそも万人におすすめの映画なんてないので、そこは上記を見て自己判断してください。
以下は中身のネタバレになります。
冒頭のストーリーはまずひょんなことから知り合ったおそ松にそっくりな大金持ちの養子に選ばれようと努力する兄弟たちですが、そこからが一気にカオスになります。
早々に「実写はきつい、パーカーと髪型だけで6つ子とか無理ある」などのおそ松さん特有のメタ発言、規制表現が入ってきます。
実写だから6つ子は無理があっても、設定では髪型と服が一緒で同じ顔。予防線かと思ったら、伏線でした。
6つ子それぞれ努力をし始め、それぞれのストーリーが描かれて行きます。東大に入ろうと猛勉強するおそ松、強くなろうとトレーニングを始めるカラ松、脱オタして女性に慣れようとするチョロ松、就活しようとする一松、メジャーリーガーになろうとする十四松、起業しようとするトド松。
ここまではまだまともな映画の殻を被ってましたが、それぞれ華麗に脱線していきます。
いきなりRAD風BGMとともに三角関係の恋愛映画を始めたり、いつのまにかナンパ師からホストヤクザになったり、人生を変えるなぞの招待状をもらってしまったりといきなりストーリーが5つに分かれます。
ガンガン展開していくストーリーに、トト子ちゃん、チビ太、イヤミがそれぞれツッコミ役としてこの脱線したストーリーにこちらの代わりにツッコんでくれますが、6つ子の暴走は止まりません。
30分程度茶番が進んで、この調子で見るのしんどくね?となった時にようやくオリキャラである物語終わらせ師のエンド、クローズ、ピリオドが参入してきます。
オリキャラがこんなにありがたい展開もないです。
「お願い、負けないで終わらせ師!あんたが今ここで倒れたら、このクソ映画どうなっちゃうの? エンドはまだ残ってる。ここを耐えれば、6つ子に勝てるんだから!」
次回、「終わらせ師乙」。デュエルスタンバイ!みたいになっちゃうんですけど。
真面目で不憫でかわいか見えてくるし、6つ子に変なことはしません。むしろ6つ子がします。
個人的に面白かったのは、トド松一松の繰り広げるカイジ/賭ケグルイパロディターン、あとエンドが出てくるたびに笑いが出ました。いちいち間とか口調が面白かったです。
おそ松チョロ松ターンはストーリー展開上どうしても中弛みしてしまうのでエンドが出てくるたびに、笑いで大事な緊張と緩和をいいバランスに持っていってくれます。
戦国時代に飛ばされ白黒になった十四松が七人の侍パロディをしているんですが、西ドイツB級映画のベルリン忠臣蔵を思い起こさせて笑いが込み上げてきました。全編ボケ倒したベルリン忠臣蔵に比べたら、このターンにいないだけで、映画本編にツッコミ役が3人もいるおそ松さんは観客に優しいとも言えるのですが。
あとはまさか推し俳優である榎木孝明のあんなメイクが見られるとは思わずのけぞりました笑
南果歩さんのかわいさ溢れるおばあちゃん風味も悪の女王感も味わえて最高でした。何度もここで可愛いと思うし、高笑いのシーンは興奮しています。むしろこんな映画によく出てくれたなあ…。エンドロールのおふたりがキュートなので多分まだ通います。
まぁ、こんなもんかな
日本映画の中でも特に実写化はひどいものが多いが、今作はその中ではマシな方。しかし、底辺高校で首席でも他では全く通じないように映画のクオリティとしてはかなりレベルの低さが目立った。また、SnowManを無理やり出演させたため顔も似てないのに6つ子にしたり、オリキャラを追加したりとの改変もみられる。映画の内容に関して述べていくと前半部分では実写化に対する意見を登場人物が述べるなどの寒い自虐ネタが使われ、かなり滑っていた。その後の展開は6つ子が養子になるため各々で努力をするのだが、ここからSnowManファンのための劇場見たいのが始まり、話がめちゃくちゃになっていく。SnowManファンは楽しめるだろうが、それ以外は虚無のような時間を過ごすことになるだろう。結論としてはSnowManファンは楽しめるかもしれないが、一般的な映画を期待した人からすればクソ映画として認識されてしまうだろう。実写化自体が無謀な作品なのでこのくらい割り切ってしっかりと興行収入を獲得するのは戦法としてはありだろうが、元の作品に対してかなり無礼な行為にも思えし、長続きしていくとは思えない。
おそ松さんのノリを知ってれば面白い!!!
