ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガードのレビュー・感想・評価
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ライアン・レイノルズ、おとぼけキャラが炸裂!!
ライセンスを取り消されたボディガードのマイケル
(ライアン・レイノルズ)のところに、
殺し屋ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)と、
彼の妻ソニア(サルマ・ハエック)が現れて、
マフィアに捕まったダリウスを助けるため手を組むことになるが、
ソニアに振り回されて四苦八苦。
ヨーロッパ中を逃げ回る羽目になる。
もちろん詰まらなくはないです。
だけれど思わずプッと吹き出すとか、ニヤリと膝を打つ・・・
そういう場面があまりなかったですね。
よくよく考えてみると、サミュエル・L・ジャクソンのキャラクターが
いつもの彼でなくてコミカルでしたね。
大体に新婚旅行の初夜に逃げ出す花婿の役ですよ。
その理由が、男の大事な場所に銃弾が跳ねてきて怪我して、
それで子作りに難点がある設定。
子供を欲しがってる妻ソニアの期待に応えられないで悩む!!
サミュエル史上最弱の男。
この設定、可笑しいといえば可笑しい。
恐妻家のサミュエル。
ぶっ飛んでてサイコで、だけど夫を愛してる妻ソニア。
逆に言えばライアン・レイノルズに見せ場が少なかったです。
7000万ドルの製作費に豪華俳優を多数起用。
マイケルの師匠のモーガン・フリーマン。
ラスボスのアントニオ・バンデラス。
ライアン・レイノルズってハリウッド一番の出演料と聞きます。
一説には一本2700万ドル!!
嫌だ、この映画の殆どは役者の出演料じゃないですか?!
コロナ禍で撮影も苦戦、公開も少なく。
多難な映画だったんですね。
やっぱり、脚本が何より重要ですね。
もう少し、文句無しに笑える台詞を聞きたかったです。
作りが雑になった気が…
安定感あり…
アクションあり、コメディあり、前作より突出した面白さ、目新しさは無いのだが、マイケル父が出てきたり、キンケイドが不妊だったりと新たな要素を盛り込み、工夫している感じ。何よりソニアが前作より出演シーンが増え、メインキャストの中でも一番目立っており、サルマ・ハエックが好演していた。
あんたは私達の息子よ
相変わらずな感じですね。
モーガンフリーマンが出てきた時には笑ってしまった。 豪華なキャスト...
殺し屋とその妻と用心棒
普通は殺し屋から要人を守らなければならないが、こちらは訳あってその殺し屋を守るハメになったボディガード。
痛快アクション・コメディの続編。前作と併せて鑑賞。
にしても日本では、前作は配信のみで劇場未公開、今回は劇場公開とヘンなスタイル。観に行って、アレこれ続編だったんだ…と知った方も多いのでは?
前回の活躍により、賞も戴いて華々しくボディガードの世界へカムバック!…とはならなかった。
寧ろその一件でライセンスを剥奪され、“クロサワ”のトラウマ悪夢を見、カウンセリングに通うブライス。
カウンセラーから厄介払い…じゃなくて勧められて、初めて休暇を取る。
やって来ました、イタリアは(パンツみたいな)カプリ島!
銃も殺しも無い日々(正確にはまだやって来て12時間だけど)を満喫。
しかし!そんな彼はまたしても…
因縁の相手、キンケイド。
でも、キンケイドはキンケイドでも、キンケイドの妻ソニア。
新婚旅行でイタリアを訪れていたキンケイド夫婦。が、夫が何者かに囚われてしまった。
「マイケル・ブライスを呼べ」
ちゅー事で、ソニアはブライスを無理矢理…いやいや、協力を求め、夫を救出。
再会早々、お決まりのバトル・トーク。キンケイドは“ブライスを呼ぶな”と言った筈なのに、ソニアは“ブライスを呼べ”と聞き違えたようだけど…。
何はともあれ、救出。めでたしめでたし…って、早すぎない?
本題はここから。
直後、何者かに身柄を拘束された3人。
インターポールのオニールは、海運王アリストテレスがギリシャ再興の為にEUへ企てるサイバー・テロを突き止め、情報屋を使っていた。
ところが、その情報屋が殺されてしまう。殺したのは、ブライスら。この情報屋、キンケイドを拉致してひと悶着あって…。
情報屋を失ったオニールにより、ブライスらはサイバー・テロ計画阻止という任務を課せられる事に…!
