スレイヤー 7日目の煉獄

劇場公開日:

スレイヤー 7日目の煉獄

解説

型破りな不良神父と真面目な新米神父が史上最強の悪魔に立ち向かう姿を描いたホラー映画。悪魔祓いの学校を優秀な成績で修了した新米神父のダニエルは、世界で最も有名な神父ピーターから指導を受けることに。ピーターは不良のような見た目と口の悪さで、およそ神父らしくないはないが、過去に壮絶な悪魔祓いを経験したことで知られていた。ピーターは奇怪な事件現場にダニエルを連れ回し、実地訓練のごとく次々と悪魔祓いを経験させる。そんなある日、一家惨殺事件が発生し、唯一の生存者である少年チャーリーが犯人として疑われる。2人がチャーリーに悪魔祓いをしようとすると最強の悪魔が現れ、恐るべき陰謀が明らかになる。ピーターをガイ・ピアース、新米神父ダニエルをメキシコ出身の若手俳優バディール・デルベスが演じ、「ドント・ブリーズ」のスティーブン・ラング、「ナイスガイズ!」のキース・デビッドが共演。監督・脚本は「アンデッド/ブラインド 不死身の少女と盲目の少年」のジャスティン・P・ラング。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2021/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2021」(2021年7月9日~8月5日)上映作品。

2020年製作/87分/PG12/アメリカ
原題または英題:The Seventh Day
配給:アットエンタテインメント
劇場公開日:2021年7月26日

スタッフ・キャスト

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(C)2020 Cinestate Seventh Day, LLC

映画レビュー

3.0エクソシストは年中無休、神は完全週休一日制

2022年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

 悪魔祓いに関する事件が公となり世間で論争が巻き起こったことから、バチカンはエクソシストに対し否定的な立場をとらざるをえなくなり、エクソシストの訓練養成継承をやめたという。しかし世界的には悪魔の憑依が急激に増加しており後継者不足は業界において死活問題だった。

 そんな事態を重く見た現場の厳しさを身をもって知る少数精鋭たちが、御上の方針に背きエクソシストの後継者育成を敢行。地上で勢力を広げつつある悪魔に対抗できる聖なる軍団を着々と築き上げていた。

 エクソシスト保育園で2週間過酷な訓練に励み優秀な成績をおさめたダニエル神父は後継者候補筆頭で、この度型破りだが悪魔祓いの実力も人材育成の実績も豊富なピーター神父の下で教えを乞うことに。最強バディが結成され世界は安寧へと向け歩み始めた...

 「なんだこいつ?」からの「この人実はすげぇヤツ?」。右も左もわからない中で実践投入され、そんな困惑の中で最適解を提示してくれる師に魅せられる。言い分も実に正当性があり合理的、とても耳障りよく聞こえる。しかしよくよく彼の言動を反芻してみれば、その信用はある種の盲信ではないか?とする疑問がジワジワと。

 型破りと言いつつ全然正攻法な戦いしか示してくれない不良神父の生き様は物足りないし、新人神父が彼に心酔していく行程はもっとじっくり描いてほしいし、またそれ故に彼に疑問を抱くまでが急ぎ足であると感じられてしまうものの、

 師弟、ベテランと素人、先輩後輩という上下関係から対等なバディという関係へのシフト、2人の関係性の変化はしっかり順を追っていてダニエル神父の成長譚としての一面を丁寧に描こうとする意図は汲み取れる。

 またその中で、完全週休一日制の神に仕える年中無休の神父という立場を入り口にした、感情的な拠り所の無い頭でっかちなダニエル神父が抱く空虚さから「いったい何を信じるべきなのか?」とする問いを、信仰の問題に留めるのでなく、高速化する情報社会に晒される一般人にも通ずる問いへと落とした点は実に見事だった。

「リクルート」(2003)...「エミリー・ローズ」(2005)...「カオス」(2005)...「ザ・ライト エクソシストの真実」(2011)...「ドント・ヘルプ」(2017)...「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(2019)...

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鰹よろし

1.0モヤモヤする

2022年10月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

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A.Camelot

3.0「ホラー」というよりは「オカルトサスペンス」。でも、サスペンスしていない。

2022年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

少年による家族惨殺事件を調べる悪魔祓い師弟の苦闘を描く物語。

「ホラー」というよりは、「オカルトサスペンス」と言った赴きの映画ですね。個人的には好みのジャンルですし、中盤迄は緊迫感もあり興味を惹かれて観ていましたが・・・終盤に失速。

全体的にアイデアが不足しているように感じます。
対決する悪魔の弱点を調べたり、対策をたてたり・・・等の展開があれば、サスペンスとしての面白さが広がったように思います。しかし、この映画はただ「悪魔祓いをする」だけになってしまい、後半の『意外性のある展開』に頼った印象になってしまいました。

私的評価は、中盤までを評価して普通にしました。

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よし

2.5エクソシスト

2022年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

新米のエクソシストが、型破りなベテラン(ガイ・ピアース)に指導される。
そして悪魔が憑依した少年の悪魔祓いが始まる。
新鮮味に欠けるのが残念。

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いやよセブン