松アニメを一通り見ただけのにわかです。
あの世界観を実写化、しかもオリキャラあり…と戦々恐々としながら見ましたが凄く面白かった。
メタ発言の連続と勢いで進んでいくが、演者の演技力と間や編集・音響が優秀。
邦画あるあるのパロディ自体も面白いけれど、どうまとめるのか不安になったところでオリキャラが活躍していた。むしろあのオリキャラがいないと駄目だった。
ラストシーンでは怒涛の設定改変でクライマックスへ向かう。
(若干の中だるみも感じてしまったが)ちゃんと着地させて6つ子の日常に戻したのは本当に脚本がすごい。
ただ、おそ松さん独特の笑いのノリを軽く知っていないとわかりにくいかもしれない。
おそ松さんの雰囲気やノリが好きならたぶん好き
幻の1期1話を思い出すって感想を見かけたけど本当にそう!パロディやメタ表現満載でおもしろかったです。
本当に満載なので元々そういうノリや話が好きじゃなかったりあるあるネタ共感できないくらい昨今の作品に触れてなかったりするとよくわかんないって思っちゃうのかも。
おそ松さんファンでもキャラ萌えとかのタイプなら向いてないかなと思います。(でも声とか話し方想像より遥かにキャラに寄せていてびっくりしました努力感じる)
関わってるひとたちからアニメへのリスペクトを感じて嬉しかった。期待以上。
地雷になりがちなオリキャラもめちゃくちゃ良かったですよ。
B級映画好きなら好きかも
何がどう酷かったか中身も書かずに批判している人がいるのでここでファン以外のレビューをひとつ。
おそ松さんアニメは当時一期数話でノリについていけなくて脱落、むしろ好きじゃない部類でしたが、Snow Manファンの友達の付き添いで観賞。
普通に面白かった。
設定を逆手に取ったメタにメタを重ねた脚本、パロディー満載で織り成すギャグ、正直好きでしたね。
リーゼントの人の演技がことごとくツボでした。なんか映るだけで面白い。本当にジャニーズのアイドルか?
疲れてる時に頭空っぽにして見たいやつです。
見る度に理解度が上がる
おそ松さんのアニメ知識が少しでもある人や、基本設定を知っているスノーマンのファンは楽しめる。
実際最終局面での伏線の回収が凄かった為脚本と話題性で実写映画としては成功だと思ったが、中盤少しダレたり場面転換が分かり辛い部分もあった。あと長い。でも既に複数回見てる為中毒性があるという点で星5。
普通に面白かったです!
辛辣な意見も見られますが、普通に面白かったです!
脚本も監督もすごい!
原作にも役者にもパロディ元にもリスペクトが感じられる、すごい脚本だったと思います。
確かにおそ松さんの世界観もパロディ元も何となく分からなければあまりにもカオスかも。
でもとても丁寧にアホとカオスを作っていて、感心さえしてしまいました。
はちゃめちゃコメディを見たい気分の時はオススメしたいです。
スノ担ですが、面白かったです!
アニメおそ松さんは、実写化が決まってから見ました。
スノ担様はぜひアニメおそ松さんを見てから映画館に行ってください。
<アニメ見なかったら>
・意味わからん
<アニメを見ると>
・おそ松さんの世界観だ!面白い!
・おそ松さんの世界観だ!苦手!のいずれか。
※私は「面白い!」派でした。
アニメ見たほうが「SnowMan原作を再現しようと頑張ったな」ということも分かるはずです。
お粗末な映画
ネットの中でもかなり評価がわれており、気になって映画館へ行きました。結論から言うとおそ松さんのアニメを見ていたとしてもクソ寒いギャグの連続で地獄のような時間を過ごしました。日本映画悪いのところもよく出ており、興味本位で一見してみるのはありでしょうが1900円を払ってまでする価値があるかと問われるとないとはっきりいえます。しかし、散々叩きましたがこの映画を楽しむ方法もあります。それは頭を空っぽにし、何も考えずに見ることです。この映画を見る予定のある人は是非参考にしてください。
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