劇場公開日 2022年4月8日

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「ライアン・レイノルズ、おとぼけキャラが炸裂!!」ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ライアン・レイノルズ、おとぼけキャラが炸裂!!

2023年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ライセンスを取り消されたボディガードのマイケル
(ライアン・レイノルズ)のところに、
殺し屋ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)と、
彼の妻ソニア(サルマ・ハエック)が現れて、
マフィアに捕まったダリウスを助けるため手を組むことになるが、
ソニアに振り回されて四苦八苦。
ヨーロッパ中を逃げ回る羽目になる。
もちろん詰まらなくはないです。
だけれど思わずプッと吹き出すとか、ニヤリと膝を打つ・・・
そういう場面があまりなかったですね。
よくよく考えてみると、サミュエル・L・ジャクソンのキャラクターが
いつもの彼でなくてコミカルでしたね。
大体に新婚旅行の初夜に逃げ出す花婿の役ですよ。
その理由が、男の大事な場所に銃弾が跳ねてきて怪我して、
それで子作りに難点がある設定。
子供を欲しがってる妻ソニアの期待に応えられないで悩む!!
サミュエル史上最弱の男。
この設定、可笑しいといえば可笑しい。
恐妻家のサミュエル。
ぶっ飛んでてサイコで、だけど夫を愛してる妻ソニア。
逆に言えばライアン・レイノルズに見せ場が少なかったです。

7000万ドルの製作費に豪華俳優を多数起用。
マイケルの師匠のモーガン・フリーマン。
ラスボスのアントニオ・バンデラス。
ライアン・レイノルズってハリウッド一番の出演料と聞きます。
一説には一本2700万ドル!!
嫌だ、この映画の殆どは役者の出演料じゃないですか?!
コロナ禍で撮影も苦戦、公開も少なく。
多難な映画だったんですね。
やっぱり、脚本が何より重要ですね。
もう少し、文句無しに笑える台詞を聞きたかったです。

琥珀糖