殺し屋を警護する任務から、今回はテロ計画阻止任務へ。
再びタッグを組む事になったブライスとキンケイド。二人のやり取りはもはや安定。
今回これに加わるのは言わずもがな、キンケイドの妻ソニア。
前作では出番は僅かだったが、強烈なインパクトを残したソニア。女詐欺師。
夫を罵り倒し“ゴキブリ”と呼びながらも、愛している。キンケイドもそんな妻にゾッコン。
キンケイドも無鉄砲なら、ソニアもクレイジー・ワイフ。
そもそも序盤の銃撃戦は追っ手ではなく、自分のお尻を触った不届き者へのやり返し。
言動もアクションもヤベーくらいイカれてる。
爆弾仕込みの腕輪を付けられるわ、アリストテレスとも浅はかならぬ関係。そうそう、その昔、『デスペラード』で…って、これは違う作品か。
まあ確かに前作でチョイ役には惜しいキャラだったが、まさか続編では主役格でしかも物語の主軸になろうとは…。
続投サルマ・ハエックが男どもが霞むくらい見せ場をかっさらう。
アクションもパワフル。それ以上に強烈は、子供には聞かせられない言葉遣い。
その一方で、いい母親になりたいと願っている。
夫をゴキブリ呼ばわりしながらも、信じ愛す。“カルメン勘違い”は何だかキュート。あちこちでおっぱじめたり。ブライスに見せる母性も…?
それから、年増呼ばわりは厳禁。命が欲しかったら…。
サルマ・ハエックが楽しそうにノリノリ快演。彼女単独主演のスピンオフだって作れそう。
そんなクレイジー・ワイフに押され気味だけど、男たちの奮闘も忘れないで。
こちらが主役です。ライアン・レイノルズ&サミュエル・L・ジャクソン。
二人の掛け合いやアクションはさらにアップ。
只今キャリア絶好調のライアン。前作は真面目気味だったが、今回は持ち前のコミカルさは3倍増し。ジョークやメンタルダウンでカウンセリング通いやマクレーンばりのぼやき節や“未来の自分”と電話でお話。不運やトラブルいっぱいの巻き込まれ。そんな中で魅せる笑いやアクションやカッコ良さこそ、僕らのライアンだ!
サミュエルも『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『~エンドゲーム』でナシだった見せ場の鬱憤を晴らすべく、ハイテンション爆演。
新キャストでは…
今回の黒幕は、アントニオ・バンデラス。本作や『アンチャーテッド』で悪役続くが、余裕の存在感。
本を出すほどの伝説のボディガードで、ブライスの父に、モーガン・フリーマン。ハイ、言いたい事は分かります。キンケイドもそうだけど。義父。便りがいあって、ブライスもパパに認められたい一心だったけど…。
キレ者なのか無能なのかフランク・グリロも出ていて、またもやキャストはアメコミ関係者揃い。バンデラスだけ違うけど…。
にしても、アメリア何処行った? 美人さんだったんだけど…。
リチャード・E・グラントの贅沢なワンシーン無駄遣い(笑)
今回もアクションは“トリプルA”。
肉弾戦、銃撃戦、チェイスに爆破。
殺し屋vs殺し屋、ボディガードvsボディガード。
それらをキャストたちの絶妙な掛け合いやユーモア交え、本当に痛快。
今回もツッコミ所は多々。
ボディガードが殺し屋を警護するというのがポイントだったのに、今回はただのドタバタ巻き込まれアクション。
ブライスパパもすぐ察し付く。
ギリシャの経済破綻やサイバー・テロなど現実味あるポリティカル要素を取り入れながらも、活かし切れてない。あくまで物語の背景や設定。
いざ話が始まると、ひたすらノーテンキで痛快な80年代~90年代のノリの娯楽アクション。
まあ、良くも悪くもそれが面白味。
エンドロール後の“捧ぐ”がこれまたユニークの極み!
「死ぬ気で生きろ!」。中身ナシに見えて、ちゃんとブライスの再生物語にもなっている。
望む声が途絶えなければまだまだ続けられそう。
次はキンケイド夫婦に赤ちゃんが産まれて、『ヒットマンズ・ファミリー・ボディガード』なんて如何でしょう?
あ、でもそういや、“養子”になったんだっけ。
2022 159本目
何コレ面白かった!
ぶっ飛びワイフ!
もう少し話題になってもいいのでは
前提として
・予告編は観ていない
・前作、「ヒットマンズ・ボディガード」は未視聴
アクション映画を製作、余力を全てギャグ要素に注ぎ込んだような作品。
とにかくギャグシーンが大量に入る。銃撃戦が始まったかと思いきや、ギャグシーンが2,3か所も挟まる。カーチェイスが始まったと思ったら、常にギャグシーン状態。
「ひたすら笑いを狙い、カッコいいアクションシーンは絶対に外さない!」というスタンスを感じる。
狙いすぎてテンポが気になるところもあったのは少し惜しかった。
とめどなく放送禁止用語が飛び交うのは痛快。Fワードの代名詞、サミュエル・L・ジャクソン。ぶっちぎりでキャラが濃いサルマ・ハエック。絶対に死なないライアン・レイノルズ。
モーガン・フリーマンの扱い方も面白い。
まとめると、イカれているキャラクターたちが繰り広げる、笑いマシマシ銃撃映画。少し気になるところはあったが、もう少し話題になってもいいと思えるぐらいには面白かった。
前作を見てなくても巻き込まれていくから大丈夫。
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